こんにちは。
子供たちの夏休み突入に加えて、夫も4連休なので、てんてこ舞いです…。さあ~頑張ってまいりましょう!
3週間前にあんずを米酢に漬み込み、
先週完成した「あんず酢」。
様々なもので割って飲んで、料理にデザート作りに使い、1週間で半分ほどに減ってしまいました。(笑)
酢単体より果実のエキスと氷砂糖のお蔭で、特有のつんとした香りと味が抑えられ、とてもまろやかになっているので、酸っぱいものが苦手な子供たちにも大好評です!
あんず酢の良さを活かすために、手の込んだ料理ではなく、普段の生活に根づいた料理や、夏に食べたい簡単デザートに活用してみましたよ。
そのご紹介です!
普段の料理に
<浅漬け編>
シンプルに美味しかったです!
あんず酢を使うことで、とてもマイルドで食べやすい浅漬け(甘酢漬けやピクルスに近い感じですね)になるので、子供たちもバクバク食べてくれました。
後味にほんのりあんずの甘酸っぱさとふわりと香りが残り、それもまた美味ですね。
息子がきゅうり好きなので、写真ではきゅうりオンリーで漬けていますが、その他、トマトやミニトマト、人参、かぶ、大根、キャベツ、玉ねぎ等お好みの野菜を使ってみて下さいね。
お好みの野菜 適量
あんず酢 大さじ2~3
塩 2つまみ
説明するまでもないほど簡単なのですが…
・切った野菜をビニール袋に入れ、
・そこにあんず酢と塩を入れ、
・袋の上から揉み込みます。
・なるべく空気を抜くようにして、袋の口を閉め、
・冷蔵庫に30分以上放置します。
これだけです。
注:一晩以上放置していると、野菜より水分が出すぎて味が薄まるので、30分から数時間以内に食べるようにして下さいね。
子供たちが通っていた幼稚園では、暑い季節に外遊びした後は、塩もみしたキュウリ(ときによりレタスやキャベツ)と氷砂糖を食べさせ、麦茶を飲ませ、熱中症対策をしていたようです。確かに塩分、糖分、水分が一挙に取れるので、理にかなっていますよね。
私はどうにもスポーツドリンクの味が苦手なので、この分割して摂取する方法で猛暑を乗り切っています!
このあんず酢を活用した浅漬けも使えますね。
<フレンチドレッシング編>
シンプルなグリーンサラダは、手作りドレッシングでアクセントをつけたいですよね。そんなときにあんず酢を使えば、フレンチドレッシングも手間なく短時間でできちゃいますよ。
あんず酢 大さじ3
お好みのオイル 大さじ2
塩 2つまみ
コショウ 少々
こちらも簡単!
・小さく深めの器にあんず酢を入れ、
・そこに少しずつオイルを(線のように)垂らしつつ、かき混ぜていきます。
・トロっとした状態になったら、塩コショウで味を調えますよ。
このフレンチドレッシングは、レタスや人参、キュウリ、トマト、千切りキャベツ、アボカド、ブロッコリー等のサラダだけではなく、ソテーや焼いた青魚にかけても美味しいですよ。
青魚独特の脂が苦手な方でも、難なくいただけます。ドレッシングが余ったら、じゃんじゃんかけちゃって下さいね!
*もちろん、フレンチドレッシングにしなくても、そのままあんず酢をかけてもOKです。よりさっぱりいただけますね。
また、あんず酢にコショウを振って、焼き餃子のつけダレにしても良いですね。
<酢飯編>
この写真だと、ただの白飯?と思われるかもしれませんが、酢飯です。(笑)
こんな感じで、あんず酢だと色は変わらないので、見た目で食欲が落ちることもありません。
子供や保守的な男性は、この酢飯がちょっと赤っぽかったりするだけで、食べる気が失せてしまう人もいると思うので…。
味はかなりマイルドになります!
つんとした酢の香りや味が立たないので、子供でも食べやすい酢飯になりますね。ほのかにあんずの香りが残りますが、それもまた良いアクセントになります。
もちろん、刺身や漬け、甘めの卵焼きなどとの相性は抜群ですよ。お好みの具材を乗せてどうぞ!
