こんにちは。竹みかです。
今日(3/24)が、小学校の3学期修了式という地域も多いのではないでしょうか。
我が家の小4の息子の学校もそうです。
いよいよ小5、高学年突入!地方といえども、中学受験(受検)を考えるなら、本格的に通塾が始まります。
そんな思いのもと、先月、佐藤ママのオンラインセミナーを視聴しました。
今回で5回目です。
主な内容としては、
・今年度の大学入試共通テスト
・春休みの過ごし方
等などでした。
昨年の同時期に視聴したセミナーとかなり被る内容ばかりでしたが、新たな発見もあったので、ご紹介できればと思っています。
宿題がない春休みは、終わった学年の総復習をし、4月から始まる新学年の予習ができる絶好のときですものね。
親も子と一緒に頑張りどきです!
今年度の大学入試共通テストの動向
小学生を持つ親にとって、大学入試はまだまだ先にように思えますが、大学入試に変動が起こると、当然のように高校入試や中学入試にも影響を及ぼします。
佐藤ママいわく、毎年、共通テストの動向は見守っておくべきところだそうです。
私の場合は、この4月から高2になる娘がいるので、絶対に抑えておかなければいけない情報ですけどね。
<今年度の大学入試共通テストも基本的な傾向は同じ>
昨年度は、かなり難化した共通テストで、生徒たちに衝撃を与えてしまったので、今年度は、多少易化したようです。
ただ、多くの生徒に衝撃を与えた数学は落ち着いたようですが、生物は相変わらず超難問だったと聞きます。
まだまだ全教科の傾向がつかめるまでには、数年かかるでしょうね。
とはいえ、基本は変わりません。
どの教科も
①問題文が長文化し、会話文も増えている。
②図やグラフから読み取る問題が増えている。
③時事問題が多く出題されている。
ですね。
昨年も同じような内容のことをブログに綴っていましたね。
今、仕事の関係で、全国にある塾の公式HPを見ているのですが、どこもかしこもこの3つの対策を謳っています。
中学受験、高校受験、大学受験どの生徒たちを対象にする塾でも同じです。
<大学入試共通テストの3つの傾向を攻略する>
となると、大学入試共通テストに限らず、近い将来の子の受験に向けて、3つの力を伸ばすための具体的な対策が気になりますよね。
①日本語の読解力強化!
短時間で正確に読み取る力ですね。
佐藤ママは、読書嫌いな子にどんなに「本を読め読め」言っても意味がないので、親子で新聞を読むことをお勧めしています。
また、ダラダラと長い文章は、試験時間内に普通に読んでいても頭に残らないので、自分なりの法則で必要個所に〇をつけたり、線を引いたりして、あとで設問を解くときに分かるようにしておくべきだと。
これは、30年前に大学受験した私でもやってました。
娘も学校の指導でやっています。
②情報を選定する力をつける!
これは慣れしかないそうです。
多くの図やグラフ問題をこなすしかない。
新聞も役立ちそうですし、学校の資料集なんかも。
息子が受ける予定(は未定)の公立中高一貫校入試にも頻出するので、これは受検専門塾で繰り返し学ぶしかないなあと思っています。
本当に慣れていないと、グラフや表って正確に読み取るのが難しいですからね。
お恥ずかしい話ですが、家族で私だけ読み取るのに異常に時間がかかるので、よく夫や娘に聞いてしまいます。
「このグラフ(表)って、どこを見れば良いの?」って……情けない。
③時事テーマの知識を増やす!
