こんにちは。
網膜剥離を起こし、入院・手術した息子(小3、8歳)が退院して、9日が経ちました。食欲も戻り、体力も戻ってきたので、今日から小学校に復帰です。
担当医師からも許可がでました!
2回目の息子の入院についてはこちら。
一方、この緊急事態宣言下で分散登校になってしまった娘は、今日から年間予定通り中間考査となりました。が、分散登校継続中なので、今日は午後にテスト、明日は午前中にテスト、明後日は午後にテストというスケジュールになっています。
ややこしい…。
分散登校についてはこちら。
通学に使うバスの都合、11時過ぎには家を出てくれたので、ほんと久々に、久々に!!!家に私ひとりとなり、のんびりした時間を過ごしています。
解放感。
そんな私の気持ちとは裏腹に、久々に小学校へと登校する息子の心境は複雑なようでした。
息子が退院してからの自宅学習は
<前回の入院・手術時は>
前回、白内障のときの入院時は、8月初旬で夏休みの始めだったため、
いつから登校できるの?
とか
日々進む勉強や宿題はどうする?
とか
体育の授業や掃除の時間はどうする?
とか、問題が発生することはありませんでした。
夏休みの宿題は、入院前の7月にできる限り行い、退院してからは、体調を見ながらやり残した宿題を少しずつ進めることができたので。
そして、9月からは普通に登校し、体育も掃除も普通に行う予定にしていたのです。
そう、最後の外来診察を受け、最終確認をするだけと考えていました。
<急展開で予定が全く立たなくなり>
が…新学期直前に網膜剥離を起こしていることが判明したため、慌てて担任の先生に電話で状況をお伝えし、とりあえず、無期限の欠席となってしまったのです。
*9月1日に、夏休み前に持ち帰った習字や絵の具道具、机の中身、音楽の道具一式を持っていき、夏休みの宿題、通知表など提出だけしに行っています。
学区内の公立小学校なので、緊急事態宣言下でもオンライン授業があるわけではなく、休めば休んだだけ、日々の勉強に置いてきぼりになり、宿題が山積みになるだけです。
いきなりの入院・手術で頭がくらくらする中、勉強をどう両立すべてきか、正直、心配で心配でなりませんでした…。
入院中に、担任の先生よりお電話があり、
勉強は後からいくらでも取り戻せるので、今はしっかり病気を治すことに専念して下さい!
と力強い言葉をいただき、ほっと胸をなでおろしました。
とはいえ病室に戻ると、同部屋の入院の子供たちがオンライン授業を受けていたり、宿題をこなしている姿に焦りがないといったら噓でした…。
<退院後に自宅学習を開始>
予定通り1週間で退院してからも家で安静を言い渡されていたので、次の週も学校には行けそうにありません。
すぐに担任の先生に退院の旨を電話連絡し、翌日、私だけで先生のところに伺い、たまりにたまったプリントや宿題を受け取り、各教科の勉強の進み具合を聞いてきました。
幸いにも手術した左眼以外は元気で、食欲も戻っていたので、すぐに自宅学習の開始です!
息子からはかなり文句が出ましたけどね…。ようやく自宅に戻れたんだから、ビデオを観たり、おもちゃで遊んだり、工作したりしたいと。
他のお友達は1日学校に行ってるのだから、午前中だけは勉強しよう!と納得させ、自宅で勉強を開始しました。
<算数は抜けを作らない!>
小3の勉強なんて、1~2週間くらい、何なら1か月ほど抜けがあっても大丈夫という声も聞こえてきそうですが…算数は疎かにできないのですよね。先生からも
他はやれれば…という程度でよいですが、体調を見ながらも…算数だけは優先的にやって下さい!
