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※※2023年10月20日に、醤油麹の材料について追記させていただいています。
こんにちは、竹みかです。
発酵調味料として、ヨーグルトメーカーを使って【塩麹】や【甘麹】には何度が挑戦してきました。
その美味しさ、使い勝手のよさは見知っていました。
次は、【醤油麹】だなと自分の中で思いつつも、
塩麹とどう違うのだろう?
使い勝手はいいのだろうか?
醤油との味の違いは?
そんなことを考えるうちに遠のいていたのです。
まあまあ~文句を言うなら一度つくってからだよねと思い直し、挑戦してみることにしました。
これがこれが!
想像以上に美味しく、まさに旨みの塊のようでした。
舌が鋭敏な我が家の娘ちゃんも、「塩麹より醤油麹の方が断然好き!」と言わしめたくらいです。
料理にも使いやすく、そのまま乗せて、他の食材と混ぜて、焼いて、炒めてと展開も自在で、大いに楽しめました🎵
是非、自信を持ってご紹介したいと思います。
冷蔵庫に常備したくなる発酵調味料ですよ。
【醤油麹】の材料とつくり方
まずは、【醤油麹】づくりの基本である、材料とつくり方をご紹介します。
<【醤油麹】の材料>
乾燥米麹 100g(200g)
醤油 150cc(300cc)
水 50cc(100cc)
材料はこれだけです。
実にシンプルですよね!
※キリッとした醤油の味が強めを希望される方は、水なしで。
柔らかく少し甘めを希望される方は、水を加えてくださいね。
<【醤油麹】のつくり方>
①ボウルに乾燥米麹をほぐしておきます。
*最初からバラバラのものならそのまま入れくださいね。
②ヨーグルトメーカーの容器に①と醤油全量を入れ、清潔なスプーンでよくかき混ぜ、60℃8時間にセットします。
③途中、2時間おきくらいにかき混ぜます。
④8時間経過したら出来上がりです。
⑤最後に清潔な容器に詰めてたら完成ですよ♪
見た目は地味な仕上がりになってしまいましたが、味はいかに。
さあ~ちょっとだけ味をみたら、どんどん料理に使っていきますよ🎵
【醤油麹】の味は?アレンジは?
そのままの味を確認した後、様々な料理に試してみました。
出来栄えは?味は?いかに。
<【醤油麹】の味>
出来上がりの香りは、お正月でした。
我が家だけの事情かもしれませんが……(笑)
毎年、お正月にはお餅を連日のように食べているのですが、その中でも定番なのが、
砂糖醤油
でして。
まさに、醤油麹は、この砂糖醤油の香りなのです。
醤油だけの香ばしさとは違う、甘みが加わり、甘辛せんべいのような。
においだけでテンションが上がりますが、早速、口に入れてみると。
これまた、甘みが抑えられた、サッパリめの砂糖醤油!なのが驚き。
旨みもしっかり感じられ、もうたまりません。
さすがに、醤油はそのまま飲めませんが(ひとなめする程度ですよね)、醤油麹なら、ペロッと食べられてしまいそうくらいの美味しさなのです。
※もちろん、塩分過多になるので、お勧めできませんけどね。
これは楽しみになってきましたよ!
<【醤油麹】のアレンジ>
まずは、そのまま乗っけてみました。
オーブントースターで軽く焼いた厚揚げに醤油麹を乗せて。
醤油麹は、厚揚げの油にも負けず、相性もとってもよいですし、大豆の甘みもしっかり引き出してくれます。
これはイケてますね。
次は冷や奴。
正直なところ……ちょっと微妙でした。
豆腐の優しい豆の甘みが、醤油麹に負けてしまっている感じですね。
気を取り直して、卵かけご飯に乗せてみます。
もう最高!!!です。
卵と醤油麹が抜群に合いますね。
醤油麹の塩味で、卵のまろやかさがより引き出される感じです。
醤油だけより、甘みという旨みが加わるので、もう止まりませんね。
娘ちゃんにも大好評でした。
リピ確定!
定番の納豆にも混ぜてみました。
もう、納豆に付いている添加物まみれのタレはいりません。
これまた相性抜群!
醤油麹と合わさることで、豆の甘みがより感じられるようになるから不思議。
ほんの少しですが、納豆特有の臭みも和らいだ気がしますしね。
※元々、納豆が好きか嫌いかで感じ方に差があると思いますが。
じゃがバターにも乗っけてみました。
乳製品のバターとの相性も最高ですね。
醤油麹により、バターのミルキーさ、そして、じゃがいも本来の甘みがグッと引き出され、ああ~うまい!としみじみ感じられます。
お芋が、こんなにもまろやかに感じられるなんて。
続いて、煮卵の味つけにも。
好みの加減にゆで卵をつくり、卵1個につき大さじ1の醤油麹をまぶしてラップにくるみ、冷蔵庫で数時間置いただけです。
醤油麹さえあれは、煮卵のために調味料を混ぜ合わせて、煮立たせ、つけ汁をつくる必要もありません。
これ絶品です!
