こんにちは。
前回の息子の入院時に、家に残していった食材で夫が大慌てになってしまったので…
再び息子の入院が決まった際、冷蔵庫の中身をなるべく空っぽにしていかなくては思い、開けてみると
「豆乳グルト」がまるまる1箱あるではないですか…
これは私しか食べないものなので(更年期対策でイソフラボンを補給したい)、1日で消費を決意したのですが、普通に食べるのは少し辛い…と思い、
そうだ!ヨーグルトの代用品なのだから、水切りしてみたら美味しいかも???
と思い立ち、挑戦してみることにしたのです。
さあ~出来上がりはいかに?
作り方は?そして出来栄えは?
<作り方>
水切りヨーグルトと同じ要領で作ってみました。
①大きめのボウルに2重ストレーナー(またはザル)に厚手のキッチンペーパーを敷きます。
②①に豆乳グルトをお好みの量入れ、上からラップをかけます。
注1:しっかり水切りすれば、200gだと120gぐらいになります。それを目安に、最初に入れる量を考えてみて下さいね。
注2:この後に冷蔵庫に入れるので、他の食材の臭い移りを防止するためにも、ラップは必須ですよ。
③②を冷蔵庫に入れ、1時間以上、時間が許すなら6時間ほど置いておくのが理想です。
※しっかり水切りした方がより、より凝縮された美味しさを感じられるので、お勧めです!
<出来栄えは>
仕上がりはこんな状態です。
ボウルには水分(豆乳グルトでもホエー(乳清)というそうですね)が相当量溜まっていました。そしてストレーナーには、水分が抜けギュッと凝縮された豆乳グルトが!
さあ~実食してみます。
味は?簡単にアレンジして食べてみたら?
<そのまま食べてみると>
水切り前より、豆乳独特の甘い大豆の香りが強く感じられます。
良い感じですね~。
一口食べてみると、濃厚でまろやかな大豆の味が広がります。とってもミルキーな味わいです♪その前面に立つまろやかさのお蔭で、水切り前に感じていた酸味はぐっと抑えられていますよ。後味にも大豆の甘さが余韻として残ります。美味しい~。
そのままでも十分いけることが分かったので、アレンジは簡素にしてみました!
<アレンジ1>
わらび餅風にしてみました♪
水切り豆乳グルトを器によそい、きな粉と黒蜜をかけます。
きな粉の香ばしさと相まって、より一層水切り豆乳グルトのミルキーさが際立ちますね。それと黒蜜の濃厚な甘さが混じり合い、これだけで立派な和風デザートです。
簡素ですが、しっかり満足できるデザートになります。
お勧めですよ!
<アレンジ2>
フルーツと合わせるだけ。
全くアレンジも何もありませんが、お好みのカットしたフルーツと合わせるだけです。
水切り豆乳グルトとフレッシュな果実の味わいが合わさると、それぞれの良さが引き立ちますね。これ驚きです!こんなに簡素な組み合わせなのに…。
豆乳グルトのミルキーさが、新鮮な果実の甘みや酸味をも際立たせてくれます!
これだけ十分美味しいのですが、もし、物足りないと思われる方はお好みでハチミツやオリゴ糖などをかけてみて下さいね。
<アレンジ3>
超簡単にティラミス風にしてみました。
家にあるものだけで作っちゃいました。
≪材料≫
豆乳グルト 200g(水切り後は約120g程度)
砂糖 大さじ2
カステラ 2~3切れ(それぞれ薄さ半分に切っておきます)
コーヒー 1杯分(濃いめに淹れて下さいね)
ココア(無糖) 適量
≪作り方≫
①水切り豆乳グルトに砂糖全量を混ぜ合わせます。
②バットに半分に切ったカステラを乗せ、濃いめに淹れたコーヒーを回しかけます。
③器にまず②のカステラを敷き、その上に①の豆乳グルトを乗せます。これを2回繰り返し、最後にココアを振りかけたら出来上がりです。
放置しておく、どんどん水分が出て水っぽい味になってしまうので、出来上がったらすぐに食べて下さいね。
マスカルポーネを使ったものより、かなりさっぱり味ですが、これはこれで美味しいですよ。
そして、より美味しくいただくためにも、
・水切り豆乳グルトに入れる砂糖は多めに(ちょっと食べてみて甘いかなと感じる程度に)、
・そしてコーヒーは、濃いめに淹れて
下さいね。そうしないと、薄く水っぽい感じの仕上がりになってしまいます…。
残ったホエー(乳清)を飲んでみたら
<そのまま飲んでみたら>
匂いはほとんど感じられません。飲んでみると、さっぱりした清涼感が漂います。甘みや苦みはなく、ほんのり酸味が感じられる程度ですね。
これはこれで美味しいので、ゴクゴクいけそうです。全く嫌悪感はありませんでしたよ。
せっかくなので、牛乳でも割ってみましたよ。
牛乳独特に香りや味が抑えられます。恐らく、その手の感じが苦手は方でもゴクゴクいけるのではないでしょうか。
牛乳好きな私としては、ちょっと物足りない感じがしますが、爽やかな飲み物に変身してくれるので、暑い夏や疲れたときでもゴクゴクいけそうです。
更にハチミツ(やオリゴ糖などの甘味)を適量加えると、より一層美味しくいただけます。これは美味しい!!!お勧めです。
最後に
今回使用したマルサンアイ(株)の「豆乳グルト」は、豆乳を植物由来の乳酸菌(長野県木曽地方の伝統発酵漬物「すんき漬け」から発見されたもの)で発酵させたものだそうです。
この菌は、昔から味噌や醤油、漬物などの発酵食品に使われています。だから豆乳グルトは、日本人のお腹には馴染みやすいのですね。
しかも無糖でコレステロール0%、また乳成分も不使用です。更年期の女性が積極的に摂りたい大豆イソフラボンが32ml/100gも含まれています!
ただそのままいただくと、強めに酸味が感じられるため、苦手に感じる方もいらっしゃるかもしれません。(うちの酸っぱいものが苦手な夫もまた、普通のヨーグルトならOKですが、豆乳グルトはちょっと…といいます)
水切りにすれば、その酸味がぐっと抑えられ、濃厚でまろやかな豆の甘みを感じることができます。
ぜひぜひ一度、水切り豆乳グルトをお試ししただけばと思います。
その美味しいはちょっと感動ものですよ。お好みのアレンジで楽しんでみて下さいね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。