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【高3理系女子】いよいよ校内で指定校推薦枠が発表されて~更に心乱れる

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※本ページには、プロモーションが含まれています。

 

こんにちは。竹みかです。

 

 

 

今回のブログは、

 

7/17に書いたブログ

https://mamatomo-zero.com/entry/recommended-admission

 

の続きになります。

 

 

いよいよ大学受験の天王山といわれる夏休みも終わり

休み明けに、【指定校推薦】がどの私立大学、学部学科から何人きていて、求められる要件の詳細も発表されました。

同時に、国公立大学の学校推薦の応募受け付けも始まります。

(地元国立大学の医学部医学科地域枠を誰が取るか!が主なるところですね。)

 

 

応募締め切りギリギリまで、それはそれはうちの娘さん迷い、焦り、ときに叫び、泣き(笑)大騒動でした……

そんな珍道中を母目線、愚痴多めでお送りします。

周りのお子さんたちの様子も含めて。

 

 

 

娘が通っている高校のこと

前のブログとまったく同じ内容です。

娘の置かれている現状をご理解の上、読み進めていただけたらと思います。

 

 

 

地方の公立中高一貫校に通っています。

入試が特殊なこともあり、生徒の学力はものすごく幅があります。

ちなみに、男女共学校です。

 

東大、京大、その他旧帝一工大、国公立医学部医学科に受かる子から、地元Fラン大に進む子までいます。

指定校は、他の公立トップ校よりは少なめらしいです。

(恐らく、かつて地域二番手群の学校だった名残からか?)

 

 

そして、地方特有の価値観からか?文理関係なく、国公立大狙いの子が多数を占めています。

私大文系を選択した時点で……あれこれ言われがちです。(?)

別に科目を絞って受験するのも戦略の一つじゃないと私は思いますけどね。

 

 

 

最近知ったのですが、娘のような高校を【自称進学校(自称進)】っていうらしいしですね。

超進学校ほどではないけれど、厳しい国公立大至上主義の、特に地方にある公立二番手くらいの高校のことだそうで。(娘談)

今時の子たちには嫌われる傾向にあり(みんな楽して推薦で高校も大学も行きたいですからね)、地域によっては定員割れを起こしているとこすらあるとか。

 

 

夏休みの娘の様子

<夏休みの勉強量>

娘にしては、真面目に勉強に取り組んだと思います。

まあ~集中力も長く続かないし、忍耐力もないので、コツコツ積み上げられるタイプではないし、おまけに体力もない子にしては……という程度ですが。(笑)

 

毎日(土日祝日関係なく)、某映像授業型の塾に通い、勉強を続けてきました。

1日長い日は、7時間くらい?平均5~6時間程度でしょうか。

家では、隙間時間に英単語などを覚えたりはしていましたが、スマホを観たり、家族と話をしたり、お菓子を食べたりとリラックスしていることの方が多かったですね。

 

 

 

 

<お盆休みに大学巡り>

もう一つ。

お盆休みで、夫が休暇のときに大学巡りをしてきました!

 

本来は、希望する大学のホームページを観て、オープンキャンパスに予約して行くのが一番だと思います。

あまり、どこの大学にも熱量が高くない娘は、お休みときの静かなキャンパスを誰にも邪魔されずに歩くくらいがよかったようです。

 

千葉から始まり、都心のキャンパスを数校巡り、神奈川と県境の多摩地区まで。

8校ほど行って来ました。

 

ちなみに、今回は少し現実的な大学が主でしたが(それでも一般受験だとかなり難しい)、憧れレベルの大学は、昨夏に友達と巡っています。

合計すると、12校くらいは見たのかもしれませんね。

 

自称進の先生によっては、

 

「私立大学は行くな!」

 

と言うらしいしですね。

その意味が分かりました。

 

私立大のキャンパスは、どこもかしこも驚くほどキレイです。

私たちが大学生だったころには考えられないレベル。

高校生、特に女子は完全にやられますよね。(笑)

 

一方で、国公立大は渋めの校舎が多いですね。

とはいえ、学生に対する先生の数、研究費の多さ、実験施設や設備の良さは私立大の比にならないとか。

 

文系だったら関係ないような気がしますけどね……

キレイなキャンパスで、就活にも便利な都心の私大の方がお得?

