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こんにちは、竹みかです。
ちょうど1週間前のことです。
夫が私に黙って(言い忘れていて)頼んでいたふるさと納税で、なんとみかんが1箱
Sサイズのみかんが80個入り
がきてしまいました。
見た目の美しく、そのままいただいてみたら、なんと美味しいことか(小ぶりで実がギュッとしまり、酸味も甘みもしっかりある)というみかんだったのですが、何せこの数です。
常温で放置していれば、カビさせてしまうのも時間の問題ですよね。
そこで、あれこれ加工してみることにしました!
今回は、Sサイズみかん5個を使って、【みかん麹】をつくってみましたよ。
そのレポートです。
合わせて、アレンジレシピもご紹介します。
今後も第二、第三弾とお届けする予定です。
大箱でみかんをいただき、大量消費にお困りのあなたにお届けしたい思います。
是非ご一緒、1個たりとも腐らせずに美味しくみかんを食べきりましょう!
【みかん麹】の材料とつくり方
ふるさと納税で届いた当初のみかん箱は、こんな感じでした。
なかなか迫力ありますよね。
一瞬、どうしよう?とおののいたものの。
次の瞬間、「絶対、腐らせずに食べきってみせる!」という変な気合いと、ワクワク感が入り乱れたことを覚えています。
みかん大量消費なら、みかんジュース、冷凍みかん、みかんジャム、みかん酢、みかん酒……あれこれありますが。
まず最初は、一番試してみたかった【みかん麹】に取りかかることにしました。
次に、【みかん麹】づくりの基本である、材料とつくり方をご紹介します!
<【みかん麹】の材料>
みかん (Sサイズ)5個くらい
※表皮をむいて200g程度になる個数で。
乾燥米麹 100g
材料はこれだけです。
実にシンプルですよね!
過去につくった【りんご麹は】や【柿麹】にならって、果実2に対して、麹1の割合でつくってみました。
<【みかん麹】のつくり方>
①みかんの表皮をむいてボウルに入れたら、ハンドブレンダー(または、お手持ちのジューサー等)でジュース状にします。
※食物繊維を摂りたいので、薄皮や白い筋は取らずにブレンダーをかけました。
②①のボウルにほぐしながら乾燥米麹を投入していきます。
*最初からバラバラのものならそのまま入れくださいね。
③ヨーグルトメーカーの容器に②を入れ、清潔なスプーンでよくかき混ぜ、60℃8時間にセットします。
③途中、2時間おきくらいにかき混ぜます。
※フルーツ麹の場合は、特に麹と果物が合わさりにくいので、必ず時間ごと混ぜてくださいね。
④8時間経過したら出来上がりです。
⑤最後に清潔な容器に詰めてたら完成です!
蓋を開けた瞬間から、みかんのいい香りが漂ってきます。
味はいかに?
さあ~ちょっとだけ味をみたら、どんどん使っていきますよ🎵
【みかん麹】の味は?アレンジレシピもご紹介
そのままの味を確認した後、様々なものに使ってみました。
出来栄えは?味は?いかに。
<【みかん麹】の味>
もちろん、米麹を使っているので、特有の香りもほのかにしてきますが、何よりみかんの香りが勝っており、爽やかです!
たまらないいい香り~。
形状は、りんご麹や柿麹よりも、もっちり、もったりしており、あんこやカスタードクリームのようですね。
口に入れてみても……もっちりです。
ゆっくり溶けていく感じですね。
みかん味のさっぱりとした白あんという感じでしょうか。
みかんの香りが鼻に充満し、突き抜けていきます。
ほのかな甘みと、みかんの酸味がたまりませんね。
※ちなみに、薄皮も白い筋も食感や味的に気になることはありませんでしたよ。
そして次に、本当に遠慮気味に麹を感じるくらいで。
後味は、完全にみかんです!
これなら、子どもでも美味しく食べられますね。
甘すぎないので、そのままでバクバク食べられちゃいますが、せっかくなので、他の食材と合わせたり、加工したりしてみました。
<【みかん麹】のアレンジレシピ>
まずは、王道の無糖ヨーグルトに合わせて。
爽やか×爽やかですね。
ちょっとパンチがたりないかな。
無調整豆乳と合わせて、ドリンクにしてみました。
みかんの爽やか味と香りで、豆乳独特の味がある程度打ち消されるので、飲みやすくなりますね。
さっぱりした健康飲料って感じ。
イングリッシュマフィンにクリームチーズを塗り、その上にみかん麹を乗せてみました。
これっ、最高です!
