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医者の子どもは幸せなのか?

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※本ページには、プロモーションが含まれています。

 

こんにちは。竹みかです。

 

 

いきなりですが……

あなたは、お医者さんの子どもたちをどう思われますか?

 

生またときから裕福で幸せそう?

何不自由ない生活を送っていそう?

 

そんなプラスのイメージをお持ち方が多いかと思われます。

 

 

 

実際に、間近で何人もの、そんな医者の子どもたちを見てきた娘は、言います。

 

 

「マジで、医者の娘に生まれなくてよかったわ。

心底思う。

あんなにお金があっても、幸せそうに見えないもん。」

 

 

世間が思われている通り、お金には不自由していない子がほとんどのようです。

それ以上に半端ないプレッシャーをかけられている子が大勢いるのも、また、現実なのです。

 

 

 

 

今も医者の子どもたちは医者を目指す

都市部の学校だと、多数の国公立私立の中高一貫校が存在するので、医者の息子、娘たちもあちこちに散らばっているかと思います。

ただ、ごく平均的な地方だと話は別で、その地域の公立トップ校に、医者の子どもたちが固まっていることが多いのではないかと思われます。

もちろん、地方にも、医学科受験に強い私立の中高一貫校あるので、そちらを選択する子もいるでしょうけどね。

 

娘のところは、高校からの募集はないですが、(地方にしては)まあまあ進学実績がよい公立中高一貫校なので、生徒数からするとあり得ないほど、医者の子どもたちがたくさん在学しています

息子も娘も。

 

あまりに普通すぎで、どの子も父(や母、もしくは両方)が医者であることを隠さないし、何科の医師で、勤務医なのか、開業医なのかまで当たり前のように話してくるそうです。

でもって今の時代は、息子だけが継ぐものではなく、娘でも継がないといけないようで。

(婿をもらうという発想はないらしいですね。)

 

この点だけは時代にマッチして、ジェンダーレスが進んでいるのに、医師になって病院を継がないといけないというプレッシャーだけは、令和の世も変わらずみたいですね。

職業選択の自由がない……

 

 

勤務医の子どもたちもなぜが医者を目指す

親が医者といっても、勤務医や研究メインの教授の子どもの場合もあります。 

彼ら、彼女らには、継がなければいけない、守るべき病院があるわけではないので、職業選択は自由なはずです。

 

なのに、父母の背中を見て、医師を目指したくなるのでしょうね。

そのパターンの子たちも複数存在します。

 

総じて、自らの意思で志願しているので、かなりかなり頭がいい子たちです。

成績優秀者ばかり。

 

学校の成績もいいし、模試の偏差値もバグっているそうで……娘いわく、神っているとか。(笑)

もちろん、日々の努力のたまものであり、何もしないでポーンと好成績が獲得できるわけではありませんけどね。

努力し続けられるのも能力のうち?

 

 

あくまでも平均的にですが……開業医よりは勤務医の方がお給料は安いですよね。

それでも、一般サラリーマンよりはいいと思いますが。

 

そのためか、子どもたちのお金遣いも激しくないようですね。

比較的、庶民感覚を持っている子が多いかなという印象です。

とはいえ、世の中全体から見れば、十分裕福な家の子たちだと思いますけどね。

 

 

開業医の子どもたちのプレッシャーは半端ない

開業医の子どもたちは、本当に本当に大変です。

もちろん、多くの皆さんが想像される通り、かなり金銭的には恵まれています。

これホント。

 

 

私も驚くレベルの話がいくつもあり。

 

常に、お財布に万札が複数枚入っているとか。

家に子どもたち用に共通のお財布があり、そこから諭吉様をポンポン取っていけるとか。

部屋がいくつあるの???と思うほどの大豪邸に住んでいたり。

クレーンゲームに湯水のようにお金を使ってしまうとか。

家の冷凍庫には、ハーゲンダッツのアイスが何種類も常備されているとか。

カップラーメンや袋パンなど食べたことがないとか。

 

等など、これは金銭感覚が狂うな……と思ってしまいます。

 

 

中学入学当初から、保護会のたびに、「うちは医者にしないといけないのに、数学ができないの……」と言って、嘆かれているお母さまもいらっしゃいました。

結局、お家内でどのように解決したかはわかりませんが、高1で文系選択をしていました。

 

 

