こんにちは。
先日のブログで、娘のトイレトレのお話しをさせていただきました。そこでちょっと触れた下の息子のことを今回はお話しさせて下さい。
今まさに、トイレトレが幼稚園入園までに間に合わないかも…と焦られているママ。
そのお気持ち痛いほど分かります。
私も息子のとき、焦りまくった一人ですから…。もう一人目の娘の比ではありません。まさにお尻に火がついた状態でした。
一部このブログの内容とかぶる部分があるかと思いますが、
入園のその日までどうあがき、そのとき何を考え、そして、入園後にどう成長していったのかご紹介できればと思っています。
こんな状態でも幼稚園に入園し、成長していくことができたんだ!と分かっていただけたら嬉しいです。
入園予定の幼稚園からお達しが
上の娘も通っていた幼稚園。その当時から、入園要項にも入園前説明会でも用便についての説明があり、
自分で対処できるように家庭で練習のこと!
と、説明がありました。
*これは、「絶対的に入園までにトレイトレが完了してなければならない!」ということではなく、あくまでも「練習しておくこと」という意味だったのですが、勘違いをして焦りまくっていたのです。
ちなみに上は、秋生まれの女の子だったので、トイレトレが入園に間に合い、落ち着いてその日を迎えることができています。
一方息子は、早生まれだけでも周りに比べて成長が遅くて問題なのに、その上、月齢よりもかなり言葉の成長もまた遅く、トイレトレなど全く進んでいない(進めることができない)というの状態でした。
そうこうしているうちに、本格的な夏がやってきてしまったのです。
トイレトレは夏が最適?
よくトイレトレは夏が最適といわれていますよね。
・パンツが濡れても体が冷たくなりにくい。
・もし、おもらしでパンツを濡らしても、洗濯が楽。
等など。
今考えれば、たったその程度の理由なんだ…と思いますけどね。実体験から感じるのは、
・膀胱の成長(ある程度、おしっこが溜められる大きさになる)が整い、
・言葉の成長(大人と意思疎通できるほど発語と理解)が進んでいる
ことが何より大切です。季節は二の次ですよね。
当時の私は、上の子のときも夏の終わり(ほぼ秋)にオムツが取れし、夏を逃してはならないという焦りに似た感情がありました。
ただ現実に目を向けると、そのときの息子は、単語がポロポロ出てくる程度のおしゃべりに、こちらの言ってることはあまり通じてるとは思えないような状態だったのです。
これは無理だよねと、挑戦することなく断念しました…。
気がつけば入園が目前に
どんどん季節が過ぎて寒くなってくると、焦りはピークになっていきました。
やはり、年末の入園説明会(注:幼稚園によって、説明会の時期は違うと思います)では、用便ことが話題になり、再び
家庭で訓練してくること!
と、お達しがありました。それを聞きながら、更に焦りは強くなっていったのでした。
覚悟を決めて、ほんの少しだけ暖かくなってきた3月、まさにギリギリの時期にトイレトレを始めました。
上の子は、タイミングがあった2回目の挑戦で1週間でオムツが取れたし、何とかなるだろうという算段だったのですが…。
現実は甘くなく、予想通りといえばそうなのですが、じゃあじゃあパンツにおしっこをされました。
当然、言葉がまだまだ成長していない段階で、尿意など教えてくれるわけもありません。なら、タイミングを見計らってトイレに連れていってしまえ!と思ったのですが、ここでも問題が発生したのです。
トイレという空間が嫌い?
息子は、何でもお姉ちゃんのお下がりでオッケーな子でした。ピンクでも可愛いキャラクターでも全然大丈夫で。
なのに、幼児用便座の猫のキャラクターに限って大泣きだったのです。
良かれと思って、
ほら~音も鳴るんだよ!
なんて、鳴らしたものなら、余計に怖がって大泣きでした。
もう、私も心折れそう。
あわてて近所の量販店に連れて行き、おまるやら別のキャラクターのやらも見せてみましたが、
どれもこれも嫌い!!!
といわんばかりに、完全に便座というのもの自体が嫌われしまったのです。最悪ですね。
かなりの頑固君なので、説得が全くきがず、仕方なくやり始めたのが、
私が息子の腰を持って、大人用の普通便座に座らせる
ことでした。
これで泣くことはなくなり、トイレ恐怖症は解決したものの、肝心なおしっこはできまないままです。
結局、あれこれ悪戦苦闘するも、一度もトイレでおしっこを成功させることなく、入園式の日を迎えてしまいました。
みんなトイレトレが完了してる!?
