※本ページには、プロモーションが含まれています。
こんにちは、竹みかです。
昨年11月に、ふるさと納税でみかん1箱(Sサイズのみかんが80個入り)が届き、その折りつくった【みかん酢】と【みかん酒】。
今更ですが……それぞれの完成後の様子や味についてご報告したいと思います。
反省点もあったので、これからつくりたいなとお考えの方の少しでもお役に立てたら幸いです。
- 【みかん酢】の熟成経過と出来上がり&お味
- 【みかん酒】の熟成経過と出来上がり&お味
- 【みかん酢】・【みかん酒】の残った実はジャムに!
- 果実酢の効能と飲み方の注意(みかんの効能も)もご紹介!
- 最後に(反省点も含めて)
【みかん酢】の熟成経過と出来上がり&お味
<【みかん酢】の熟成経過と出来上がり>
順を追って、【みかん酢】の熟成されていった経過をご紹介したいと思います。
まずは、漬け始めです。
消毒した瓶に、みかん(表皮を除いて半割りにした状態)500gと氷砂糖500gを段々に入れ、お酢500mlを注ぎ入れました。
何ともいえず、美しいですよね。
次に、みかん酢を漬け始めて約2週間が経過したところです。
漬け始めて1週間ほどで、氷砂糖はすべて溶け、お酢の液体部分も、みかん果汁や溶けた氷砂糖でトロッとしてきています。
ただ、ある程度取ったはずの白い筋や、果肉も液体部分に舞っていたり、沈んでいたりしているのが気になりますね。
みかんの実は、ギュッと小さくなり、締まってきています。
出来上りの、約1カ月後の状態です。
淡いオレンジ色がキレイですね。
液体部分はよりまったりとし、みかんの実もギュッと小さくなりました。
最後まで、実は浮いたままでした。
二重ストレーナーこすと、こんな感じです。
※冒頭の写真と同じです。
なんて美しい色合いなのか🎵
では、早速飲んでみます!
<【みかん酢】のお味と残った実>
見た目はキラキラと麗しい感じだったので、味も期待していたのですが……
原液をちょっとなめてみたところ。
※果実酢とはいえお酢なので、がぶ飲みはお勧めしません。
胃が荒れてしまうのでね。
香りこそ、ほんのりみかんのフルーティーさが感じられましたが、みかんの果汁感があまり感じられません。
圧倒的に酢が強い感じですね。
濃厚な甘みもまた、みかんより、氷砂糖由来のような気がします。
全体的に残念な感じです……
とりあえず、水で割ってみると、
やはり、インパクトが薄いです。(涙)
ほぼ酢と砂糖の味で、みかんの香りや味はいずこへ???
炭酸水で割ってみても、
爽やかには爽やかですし、飲み物としては悪くないですけど……
牛乳や豆乳でも割ってみましたが、どれもこれもまあまあの美味しさという感じでしたね。
ちなみに、はちみつ大さじ2とお湯150ccに、みかん酢大さじ2を加えてみたところ。
温められたことで、ほんのりみかんが感じられ、いい感じのほっとドリンクになりました!
これが一番美味しかったでしょうか。
ただし、ホットにすると、よりお酢でむせやすくなるので、注意が必要ですね。
残った実はこんな感じで、ギュッと締まっていました。
ただね、正直美味しくなかったです。
単に、酢漬けになったみかんって感じで、ものすごく酸っぱかっただけ。
全体的に印象が薄く、シャインマスカットを使った果実酢以来の失敗だったかなという気がします。
やっぱり、生食して美味しいフルーツは、果実酢に向かないのかもしれませんね。
【みかん酒】の熟成経過と出来上がり&お味
<【みかん酒】の熟成経過と出来上がり>
まずは、漬け始めですね。
消毒した瓶に、みかん(表皮を除いて半割りにした状態)500gと氷砂糖200gを段々に敷き詰め、その上から焼酎900ml(アルコール度数20%以上のものを必ず使用)を注ぎ入れました。
これまた、見目麗しい🎵
次に、漬け始めて約1週間が経過したものです。
みかん酢とは違い、氷砂糖は3日ほどで溶け、みかんの実もふわっと広がり、沈んできています。
お酒の液体部分は、みかん酢と同様に少しにごってきていますね。
実を取り出すタイミングの約1カ月後。
みかんの実はより広がり、沈んできています。
二重ストレーナーでこすと、
何ともキレイな、淡いオレンジ色に!