別の子は、ずっと医学科を目指し、理系選択したものの、結局、高2の途中で工学部に志望変更してしまいました。

相対的に成績は悪くはないし、文系科目は非常によくできていたけど、やはり、理系科目が足を引っ張ってしまっていたようですね。

 

 

医学科受験は厳しい世界です

 

 

ただ、現実を理解し、限界を知り、子の進路変更を受け入れられた親御さんはいいのです。

 

 

追い詰められ、苦しみ苦しんだ挙げ句に、学校に来られなくなっしまった子もいました。

進級には問題のない成績だったので、先生方からは引き留めがあったようですが……残念ながら、転校していきました。

 

周りのお友だちの話によると、とあるスポーツを幼少期からやっており、スカウトがくるレベルだったそうです。

高校から強豪校に編入することも考えたくらいとか。

でも、親の病院を継がなければいけないと……諦めたそうで。

 

それを聞くと切ないですよね。

転校したところで、諦めたもう一つの夢は戻ってきませんからね。

ときは巻き戻せません。

 

何より、親の時代と令和の今の医学科受験は、まったく別物です。

お金を積めば、私大の医学科に入れる時代ではありません。

 

地方の国公立大の医学科なら、真面目に勉強すれば入れるだろうという時代でもありません。

都市部の超進学校から、どんどん地方の国公立大の医学科に入学してきますからね。

地元国立大のパンフを見ると、医学科だけ出身高校のレベルがおかしい。

 

でも、それを理解していない(知ろうとしていない)親御さんたちもいらしてね。

子どもは、その狭間で苦しむことになります。 

 

姪っ子も医者を諦めきれなかった

ここからは、身内の話なのでさらりと。

 

私の兄は、勤務医です。

子どもたちが継ぐべき病院はありません。

しかも、兄自身、医者という職業の厳しさをよく知っているので、自分の子にも、姪っ子甥っ子(私の子どもたち)にも勧めてきません。

 

 

が、兄の長女(私の姪っ子)は、現役時代から医学科を目指して勉強をしてきたものの、共通テストでうまく点数が取れず、諦めて薬学部に進学しました。

兄的には、安心していたのですが……

 

入学してから、「どうしても医者になりたい!諦めきれない!」と言い出し、周囲がなだめるも聞く耳を持たず。

ならば、仮面浪人をと勧めるも、大学を辞めてしまい。

 

その後、2年間浪人生活を続けるも(しかも、私立医大も手広く受けたものの)夢叶わず。

歯学科に入学しました。

(兄の説得もあり、今度は定着しそうでホッとしています。) 

 

 

多浪の末に医学科に合格できる子もいますが、それは少数派なのでは思います。

その陰で、どれだけの子が涙を流しているか。

 

2浪までなら、引き返せますが、それ以上になると進路変更すら厳しくなります。

でも、受からない……という負のスパイラルにはまってしまう可能性大です。

 

そうなる寸前で、本人も納得できる進路変更ができて、よかったと思っています。

 

 

最後に

姪っ子の例もしかり、身近に医者を見ていると、何か異常に惹かれるものがあるのかもしれませんね。

でも、入試も厳しく、実際に働く現場も過酷で、給与に見合っているのだか甚だ疑問ですし、メンタル的にも相当削られる仕事です。

兄もよく愚痴っています。

 

 

成績がよい子は、医学科へという今の風潮はどうかな???と……正直思ってしまいます。

 

 

ちなみに、理系天才(数学や物理が極めてできる子)は、医者には向いていません!

特に、暗記が苦手な子はね。

文理関係なく、平均的にミスなく高得点が取れる子が求められており、実際に入学してからも、数学の難問を解くことを求められることはなく、暗記すべきことが山ほどあります。

 

よくよく特性を考えないと、入試を突破しても、進級が厳しくなりますよね。

(ただでさえ、単位認定も留年基準も極めて厳しい医学科ですからね。)

ちなみにうちの兄も、文系でも理系でもない中間点にいるような人です。

 

 

となると、開業医の子どもだからといって、医者を強制させられるのはどうかと思います。

そんなプレッシャーの中で生きる子どもたちを見ていると、世間が思うほど幸せではないのかもしれませんね。

 

 

何が幸せなのか……

 

お金があれば幸せ?

勉強ができる環境が整っているだけ幸せだと思え?

 

私には答えがわかりません。

 

 

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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