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こんにちは。竹みかです。
4月からダブル受験(息子は中学受験、娘は大学受験)の母になったものの。
あまり緊張感もなくのほほんと過ごしておりました。
先日、娘が通っている予備校主催の進路説明会があり、少々焦りが出てきのです。
というのも、縁起でもないですが……と前置きがありましたが、
大学入学共通テストを落としたら
(予想より点数が採れなかったら)
どのような心理状況に陥り、親子であたふたしてし、追加費用がかさんでしまうのか、説明があったのです。
もちろん、予備校ですからね。
受講を1つでも多くして、お金を落としてほしいという思惑の元、焦りと不安をあおる作戦なのでしょうけど。
確かに……
と胸にグサリと刺さる内容だったので、私の心を入れ替えるためにも、文章化していきたいと思います。
息子は息子で大変で、焦りも不安もありまくりなのですが、それはまたの機会に。
紆余曲折の果て映像授業予備校に通うことに
まずは、簡単にうちの娘のご紹介を。
地方の公立中高一貫校に通っています。
前期課程入学時より、中学受験でお世話になった塾(地域密着型)にて、数学だけ補習程度に受けていました。
その後、3年生より同じ塾で英語も受けるようになりました。
どんどんと同じ学校の子たちが、別の塾や予備校に変わっていく中で、後期課程になっても残り続けていたのですが。
5年生(高2)で理系選択をしてから、想像以上に周りについていけないようになった(要は成績がだだ下がりになってしまった)ことから、新たな塾探しの旅となったのです。
最初は、壊滅的だった物理(基礎ではなく応用の方)をどうにかしたく、近所の個別塾に通い始めました。
この先生との相性がよかったのか、理解も高まり、成績も少しずつではありますが、上がってきてきます。
6年生の現在も通い続けています。
次に、数学ですが……
こちらもまた、わからないことをすぐに質問できる、個別塾にしたいというので、まずは本人主導で探し、夫と話し合いの末、替えました。
が、なかなか数Ⅲに対応できる先生っていないのですよね。
需要はあるけど、先生がいなくて……特に地方の場合。
質問をしても、的を射た解答をもらえないことが多々あり。
結局、半年もせずに止めてしまいました。
ついにいきついたのが、かなりベタですが、今回、進路説明会を聴いてきた、大手有名講師の映像授業を、各自で観て勉強するスタイルの予備校ですね。
現国は、「今でしょ!」の先生のところ。(笑)
私的には、どうなよ???と心配だったのですが、本人いわく、
「やっぱり、有名講師だけあるよね。授業がとってもわりやすい!」
だそうで。
学校のお友だちも、たくさん通っているので、この授業がいいよとか、この先生がお勧めだよとか、互いに情報交換をし合っているようです。
ここまできたら、信じるしかないかなと思っています。
ちなみに、数学だけではなく、英語も受講しています。
国語(現国、古文・漢文)、地理、英語リスニング、化学、情報は、学校の授業と自学だけで受験をすることになります。
正直なところ、化学は心配です。
【大学入学共通テスト】が大学受験の要
東京住まいで、私大文系コースを突き進んでいた私にとっては、大学入学共通テスト(当時は、センター試験でした)は、本番前のテストならしでしかありませんでした。
実際に、センター試験の結果は何にも使えず、ひたすら、各私大ごとの個別試験を受けるだけでしたからね。
今も、大学の選択肢が非常に豊富な東京近郊や、各大都市圏に住んでいる受験生なら、かつての私のように共通テストは、腕ならしに過ぎないという子もいるかと思います。
娘のように地方に住んでいると、推薦を使わない限り(国立大などは共テ受験がマストの推薦もありますけどね)は、共通テストは絶対です。
理系ならなおさら。
私大理系の高い授業料だけでも大変なのに、ひとり暮らしとなったら、家計破産の危機ですからね。
そのお金の問題にプラスして、文化的にも私立より国公立が上という根強い価値観がありますからね。
大学だけではなく、高校でも。
更に、昨今の共通テスト利用の私大が増えていることも、拍車をかけていますよね。
だからこそ、予備校の説明会では、共通テストの重要性を語っていたのです。
もしも【大学入学共通テスト】を落としてしまったら悲劇
前章の通り、地方住まいの高校生にとって、共通テストは大学受験の要となるため、もしも共テでこけてしまったら……とシミュレーションされていたのです。
前章でもお話しした、私大の共通テスト利用ですが。
申込は大半、共通テストの前日までだそうです。
共通テストの結果がよかったから、申し込もう!では、大概の場合、間に合わないのです。
事前に、このくらい共テの点数が採れそうだから、この私大に願書を出しておこうとなるわけで。
当然、予想に反して、共テを落としてしまったら、滑り止め含めてどこも持ち札がない状態になってしまいますよね。
親子で失意の中、また改めて、私大の個別試験を受けるために、大学を選定し直し、願書を出し、宿を取らないといけません。
かなり労力、時間ともに削られます。