更に、約3カ月熟成させると、
ほんのりにごった感じになりました。
<【みかん酒】のお味と残った実>
熟成期間1カ月の出来たてほやほやを飲んでみました。
甘くこっくりしたお酒に!
ストレートで、ちょびちょび飲む感じですね。
ほんのり香るみかん。
上品な味わいが病みつきになりそうです🎵
3カ月熟成後は、
よりまろやかになり、飲みやすくなりました。
飲み過ぎ注意!ですね。(笑)
ただ、もう少しみかんの香りと味がガンときてもいいかなという気もします。
残った実はこんな感じです。
みかん酢のと見た目はほぼ同じですが、味は全然違います。
しっかりとお酒が染み込んでいるので、いくつもの食べるのはお勧めしません。
が、甘く酒香るみかん、なかなか美味しゅうございました。
バニラアイスなどに添えたら、大人のデザートですね。
【みかん酢】・【みかん酒】の残った実はジャムに!
【みかん酢】と【みかん酒】で、大量に残ったみかんの実ですが。
先にお話しした通り、酢の方が食べられたものではなく、酒の方も量はいただけないので、定番のジャムにしてみることにしました。
出来上がりはこんな感じです。
酢と酒を抜こうと、下ゆでをしてみたものの……1分ほどで、実がバラバラになってしまいそうだったので止めました。
湯切りして粗熱が取れたら、ハンドブレンダーで液状にし、(果実の総量の40%ほどの)お砂糖を加えて、中火で5分ほど煮ました。
※酸が強いので、必ずほうろう鍋をお使いくださいね。
味はというと、砂糖を控えめにしたものの、喉がくーとなるほど甘かったですね。形状は、比較的サラッとしています。
ヨーグルトにかけたりするにはもってこいです。
やはり、1カ月ほど酢や酒に使っていたとはいえ、実ですので、ジャムにしても、みかんの香りや味がしっかり感じられます。
気になるお酢臭ですが、最初にほんのり感じる程度で、後味には、ほんのりお酒が残ります。
完全に大人向けのジャムですね。
でも、このお酒の感じがくせになり、なかなか美味しいです。
残った実は、ぜひぜひジャムにすることをお勧めします🎵
果実酢の効能と飲み方の注意(みかんの効能も)もご紹介!
以前のブログと内容がダブりますが、果実酢の効能、そして、飲む際の注意点をお伝えしたいと思います。
合わせて、みかんの効能にも触れています。
<果実酢の効能>
果実酢はいうまでもなく、お酢と果実の組み合わせなので、それぞれのよさを採り入れることができますね。
お酢の効能としては、
①ダイエット効果
お酢には、酢酸、クエン酸、アミノ酸などの成分が含まれているため、ダイエットにはもってこいです。
例えば、酢酸は脂肪の蓄積を抑えてくれますし、クエン酸は脂肪をエネルギーに転換してくれます。
更にアミノ酸は脂肪燃焼効果があるのです。
いうことなしですね。
より効果を得たいなら、運動を行う30分~1時間前にお酢を摂るとよいそうですよ。
②疲労回復
体が疲労すると、体内に乳酸が蓄積されてしまいます。
前出のクエン酸とアミノ酸が、その蓄積された乳酸を分解してくれるため、疲労回復効果が得られるのです。
③血糖値の上昇を抑える
人は食事をとると血糖値が急激に上昇します。
お酢をとることで、その上昇を緩やかにすることができるのです。
④腸内環境を整える
前出の酢酸が腸内の悪玉菌の増殖を抑え、腸の働きをよくしてくれます。
それにより、気になる便秘の解消が見込めたり、美肌効果も期待できるのです。
主に上記の4つになります。
これに加えて、果実の栄養分も合わせて取ることができるのですから、果実酢は優れものですよね!
