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こんにちは、竹みかです。
昨年末に実家の父から、皮が黄色くなってしまった完熟カボスが大量に送られてきました。
カボスの産地では、【黄カボス】や【完熟カボス】として出回っているそうで。
酸味がマイルドで、糖度が高く、果汁もたっぷり取れるとか。
その特性を活かして、前回のブログでは、「ゆずりんご」ならぬ、「カボスりんご」やジュースに加工していた様子をお送りしました。
今回は、料理に活用してみたく、
・塩麹と合わせた「カボス塩麹」
・「ゆず味噌」ならぬ「カボス味噌」
に加工してみました。
それらの材料や作り方、アレンジをご紹介できればと思っています。
今後も、パンとジャムをつくった様子を第三弾とお届けする予定です。
産地以外では、あまりなじみのない【黄カボス】ですが、実際に使ってみると、魅力満載でした!
うちの実家のように、家庭菜園で食べきれずに、いつの間にか黄色になってしまったカボスの消費でお困りの方の参考になれば幸いです。
是非、【黄カボス】で「カボス塩麹」や「カボス味噌」を手作りして料理に活用してみませんか。
【カボス塩麹】の材料とつくり方
今流行のレモン塩麹をアレンジして?(単にレモンを黄カボスに置き換えただけですが……)【カボス塩麹】にしてみました。
塩麹さえあれば、5分でできてしまう超簡単さです。
ここで一応、【カボス塩麹】の材料とつくり方をご紹介したいと思います!
つくる労力に比例せず、味がよく、多彩な料理にアレンジできる優れものですよ🎵
<【カボス塩麹】の材料>
黄カボス 1個
塩麹 大さじ4
以上です。
シンプル過ぎる……
過去に、はじめて塩麹を手作りした様子をブログに綴っています。
ご参考にどうぞ!
<【カボス塩麹】のつくり方>
①カボスの表皮を使うので、粗塩(分量外)で皮をこすり洗いし、キッチンペーパーなどでしっかり水分を拭き取ります。
※無農薬や家庭菜園のものは流水で洗えば十分ですね。
②①のカボスの表皮をすりおろしたら、残った実を横半分に切り、果汁をしぼります。
③塩麹に、②のカボスの表皮のすりおろしと果汁を加えてよく混ぜ合わせ、清潔な容器に入れたら完成です。
行程はこれだけです。(笑)
超簡単ですが、出来上がりは、こんな感じでキレイな色味になりました🎵
※冒頭の写真と同じです。
では、少しだけ試食してみたら、どんどん料理に使っていきますね。
【カボス塩麹】の味とアレンジ、そして、保存方法や賞味期限
<【カボス塩麹】の味とアレンジ>
塩麹が素になっているので、試食はほんのちょっとで。
香りからして、爽やかです🎵
少し口に含んでみると、すぐに黄カボスの香り、酸味、そして甘みが広がり、後から塩気がやってきます。
塩麹なので、とげとげしくありません。
まろやかな塩味ですね。
これは使える!と思い、まずは、そのままの味を楽しむために、大根の浅漬けにしてみました。
(普通サイズの)大根3センチ分ほどを、皮をむいて短冊切りにし、大さじ1のカボス塩麹をもみ込みました。
真っ白な大根が、ほんのり黄色くなっていますね。
見た目も爽やかでキレイですが、味も爽やかそのもの🎵でした。
塩麹の塩分があるので、ボケた味にならず締まっており、麹の甘み・旨みもプラスされ、いくらでもいけちゃいそうです。
次に、汁物に。
また具材に大根が入っているのはお気になさらずに。
普段の半量程度の中華スープの素でお汁をつくり、野菜に火が通ったら火を止め、最後に大さじ1のカボス塩麹を入れて出来上がりです。
見た目は普通の中華スープですが、飲んでみると全然違います。
温められたことで、よりカボスの香りが立ち、とっても爽やか。
ほんのり後味に酸味が残ります。
でも全然、悪目立ちせずしっかりなじんでいます。
塩麹のお陰でしょうね。
これは、本当にお勧めです!
また、鶏の唐揚げの下味にも使ってみました。
塩と砂糖の代わりにカボス塩麹で。
鶏もも肉650グラムに、生姜とニンニクそれぞれ1かけ分のすりおろしと、カボス塩麹大さじ1、みりん大さじ1、醤油大さじ1、コショウ少々で下味を漬け、30分冷蔵庫に置いておきます。
その後、片栗粉をまぶして揚げただけです。
これまた、温められたことで、ほんのりカボスの香りがして爽やか。
揚げ物なのに胃もたれしません!
更に、塩麹のお陰でが驚くほど柔らかでジューシーになります。
家族全員に大好評でした!
その他にも、しゃぶしゃぶのタレにも。
カボス塩麹大さじ2とお酢大さじ1/2、ゴマ油大さじ1を合わせただけです。
カボスのお陰でさっぱりいただけますが、塩麹の旨みとコクがプラスされ、お肉がワンランクアップの美味しさに。
もちろん、ドレッシングにも使えるので、なかなか万能ですよ。
麻婆豆腐の味変として添えたり、マドレーヌなどお菓子づくりにも使えたりします。
カボス塩麹、使い勝手抜群です!