せめて、共テ利用で、滑り止めが取れていれば、本当に行きたい私大学部学科だけ厳選して、個別試験に願書を出せますからね。
更に、希望していた国公立大を受けるか、それともランクを落としたところに変更するか、判断を迫られます。
共テの自己採点を元に、複数の予備校にリサーチをかけ、合格の可能性を判定してもらうのですが、改めて突きつけられた現実が辛すぎて、泣きじゃくる子もいるそうです。
ようやく決断したとして。
それからも怒濤の日々が待っています。
私大の個別試験の対策をしながら、大都市圏に遠征し、受験をこなしていかないとあけません。
それでも受かればいいですけどね。
国公立の前期試験を、気持ちに余裕を持って迎えられますからね。
もしも、失意のまま思うように私大の合格を勝ち取れていないとなると……精神的により追い詰められます。
2/25~国公立大の前期試験。
結果が出ぬまま、3/1あたりに高校の卒業式。
人により、国公立大の中期試験を受けつつ、ようやく、国公立大の前期試験に合否がわかります。
ここで受かりさえすれば、共通テストで多少失敗していようが、私大の共通テスト利用がダメだろうが、私大の個別試験で思うような結果が出てなかろうが関係ないのですけどね。
前期試験で落ちてしまった場合、泣いている時間も与えてもらえず、後期試験へ遠征です。
とはいえ、精神的に持たず、受かっている私大に進学を決めたり、浪人を決めてしまったりする子も多いようですね。
後期試験の発表は、3/24。
ここで受かれば、受験終了となるかと思います。
この一連の流れは、全国各地の進学校で説明がされているはずです。
が、文字にしてみるとハードなことがわかりますよね。
順調にいっていても、親子でクタクタなのに、もしも、共通テストを落としてしまったら……想像するだけでしんどすぎます。
精神ボロボロ。
高偏差値の国立大を受ける子は、足切りさえされけなければいいのだからと、共通テストの勉強を疎かにするケースが多いそうです。
(共テの結果は圧縮され、二次試験勝負になりますからね。)
精神を安定させて、持てる力をきちんと発揮させるためにも、やはり、共通テスト対策はマストですね。
共通テストをしっかり採っていれば、私大の個別試験を受けに行く労力もお金も省けます。
国公立大の二次試験対策にも十分な時間をかけられますしね。
確かに、予備校の先生が言われていることは正しいです。
最後に
もしも、失敗したと仮定して、シミュレーションをしてみると……
改めて、今時の大学入試では、【大学入学共通テスト】の点数を採ることが重要なのかわかりますよね。
ならば、昨今の入試改革はいかなるものか?と疑問を感じてしまう私もいます。
・問題分の長文化
・図や表の頻出
・時事問題の増加
言うのは簡単ですが。
予備校の説明会だったので、映像授業もチラリと見せてもらいました。
国語は、90分で大問5問を解かないといけないそうです。
その中で、昨今の入試改革による、特徴的な問題の解説を見ました。
正直な感想、何じゃこれ?って感じです。
何度もページをめくり、文章と図表を照らし合わせながら、設問に答えなければなりません。
20点分だそうですが、傾向を知らず、無体策で受ければ、この大問だけで30分はかかるとか。
かつてのように、高校の授業をきちんと聞き、教科書を確実に理解していれば、点が採れるというわけでもなさそうです。
じっくり問題に向き合い、考える時間すら与えてもらえないようですね。
となると、専門家の教示を仰ぎ、問題傾向に慣れるまで訓練を積み、テクニックを学ぶしか道はなく。
自学だけでは、到底太刀打ちできず、点数も採れませんよね。
こんな改革必要なのかな?
まあ~私が言っても仕方がありませんけどね。
しかも、今の時代、試験方式は実に多様化しています。
どこの大学でもいいなら、ノー勉でも大学生になれちゃいます。
それでなくても、内部進学や推薦で年内に大学を決めてしまう子の話が耳に入ってきます。
内部進学や推薦が必ずしも楽とは限りませんし、学校の勉強を3年間真面目に行う忍耐力や持続力だったり、部活を頑張ったり、資格取得に励んだりと努力の上なのでしょうけど。
やはり、娘の周りでは、「中学選択を間違えたかもね。」という話が上がるとこもあるそうです。
私たちのころより、どんどん一般入試の定員は減らされ、競争は激化しているのではと感じています。
求められる学力・知力も減るどころか増えている?質の変化というのでしょうか。
まったく楽にはなっていませんよね。
そんな子たちが、頑張った先に幸があること願い、親は子が勉強に専念できるように徹底フォローしないといけないなと痛感させられました。
こんなに複雑化した大学入試を、子どもだけでは、到底コントロールできませんからね。
今回の説明会は、子の大変さを知るよい機会になりました。
親も気を引き締めて、悔いを残さないよう役割をまっとうします!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
健やかで美しい髪を目指す貴女へ
「竹みか」サブブログ『健美髪日記』のご紹介
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