そのままお酒のあてになるし、写真のようにご飯のお供にしても。
これまた娘ちゃんにも大好評でした。
もちろん、浅漬けにも。
単に大根を短冊切りにして、適量の醤油麹に漬け込んだだけです。
甘み塩味の両方があり、ほんのり麹の香りもして美味しい漬け物になりましたよ。
焼きおにぎりにも。
もちろん、そのまま醤油麹を塗って、オーブントースターで焼くだけでもオッケーです。
このときは、ツナ缶が残っていたので、醤油麹と和えて、焼きおにぎりにしました。
旨い!
たまらなく美味しかったですね🎵
炒め物もありでした。
豚こまと余った野菜(このときは、タマネギと人参で)を軽く炒め、みりん少々と醤油麹で味付けをしました。
不思議と……炒めると、味噌っぽくなるのですよね。
豚の脂がより甘く感じられ、コク深く、ご飯が進みましたよ。
最後は、鶏肉を漬け込んでオーブンで焼いてみました。
麹が鶏肉の繊維を壊してくれるので、柔らかくなります。
単に、醤油麹に漬けただけなのに、味わい深かったですね。
物足りなさもまったく感じませんでしたよ。
こんな感じで、醤油麹は万能です。
いい意味で裏切られ、持て余すことなく、どんどん料理に使えました。
その他にも、唐揚げの下味にも使えそうですし、焼き肉のタレ、サラダのドレッシング、煮物にとまだまだ使い道はありそうですね。
【醤油麹】の保存方法と消費期限は?
美味しく最後まで使い切れるように、【醤油麹】の保存方法と消費期限についてもご紹介します。
<【醤油麹】の保存方法>
保存方法は、出来上がって粗熱が取れたら、清潔な保存容器に入れて蓋をし、冷蔵保存します。
できれば、温度変化の少ないチルド室や、冷蔵庫の奥で保存するのがお勧めですよ。
食べるときもまた、乾いた清潔なスプーンですくってくださいね。
<【醤油麹】の消費期限>
消費期限は、他の塩麹や甘麹などと比べて少し長めになります。
冷蔵保存で3カ月ほどオッケーですよ!
ちなみに、麹を使った発酵調味料は、出来てすぐよりも、1週間~置いた方が味がなじんで、より美味しくなります。
冷蔵庫の中とはいえ、少しずつ発酵が進んでいるのですね。
麹は生きている!
最後に(麹の効能についても)
ヨーグルトメーカーで【醤油麹】つくり、様々な料理への展開した感想をお送りしてきました。
いかがでしたか。
早くつくらなかった自分を悔いたくらい……
醤油麹は、まさに旨みの塊でした。
塩麹とも醤油単体ともまったく別物でしたね。
まさか、サッパリめの砂糖醤油の味と香りだったとは。
驚きです!
醤油麹は、味も香りも日本人にとって非常になじみやすいので、そのままでも、混ぜても(和えても、漬けても)、焼いても、炒めても、様々な料理に使えます。
実際使ってみて、便利なことがわかりました。
ちなみに、過去の甘麹の記事でもご紹介していますが。
米麹には、
アミノ酸(必須アミノ酸9種類すべてが含まれているという優れもの)
*いわゆる「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンを作り出してくれるトリプトファンも含まれています。
ビタミンB群(糖質をエネルギーに変える手助けをしてくれます)
ブドウ糖(脳が唯一エネルギー源にできるもの)
などが含まれています。
米麹の効能としては、
①消化吸収をサポート
米麹の中の酵素が消化吸収を助けてくれます。
②腸内環境を整える
米麹にはオリゴ糖が含まれているため、善玉菌のエサになり、腸内を酸性にして環境を整えてくれます。
③美肌効果
先にお話しした通り、米麹にはビタミンB群が含まれているため、肌の代謝をアップさせ、健康に保ってくれます。
健康に美容にと役立ちます。
もちろん、米麹は糖質なので、食べ過ぎはNGですけどね。
そして、醤油麹は、この効能と栄養に優れた米麹に、単体でも十分旨みのある醤油を掛け合わせているのですから、間違いないですよね。
※ただ、ここでは深く言及しませんが、今、市場には、大量に安価でつくるために醤油風調味料(醤油として販売しながらも)が出回っています。
原材料がしっかりしていて、出来れば製造過程もメーカーのHP等でチェックして確かな醤油を購入したいものですね。
是非あなたも、美容と健康のために【醤油麹】を作ってみませんか?
醤油麹は旨みの塊なので、これだけで料理づくりをアシストしてくれること間違いなしですよ。
過去に、塩麹についても綴っています。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
健やかで美しい髪を目指す貴女へ
「竹みか」サブブログ『健美髪日記』のご紹介
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