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W受験を迎える親として【佐藤ママの子育てセミナー】を視聴してみて

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こんにちは。竹みかです。

 

 

気づけば7回目の視聴となる【佐藤ママの子育てセミナー】

(私事ですが)来年度は、娘が大学、息子が中学をという感じで、W受験を迎えるため、いつも以上に心して聴かせていただきました。

メモを片手にガン見で。(笑)

 

 

主な内容としては、

 

・新学年の迎え方

・今年度(2024年)の大学入試共通テストや来年度の傾向について

・子のヤル気を引き出すコツ

 

など、盛りだくさんでした。

 

 

過去に視聴したセミナーと被る内容もありましたが、新たな発見や、受験生の親として改めて採り入れたいと感じたことがありました。

ここでご紹介できればと思っています。

 

 

 

新学年の迎え方

佐藤ママは、毎回のように言われていますが。

親の仕事は、この2つに集約されるそうです。

 

①「段取り」を組む

②「スケジュール」を立てる

 

ですね。

 

 

これまた、毎回言われています。

魔法のトンネル】などはなく、わからなかった問題や、理解しきれていなかった分野などを放置していると、いくら時間が経過したところでできるようにはならないそうです。

学年をまたげば、解けるようになる、理解できるようになるはず、なんて思うのは幻想ですね。

 

 

だから、そんな幻想に惑わされずに、親が率先して段取りを組んで勉強のスケジュールを立ててやる必要かあるそうです。

それにより、他のお子さんたちと差をつけ、余裕を持って新学年を迎えられると。

 

 

 

まあ~私個人としては、のんびり屋の息子を見ていると、魔法のトンネルもあるかなとは思っていますけどね。(笑)

どんなに問題を解かせても、なかなか定着しなかったことが、不思議とあるときすんなりできるようになる。

でも、これも放置ではなく、働きかけ続けたことで理解できるようになったのといえば、そうかもしれませんけが。

 

 

 

<「段取り」のポイントは【苦手】をなくす

苦手分野のないお子さんなど、まずいないかと思います。

我が子をよく観察(宿題や学校のカラーテスト、市区町村の学力テストの出来などを確認)し、苦手を5つ見つけ、春休み明けまでに3つはクリアできるようにしておくのがベストだそうです。

 

 

特に、小学生なら、算数と国語を確実にしておく。

更に、算数なら計算や図形……、国語なら漢字、文法、読解……といった感じで細かく分野ごとに見直す。

 

中高校生なら、積み重ねが大切な教科である、英語と数学を。

 

 

放置していても、苦手はずっと苦手のままであるということを肝に銘じて。

 

 

 

<「スケジュール」を立てるときは【子どもと一緒】に>

新学年を余裕を持って迎えるためには、まず、復習を率先して行い、現学年の学習範囲に取りこぼしがないようにすることが大切だそうです。

先取りを!と焦る気持ちは抑えて。

 

2学期の教科書範囲の復習→10日間

3学期の教科書範囲の復習→5日間

※夏休みに1学期の復習は終えているという前提ですね。

 

5日単位でスケジュールを大まかに立て、更に、毎日やるべきことを細かく書き出していきます。

このスケジュール立ての際も、親が勝手に決めるのではなく、子どもに相談をすべきだとか。

実際にスケジュールをこなし、勉強するのは子ども自身ですからね。

 

 

 

<春休み中に【新学年の準備】をしておく>

《【新学年の準備】①:新学期のスケジュール立て》

まずは、1週間単位でスケジュール立ててみるそうです。

そして、新学期が始まり、1週間こなしてみて、微調整をしていきます。

 

その際にポイントは、学校ではなく、塾の時間割をベースにすることだそうで。

というのも、塾の方が、テストの点数や偏差値といった勉強の成果が明確な数字で出されるので、子のヤル気に繫がるからだそうですよ。

確かに、遅かれ早かれ受験する日がくるのですからね。

 

もちろん、このスケジュールも子どもと一緒に立てることで、子どもを不安にさせないことが大切だとか。

先の見通しがつきますからね。

 

 

 

《【新学年の準備】②:生活習慣を整える》

まずは、机周りの整理だそうです。

前学年の教科書や問題集、プリントなどを取捨選択して整理し、すぐに必要なくものは取り出せるようにしておく。

 

この際、親が全面的に関わるべきだとか。

子の自立のためと、任せっきりにしていると要領を得ず、ダラダラ時間だけが経ってしまうそうなので。

子の性格によりと思いますけどね……あまりに丁寧すぎだったり、完璧主義だったりすると大切な勉強時間が削られてしまいますからね。

 