新聞、テレビ、YouTube等など活用して、情報に敏感になるしかないですね。
ここでも、佐藤ママは新聞を使って親子で話し合いましょうってお勧めしていました。
「耳学問」といって、小さいころから親が子に話しかけ「耳」に入れておくことが大切だそうですよ。
2025年度の大学入試共通テストで、また改革が行われます。
「情報」と新しい教科と、英語のリーディング(やライティング)から分離された「リスニング」という教科の2つ増えるのです。
その他にもマイナーチェンジがいつかあるようですが。
先にお話しした3つの傾向は、そのまま引き継がれ、というより一層要求されるそうです。
しっかり、小学生のうちから対策を取っていくべきですね。
小学生の春休みの過ごし方
春休みに限らず、子どもに勉強させるには、
習慣
と
環境
が大切だそうです。
これを準備できるのは親しかいませんよね。
<勉強は習慣づけが大切>
春休みは、学校から宿題が出されない場合が多いので、緩みがちです。
初日こそ大切だそうで。
「初日くらいのんびりしようよ!」なんて言ってしまうと、もう何もやらずに春休みが終わってしまったとなりかねないので。
子ども拒否反応を示されないよう、負荷をかけずにスモールステップで、毎日少しずつ苦手を克服するための勉強を行うことが大切だそうです。
習慣づけですね。
勘違いしがちなのが、学年をまたげば、自然と理解できたり、解けるようになっていたりするだろうと思うことだそうです。
そんな魔法のトンネルはなく、分からないものは放置していれば、ずっと分からないまま。
小学生の場合は、とりあえず算数と国語の2科目だけで良いので、
・国語の読解力
・算数の計算力(小学生の場合は、考え込まずに瞬発的に解ける段階にまでしておく。)
といった基礎力強化に集中して取り組むべきだそうです。
1つ学年が進めば、確実に勉強も難しくなっていくので、基礎学力がないと4月以降の勉強についていけなくなりますからね。
それにプラスして、親子で世の中のこと(いわゆる時事問題)に興味を持つことも大切だとか。
<勉強を習慣づけるための工夫と環境整備>
(勉強を習慣づけるための)スモールステップの工夫としては。
子どものやる気と集中力が保てるように、
・毎日同じ時間に勉強を取り組む。(何があっても予定は変えない。)
・キッチンタイマーを使って、メリハリを持って勉強に取り組む。(15分、30分、45分刻み等)
・テレビ、スマホやタブレット等は視界に入らないようにする。
といった感じで、親が環境を整えてやることが重要だそうです。
大人だって(私もそうですが)、スマホが近くにあると、ついつい見たくなってしまうし、着信音が鳴れば、気になってスマホを開いてしまい、集中力が途切れますよね。
集中力も人によって違うでしょうけど、どんなに長くても1時間が限界だと思います。
私は、適度に家事をはさみながらライティングをしています。
その方が数時間ぶっ続けより、効率が良いので。
子どもの勉強もメリハリが大切ですね。
最後に
今回の佐藤ママのオンラインセミナーは、昨年同時期に視聴したことがあるため、繰り返しの内容も多かったですが、我が家で取り入れたいなという内容もありました。
特に集中力が途切れやす息子には、是非、キッチンタイマーは活用してみたいですね。
分からないところだけをノートの貼り、「苦手ノート」としてまとめておくという方法も紹介されていました。
これも良いですよね。
毎回、佐藤ママのオンラインセミナーを視聴して感じるのですが。
親は子に無関心であってはいけない!
これに尽きますね。
今忙しい親御さんが多いですが、親が子をつくるのだと改めて実感しています。
良くも悪くも親の影響を受けて、子は育ちますよね。
もちろん、この考えに反論される方もいらっしゃるでしょうし、時代錯誤だと言われるかもしれませんし、この考えも一歩間違えば毒親になりかねないでしょうけど。
子は親の所有物ではなく、一人の個性ある人間ですからね。
親の理想を子に押し付けてはいけない!し、自分ができなかったことを、子を通して実現しようなって思ってはいけない!ですけどね。
それは承知の上で、自分自身を振返ってそうですし、自分が47年間生きてきて周りの親族、友人を見て、今度は自分が育てる側にまわってから、我が子を見て、我が子の友人たちを見て感じます。
親の価値観に基づく言動は、子に大きな影響を与えていると。
言葉一つも大切。
汚い言葉遣いはそのまま子にうつるし。
思考の浅いしゃべりしかしていなければ、思考の浅い子に育ってしまう。
人の悪口ばっかり言っていれば、子も同じように人のあら探しばかりしてしまうようになってしまう。
スマホを見ながら適当な返事をしていたり、放置したりしていれば、子も同じようになってしまう。
きっと将来、自分が老いて動けなくなったら、子に捨てられますよね。
子に勉強させたいなら、自分自身も勉強しないといけない。
できるだけ最新かつ、正確な情報を得ておかなければならないし。
言葉を紡いで、相手に分かるように伝える努力をしないといけない。
毎日の積み重ねが自分をつくり、子をつくる。
しっかり肝に銘じて!
さあ~明日から春休み!
親子で有意義に過ごして、新しい学年を迎えたいですね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
過去の【佐藤ママの子育てセミナー】を聞いての感想
あえて地方で中学受験(受検)をしてみた
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