こんにちは。
6~7月は梅雨真っただ中で憂鬱な季節ではありますが、手仕事に適した青果が続々と出てくる楽しい季節でもありますよね♪
梅雨の晴れ間を狙って手仕事を進めていると、自然とともに生きているのだなと改めて感じさせられます。
第1弾は「すもも」でジャムを作りました。昨日もまたつくり、その色の美しさに感動しているところです。
第2弾は、これまた「すもも」でワインコンポートを!見た目もきれいで、最後まで美味しくいただきました。
第3弾の今回は、「あんず」が手に入ったので、今流行の果実酢に挑戦してみることにしました。
果実酢って何?効能は?
<果実酢の定義とは>
果実酢というと、最近なら今田美桜ちゃんが宣伝しているのを見かけますよね。
↑これですね 。
改めて果実酢の定義を見てみると、
かじつ‐す〔クワジツ‐〕【果実酢】
1 果汁を原料とした酢。醸造酢1リットルにつき300グラム以上の果汁を使用したもの。原材料の名前をつけて、りんご酢・ぶどう酢(ワイン酢)などと称する。
2 果実を漬け込んで風味をつけた酢。炭酸水や牛乳などで割って飲む。
デジタル大辞泉より
の2種類があるようですね。
1は、市販されているリンゴ酢やワインビネガーのイメージでしょうか。当然のことながら、家庭で果実を発酵させてお酢を造ることはできないので、私が試したのは2の方です。
<果実酢の効能は>
果実酢は言うまでもなく、お酢とフルーツの組み合わせですので、それぞれの良さを取り入れることができます。
まずお酢の効能は、
①ダイエット効果
お酢には、酢酸、クエン酸、アミノ酸などの成分が含まれているため、ダイエットにはもってこいなのです。
例えば、酢酸は脂肪の蓄積を抑えてくれますし、クエン酸は脂肪をエネルギーに転換してくれます。更にアミノ酸は脂肪燃焼効果があるのです。言うことなしですね。
より効果を得たいなら、運動を行う30分~1時間前にお酢を摂ると良いそうです。
②疲労回復
体が疲労すると、体内に乳酸が蓄積されてしまいます。前出のクエン酸とアミノ酸が、その蓄積された乳酸を分解してくれるため、疲労回復効果が得られるのです。
③血糖値の上昇を抑える
人は食事をとると血糖値が急激に上昇します。お酢をとることで、その上昇を緩やかにすることができるのです。
④腸内環境を整える
前出の酢酸が腸内の悪玉菌の増殖を抑え、腸の働きを良くしてくれます。それにより、気になる便秘の解消が見込めたり、美肌効果も期待できるのです。
主に上記の4つになります。更にこれに加えて、果実の栄養分も合わせて取ることができるのですから、すばらしいですよね。
今回使用する「あんず」なら、βカロテンが豊富なので、目や皮膚を健やかに保つことできますし、また、ミネラルやビタミン、食物繊維も豊富なため、これまた便秘や貧血の解消に役立ちます。
フルーツの栄養に着目して、果実酢をつくってみても良いですね。
<飲み方の注意>
いかに健康に良いとされる食品でも 、摂り方によって、また、摂る量によっては害になることがあります。
果実酢は、当然、お酢ですので、摂り過ぎれば、胃を荒らし、歯の健康を害します。(エナメル質を溶かしてしまうのです)
摂取する際の注意点としては、
・原液で飲まない。
必ず水や炭酸、ジュース、牛乳などの水分で10倍に薄めてから飲むようにして下さいね。また、1日に大さじ1~2程度が目安です。果実酢の栄養を確実に得られるよう、毎日少量ずつ長期間に渡ってとる習慣をつけたいものですね。
・空腹時や朝起きがけに飲むことは避ける。
・飲んだ後は、水やお茶を飲んで薄める。
胃への負担を減らすためです。また、歯磨きは30分以上時間をおいてからした方が良いですよ。(すぐに磨くと、酢酸により歯のエナメル質をより一層削り取ってしまいます。)
・お酢単体なら問題ありませんが、果実酢は味をまろやかにするために、糖質を加えています。糖質のとりすぎにも注意しないといけませんね。
以上になります。
あれこれ注意点を言ってしまいましたが、これはあくまでも限度を超えて摂り過ぎた場合の話です。適量を守れば、良い効果が期待できます!
