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【地方進学校あるある】猛烈な国公立大推しについて思うこと

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こんにちは。竹みかです。

 

 

とある地方にある公立中高一貫校に通う、【高3の娘】は受験勉強真っ盛りです。

ちなみに、理系志望

 

2学期早々、指定校推薦を取る取らない、誰がどの大学学部学科を取った、学内選考に通った落ちた等など、騒然としていました。

ようやく収束したようで、心揺れ動いていた娘も勉強に熱心に取り組んでいます。

 

 

私自身(夫も)は生まれも育ちも東京です。

高校時代は私大文系クラスに所属し、中堅どころの女子大の語学系学科に進んでいるので、娘に勉強はまったく教えられません。

せめて、情報集めだけはと思い、国公立、私大のパンフレット集めから始め、各大学の雰囲気を探り、入試方法を紙にまとめ、受験日程を書き込んだカレンダーづくりをしています。

 

 

本人が行く大学なんだから、本人がやればいいというお声もありそうですが……本当に令和の今は入試方法が複雑化しており、読み解くだけでも時間がかかりますよね。

ゴミみたいに(口が悪くてすみません)小さい文字で、結構、重要なポイントが書かれているので、やってみると大変です。

親がある程度やってやり、本人には確認するくるいでちょうどよいのでは思っています。

 

 

こんな作業をしながら、ふと思ったのですよね。

 

 

国公立と私大の掛け持ちって可能なの?

(国公立って受験科目数の多さが恐ろしいよね。)

 

高校も塾も国公立推しで、共通テストの勉強ばかりに力を入れているけど、こんなんで私大受けられるの?

(国公立大は最大3校までしか受けられないのよ。共通テスト失敗したらアウトなわけで……)

私大対策しなくていいのかい?

 

旧帝大や準難関大あたりならともかく、地方国公立大の就職先ってどうなの?

 

 

考えれば考えるほど不安になり、毎日、検索するのが日課となってしまいました。

 

 

今回もまた、愚痴多めです。

加えて、東京と地方では大学受験に対する考えがかなり違います。

娘を地方の学校に入れてみて初めて、価値観の違いに気づきました。

 

もしかしたら、不快に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ご了承の上、お読みいただけましたら幸いです。

 

 

塾の面談で戦慄が走った

9月に入って早々、【塾の面談】がありました。

 

 

理系ということで、何の希望も聞かれることもなく、当然、

 

どの国公立大希望ですか?

 

というていで話が始まったのです。

 

 

この地域ではあるあるの話。

高校も、毎年、何人国公立大に進学しました!という割合が発表されます。

 

娘が中1で、その話を聞かされたときは頭の中が???でいっぱいでした。

国公立、私立の区分ではなく、どこの大学に進学したかが重要でしょうと。

 

文系こそ、私大専科を希望できますが、理系にはその選択肢すらありませんからね。

まあね、授業料の問題だけではなく、県外に出る確率が高いので、一人暮らしをさせる費用をも考えると国公立に行って欲しい親心もわかりますけどね。

 

 

話が脱線しましたが……

塾の先生とは、時期が時期なので、もう少し現実的な話をしたかったので、

 

 

・我が家は私立大の受験も考えていること

・本人が東京での就職を考えていること

 

 

をお話ししました。

 

 

この地域の受験生は、まず、共通テスト対策を徹底的に行い、希望する大学にパスする実力をつけることが先決だそう。

共通テストを受けてから、その点数を見て、希望通りの大学に出すのか、ランクを落とすのか考えると。

 

そして1月下旬から、共通テストが想定以上、せめて想定通りの点数なら、二次試験対策に全振りする。

想定より低い、要は共通テストで失敗してしまったら、そこから私大対策を希望する大学ごとに行う。

という話でした。

 

 

えええっ遅くないかい?

それで、間に合うのかい?

 

 

と不安になり、先生に率直に聞いたところ。

ご不安なら、年内に共通テスト対策をしつつ、私大の過去問を解くのもありですね。

その結果を見て、足りない分野の勉強を補強しましょうと。

 

 

こんなゆるっとした感じだと、国公立がダメだったとき、気づいたらそこ???って感じの滑り止めの私大しか残っていない……状況になりかねないよね。

私立理系に全振りした方がいいのではという思いが過ったのです。

 

 

だってね、都内近郊子たちは、最初から私立理系に全振りしている子もたくさんいますよね。

この私大の学部学科と的を絞って勉強をしてきている子たちが。

 

首都圏の国公立大は、どこもレベルが高い上に、自宅から通える私大がわんさかあるから、本当に上澄み層の子たちでなければ、理系でも私立専科で全然問題ないわけで。

科目を絞った方が1教科にかける時間が取れますしね。

 