 

 

 

 

<夏休み明けの学力>

まだ、夏休みが明けて1カ月も経っていませんが、模試を毎週のように受けています。

ちなみに、夏休み中に受けた模試の結果は、あまり上昇傾向が見られず、娘自身イライラを爆発させていました。

 

休み明けのは、自己採点の結果に過ぎませんが、6月あたりに受けた模試結果と比べると、かなり上がっていたようです。

結果は、少しずつついてきているようですね。

まだまだ足りませんけどね。

 

 

校内で【指定校推薦枠】の発表

夏休み明け早々に、娘が通っている高校に届いた、【指定校推薦】の枠が貼り出されました!

 

もう、うじゃうじゃ人が集まり、かき分けかき分け、娘は友達と見に行ったそうです。

自称進でもこんな様子です。

 

 

 

 

<【指定校推薦枠】を見て文系の子たちの反応>

文系の子たちは、男女成績関係なく、ほぼほぼ全員が見に行っていたそうです。

その話題で持ちっきり。

腹の探り合いだったそうですよ。

 

ある子は、

 

「私、⚪⚪大のこの学部学科を取りたいの!」

 

と敢えて口にして周りをけん制し、

ある子は、静かに情報を集め。

なかなか嫌~な空気が、締め切りギリギリまで流れていたとか。

 

 

 

 

<【指定校推薦枠】を見て理系の子たちの反応>

理系は様相が違います。

トップクラスの成績誇る男子たちのほとんどは、まったく興味なしの様相で、掲示板を見にも行かなかったそうです。

東大、京大、東工大、その他旧帝大、国公立大の医学部医学科を受ける子たちには関係ない話ですからね。

 

見に行くのは、女子と成績の微妙な男子だけ。

しかも、多くの子たちは、自分の希望する大学を取るには評定が足りないので、諦めムード。

(ここが文系と決定的な違い!!!)

 

本当に評定が高い理系の子たちは、上記の通り、指定校推薦に見向きもしないのでね。

当たり前の現象です。

取る人が少なく、ほとんど返してしまうから、理系の推薦枠は増えない(もしくは、ありえないほど高い要件のまま)という悪循環ですね。

 

一部の真面目でコツコツ型の、評定が本来の実力よりかなりよい女子(ごくごくわずか)がちょっとだけ探り合いをしていたそうですけどね。

 

 

校内で【指定校推薦型枠】の発表されて娘の様子

通っている高校の理系クラスで、模試成績からすると、残念ながら下位層に位置している娘。

トップ層とは天と地ほど違い、中間層に入るのもちょっと厳しい。

ただ、絶望的な下位層でもないのです。

 

というのも、国語が極めてよく、英語も悪くないから。

加えて、授業態度もよく、欠席も少なく、遅刻もなく、提出物もきちんと出しているため、評定も平均すると絶望的ではないのです。

 

絶望的なら、すっぱりと指定校推薦を諦めきれるのですが、取れなくもない。

娘の中で辛うじて許せる範囲の大学群で、取れるところが2校ほどありました。

 

もっと先を見られる大人からすると、そのあたりの大学なら、来年2月ごろには一般受験で十分受かる学力がついているはずと予想がつきます。  

もちろん、ここで娘が病んでしまったら、学力の伸びは止まるかもしれない、もしかしたら、落ちてしまう可能性だってありますけどね。

 

担任の先生も、私たち夫婦も微妙な顔をしていました。

でも、本人の人生、無理矢理止めなさい!と言い切れない歯がゆさ。

 

そんな中で、娘はときに叫び、泣き、迷いに迷い。

 

これから成績が伸びる保証などない。

一般でどこにも受からなかったら。

今、指定校で取れる大学以下のところに進学することになったら。

 

自分が自分で信じきれなく、不安で押し潰されそうになっているのが見て取りました。

実際に、その姿に精神が病むくらいなら、ここで指定校を取るのもありかもと、母として考えるほどでした。

 

