こんにちは、竹みかです。
昨年の今ごろ、初めて【佐藤ママの子育てセミナー】をオンラインで視聴し、毒親でもなければ、昔ながらの教育ママでもない、芯の通った考えに基づく子育てや教育法に触れて以来、虜になってしまいました。
それから2度子育てセミナーを視聴しては、感想をブログにアップしています。
今回で4回目の視聴です!
またまた、新たな衝撃を受けてきましたので、私の感想を中心にお伝えできればと思っています。
子が親に悪態をついてくるのは過去の自分の子育てのしっぺ返し?
ものすごく耳の痛い言葉でした……。
しっかり子どもと向かい合って子育てをしてきたなら、反抗期なんてない
と。
ショック過ぎる。(涙)
佐藤ママご自身、よく質問されるそうです。
「うちの子は、『何で勉強なんかしなきゃいけないの!!!』と言っては反抗してきますが、どうしたら良いでしょうか?」
と。それに対する答えは、
「そんな言葉を子どもに言わせている時点で、自分のこれまでの子育てが失敗だったという証拠ですよ。」
「子どもが勉強をやるのは当たり前なのだから、文句なんて言わせちゃダメ!」
だそうです。
はいっ、私撃沈です。高校生の娘に毎日言われています。
「何で私は勉強しなきゃいけないの。」
「勉強大っ嫌い。」
「もう生きてる意味が分からない。」
(死にたくくらいのニュアンスで攻め込んできます。)
等など、悪態つかれまくりです。
そんな姉の姿を見てきた息子も、反抗期に突入してきたようで、悪態をちょいちょいついてきます。
母、もう笑えません。可愛い可愛い息子くんは何処へ。
今さら、私の過去の子育てが大失敗だったのか……と後悔したところで、戻ることはできないので、今から親子関係を見直し、声掛けを変えていかなければ、佐藤ママの言葉に耳を傾けてみることにしました。
なぜ声掛けは大切なの?
親の言葉で子どもは育つ!
だそうです。これは納得ですね。
子どもたちも学校という社会に出ているので、それぞれの場所で先生だったり友達だったりと交流をし、影響を受けているでしょうけど、基本は家庭ですよね。
親子の信頼関係は、声掛けでできている
と。所詮、先生にとってはたくさんの生徒の中の一人に過ぎなので、その子に合った声掛けはできない。親にしか、子の心を動かす声掛けはできないのだと。
確かにそうですよね。
毎日のコミュニケーションは大切だし、日頃からよく我が子を観察している必要がある
と。単に、
良くできたね。
すごいねえ。
なんてありふれた上辺だけの言葉でほめても、子どもには全然響きませんよね。日々成長をよく見て、変化に気づき、
理由とセットにして褒める
(例えば、「○○できて、すごいね!」とか)
これができてこそ、子どもに響くのだと。当然のことながら、年齢によっても声掛けを替えていかなければならないと。
正しい声掛けができていれば、
自己肯定感も高まり
心が安定し
前向きに頑張ろう!という気持ちになり
成績も上がる
そうです。
なので、なぜ勉強しなきゃいけないの???なんて悪態つかれることもないし、反抗期も起こらないと。
ただし、声掛けを間違えてしまえば、毒になってしまうこともあるとか。
そりゃそうですね。
声掛けを間違えれば毒になる?!常に心得ておくべきこととは?