家を出る18歳までは、親が率先して整理し、ファイリングの見本を示すくらいでいいとか。

それにより、大学生になれば、自然と親の真似をして整理できる(自立できる)ようになるから大丈夫と。

 

 

その他、一緒に文房具店に行って、好きなものを選ばせ、新調してやるのもいいとか。

また、よく世間的にいわれている、受験に向けて朝型にしておくべきかについてですが。

佐藤ママはそこにはこだわらないそうですよ。

 

(佐藤ママのお話ではありませんが)若いときは、体の構造上、朝眠いのは当たり前らしいですね。

昼から動く方が、頭もよく働き効率的なので、国によっては、授業の始業時間をかなり遅くしているところもあると聞いたことがあります。

 

ただでさえ忙しく眠い朝に、睡眠時間を削ってまで親子で早起きし、計算や漢字ドリルを15分……とかはしなくてもいいのかもしれませんね。

 

 

 

《【新学年の準備】③:入試情報のチェック》

これは新学年を迎えるからというわけではなく、常に大学入試情報はチェックしておくべきだそうです。

我が子の大学受験なんてずっと先だから……なんて言わずに。

 

受験に失敗した人は、必ず言うそうですよ。

時間が足りなかった……」と。

 

そうならないためにも、先の先を見越して準備しておくべきだと。

そのためには、今の大学入試情報が我が子の将来に直結すると心しておくべきですね。

 

 

 

確かに、娘を見ていると、中高の6年間なんてあっという間です。

特に高校受験がないとね。

今更、あれもしておけば、これもしておけばよかった……なんて言い出しても後の祭ですからね。

 

ミスなく素早く計算する能力、漢字の読み書き、英語のヒアリングなどは、脳みその柔らかいうちに身につけておくべきかなと、個人的には思っています。

 

 

2024年度【共通テスト】の振り返りと来年度の予測・対策

ご存じの方も多いと思いますが。

来年度2025年の【大学入試共通テスト】から、新課程に則って大改革されるといわれています。

今、高2の子たちがこの共通テスト変革1年目に当たり、まさに娘がその学年です。

 

実際のところ、英語のリスニングが独立した科目になることと、情報という新しい教科が加わること以外は、ものすごく大きな変化はなさそうですね。

以前もお話しされていましたが、佐藤ママも、共通テスト対策を大幅に変更すべきとは言われていません

 

 

 

<2024年【共通テスト】の振り返り>

今年の共通テストもまた、ここ最近の傾向と変わらず、求められているのは、以下の3つの能力ですね。

 

①出題される文章や問題文が長くなり、会話文も増えている。

日本語の読解力強化!

 

②図表やグラフが多く掲載されている。

情報の整理力が必要!

 

③時事問題の出題が増えている。

時事テーマの知識が必要!

 

 

 

<来年度2025年【共通テスト】の予測と対策>

2025年度から、前述した3つの傾向がより強くなるので、それぞれの能力を強化すべきということでした。

今までと論調と変わりありませんね。

 

 

佐藤ママがお勧めしていた対策としては。

 

①の場合

例えば、英語の試験で求められる単語数は、4000語から6300語まで増えている。

その一方で、内容は薄くなっているが……

 

さばくべき情報量も多く、文章も長いので、読み返す時間がないと想定し、重要と思われる個所に印を付けたり、余白にメモ書きをしたりする習慣をつける。

※メモ書きは、すぐに理解できるように日本語で書いておく!といいそうですよ。

 

③の場合

時事問題は、今、国内外で起きている現在進行形のことなので、何かまとめ資料をササッと読めば済む話ではありません。

やはり、新聞を毎日読む習慣をつけましょうとのことでした。

特に、英語の時事問題の場合は、日本語でその話題について、予備知識があるかないかで、問題文を理解して設問を解くスピードがまるで変わってくるので、マスト事項ですね。

 

更に、新聞を読むだけではなく、切り抜いてノートに貼り、自分で資料集をつくってしまうのが一番だそう。

チマチマ貼らずに、ノートの真ん中に記事を貼り付け、日付を書き、調べたことをメモ書きしておくとよりよいそうですよ。

 

 

 

いうまでもなく、大学入試が変革すれば、それを見据えて高校入試、中学入試も同じ変革が起こります。

小学生のうちから、3つの能力を身につけていく必要がありますね。

 

 

子のヤル気を引き出すコツ

セミナーの最後は、事前に佐藤ママ宛てにあった質問で多かったものに答えられているのかなと感じたのですが。

その中で印象に残ったものをピックアップしてみました。

 

