こんにちは。
以前、このコロナ禍で緊急事態宣言が発令されたために、娘の学校で分散登校とオンライン授業が併用されたお話をさせていただきました。
今は宣言が解除されたため、通常登校に切り替わっています。残念ながら、その他行事は中止になってしまったり、形態を変えて行われていますね。
授業参観も同様で、1学期も2学期も観覧形式ではなく、オンラインとなりました。
1学期は、初めての試みとはいえ、かなりお粗末で…最初の15分以上繋がらず、ようやく繋がったと思っても、途切れ途切れで、画像も悪くほとんど何が起こっているのか分からないほどでした。更に映像が固定されたままなので、当然、死角あり、ずっと映らない生徒もいたのです。(うちの娘もその一人)
がっかりな感じで。
その経験があるので、2学期も期待していなかったのですが、かなり改善されよく観ることができた!今日はそのお話しをちょっと。
*ちなみに息子の通う市立小学校は、昨年同様、全て授業参観が中止となっています。観覧はもちろん、オンラインの予定もありません。残念…。
1学期とは接続方法が変わった
1学期は、「ここに接続して下さい」とメールにてアドレスが送られてきたのに対して、2学期は、娘たちが緊急事態宣言下でオンライン授業を受けたのと同じ方式での配信となりました。
Google ClassroomからGoogle Meetに接続し、観たい授業を選ぶ方式ですね。
娘から事前に接続方法を聞き、確認しておいたものの、本番は一人で操作を行わないといけないので、ちょっとドキドキものでしたが、難なく接続することができました。
ほっと一安心。
画像もとってもクリアーでしたよ!
娘だけではなく、お友達の何々ちゃんも分かりました。
余談ですが…
親は授業の邪魔になるので、画像も音声もオフすることとなっています。このアプリ、チャットや挙手機能も付いているのですよね。これって親でもできるのかな?授業を聞きながら気になっていました。(笑)もちろん、クリックしませんでしたけどね。
その話を夫にしたら、「クリックしたかったわ~」と。危険ですね。
登場した先生のキャラが…
<2時間目から配信開始>
1学期の授業参観や2学期初めてのオンライン授業の反省からか、朝一はインターネットの繋がりが悪いので、1時間目は観ることができないようになっていました。
また録音、録画は禁止しているものの、どこで流出するか分からないので、体育の授業も除外されています。
となると、事前に配られた時間割から観れそうなのが、総合の授業と、数学と、生物のみのようなので、迷いなく数学を選択しました。
またまた数学の話になってしまい、すみません。
<newキャラの先生登場!>
2学期になって娘のクラスが変わったので、お初の先生です!
ちなみに2クラス約60人を、数学は3クラスに分けているので、1クラスあたり20人ほどになります。
どんな先生かなと待機していたところ、おお~昭和感満載じゃないか…。
ややおじさん気味で、今どきジャージ姿じゃありませんか。しかも、声は野球部の監督でもやっているような大きいけどしゃがれている感じで。
正直、大丈夫かいな?と思ったのですが、これまとってもユニークな先生でした。
今回の授業は、2次関数のようでしたが…私、授業内容に興味ないので、
数1なんて忘れてしまったよ。
授業の進め方や先生と生徒の関係、生徒の反応などを中心に観察することにしたのです。
<さあ~授業開始>
最初に先生より、軽く親向けに自己紹介があり(お名前程度ですが)、授業は始まりました。
しばらく先生が板書をしなが授業を進め、それに関連する問題演習の時間になった途端、
黙々と自席で問題を解く生徒がいると思えば、生徒同士で相談し合ったり、答え合わせをしたり、教えたり、教えられたりと各々自由に動き始めたのです。
歩き回って良いんだ!(驚き)
先生もその様子を止めるわけでも、注意するわけでもなく、生徒の間を回りながら観察しています。
数分して先生が声をかけると、皆自席に戻り、先生の解説となるのです。
また、しばらくして演習の時間になると、同じように各々が自由に立ち上がり、相談し合います。これを授業時間中、何度か繰り返します。
ときに先生は、
考えろ!
もっとよ~く考えろ!!!
と説くと、先生は更に続けます。
学校によっては、この分野は覚えろって言ってしまうんだよ。
(私立ではなく公立の先生なので、転勤があります。)
でも、君たちは考えて導き出せるはずだ。
だから、とことん考えろ!考えるクセをつけるんだ!!!
と。
一部ちょっと毒吐いていますが…。でも、子どもたちの気持ちが上がる言葉をかけをしてくれていますよね。君たちならできるとね。
時代は変わりましたね。
常にダメ出して(否定的な言葉を吐き)、這い上がれ!根性だ!気合いだ!なんていう昭和の先生ではありませんでした。見た目で判断してはいけませんね。授業を聞くにつれて、先生のイメージが変わってきたのです。
帰宅した娘から聞いたところ、普段から正直な先生だそうです。(要は結構毒吐いてると。(笑))その分、教え方がストレートで分かりやすい良い先生だと言われているそうですよ。
他の先生もおっしゃっていましたが、
今回の先生も、数学は覚える教科ではなく、自分で考え、答えを導き出す教科だと説いています。どの数学科の先生も共通認識として、そう教えているのだと分かりました。
最後に先生より親に対して、
親御さん世代の授業風景からすると、この授業は驚きかもしれません。
私たちの時代は、生徒同士で授業中に相談したり、教え合う時間なんてありませんでしたからね。
自学自習を大切に授業を進めています。これにより、考える力がつくのです!
と話がありました。
百聞は一見にしかずですね。娘伝えで授業の様子を聞くより、観るが早いですよね。
最後に
本当は、私たち親が学校に足を運ぶことで分かる空気感?肌感?のようなものがあると思います。子どもたちはこんな雰囲気の学校に通い、友人に囲まれて授業を受けているのだなと。
それに触れられるのが授業参観であり、コロナ禍前は私もその雰囲気を味わえることに喜びを感じていました。
ただやはり、親が観てると思うと、授業自体はよそいきのものになってしまいますよね。
その点、このオンライン授業は本当の素が観れた気がします。
カメラも、先生が配慮下さり、時間ごとに場所を替えてくださったので、どの子も全く映らないということはありませんでした。短い時間でしたが、娘の姿も確認できましたしね。
普段の様子が観れ、これはこれで親としては満足できました!
次は、前期課程(中学校)最後の行事、合唱祭です!これもオンライン配信予定だそうで、今から楽しみです♪
何でも中止ではなく、工夫すればできるということですよね。
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