親子のコミュニケーションをしっかりと取り、我が子を日頃から観察して、理由とセットで的確に声掛けをすれば、子どもは前向きで頑張り屋に成長します。
声掛けが、子が成長する肥料となる
のです。逆もしかりですよね。
声掛けを間違えれば、毒にもなります。
佐藤ママいわく、
・いつまでも子ども扱いする。
・他人と比較する。(特に一番身近な兄弟との比較は最悪)
・時代に変化に追いつていない声掛けをする。
だそうです。
どれも納得ですね。自分に置き換えて考えてみれば分かりますよね。
「子どもだから親(大人)の言うことを聞け!」
だの
「お姉ちゃんはあなたの年のときにできてたのに、なぜできない?」
だの
言われたら、その理不尽さに爆発しますよね。
更に、時代錯誤な声掛けもダメだそうです。佐藤ママは具体的にはお話されていませんでしたが、私が思うに、
・一切褒めずに、欠点やできないところだけ指摘する。
・わざと煽る。
(やる気がないなら出て行け!のようなね。)
・理由を言わずに指示だけする。
(いいからやれ!とか、つべこべ言うな!とか、とにかくやれ!みたいな。)
・全て上から命令口調。
とかでしょうか。
昭和時代には普通にされてた教育であり、声掛けでしたが、今は全く通用しませんよね。
私も子どもたちの言動から、それは感じています。煽られたら、部活を本気で辞めてくるし、教室から出ていくし、学校から家に帰ってしまいますからね。そして、二度と戻りません。このような大人の言動では、今の時代の子どもたちには刺さりませんよね。
自分の言動が時代に合っているか考える必要があるし、しっかりアップデイトしなければなりませんね。
とはいえ、声掛けは、事前に考える時間のある文章などと違って、瞬時に出さなければならない(瞬時に出てしまう)ものですよね。
佐藤ママは、以下のように心掛けているそうです。
・日々シミュレーションをして、練習しておくこと。
・(自分の子だとついつい言い過ぎてしまう親は)隣の子だったらと思って、声掛けする癖をつける。
先にお話しした「子を勉強する気にさせる」には、
・具体的な数字を用いて、ゴールを示す。
(例えば、7時から算数の計算問題を5ページ分しよう!とか)
・親は追い立てずに、子ども自身で時間管理させる。
(早くやりなさい!なんて言葉を親が言おうものなら、今やろうと思ったのに!やめた!とか反抗されてしまいますからね。ぐっと我慢ですね。)
・毎日、何があっても同じ時間から勉強する習慣をつけさせる。
(習慣してしまえば、こっちのものですね。)
ことが必要だとか。
どれもこれも心得ておきたいことばかりですね。今からでも実践してみたいですね。
最後に
今回の声掛けの重要性を説くお話は、私にガンガン刺さりました。ちょうど、私自身が悩んでいたことだったからかもしれません。
ただ、我が子を前向きな子に成長させるためには、親の声掛けは大切だと分かったものの、言葉は瞬時に出てしまうものですよね。
・日頃からのシミュレーションをして練習しておき、
・隣の子だったらと想定して声掛けすること
も大切ですね。
一度出てしまった言葉は消せませんからね。
時代を感じ取ること
も重要ですね。ついつい、自分が親や学校から受けた教育や声掛けが出てしまうことがありますからね。アップデイトは大切です。
ちょっと佐藤ママの話からはズレますが、いつも愛読しているアメブロ「二浪日記」で、今まさに反抗期真っ盛りの娘さんたちの話で盛り上がっていました。
外面が良く(外で頑張っている)、真面目な子ほど家で悪態をつきまくると。
母にしか甘えられないから、理不尽極まりない言動を取ってしまうという話が何件か投稿されていました。
それを読んでいて、ちょっとホッとしました。本人もやらなきゃいけないことは分かっているし、頑張らないといけないことも分かっている。でも、不安で仕方ない、辛い、苦しい思いが噴出して、本人もどうしようもなくなって、信頼しているからこそ母に向かうと。
正直、母としては受け止めるがしんどいし、逃げ出したくなりますが、サンドバックになるしかない時期もあるのかもしれませんね。
毎回子育てセミナーで佐藤ママがお話しされている、
・毎日コミュニケーションを取り、
・日々我が子を観察し、
そして、今回のセミナーでお話しされていた
・時代に則した具体的な声掛けをする
ことの大切さは、納得し切りでした。子の成長には、親の、特に母親のかかわりが重要です。改め実感させられます。
是非、今日からでも声掛けを実践していきたいです!
ただ、反抗期や親に悪態をつくことは、その子の個性だったり、性格にもよるだったりする場合もあるような気もします。
*私の個人的な意見です。
親も完璧な人間ではないから、間違いも起こすし、失言もするし、失敗もするし、ときに悪態をついてしまうこともあるでしょうけど(笑)、試行錯誤しながらも、そのときに最善と思える選択をしながら前進してきたいですね。
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