ようやく、みかん麹のポテンシャルを最大限に活かせる食材が見つけられました。
クリームチーズの濃いミルキーさが、みかん麹の甘みと酸味をグッと引き出してくれて、相性抜群です。
止まらない美味しさです🎵
これはお勧めですよ!
ということは、これとも相性がよいではと思い合わせてみたところ。
濃くミルキーなアイスの甘さと、みかん麹の爽やかさは最高でした!
後味にみかんの酸味がくるので、さっぱりアイスがいただけます。
一方で、みかん麹の酸味がよりアイスのミルキーさが引き立たせてくれるので、まさに相乗効果!
どちらもたまらなく美味しい🎵
ついでに、甘酒(飲料用に希釈されたもの)とも合わせてみました。
小鍋に、甘酒150ccとみかん麹を大さじ2加えて、軽く温めます。
トロンとして、麹と米の優しい甘さとみかんの爽やかな酸味が合いまり、いい感じ。
寒い夜に、ホッとできるドリンク(いや、トロトロになるので匙でいただくデザート)になりますね。
秋の夜長に是非どうぞ!
次にちょっとだけ料理に?
ただのもろきゅうです。
※もろみを使っていないので、あくまでも風です。
一般的な信州味噌に、同量のみかん麹を混ぜただけ。
味噌にほんのり麹の甘みと、爽やかな柑橘類の香りが加わり、超簡単なのイケてます!
キュウリだけではなく、蒸し野菜やふろふき大根、おでんなどに付けてもよさそうですね。
何より、白飯と合いますよ!
もちろん、おにぎりの具にしたり、焼おにぎりしたりしても。
ご飯が進む~お勧めです🎵
最後に、そのまま食べたときに、みかん味の白あんだなと思ったので、おやきに加工してみることにしました。
<【みかん麹】のアレンジレシピ~おやきをつくってみた>
本場のおやきは小麦粉でつくるのですが、今回は、米麹に合わせグルテンフリーな感じで、米粉と豆腐でつくるバージョンでお届けします。
《【みかん麹】でつくるおやきの材料(4個分)》
米粉 100g
絹ごし豆腐 100g
※木綿豆腐の場合は、水大さじ2を加えます。
ベーキングパウダー 小さじ1
塩 小さじ1/3
みかん麹 適量
(お好みで)きんぴらやひじきの煮物など
適量
ごま油 大さじ1
熱湯 70cc(カップ1/3程度)
《【みかん麹】でつくるおやきの手順》
①ボウルに米粉、豆腐(木綿の場合は水も)、ベーキングパウダー、塩を入れます。
手でしっかり混ぜ合わせ、4等分にして、それぞれ丸め、上から濡らして軽く絞ったキッチンペーパー(または、さらし)をかけておきます。
※生地の乾燥を防ぐためです。
②具材を4等分に分けて、用意しておきます。
③①の生地を、直径12㎝ほどの(真ん中を厚めにした)円盤形に伸ばし、②の具材を包み込んで閉じ、形を整えます。
※生地がベトつく場合は、手に油(分量外)をつけて作業を行うとやりやすいですよ。
④フライパンにごま油を熱し、③の生地を入れていきます。
中火で3分ほど、焼き目がついたら、裏返します。
⑤④と同様に焼き目を付いたら、熱湯を加えて蓋をし、弱火で4分蒸し焼きにします。
⑥最後に蓋を取って中火にし、水分を飛ばして表面をカリッとさせたら、出来上がりです!
お皿に盛ったら、こんな感じになりました。
ごま油の香ばしいかおりが食欲をそそります🎵
中を割ってみると、こんな風です。
みかん麹を温めると、より爽やかな香りがフワッと立ちますね。
もうトロットロでクリームのよう。
みかんの酸味とほんのりとし甘さがたまりません。
生地はもっちもちで、ちょっと効いた塩味もまたよし。
食べ応えもあり、2個でお腹いっぱいになりました。
甘くない生地なので、みかん麹ともきんぴらとも相性がよかったですよ!
お昼に、軽食おやつにぴったりですね。
以上より、あれこれ【みかん麹】のアレンジをしてみました。
みかん麹は、そのままでも甘すぎることないので、美味しくいただけることが分かりました。
それゆえに、さっぱりしているもの、例えば、無糖ヨーグルトや無調整豆乳、牛乳などと合わせると、互いに良さを打ち消し合い物足りない感じになってしまう気がします。
※あくまでも個人的感想ですけどね。
合わせるなら、クリームチーズやバニラアイスといった、濃くミルキーなものがよいのでないでしょうか。
また、爽やかなあんこやカスタードクリームのような感覚で、ご紹介したおやきやどら焼き、ホットサンドなどに入れても美味ですよね。
そこに、クリームチーズなどをプラスするとなおよしですね!