更に追い打ちをかけるように、息子のクラスの男の子たちは、夏まで産まれた子が多く、みんなトイレトレが完了してたのです。しかも、座っておしっこをする子が一人、残りは全員立っておしっこができた状態でした。
*これは偶然です。他のクラスには、息子と同じ状態の子もいました。上の娘のときも、トイレトレが進んでなく、オムツで入園したことが何人かいたので、ご安心を。
この状況にうち一人だけ赤ちゃんなのかと、絶望感に襲われました。しかも、担任の先生が新任さんだったのです。
とはいえ、この状態をお伝えしないわけにはいきません。意を決して。
まずは、情報を整理し、
・早生まれである。(当然知っていることだと思われるが念のため)
・言葉が月齢より発達していない。
・3月にトレイトレを始めたが、まだ一度も成功をしていない。
・子供用便座に恐怖心がある。
事情を伝えると…
えっ?どうしよう?
という表情をされてしまったのです。
そりゃ荷が重いですよね。粗相の回数が多い程度ならともかく、全くできてないのですから。
とわいえ、幼稚園側も事情をくんで下さり、毎年年少さんに就かれるベテラン先生がほぼ付きっきりで、息子のトイレトレに付き添って下さいました。
幼稚園の方針で、園バスは汚してはいけないので、オムツ登園でしたが、園に着くとすぐにパンツ生活です。
家でもトイレでおしっこが成功してない状態ですから当然、毎日3枚はパンツと半ズボンを、更にくつ下やスモッグなどまで持ち帰ってきていました。
いうまでもなく毎夕、洗濯です。回る洗濯機を見ながら、いつまでこの生活続くのかなあと不安で仕方なかった日々を苦々しく思い出します。
その日は突然に
そんな悶々とした日々を送ること2ヶ月。6月のとある日、担任の先生から電話があったのです。
○○君、トイレで立っておしっこできましたよ!
と興奮した声で。
まさか???自宅のトイレで、座った状態ですらおしっこができなかった息子がですよ。
直後の保育参観で、その様子を目の当たりにしたときは、本当に泣きそうでした。
と同時に集団の力ってすごいなと感じたのです。
もちろん、ことあるごとに根気強くトイレに誘って下さった先生方に何よりも感謝ですが。
お友達と一緒に行くように誘って下さったり、お友達が用を足すのを見るだけでも良いからと誘って下さったそうです。
それも日に何度も何度も。
それにより少しずつ、おしっこをトイレでする意味が、息子にも理解できたのかもしれません。面白そう、真似してみたいと思わせてくれたのかもしれませんね。
それと幼稚園の、幼児の背丈に合わせたトイレの大きさにも安心したようです。
床に足がつく安心感は大切なのかもしれません。大人用トイレは、幼児にとってはかなり使いにくいですからね。
一気に成長し
それから、パンツを持ち帰る枚数も一気に減り、夏前には普通にトイレで立っておしっこをするようになりました。
家でも相乗効果で、コンスタントにトイレに座っておしっこができるようになったのです。
たくさんの人の手を借りて、
トイレトレが完了し、オムツとさよならすることができました。
感謝しかありません。
そうそう、気づけばおしゃべりも一気に達者になっていました!語彙を増え、二語文も話すようになり、理解力も高まっていったのです。
やはり、おしゃべりとトイレトレは相関ありそうですね。
まとめ
幼稚園入園にトイレトレが間に合わない!と焦っているママ。
大丈夫ですよ!
幼稚園の先生はプロです。新任の先生だって実習を重ねてますし、必ず複数の先生の手があります!
そして、何より集団の力はすごい威力があります。子どもは、同年代の子たちに影響を受け、想像以上に成長していくんだなと実感させられました。
それならば、なぜ幼稚園側は、事前に家庭での練習を求めてくるのか?ですよね。
それは、何もせずに幼稚園に丸投げはしないでね!というメッセージなんだと思うのです。
色々練習してみた、あれこれチャレンシしてみたけど、
・ここはできていない、または
・ここまではできている、
・ここが苦手なんだ、
・これが理由で進んでいない
等など、保護者に把握してて欲しいということなのだと思うに至ったのです。
だから焦っている気持ちも、子への思いも、やったみたこと、失敗したこと全てを正直に先生にお話しして、ダッグを組んで前に進めばいいのではないでしょうか。
もしも今、子のトイレトレができていないのは母親である私のせいだと責任を感じていらっしゃるなら、それは違います!
子の成長具合は、誕生日の違いだけではなく、個々の個性でもあります。
母親ひとりで責任を感じる必要なんでありません。まして、恥ずかしい、情けないないなんて劣等感を感じたり、引け目を感じる必要もありませんよ~!
たくさんの大人の手を借り、同年代の子たちに影響を受けながら、成長していけばよいのですから。
ちょっとばかり周りの子より時間がかかったっていい、焦らず前を向いていきましょう!必ずできるようになります。
幼稚園年少のときは、周りの子に比べて赤ちゃんのようだった息子も、小3の今は体格も能力的にも劣っていると感じることがありません。早生まれのお子さんを持つママ、自信を持って子育てしていきましょう~。
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