炊いたご飯 1合
あんず酢 大さじ2
塩 2つまみ
既にあんず酢に氷砂糖が溶け込んでいるので、砂糖は必要ありません。
塩をお好みでプラスすればOKです。
炊き立てにご飯にざっと混ぜこんで下さいね。今食べたいと思い立った瞬間に、手軽にあっという間に酢飯を用意することができ、便利ですよ。
<南蛮漬け編>
子供たちから鶏のから揚げのリクエストがあり、鶏ももを用意していたので、大人用には鶏の南蛮漬けにしてみました。
これは、今までと違いちょっと料理の難易度が上がりますが、とても美味しかったので載せています。
野菜(玉ねぎ、人参、ピーマン等お好みで) 適量
鷹の爪 1本(子供が食べる場合は省いて)
鶏モモ肉 1枚分
片栗粉 適量
揚げ油 適量
あんず酢 100ml
醤油 大さじ1
水 50ml
下準備
①用意した野菜をせん切りにし、鷹の爪は種を取って輪切りにしておきます。
②あんず酢、醤油、水をバットに入れて混ぜ合わせ、①の野菜と鷹の爪を投入し、混ぜ合わせ、冷蔵庫で30分以上冷やしておきます。
本調理
③鶏もも肉を一口大に切ります。
*水分が出ていたら、しっかり拭き取って下さいね。臭みの元になります。
④揚げ油を用意し、③の鶏肉に片栗粉をはたきます。
⑤④の鶏肉をからりと揚げて油を切ったら、下準備で用意しておいた漬け汁にすぐに浸けこみます。
*冷たい漬け汁に、揚げたてのから揚げを入れる(温度の高低差)で味が染み込みやすくなりますよ。
すぐに食べられますが、1晩ほど漬けても味が染みて美味です。うちの夫は、酸っぱいものがあまり得意ではないのですが、これは美味しく食べられたようですよ。
やはり、あんず酢を使用しているので、漬け汁もマイルドな味わいで、酢のかどが取れとても食べやすくなります。
コクもあるので、酸っぱいもの好きな私でも大満足な味わいでした。お勧めです!
今回は鶏のから揚げ(下味なし)のものを使いましたが、小鯵や切り身の鯖、秋刀魚などの青魚や、鮭を揚げたものでも良いですし、 市販の鶏のから揚げ(できれば薄味だったり、塩味の)で代用しても良いですよね。
お好みのものでお試し下さいね。
簡単デザートで
最後は、あんず酢をゼリーにしてみました。
材料もシンプルで、作り方も簡単です!
あんず酢 大さじ4
砂糖 大さじ2~3(ハチミツなら大さじ3~4で)
ゼラチン 1袋(5g)
*ゼラチンの種類により、少量の水でふやかしてから使用するものや、溶液に直接振り入れて良いものなどあるので、使用上の注意をよく読んでからお使い下さいね。
水 200ml
飾り(オレンジ等の果物や生クリーム、クリームチーズ、ミントの葉、ジャム等など)適量
①小鍋に水と砂糖を入れ沸騰寸前で火を止めます。
②①にゼラチンを入れ、よくかき混ぜて完全に溶かします。(今回私は、溶液に直接振り入れて良いタイプのゼラチンを使っています。)
③②にあんず酢を入れて混ぜたら、個々のゼリー容器に入れていきます。冷蔵庫で最低でも2~3時間程度は冷やし固めますよ。
④ゼリーが完全に固まったら、お好みの飾りつけをして出来上がりです。(今回私は、家にあったオレンジとクリームチーズを乗せています。)
黄金色の見た目も涼しげなゼリーになりました!味も、とてもさっぱりしているので、暑い夏でもさらっといただけますよ。
まずは、あんずのフルーティーな香りがふわっと口の中に広がり、その後、酢特有の酸味がほんのり感じられます。(あんず酢を入れてから、火を通していないので、酸味はほとんど飛んでいない状態です。)
それゆえにさっぱりした味わいなので、そのままである程度楽しんだ後に、飾りの果物や生クリーム、クリームチーズなどと合わせて食べると、味変でき二度美味しいですよ。
夏にぴったりな簡単デザートです。是非、お試し下さい!
最後に
手作り「あんず酢」を料理やデザートに活用してみました。いかがでしたか?
酢単体を用いるよりも、砂糖を加える手間が省けてるので、その分、時短になり手軽に料理やデザートに使うことができました。
そして何より、あんず酢は果実と氷砂糖のお蔭で、とてもまろやかな味わいなので、酢のかどが立たず、他の食材との馴染も良く、酢っぱいものが苦手な人にも美味しくいただける料理に変身してくれます。
酢が好きな私にとっても、それは朗報です!
どんどん酢を使った料理が作れて嬉しい~。
最初、あんずのフルーティーな味わいが、料理には合わないかなと心配していたのですが、そんなことはなく、優しい甘酸っぱさや香りは料理を邪魔しないということが分かりました。
デザートでは、返ってその味や香りがアクセントになってくれますしね。
これからも、何かと割って飲むことと並行して、様々な料理やデザートに活用していこうと思っています。新たな発見があったら、またご紹介しますね。
皆様も是非、あんず酢をはじめ果実酢を活用して、この猛暑を乗り切ってみませんか。
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