こんにちは。
トイレトレについて綴っていたら、4回目になってしまいました。今回で最後かなって思っています。ラストは、「夜のトイレトレ」についてです。
親世代に聞くと、夜のおねしょが止まらないなら、
夜の水分を控えさせなさい!
とか、
夜中に起こしてトイレに行かせるようにしなさい!
とか
言われるかもしれません。
果たしてこれって正解なのでしょうか?
私自身も娘と息子2人の夜のトイレトレ中、夜中に起こすべきか?それとも、オムツをはかして一晩寝かせてやるべきか?迷ったひとりです。
結局はオムツをはかせる選択をしたのですが、なぜそうしたのか、その結果どうなったのかお話しできればと思っています。
今迷えるママ・パパの参考にしていただけたら嬉しいです。
ちなみに、過去記事はこんな感じです。
主に娘のトイレトレについて
主に息子のトイレトレについて
トイレトレをするのに踏み台は必要かいなかについて
お昼間のトレイトレはスムーズだった娘も…長引いたおねしょ
<なかなか治まらない「おねしょ」>
上の娘の話です。
お昼間のトイレトレは、1回目、時期尚早で失敗したものの、幼稚園入園前の夏の終わりに2回目の挑戦をし、無事終えられました。(娘2才8カ月ごろのことです)ちょうどタイミングも合い、1週間ほどでオムツが取れています。
その一方で、夜は毎日のようにオムツをぬらしていて、まだまだオムツを外すには早すぎる(まだ待った方が良いな)と考えていました。まあ~幼稚園は朝からお昼過ぎまでの活動ですから、夜は関係ないしとのんびり構えていたのですが…。
なかなかおねしょが治まる気配がありませんでした。幼稚園に入園し1年経っても一向に治まる気配すらないのです。
さすがにこれは、ほっておいてよいものなのかと迷いが出てきてしまい、夜尿症(いわゆるおねしょ)について調べてみることにしました。
*身近だからといって、実母や義母、叔母などにに聞くのはお勧めしません。時代が全然違いますからね。このオムツ問題もまた(授乳や離乳食、歯磨き等など育児全般にいえることですが)、かなり時代によって考え方に隔たりがあるので…参考になりませんよ~。というか、逆効果になる場合さえあります。
<調べて分かった「おねしょ」について>
まず分かったことは、
夜尿症(おねしょ)は、夜間に生産されるおしっこ量に対して、それを朝までためておけるほどに膀胱(ぼうこう)が育っていないために起こる現象だそうです。
だからまずは、成長を待つということになります。
次に分かったことは、
夜寝ている間に、おしっこの量を少なめにして濃い尿を作るホルモンがたくさん分泌されている
ということです。
だから、深い睡眠中に無理に起こしてしまうと、せっかくのホルモン分泌が狂ってしまい、いつまでもおねしょが治まらないという結果になってしまうのです。これでは。逆効果ですよね。
更に、おねしょしたら親に怒られる、おねしょをしてはいけない…いけない…いけないと思えば思うほど、心的ストレスを抱え、おねしょが治まらなくなってしまう子さえいるそうなのです。
自分自身で調べてみたことですっきりしたので、今後の夜のトイレトレは、
何もプレッシャーになることを娘に言わずに、寝る前にすっとオムツをはかせて、私はただただ見守るだけ
ということにしました。夜の話なので、誰かに迷惑をかけることもないし、恥ずかしがる話でもないですしね。
<実母のいうことを一度だけ聞いてみた>
そうは思っていても、実母があれこれうるさかったので、一度だけ、年中の夏休み(娘4才7ヶ月ごろ)に実家に帰省した際に、夜間のオムツを外してみたことがあります。
ベットではなくお布団だし、真夏だから、毎日でも干してあげるわ~。
と母が言うので。
私としては、オムツでななくパンツで寝かしてみたら、おねしょはなくなるだろか?という実験感覚でもありました。
結果はダメでした。
1週間、毎夜おねしょをし続け、朝起きるとお布団もパンツもパジャマもびちょびちょ。これ以上続けると風邪を引いてしまう…ということで中断しました。実母もこの結果にようやく納得してくれていたようでした。
別に夜なんだから、オムツを履いていても誰に見せるわけでもないし、恥ずかしくないよって思っていたのですけどね。私的には。
いうまでもなく時期尚早だったのでしょう。
そして実験の結果、「オムツをはかせてるから、その安心感からおねしょがいつまでも治まらない」というわけでもないことが分かりました。
だよね。
<5歳ちょっとで自然に「おねしょ」が治まる>
それから半年ほど経ち年長に上がるころ、徐々におねしょの回数が減っていきました。夏前には完全になくなり、一応目安にしていた
夏のお泊まり保育までには、おねしょ卒業!