 

 

<ポジティブな声かけを意識>

何度も過去に、佐藤ママからお話がありました。

決して、親は子にネガティブワードを発してはならず、やれば出来ると思わせるような、ポジティブワードで声かけをすることが大切だそうです。

 

すると、自己肯定感が育まれ、子の心が安定し、前向きに頑張ろうという気持ちになるそうですよ。

確かに。

更に、親への信頼感も高まり(どんなときも自分を受け止めてくれると)、親の言葉にも耳を傾けてくれるようになり、成績もアップするとか。

 

 

ただし、親も忍耐が必要ですよね。(笑)

ついつい小言も言いいたくなるし、本音が漏れてしまうときもあります。

 

佐藤ママいわく、常に頭の中でポジティブワードをシミュレーションしておくとよいそうです。

母も女優なりましょう!ということですね。

 

 

 

<勉強を始めるときの声かけも重要

ついつい、子がグスグズしていると、「勉強しなさい!(怒)」と強い命令口調で言いがちですよね。

そんな風に言われると、子も「今やろうと思ったのに……」などと反抗したり、言い訳をしたりしたくなるもの。

 

(子どもと相談して上で決めた)勉強時間になったら、手をたたきながら「勉強の時間ですよ!」と声かけをするだけで十分だそうです。

その代わり、きちんとゴールを示すことがポイントだそうで。

 

具体的な数字で、「⚪時から⚪(教科)を⚪問やろう!」みたいに。

そこまで頑張ったら終わりだと思わせる。

ゴールが見えれば、取りかかりも早くなるし、集中してできますからね。

 

 

 

<7割正解できる問題集を選択>

昭和、平成初期に学生時代を送っていた私たち親世代は、教科書や参考書を穴が空くほど何度も読み返し、暗記することが勉強だったかもしれません。

皆みんなそうだったわけではないと思いますが……私はその一人でした。

 

令和の今は、そんなことはせず、教科書はサッと見るだけ。

あとは、ひたすら問題演習をするそうです。

 

ここでも、子のヤル気を引き出すには、まず自信を持たせることが大切だそうで。

問題集を買う際は、7割正解できるものを、しかも、本屋さんで実物を手にして中身を確認してから買うべきだそうですよ。

7割は絶妙な数字で、あともうひと頑張りすれば全問正解にたどり着けると、子に感じされられますからね。

 

 

 

<作文(記述問題)を得意にするコツ>

今は、選択問題ばかりではなく、記述問題の出題もかなり増えていますよね。

そこで、日頃から、子の意見を引き出すような会話を心がけるべきだそうです。

 

話せる子は書ける

 

のだとか。

子どもが話してくれた意見を、親はまとめてやり、それを子どもが自身の言葉で書かせる。

これが、作文を上達させるコツだそうです。

 

 

 

その他、面白かったお話としては。

いつでも必要なプリントなどを取り出せるように整理整頓しておくは大切ですが、あまりに気合いを入れて、キレイに並べすぎていると、子どもは手に取らなくなってしまうそう。

 

一方で、子どもが探したり、片づけたりする手間を省くことも大切なので、100均のボックスなどをバンバン活用し、教科や単元ごとにまとめて入れておくと便利だそうですよ。

これは、是非、採り入れたいアイデアですね。

 

ボックスには、ご丁寧にテプラで題名シールなど作らず、マジックで手書きしてしまえばオッケーだとか。

気合いを入れすぎると、親も続きませんしね。

 

 

まとめ

今回の【佐藤ママの子育てセミナー】もためになる話ばかりでした。

何度もセミナーを聞いていると、重複する内容もありますが、そこは重要だからこそですよね。

 

 

ついつい私の性格もあり(きっと実母の影響もあり)、子どもに手を貸しすぎてしまう傾向があるのですが。

佐藤ママのお話を聞いていると、それもありだなと思えてきました。

 

子の自立を促すために、自主性に任せるべきなのかなと迷いがありましたが、吹っ切れた感じです!

やはり、関われるうちに関わっておこうと。

 

ここからの1年間は、身の回りの世話だけではなく、受験に関わる事務ごと、プリント類の整理に至るまで、ガッツリ子どもたちの受験サポートに徹したいと思います。

そして、自分の見聞を広めるためにも、毎日、新聞を読んでまとめることから始めてみたいですね。

 

 

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

過去の佐藤ママ子育てセミナーを視聴した感想ブログはこちらへ。

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