 

そんな子たちと闘えないよね

 

 

娘は国公立大向きだと

ここで引き下がるのはどうかと思い、塾の先生に突っ込んでみたところ。

 

 

・娘さんは、理系にしては共通テストの点数配分が高い国語と英語がよくできているので、捨てるのはもったいない。

 

数学も、受験範囲の勉強はすべて終わって演習を始めているので、これから結果がついてくるはず。

 

・あとは、理科科目の物理と化学に全力で取り組みましょう。

 

地理と情報はおまけ程度で軽く、要点をまとめた参考書や問題集でサラリと対策をすればオッケー。

 

 

と考えると、

 

娘さんは国公立向けですよ!

 

数学の演習継続と、これからの理科2科目の猛追で私大対策にもなりますしねと。

 

 

確かにねと、母、納得しました。

そもそも私は、数学も理科も地理も情報もなんのこっちゃわからないので、娘に任せるしかないのですけどね。

 

年末までに私大の過去問を解いて、分析するのはのは忘れずにとだけ伝えました。

 

 

更に、塾の先生いわく、この時期に心配しすぎて、志望大学を下げてしまうと、やる気も駄々下がりになるとのこと。

(夫も同じことを言っていた。)

 

 

といわけで、相変わらず、夢のような難関大学を第一志望にかかげています。

第二希望すら高望み過ぎる気がしますが、ここはグッと我慢ですね。

 

 

娘の希望は揺れ動く

そもそも、【娘の希望】はどうなのよ?ですが。

 

 

志望学部学科は定まっています。

将来、どんな仕事に就きたいかも定まってきたようです。

所詮17、8歳の子の考えですから、変わるかもしれませんし、現実は非常に厳しいとは思いますが。

 

もう一つ大きな条件があり、東京で仕事がしたいのだそうです。

もう田舎は嫌だと。

 

恐らく、私たち夫婦も夫が定年退職したら、東京に戻るかもしれません。

夫の実家もありますし、今住んでいる地には夫婦ともまったく未練がありませんので。

息子は、全国どこでも好きなところにお行きなさいという考えでいます。

 

 

というわけで、国公立は、旧帝大や準難関大あたりを夢見ています。

共通テスト突破しても、二次試験がねえ。

私大は東京周辺だけを受けます。

 

 

塾の先生も、就職の点は気にされていて。

もしも、東京で就職を考えるなら、地方国公立大より東京の私大をお勧めしますと言われたのです。

 

 

【地方国公立】と東京の私大とでは

塾の先生が言われた言葉が気になって、改めて調べてみました。

科目を絞らずに、真面目に8科目を勉強してきた、地方国公立大の子たちに、東京の大手メーカーが熱い視線を送っているなんて記事も読んだことがありましたしね。

 

 

あくまでも理系の話ですよ。

もちろん、旧帝大や、それに次ぐ準難関大は大学立地に関係なく、思いの通りに就活が進められると思います。

 

 

それ以外の【地方国公立大】の話ですね。

 

 

 

 

<【地方国公立大】の存在意義と就活>

いうまでもなく、本人次第です。

能力はあるのだから、東京で就職したいのなら、使える範囲でお金と足を使い、あらゆるツテを使ってOBやOGを探して頑張ればよしなのですけどね。

 

 

そもそも論、各都道府県に国公立大を置く意味は。

その地域に貢献してくれる優秀な人材を育てることにあります。

そのために税金が使われている。

 

 

それはそうですよね。

 

 

その土地で公務員になるなり、民間でもその土地の企業に就職して欲しいのが、大学の本音だそうです。

今は特に地方創生もあり、強く地元就職を勧めてくる大学もあるとか。

もちろん、学校間で違いはあるでしょうけどね。

 

それに呼応するように、学生もまた、その土地の出身者が多いので、地元志向の子が多いということもあります。

自分の生まれ育った土地を愛し、家族の側にいたいという気持ちはわかります。

 

 

その気持ちも正解だし、若者特有のキラキラした東京に出たいという気持ちも正解。

大都市圏に出て、規模の大きな会社で働き、より高い収入を得たいという気持ちも正解。

 

 

先にお話しした通り、本人次第なのですが、やはり周りの環境、東京から離れている分、入ってくる情報量の少なさ、就活にかかる時間とお金の膨大さ、体力も必要となりますよね。

オンライン説明会や面接が増えたとはいえね。

不利といえば不利ですよね。

 

 

改めて調べてみて、納得です。

娘の希望を考えるなら、地方国公立大ではなく、東京近辺の私大だなあと。

 

 

 

 

<大学は学びに行くところ>

ただし、前回のブログを上げた際もアドバイスをくださった方がいらっしゃいました。

教育系のブログをいくつか読んだり、それを元に自身で調べてみたりしても。

やはり、教育の質は国公立大の方がしっかりしているのは確かですよね。

 

私大の校舎のキレイさに惑わされてはいけない!

