こんにちは。
息子の小学校経由で案内がきていたので、先日【佐藤ママの子育てセミナー】をオンラインで視聴してみました。
過去2回視聴しており、内容が被る部分もありましたが、今回も収穫がしっかりありましたよ!
過去に視聴した際の感想を記載したブログはこちらへ。
もう夏休みは始まってしまいましたが(視聴したときはまだ夏休み前)、
・子が頑張れる言葉がけ
・親の心構え
・夏休みの宿題について
・夏休みを3つの期間に分けて考える
など、小学生が有意義に過ごし方のヒントがあったので、気づいたことをまとめてみたいと思います。
セミナーな詳細をブログに記載してはならないようですので、今回もあくまでも私が視聴した感想や気づき、取り入れてみたいことを中心に書いています。
前向きな言葉に変換して子のやる気を起こさせる!
気を付けないと、ついつい親の私たちの口から出てしまいそうですが…今回もはっとさせられたことがありました。それは、
過去の結果を見てグチグチ言うこと
ですね。
返却されたテストだったり、通知表だったり、もう過去の取り返しのつかない結果に対して、
この点数は何?
なぜここを間違えたの?
またミスをして!
もっとこうすれば良かったのに…。
等など、ついつい言っていしまいがちですよね。
佐藤ママいわく、
これは意味ありません!
というより、むしろ逆効果だと。
親としては、子に反省を促し、次に活かせるようにと思って言ったつもりでも…上記のような言葉を言われて、良し次こそは頑張ろう!という気持ちになるかと言えば、ならないですよね。
自分に置き換えてみれば分かることで。
ついミスしてしまったり、努力を怠って失敗したり、結果が出なかったことに対して、夫だったり両親や義両親、兄弟等にグチグチ言われたら…心が折れますよね。反発したり、言い訳をしたりしたくなってしまうもの。
子も同じです。
親だったら何を言っても良いわけでもないですからね。ぐさりとこの言葉が刺さりました。
ですから、そんなときは、
常に前向きな言葉に変換!
これが大切だそうです。
他と比べるのではなく、子ども一人ひとりを見て、その子の
・頑張りを称え
・伸びたところを褒める
・(思うような成果が出ていなくても)努力を認める
このような前向きな言葉をかけてやることで、次に進めるのですよね。
毎回このように親が子に接していれば、努力不足で結果が出なかったときも素直に指摘を受け入れることができるのかもしれません。
要は信頼関係ですね。
そして、まだまだ自分で考えるには子ども過ぎる子たち(小学生)に対して、
・出てしまった結果(テストの点や通知表)を分析し、
・今よりアップさせるためにこれからどう勉強すれば良いのか
考えるのが親の役目なのですよね。
では!夏休みはどう過ごすべきなのか?
<長い夏休みを前にすると>
子は学校がない分、遊べるぞ!と思いますし、親も夏休みは長いからちょっとくらい遊ばせてやってもいいかと思いがちですが…。
そう思っていると、あっとう間に夏休みが終わってしまうことになりかねません。
確かに分かります。
1学期の修了式が終わったらすぐに夏休みの宿題に取り掛からせるのが一番だそうです。
<夏休みが始まった瞬間に宿題に取り掛からせるメリット>
もう夏休みが始まって数日経ってしまいましたが、お子さんたちの宿題の進み具合はどうでしょうか?
我が家は3年ぶりに私の実家に帰省する予定(8月上旬から1週間程度)があるので、それまでに最低でも、
夏休みドリル(最後のまとめテストも含めて)
理社プリント
理科の観察日記
漢字ノート
自主勉ノート
音読
習字
までは終わられるように、小4の息子に言っています。
残りは、
絵
作文(読書感想文でもOK)
のみです。
ちょっとハードかなという気もしますが、佐藤ママのお話を聞いて納得しました。
理由1
夏休みだ!と思って、一旦、生活リズムを崩してしまうと、なかなかペースを戻すことができなくなる。
→休みに入ってからも、生活リズムを崩さないことが大切だそうです。
昨年までは、我が家もなかなかそれが難しかったのですが…今年は幸い、高校生の娘が毎日補講があり、いつもと同じように朝起きて出かけてくれるので、その騒音で息子も起きてくれて、リズムが崩れずに済んでいます。
理由2
学校から指定された(コツコツ毎日)日付を無視して、短期間で集中的に夏休みの宿題をやることで賢くなる。
→主なる夏休み宿題は、1学期の復習ですからね。まとめてやることで、理解が進み、一気に学力が上がるそうです。
理由3
夏休み前半に宿題を終えてしまうことで、心に余裕が生まれる。
→これは納得しまくりです!!!お盆あたりに予定されている遊びにも集中できますしね。そして、夏休み後半になって、宿題に追われることなく2学期の予習に取り掛かれ、気持ちに余裕を持って次学期を迎えることができますものね。
ただし、ここまでは普段からそれほどハードな生活を送っていない小学生の話です。中高生は、普段があまりにもハードな生活をし過ぎなので、ちょっと休ませてやることも大切だとか。