ちなみに、今回使用したみかんの栄養や効能としては、
みかんの栄養は、
ビタミンC(肌荒れや風邪予防に効果あり)
ペクチン(便秘改善の作用あり)
薄皮や白い筋に含まれているフラボノイドの一種である、へスペジリン(高血圧や動脈硬化を予防する効果があり)
みかんの色素である、βークリプトキサンチン(体内でビタミンAと同様の働きをし、がん予防や、骨粗しょう症、リウマチ、糖尿病、動脈硬化のリスクを下げる効果あり)
等などが含まれています。
みかんの効能としては、
①腸内環境
みかんに含まれる食物繊維は、腸内環境を整えて、便の固さを調整し、便秘を軽減したり、正常な排便をサポートしてくれます。
特にペクチンは、腸内での消化を助けてくれたり、腸内環境を改善したりしてくれますよ。
②免疫効果
みかんに含まれるビタミンCは、白血球の働きをサポートし、免疫効果が期待できますね。
③疲労軽減
みかんには、ビタミンC・ミネラル・水分・抗酸化物質の4つが含まれているため、疲労軽減効果があるといわれています。
具体的には、ビタミンCには抗酸化作用があり、エネルギー供給を改善して疲労を軽減させる役割があります。
また、カリウムなどのミネラル分が含まれているため、筋肉が正常に機能させるのに役立ちます。
みかんに含まれている豊富な水分は、脱水を防ぎ、疲労を軽減させる効果があります。
その他、みかん含まれる抗酸化物質により、細胞の酸化ストレスを軽減させ、疲労につながる影響を抑制させるのに役立ちますよ。
使用する果実の栄養や効能に着目して、果実酢をつくってみてもいいですね。
<果実酢を飲む際の注意>
どんなに健康によいとされる食品でも、摂り方によって、また、摂る量によっては体に害になることがあります。
当然、果実酢はお酢ですので、摂り過ぎれば、胃が荒らされ、歯の健康が害され(エナメル質が溶かされ)てしまいます。
注意が必要です!
果実酢を摂取する際の注意点としては、
・原液で飲まない。
必ず水や炭酸、ジュース、牛乳などの水分で10倍に薄めてから飲むようにしてくださいね。
また、1日に大さじ1~2程度が目安です。果実酢の栄養を確実に得られるよう、毎日少量ずつ長期間に渡ってとる習慣をつけたいものですね。
・空腹時や朝起きがけに飲むことは避ける。
・飲んだ後は、水やお茶を飲んで薄める。
胃への負担を減らすためです。
また、歯磨きは30分以上時間をおいてから
することをお勧めします。
※すぐに磨くと、酢酸により歯のエナメル質がより一層削り取られてしまうからです。
・お酢単体なら問題ありませんが、果実酢は味をまろやかにするために、糖質を加えています。
糖質のとりすぎにも注意しないといけませんね。
以上になります。
注意点をいくつも列挙してしまいましたが……これはあくまでも限度を超えて摂り過ぎた場合の話です。
適量を守れば、効果が期待できますよ!
上手に楽しみながら、果実酢のよい成分を体に採り入れたいですね🎵
最後に(反省点も含めて)
さてさて、【みかん酢】と【みかん酒】の出来上がりをご紹介してきました。
いかがでしたか。
今回の話を聞いて、つくってみたい!とは思われませんよね。
反省点ばかりです……
やはり、みかんの味わいを強くするには、表皮が必要ですね。
ただし、ずっと表皮を入れっぱなしにしておくと、苦みが強く出てしまうそうです。
よく洗って(流水で30秒以上洗うか、塩でこすり洗いして)、しっかり水気をふき取った表皮を、お茶パックに入れてから、酢や酒に漬け込む。
1週間程度でよいそうですよ。
あとは、みかん自体の味も気にした方がよさそうですね。
なるべく味の濃いみかんで、甘みより酸味が強いものを選んだ方が、柑橘らしさがしっかりでるのではと思います。
生食して美味しいみかんより、酸味が強くて食べるのは……というみかんの方が、漬け込むには向いていそうな気がします。
生でガブリと食べるのはしんどいレモンも、お酢にすると抜群に美味しいですからね。
生で食べたフルーツの美味しさや風味が、酢や酒にそのまま移ってくれたら嬉しいのですが、そうもいかないのですよね。
そこが、果実酢や果実酒づくりの難しさであり、面白みでもあるのでしょうね。
自分自身の推測を実証するためにも、また、みかんの季節がきたら、【みかん酢】と【みかん酒】に挑戦してみようと思います。
過去の果実酢をつくった記録はこちらへ。
※レモン、氷砂糖、お酢同量のレモン酢にも挑戦しています。
こちらは、とっても美味しかったです。
その他にも、梅ビネガーなどにも挑戦しています。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
健やかで美しい髪を目指す貴女へ
「竹みか」サブブログ『健美髪日記』のご紹介
https://sub.mamatomo-zero.com/
ポチっとしていただけたら嬉しいです。