上手に楽しみ♪果実酢の良い成分を体に取り入れましょう!
あんず酢をつくっていきます!
<材料>
用意した材料は写真のものだけです。少ないですよね。
あんず 500g
氷砂糖 500g
お酢 500ml
色々調べていたら、3つの材料が1:1:1になるとバランスの良い果実酢になるそうなので、初挑戦ですし、アレンジは加えずにそのまま作ってみました。
注1:氷砂糖の部分は、お好みの砂糖(上白糖やてんさい糖、三温糖など)やハチミツに替えても良いですよ。
注2:お酢は、初挑戦なので、比較的まろやかな米酢を選びましたが、お好みでどうぞ!
<作り方>
①あんずのなり口を竹串等を使って取ります。その後、流水で洗い(もしも農薬が気になる方は、流水で30秒以上を目安に)、水気を布巾やキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。
*水気はカビや腐敗の原因になるので、なり口の部分までしっかり水気をふき取って下さいね。
②洗浄して消毒し(私はホワイトリカーで拭いていますが、熱湯消毒でも良いと思います)、乾かした瓶に氷砂糖、あんずの順で層になるように入れていきます。
分かりにくくてすみません。一応、氷砂糖とあんずで2層くらいにしています。
③②にゆっくり酢を全量注ぎ、蓋をします。
*冒頭の写真のような状態になります。
④冷暗所に2週間置いたら完成です。
*1日1回程度、瓶をゆっくり揺すって、全体を混ぜるようにして下さいね。
梅酒もつくっています
すごくベタですが、梅酒も6月初旬に漬けました。今年の梅は形もきれいで、大きなものが手に入ったので、完成が楽しみです♪
作り方は、あんず酢とほぼほぼ一緒です。最後にお酢の代わりにお酒を注ぐことぐらいですかね。違いは。
ちなみに、お酒はブランデーにしました。実家では、ずっと焼酎で漬けているのを見てきたので、私も最初は焼酎で漬けていましたが、ある時、製菓用に買ったブランデー(何を考えたか?大瓶で2本も買ってしまった…)が未開封で余っていたので、それで作ってみたら…なんて美味しいの!!!そのまろやかな味わいの虜になってしまい、以来、ずっとブランデー派です。
もしも、試したことない方がいらしたら、お勧めですよ~。
漬け初めはこんな感じです。
梅酒は、あんず酢と違って、最低でも3か月冷暗所に置いておかないといけないので、出来上がりは9月ですね。最初はややフレッシュな感じの梅酒が、どんどん時間が経つにつれてとろ~りまろやかさが増してくるので、ゆっくり少しずつ楽しみたいものですね。
夫はお酒が弱いので、炭酸やミネラルウォーターで割って飲みますが、私は大きめ氷を入れて、ゆっくり溶かしながらロックが飲むのが大好きです。ストレートな味わい最高ですよね!
あんず酢・梅酒ともに日が経過して
<あんず酢>
あんず酢を漬け始めて3日が経過したところです。
淡いオレンジ色だったあんずが変化してきました。あと1週間ちょっと、どう変化していくのか楽しみです。
また、出来上がりのころにブログで報告します。もちろん、味の感想や、様々な飲み方を試して、その味の違いなどもご報告できたらと考えています。
果実酢は、あんずだけではなく、すももやリンゴ、イチゴ、キウイ、ザクロなんかでもつくれるそうですし、砂糖の量も増減すれば味も違ってくると思います。
シナモンなどスパイスやハーブを加えても良いそうです。
もっとあれこれ試し研究してみたいですね。
<梅酒>
こちらは、漬け始めて1か月経った梅酒です。(ブランデーベースの)
すっかり氷砂糖も溶けて、梅も少しずつしわが寄ってきたものもあります。エキス出してくれていますね。出来上がりが待ち遠しい。
こちらも9月になったら、出来上がりをご報告したいと思います。
味の報告?それって、ただの飲んべいですね。(笑)
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