結局、オープンキャンパスで一番気に入った大学の第二志望(第一志望は評定平均の時点でダメ)学科に出したいと先生に伝えました。

が、平均値は超えていたものの、細かい要件に引っかかり、却下となりました。

 

最初からわかっていたのですけどね。

この程度なら、見過ごしもらえるかもと本人は思っていたようです。

担任の先生がとってもお優しい方なので、丁寧に説明し、一般受験で頑張ろうと諭してくださったようです。

 

ここで娘の指定校推薦騒動は終了しました。

 

 

が、その後も心乱されることは耳に入ってきます。

正直なところ……推薦を取る子たちは静かに静かに水面下でやってほしいものですよね。

 

中学時代から仲のよい文系友が、3人ほど、ルンルン🎵で、

 

「私ここ取るんだ!!!

でも、内緒ね。(うふっ)」

 

という感じで耳打ちしてきたそうです。

どの子も、ここだけの話、言ってはいけないですが……内申美人です。

 

文系のトップ層と理系のトップ層にいる、各一人ずつ男子くんも私立大の最難関を取るとのこと。

恐らく、東大を目指してもいいレベルの子たちなのですけどね。

担任の先生と揉めに揉めたという噂で、最後は親御さんが押し切ったそうです。

 

夫いわく、時代も変わったなあと言っていました。

ご家庭ごとにお考えやご事情があるでしょうけどね。

 

 

基本的には、指定校推薦は女子がメインです。

娘の通っている某映像授業型の塾にも、別のいわゆる県立トップ校の子たちがたくさんいます。

 

女子、特に文系の子たちは、ほとんど夏休み明けから姿を消してしまったそうです。

他校とはいえ、一緒に模試を受けたり、お話をしたりしていたそうなのですが。

 

「みんな指定校推薦で決まったんだね」

 

と娘が話していました。

まあ~他校の県立トップ校の男子くんたちは、何も変わらず通い続けているらしいですけどね。

 

 

ちなみに、今流行の理系学部の女子枠も、評定平均が足りないので、娘は使えません。

女子だけど、女子なのに?指定校推薦でも特殊入試でもなく、共テを受けて一般選抜で特攻です。

 

 

最後に

本当に8月末から、9月10日くらいまでは、私自身も迷いに迷いました。

娘が心病んでしまったら意味がないよねと。

 

指定校推薦もありなのでは?

一般受験を推し進める意味とは?

こんなに推薦で大学に行くのが当たり前の時代に、内申の取りにくい高校にいる意味とは?

 

そもそも、中学選びから間違っていたのでと思うことさえありました。

文理選択も間違えると大変なことになる……と改めて知らしめられた思いです。

 

 

恐らく、娘が恥も外聞も捨てて(あくまでも自称進の考えですよ!)私大文系選択をしていたら、耳打ちしてきた子たちと同じ進路をたどれた可能性が高いです。

最終学歴としては、かなり聞こえのよいものになっていたはず。

 

 

果たして、この中高一貫校を選んだこと、理系選択をしたこと、一般受験で国公立大を目指すこと、これらの選択が正解だったのか、間違いだったのか?  

 

まだまだわかりませんよ!

結果が出るのは来年3月以降です!

 

と、今は言っておきたいです。

長い長い娘の人生を考えれば、結果が出るのは10年後、20年後……かもしれませんからね。

 

 

ただ、あまりにも終始愚痴のオンパレードになってしまったので、敢えて、この指定校推薦騒動のメリットを書き加えるなら。

 

娘と進路についてとことん話し合いができ、意見のすり合わせができたことでしょうか。

 

集めた大学のパンフレットを何度も見返し、学部卒業後の進路や就職先、取得できる資格についても調べまくりました。

その結果、あやふやだった進路のことも、彼女が今時点で本当に学びたい分野が何かわかりました。

似て非なる学科もたくさんありますからね。

 

どんなキャンパスの雰囲気の大学に行きたいのか、どんなタイプの学生に囲まれて学びたいのかも知れました。

私自身も、情報収集がしやすくなりましたね。

親子で無駄な期間ではなかったです。

 

 

 

しかし、推薦で決まった子たちは、卒業まで静かに過ごしててね。

これだけはお願いです。

 

 

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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