学生あたりの教員数、使える研究費や、施設の充実度など違うようですしね。

 

 

大学は学びの場であるという大前提を忘れてはいけませんよね。

 

 

 

 

<私大の闇>

しかも、私大理系なら多くて4教科(一般的には3教科)でオッケーなところ、8科目も勉強してきているのですよ。

ここまで頑張ったなら、国公立行きたいのが本音ですよね。

 

 

更に更に、国公立志望で残念な結果になり、私大に進学するとなると……たいがい、絶望感に襲われますよね。

指定校推薦、総合選抜、内部進学者の多さに。

そして、学力差に。

 

 

各大学の推薦等の割合を見ていると震えますからね。

私大最高峰といわれている大学でも。

共通テスト利用も含めて、一般受験で取る人数ってこんなに少ないの?と……親の私でさえ絶望感にさいなまれますよ。

 

 

推薦等が必ずしも楽なわけではないと思いますが、一般受験よりはねえ。

3月ギリギリまで頑張り頑張って今ここにいるのに……何で、こんなに楽して同じ場所に存在している人がたくさんいるの?とね。

 

 

こんな思いをするなら、ランクを下げても国公立にしておけばよかったと後悔するかもしれません。

推薦を導入し始めたとはいえ、私大の比ではないし、大学によっては一般より推薦の方が難しいなんてこともありますしね。

共通テストを受けるのがマストだったり、私大の指定校とは違って、推薦でもバシバシ落とされたりするとこもありますしね。

 

基本、一般で入ってくる人が主なので、学力水準が一定に保たれているということもあります。

同じように勉強をしてきた人が集まっているので、不公平感も不満もない。

 

 

 

もう一点、東京本社の会社でも、規模が大きいところなら蓋を開けてみないと勤務地なんてわからないというのもありますよね。

私の幼なじみ(女の子)も、いきなり大阪勤務でしたからね。

娘も理系だし、総合職・技術職でしょうから、希望通りになるのかどうか?

 

人生なんてわからないですよね。

私も、高校、大学生のときは、まさか結婚してこの地にいることになるとは思ってもいませんでしたからね。(笑)

 

 

最後に

最後に毒舌ですが、今、我が家では推薦組(そもそも制度そのもの)をボロクソに言っています。

そうでもしないとやってられないから。

恐らく、推薦は推薦なりの大変さがあると思いますので、ごめんなさい。

 

でもね恐らく、この感覚は一人目だからなのですよね。

息子にも娘と同じく一般受験されるのか?と問われたら、正直なところわかりません。

 

そんなお家の話もよく聞きますね。

この国公立至上主義の県でも。

 

一人目の一般受験があまりにもしんどく大変だったわりに報われなかったから。

(親の金銭面も、一般受験の方が圧倒的に重く辛いです。)

二人目は指定校推薦で行かせたわとか。

(そのために、ランクを落とした公立高校やら私立の特進ではない普通コースやらに行かせた等など。)

または、地方の超楽勝な中受をさせて内部進学させたわとかね。

 

 

それほど国公立大受験は過酷です。

その割に……大都市圏で働きたい、(得てして東京本社になりがちな)大手企業に入りたいと思うと不利になってしまうことも多いのも現状。

あくまでも本人次第ですけどね。

 

 

なんだかなあ。

地方でコツコツと、8科目すべてを頑張った国公立大の子たちをもっともっと評価してあげて欲しいわ!と思います。

国公立残念組で、不本気な私大に行った子たちにも幸あれ!と思います。

 

 

アラフィフにして価値観が変わりました

とはいえ、この不便で、古くからの慣習にがんじがらめされている土地は好きになれないけれど……

 

 

終始とりとめもない文章で、愚痴だらけで失礼しました。

 

私大受験しか知らない私からすると、娘は本当に頑張っていると思います。

我が娘ながら尊敬の域です。

 

まあでも、普段は気持ちがブレブレで悪態尽きまくりの娘にイライラしておりますが。(笑)

ときに切れて、ケンカもしています。

大人げない母です。

 

 

最後まで、情報集めとスケジュール管理と身の回りのお世話係として伴走していきたいと思います。

高3一般受験をするお子さんをお待ちの、保護者のみなさま、一緒に頑張りましょう!

 

 

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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