<【カボス塩麹】の保存方法と賞味期限>
つくったらすぐに、冷蔵保存にします。
※使うときは、必ず清潔なスプーン等ですくってくださいね。
ただ、麹を使った調味料は、冷蔵庫の中でもゆっくり熟成されていくので、翌日以降の方がよりしっくりきて、美味しくなります。
が、今回の場合は難しいところで……柑橘の爽やかさはフレッシュな方が香りも味も立つので、あまり置きすぎない方がいいのです。
賞味期限としては、1カ月ほど冷蔵保存が可能です。
なるべくなら、1~2週間程度で食べきってしまった方がよりいいですね。
美味しくいただくなら。
実際のところ、出来上がり量が大さじ4程度なので、すぐに食べ切れちゃいますよね。
ご紹介した通り、使い道も多彩ですしね。
定番の【カボス味噌】もご紹介
この季節、ふろふき大根などで大活躍してくれる「ゆず味噌」ですが。
ゆずでつくれるなら、黄カボスでもオッケーだよね!と思い、【カボス味噌】をつくってみました。
<【カボス味噌】の材料とつくり方>
《材料》
黄カボス 1個
味噌 150g
※お好みの味噌で。
砂糖 大さじ3
※甘めの白味噌などを使われる場合は大さじ2で。
みりん 大さじ3
《つくり方》
①カボスの表皮を使うので、粗塩(分量外)で皮をこすり洗いし、キッチンペーパーなどでしっかり水分を拭き取ります。
※無農薬や家庭菜園のものは流水で洗えば十分ですね。
②①のカボスの表皮をすりおろしたら、残った実を横半分に切って果汁をしぼり、小さじ2だけ取っておきます。
※残りの果汁は、是非ジュースにしてお飲みくださいね。
③小鍋に砂糖とみりんを入れて混ぜ合わせ、弱火にかけます。
照りが出てくるまで、2~3分ほど木べら等で混ぜながら火を通します。
④③の火を止め、①のカボスの表皮のすりおろしと果汁を入れてよく混ぜ合わせ、
清潔な容器に入れたら完成です。
<【カボス味噌】の味とアレンジ>
つくる行程④の時点で、カボスのとってもいい香りがしてきました。
期待して味見をしてみると、最初は味噌が勝っていたのですが……
後味は、爽やかなカボスの香りと味が残ります。
ゆずじゃなくても、黄カボスで十分美味しくできました!
きっと、緑カボスだと主張しすぎになってしまうと思うので、完熟になりまろやかになった黄カボスだからこそ、味噌となじんでいい塩梅になったのではと考えます。
では早速、厚揚げに塗ってオーブントースターで焼いてみました。
すみません……
厚揚げの切り方が悪く、まるでパンのトーストのようですが、味は間違いないです!
右上は、モッツァレラチーズです。
これにカボス味噌を乗せてみたら、抜群に美味しかったですね🎵
やはり、発酵食品同士の相性は抜群ですね。
定番の焼きおにぎりも外せません。
普通に炊きたての白飯(玄米でも)にちょこんと乗せて食べても美味しいですよ。
その他、温野菜につけたり、スティックキュウリやキャベツにつけたりしても、もちろん、美味しかったです。
<【カボス味噌】の保存方法と賞味期限>
カボス塩麹と同様に、つくったらすぐに冷蔵保存にします。
※使うときは、必ず清潔なスプーン等ですくってくださいね。
こちらもまた、翌日以降の方がよりしっくりなじんできて、美味しくなります。
が……柑橘の爽やかさは新鮮な方が際立つので、あまり置きすぎない方がいいですね。
賞味期限としては、3週間ほど冷蔵保存が可能です。
なるべく、2週間程度で食べきってしまった方がよりいいかもしれませんね。
最後に(カボスの栄養や効能についても)
一般的に、全国で流通している未成熟な緑カボスではなく、産地や家庭菜園だからこそ見られる【完熟カボス(黄カボス)】。
その黄カボスを使っての「カボス塩麹」や「カボス味噌」をご紹介してきました。
いかがでしたか。
前回と内容がダブりますが、ここでカボスの栄養と効能についてご紹介したいと思います。
カボスの栄養と効能としては、
①ビタミンC
レモンの半分ほどの量が含まれています。
美白・美肌効果や風邪予防、老化防止の効能があり、また、特に女性には欠かせない鉄の吸収を高める作用もあります。
②表皮に含まれているフラボノイド
ポリフェノールの一種です。
コレステロール値を下げたり、高血圧予防をしてくれたりする作用があります。
③同じく表皮に含まれているナリンジン
強い抗酸化作用があり、花粉症など抗アレルギー作用があります。
また、食欲を抑制してくれる効果ありますよ。
ダイエットがあるということですね。
④クエン酸
疲労回復効果があります。
⑤カリウム
ナトリウム(摂り過ぎた塩分)の排出を促し、高血圧やむくみ防止の効果があります。
⑥香りの成分であるピネンやリモネン・テルペン
消化を促進させたり、血行をよくしたり、心身をリラックスさせたりする効果あります。
等などの栄養が含まれています。
カボスの旬は、8月~12月といわれており、比較的長期間見かけられますが、完熟して表皮が黄色くなったカボスが出回るのは、 11月~12月とほんのわずかです。
もしも、店頭で見かけたり、家庭菜園をされていたりするなら、是非、緑カボスとはまた違った、酸味が抑えられ、糖度が高く、果汁がたっぷりな【黄カボス】を使って、「カボス塩麹」や「カボス味噌」に挑戦してみてくださいね。
様々な料理にアレンジでき、便利ですよ!
最後に第三弾として、黄カボスを使ったパンやジャムづくりをお送りする予定です。
よかったら、またお立ち寄りください!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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