と言われていました。
そりゃそうですよね。
算数って、初歩である足し算、引き算、九九から、ずっと高校数学まで繋がっていますからね。どこかが抜けると、算数きらい、数学苦手となってしまいます。
高校受験を目前に「数学できない~」とかいってる子は、大概、小3、4あたりの算数から怪しくなっているものです。
大学時代に個別指導塾で講師のバイトをしていたので、そんな生徒たちをわんさか見てきました。本人に内緒でそのあたりまで遡って問題を解かしていました…。実際には数学嫌いを払拭できないどころか、受験にすら間に合わないのが現実です。
小学校中学年は肝心ですね。
しかも、息子が欠席していた期間に1章まるまる終わってしまうようなので、家庭教師状態で、教科書とコピーしていただいたお友達のノートで勉強し、その後、理解度を計るプリントとドリルで復習をさせました。
何とかなったかな?
今日がその単元のテストのようですが…。
私的には、息子と一緒にお勉強ができて楽しい時間でした♪
あとの教科は、
・国語は、一緒に教科書を何度か読み、宿題の漢字をやらせ(でも、全然進まなかった…)、
・理科は、家で育てているホウセンカの観察をし、絵や文をかいて
終わりました。社会は担任ではなく、専任の先生が教えて下さっているので、登校してからプリントをいただき、説明を受けることになっています。
できる家庭学習は全て行い、勉強面は用意万端だったのですが…気持ち的にはそうではなかったようですね。
久々の登校を目前に揺れる息子の心
夏休みなど長期休みの後って、心揺れる子も多いと思います。
うちの息子もその典型なのですが、今回は更に事情が深刻でした。というのも、皆一斉に久々の登校というわけではないですからね。
他のお友達は、9月1日より毎日のように登校しています。
が、息子は9月1日にほんのちょっと顔を出しただけで、ほぼ2カ月ぶりの登校です。気が引けて、引けてならなかったようです。
皆の輪に入っていけなかったら?
皆の話題についていけなかったら?
勉強は、1週間ほどである程度は追いついたと思いますが、それだけではない心理的な壁があったようで、昨晩からかなり心乱れていました。
学校行きたくない…
を連呼しており。
今朝もぐずぐずと起きるのを渋り、ぶつぶつ文句を言いながら着替え、朝ご飯をつつきつつ、登校時間ギリギリまで食べていました。
夫は、そんな息子の様子に余計なことをちょいちょい言って、
学校楽しみだね~
学校楽しいなあ♪
お友達が待ってるよ~
ここで行かないと不登校になっちゃうよ~
等など。息子を更にいら立たせていましたが…。
さっさと会社に行ってくれ!母の心の叫びを横に。
私はじっと静かに見守っていました。いちいち息子の言葉に過剰反応せずに、時間通りにことを進め、余計なことは言わない、そんなスタンスです。
こういうときって、何を言っても意味ないですからね。
ぶつぶつ文句言いながらも、時間をかけて自分自身で納得して、心を整理するのが一番です。だから、外野は黙るべし。
そうこうするうちに時間になると、自分でランドセルを背負って、玄関で靴を履いていました。
さすがに今日だけはと思い、私も校門まで一緒に歩いていき、見送りました。
体調が悪くなったり、どうしても帰りたくなったら、いつでも先生に言いなさい。
ママはいつでも迎えにいってあげるから。
この一言で安心したように、息子は手を振り、校内へと入っていきました。
午前中の授業が終わっても、お昼が過ぎても電話は鳴りません。
下校まで頑張れそうですね。もう、大丈夫。
最後に
迷いに迷ったのですが、前回のように何かあってからでは遅いので、今回は術後1か月は、体育を見学することにしました。
最新の診察では、担当医師から、特別禁止事項はないと言われているのですが、やはり心配なので。
体育の見学も、風で砂の舞う校庭ではなく、保健室(コロナ疑いの子がいる場合は職員室)で自習とさせていただいています。掃除も、拭き掃除などホコリの舞わない担当にしてもらって。
当然、保護メガネ(花粉症対策用メガネのような感じです)も1日中着けています。
何とか網膜剥離が再発しないことを願うばかりですね。
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