勉強に部活に塾にと忙しいですからね。できるときくらいは、ちょっと朝寝坊させてやりたいですよね。
<親としてやるべきことは>
テストや通知表の結果を基に、夏休みの過ごし方や勉強の進め方を考えてやることも大切ですが、一番は体調管理ですね。そのためにも、
①前向きな言葉をかけてやる。
②生活ペースを崩さない。
(早寝早起き朝ご飯、午前中を勉強に充てるなど)
③食事に気を配る。
(体を冷やさない食材を取り入れる、ジュースなど糖分の多い飲み物は控える)
→確かに重要な親の役割ですね。冷房で冷えてしまった体には、温めてくれる食事が必要ですし、糖分の摂り過ぎは体をダルくさせてしまいからね。
佐藤ママは、夏休みが始まる前に約40日分の食事メニューを全て考えてしまうそうですよ。これは驚きでした。
さすがにそれは、私には無理ですが、栄養の偏りがないように毎日のメニューを考えなきゃなと思いました。
私個人的には、まとめて予定を立てるより、毎日、子の体調を見つつ、前日の献立を振り返り、食材のあまり具合を確認しながら、その都度メニューを考える方が合ってるので。
夏休みを3つに区切って考えてみる
佐藤ママいわく、夏休みは3つの期間に区切って考える良いそうです。
前半(1学期修了式~7月末まで)
前章の通り、集中的に小学校から出された夏休みの宿題を片付ける時期になります。
長い夏休みだからと一息ついてしまうと、子も親もやる気がなくなってしまうので、修了式当日から取り掛かるのがポイント。
この時期に全て終えられれば、賢くなるし、気持ちにも余裕が生まれ、一石二鳥ですね。中盤のお遊びも気持ちよく楽しめますよね♪
中盤(8月初旬~お盆まで)
お盆も含まれているので、レジャーや旅行、帰省など長期休みだからこそできる経験や体験を積むのに適している時期ですね。
楽しい思い出を作りつつ、時間的に余裕があれば、1学期の復習を!
佐藤ママは、漢字や計算の薄いドリルをそれぞれやるのをお勧めされていました。やりきったという自信をつけさせるためにも、薄く、なおかつ7割分かる程度のものが適しているそうですよ。
後半(お盆明け~8月末まで)
すっかり夏休みも遊びきって、クールダウンし、次に向けのステップの時期です。
・教科書を読んだり、
・計算を先取りしたり、
・理社の問題集に取り組む
などお勧めだそうです。
我が家も8月に帰省を予定しているので、それまでに夏休みの宿題の大部分を終わらせるように声掛けをし、毎日の進捗具合を確認しています。
息子自身も事情をくんで、1学期修了式の日に、夏休みの宿題を終わらせるための計画を自ら立てていました。
また私も親として、1学期の復習は大切だと感じているので、1学期のテスト(小学校で行われるカラーテストですね)の出来具合を見て、薄めの問題集を買ってきました。
算数は、公文で進めているのでOKなのですが、国語は、漢字と文法が苦手な様子を見受けられたので。
理社は、彼の大好きな分野で本人が自主的に情報を集め、勉強(?)を進めているのでお任せですが。
というわけで、漢字と文法の復習ですが。
まず漢字は、夏休みの宿題がたっぷり出されているので、そちらでやることにし、文法のみ問題集(主語、述語、修飾語、接続詞など)を購入しました。
自主勉ノートを進めるがてら、コツコツやらせようかなと思っています。
国語で文の成り立ち(文法)を分かっていないと、英語でも苦労しますからね。ここはしっかり押さえなければいけませんね。
最後に
佐藤ママが、読書感想文の書き方のポイントをお話しされていたときに、再びはっとされた言葉がありました。
普段から活字に触れていない子がいきなり本を読むことは無理
ということです。
長い夏休みだし、こんなときしか本を読まないから…読書感想文の宿題は本を読むいい機会ね
なんて思ったら、大間違いだそうです。
確かに…。
活字に慣れていない子にとって、いきなり本を読むことは苦痛でしかない。まして、たった1回の読書感想文で本を読むことが身につくなんて思ったら大間違いですよね。
納得すぎて首がもげそう…。
今年度難化したといわれている共通テストは、国語に限らず、どの教科(数学や理科など理系教科も含めて)も問題文が長く、読解力が試されました。これからもこの傾向は続くでしょうし、その影響は中学受験(受検)、高校受験に及んでいます。
活字を読むことは避けて通れないこと
なので、普段から紙の本を読んだり、新聞に目を通す習慣をつけることが大切ですね。
心しておかないと。
佐藤ママのお話されていることを、全て盲信する必要もないかと思いますが、視聴して気付かされたことや、参考にしたいなと思えることは実践したいなと思いました。
この夏休み、感染対策をしながらイベントを楽しみつつも、夏休みを3つの期間に区切って、それぞれしっかりポイントは押さえて勉強も疎かにならないように!子とともに親も頑張らないといけませんね。
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