是非、あれこれアレンジをお楽しみくださいね。
【みかん麹】の保存方法と消費期限は?
【みかん麹】を最後まで美味しくいただけるように、保存方法と消費期限についてもご紹介します。
<【みかん麹】の保存方法>
保存方法は、出来上がって粗熱が取れたら、清潔な保存容器に入れて蓋をし、冷蔵保存します。
できれば、温度変化の少ないチルド室や、冷蔵庫の奥で保存するのがお勧めですよ。
食べるときもまた、乾いた清潔なスプーンですくってくださいね。
<【みかん麹】の消費期限>
消費期限は、冷蔵保存で1カ月ほどになります。
ちなみに、麹を使った発酵調味料は、出来てすぐよりも、1週間~置いた方が味がなじんで、より美味しくなりますよ。
冷蔵庫の中とはいえ、少しずつ発酵が進んでいるのですね。
最後に(みかん麹の効能についても)
ヨーグルトメーカーで【みかん麹】つくり、アレンジレシピと合わせてご紹介してきました。
いかがでしたか。
ちなみに、過去の甘麹の記事でもお話ししています。
米麹には、
アミノ酸(必須アミノ酸9種類すべてが含まれているという優れもの)
*いわゆる「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンを作り出してくれるトリプトファンも含まれています。
ビタミンB群(糖質をエネルギーに変える手助けをしてくれます)
ブドウ糖(脳が唯一エネルギー源にできるもの)
などが含まれています。
米麹の効能としては、
①消化吸収をサポート
米麹の中の酵素が消化吸収を助けてくれます。
②腸内環境を整える
米麹にはオリゴ糖が含まれているため、善玉菌のエサになり、腸内を酸性にして環境を整えてくれます。
③美肌効果
先にお話しした通り、米麹にはビタミンB群が含まれているため、肌の代謝をアップさせ、健康に保ってくれます。
健康に美容にと役立ちます。
もちろん、米麹は糖質なので、食べ過ぎはNGですけどね。
また、みかん自体にも効能があります。
みかんには、
ビタミンC(肌荒れや風邪予防に効果あり)
ペクチン(便秘改善の作用あり)
薄皮や白い筋に含まれているフラボノイドの一種である、へスペジリン(高血圧や動脈硬化を予防する効果があり)
みかんの色素である、βークリプトキサンチン(体内でビタミンAと同様の働きをし、がん予防や、骨粗しょう症、リウマチ、糖尿病、動脈硬化のリスクを下げる効果あり)
等などが含まれています。
みかんの効能としては、
①腸内環境
みかんに含まれる食物繊維は、腸内環境を整えて、便の固さを調整し、便秘を軽減したり、正常な排便をサポートしてくれます。
特にペクチンは、腸内での消化を助けてくれたり、腸内環境を改善したりしてくれますよ。
②免疫効果
みかんに含まれるビタミンCは、白血球の働きをサポートし、免疫効果が期待できますね。
③疲労軽減
みかんには、ビタミンC・ミネラル・水分・抗酸化物質の4つが含まれているため、疲労軽減効果があるといわれています。
具体的には、ビタミンCには抗酸化作用があり、エネルギー供給を改善して疲労を軽減させる役割があります。
また、カリウムなどのミネラル分が含まれているため、筋肉が正常に機能させるのに役立ちます。
みかんに含まれている豊富な水分は、脱水を防ぎ、疲労を軽減させる効果があります。
その他、みかん含まれる抗酸化物質により、細胞の酸化ストレスを軽減させ、疲労につながる影響を抑制させるのに役立ちますよ。
以上のように、みかん麹は、米麹とみかんの栄養分と効能を存分に享受できる、優れた食べ物なのです。
是非あなたも、何かの縁でお家にやってきたみかんを大量消費するためにも【みかん麹】を作ってみてはいかがでしょうか。
次は第二弾として、みかん酢、みかん酒について、最後に第三弾として、子どもたちからリクエストされた、その他のみかん活用法をお送りする予定です。
よかったら、またお立ち寄りください!
過去に、塩麹や麹ジャム(フルーツ麹)についても綴っています。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
健やかで美しい髪を目指す貴女へ
「竹みか」サブブログ『健美髪日記』のご紹介
https://sub.mamatomo-zero.com/
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