が晴れて叶ったのです。
結構な長わずらいだったにも関わらず、当の本人は、お泊まり保育当日、涼しい顔をして参加してましたよ。随分前から私、夜のオムツ取れてるわよ!の体でね。
まあ~全然いいですけど。(笑)
昼間のトイレトレに苦戦した息子は…おねしょも当然長引いた
<昼間のトイレトレも夜のおねしょも長引いてしまった>
次に下の息子ですが。
早生まれで、そもそもお昼間のトイレトレも幼稚園の先生を巻き込ま、やっとの思いで昼間のオムツを卒業した子なので…夜も長引きました。最初から覚悟の上でしたけどね。
同じく(一応)目標にしていた夏のお泊まり保育のときは、全くダメそうだったので、担任の先生に相談したところ、
いつ、おねしょをしてるか確認してみて下さい!
と言われたのです。
そうきたか!娘のときにはしなかったことなので、再び実験モードに突入しました。
<いつ「おねしょ」をしているのか調べた結果>
確認する時間は、担任の先生と相談して、
①寝てしばらく経ってが1回目(22時くらい)
②夜中私たち親が寝る前に2回目(0時くらい)
③朝私が起きる早朝に3回目(6時くらい)
に設定しました。真夜中に調べるとなると私も起きなくてはならず負担になりますからね。
調べること1週間。
すると、未明まではおねしょをしてないことが分かったのです!
眠ってしばらく(3~4時間)の一番眠りが深いときはしません。そして、早朝に調べてみるとおねしょをしてることが多かったので、明け方から朝にかけてしていることが分かったのです。
<お泊り保育当日>
お泊まり保育は、パンツで寝ることになっているので、他のおねしょが心配な子たちと一緒に明け方3時に起こしてもらいました。すると、まあ~たくさんのおしっこをしていたそうです。
もう少しで危なかったわね~。
とベテラン先生の言づけがありました。お陰様で、朝までおねしょをせず、恥ずかしい思いもせず過ごせたようです。
何より、何より。
でもこれは、お泊まり保育という特例の話ですよ~。
普段は、夜中に起こしておしっこに行かせることは一切しませんでした。娘のときと同様にオムツで寝かせましたよ。
<結局いつおねしょは治まった?>
お昼のトイレトレも長引いたので、夜はいったいいつオムツを外せるのか???実のところ心配でやきもきしていました。
その夏のお泊り保育後、段々とおねしょの回数が減っていったのです。体の成長がようやく整ってきたようですね。
朝までオムツを濡らしていない状態が1週間続いたらオムツを外してみて、またおねしょを頻繁にするようならオムツに戻してみて、を繰り返しつつ、小学校入学前には完全に夜のオムツも卒業することができました。
私の想像よりは早かったかな。(笑)
その後、小学校低学年まではおねしょがたまにありましたが、それはご愛嬌。
ただ連日続いたときは、心的ストレスがないか観察していました。大概、夜に水分を摂りすぎたのが原因でしたけどね。とはいえ、我が家は水分の制限もしていません。
濡れたら、濡れたときなので。(本人もしまったと思って)自分で起きてトイレに駆け込んだり、自らパンツやズボンを履き替えたりしていますしね。
とにかく怒らない。
それだけですね。怒ってもことは解決しませんからね。
そうそう極度の水分制限もまた、心的ストレスになるそうですよ。ここで水を飲んだら、また夜おしっこ出ちゃうかもと思うようになり、どんどんストレスになってしまうようです。季節によっては、熱中症も心配ですしね。素人の勝手な判断は禁物ですね。
*もちろん、夜尿症で医師にかかっている場合は、その診断に従って下さいね。
小3の現在は、季節関係なくおねしょは全くなくなっています。お昼のトイレトレで手こずったお子さんでも大丈夫です。心配無用ですよ~!
まとめ
夜のトイレトレはどうしたらいい?ですが。
オムツをはかせるに限ります。
次の日の洗濯やお布団(またはベッド)の処理を考えて、ママがきりきりすれば、子供にも心的ストレスがかかっちゃいますからね。
・自然に膀胱が成長するのを待ち、
・ホルモン分泌がきちんと行われるように睡眠の邪魔はしない。(夜中に起こさない)
これが一番です。
オムツをはかせているから、おねしょがなかなか治まらないわけでもありません。また夕方から水分を厳しく制限すれば、おねしょが治まるわけでもありません。
心的ストレスの方がよほど、おねしょを長引かせる原因になりかねませんからね。
夜のトイレトレは、オムツをはかせて親子でのんびり構え、いつか取れるよね~と焦らず待つのが一番の近道です。誰に迷惑をかけるわけでも、誰に恥じるわけでもありませんから。
ただもしも、小学校中学年や高学年になってもおねしょが治まらない場合は、泌尿器科や小児科に相談し、医師の指導のもと治療する方法もあります。
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