こんにちは、竹みかです。
今年の鏡開きに向けて初挑戦してみた【発酵あんこ】ですが、
思ったより大量にできてしまったので、簡単にできるあんこのお菓子として、
おはぎ
どら焼き
に挑戦してみました!
どちらも短時間で簡単にできたので、作り方と味をご紹介したいと思います。
合わせて、
・栄養たっぷりといわれている小豆のゆで汁を飲んだ感想
・発酵あんこを朝食メニューに取り入れてみた感想
もご紹介します。
是非、あなたも糖質を抑え、栄養もたっぷりの発酵あんこを使ったお菓子でほっと一息ついてみませんか。
発酵あんこでおはぎに挑戦!
炊いたご飯とあんこさえあればできてしまうおはぎなので、超絶簡単で、一瞬でできちゃいまいた。
*私は普段から玄米を食べているので(ダイエットと健康のため)、今回のおはぎも炊き立ての玄米を使用しています。
<発酵あんこで作ったおはぎの材料>
炊き立てのご飯 茶碗軽く1杯分
*今回私は玄米を使用しています。
発酵あんこ 適量
きなこ 適量
<発酵あんこで作ったおはぎの作り方>
*ノーマルなおはぎ2個ときなこのおはぎ2個を作ります。
①炊き立ての玄米をボウルに移し、麺棒などで粘りが出てもちもちになるまで叩きます。
*理想は100回だそうです。
私は玄米を圧力鍋で炊いていて、元からモチモチの仕上がりなっているので、適当に叩いて終わりにしました。
②手を水で濡らし、4等分にして、うち2個は丸めます。
③発酵あんこも4等分にし、うち2個分をラップの上で薄く伸ばします。
④③の薄く伸ばした発酵あんこの上に②で丸めた玄米を乗せ、ラップの上から形を整えたら、ノーマルおはぎの出来上がりです。
⑤②で余った2個分の玄米をラップの上で薄く伸ばします。
⑥③で余った2個分の発酵あんこを丸めます。
⑦⑤の薄く伸ばした玄米の上に⑥で丸めた発酵あんこを乗せ、ラップの上から形を整えます。
⑧⑦にきなこをまぶしたら、きなこおはぎの出来上がりです。
出来上がりはこんな感じです。
*冒頭の写真と同じになります。
茶碗軽く1杯分の玄米で4個のおはぎを作っているので、1個ずつは3センチ四方の小さめサイズです。
5分程度でできたとは思えないほど、見た目良さげで、案外、可愛い仕上がりになってしますよね♪
<発酵あんこで作ったおはぎの味は?>
これいけます!!!
玄米の香ばしさと、発酵あんこの小豆のほんのり渋みがマッチして最高です。
噛むほどに甘みも出てきます。
くどい甘さがなく滋味深い味わいなので、ゆっくりと至福のときを堪能できますね。
ノーマルおはぎの方は、純粋に発酵あんこと玄米の美味しさが楽しめます。
きなこおはぎの方は、発酵あんこと玄米にきなこの香ばしさが加わりまた良しですよ。
圧力鍋で炊いた玄米は、ちょっと数回麺棒で叩いただけでもっちもち食感で、これまたいい塩梅でした。
改めて、おはぎって美味しいと実感。
発酵あんこでどら焼きに挑戦!
あんこのお菓子といえば、どら焼きだ!と思い、挑戦してみたのですが……最初からお話しすると見た目かなり残念な仕上がりになってしまいました。
キレイに生地を焼くのは難しいですね。
ただ、味はまあまあ良かったので、一応ご紹介します。
<発酵あんこを使ったどら焼きの材料>
*一般的などら焼きは薄力粉を使用していますが、今回は米粉で挑戦しています。
米粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1
全卵 1個
ラカント 大さじ2
菜種油 大さじ1と1/2
*サラダ油、米油などお好みの油でどうぞ。
ハチミツ 大さじ2/3
みりん 大さじ2/3
発酵あんこ 適量
<発酵あんこを使ったどら焼きの作り方>
①ボウルに米粉とベーキングパウダーを入れ、菜箸で混ぜ合わせます。
②別のボウルに卵、ラカント、油、ハチミツ、みりんを入れ、ホイッパーで混ぜ合わせます。
③①の粉類の中に②を全量入れ、ゴムベラで混ぜ合わせます。
④フライパンに油(分量外)を薄く塗って熱します。
⑤手に油(分量外)を塗り、③の生地を6等分にし、薄く伸ばしたものを④のフライパンに乗せていきます。
⑥⑤を弱火にして蓋をし3分焼き、更に裏返して2分焼いて、生地は出来上がりです。
形も焼き加減も最悪ですね……。
中までしっかり火は通っていました。
⑦⑥の生地の粗熱が取れたら、発酵あんこをはさみ、どら焼きの出来上がりです。
見た目悪い……。
<発酵あんこで作ったどら焼きのお味は?>
実は、今回使用した米粉は製菓用ではなく製パン用だったので、まるでベーキングパウダーで作った即席パンのような風合いになってしまいました。
正直、全くどら焼きの生地感(もっちりしっとりした感じ)はありません。
まあ~見た目は悪さはおいておいて、パンだと思えば、出来上がってすぐは案外美味しくいただけましたけどね。
*米粉パンなので、通常の小麦粉使用のパンよりも乾燥が早いため、翌日には硬くなります。
しかも、イースト使用ではなく、ベーキングパウダー使用なのでなおさら硬くなりやすいので、早めにお召し上がりくださいね。
周りサクッと、中はもちっとした食感でしたし、甘みもラカント、みりん、ハチミツとトリプルで入れているので、食べやすくなっています。
発酵あんこは、通常の砂糖をどっさり使ったあんこよりかなり甘みが抑えられていますが、生地に甘みがあるので、ちょうど良くマッチし美味しくいただけました。
ただ、何といっても見た目が悪すぎる。
生地を丸くキレイに、焼き色も均一にしっかりつけるには、もっと研究しないいけませんね。
腕の問題なのか、道具の問題なのか。
小豆のゆで汁ってどんな味?飲んでみた感想と栄養について
栄養たっぷりと聞いて、残しておいた小豆のゆで汁です。
*一度目のあく抜きのために茹でた際の汁は捨てています。
このゆで汁は、あく抜き後に圧力鍋で煮た際に出た汁です。
<小豆のゆで汁を飲んでみた感想は?>
ネット検索してみたところ、そのまま飲んで良いと書かれていたので、試してみましたが……。
ありえない味でした。
小豆の渋みがぐわっと口いっぱいに広がり、飲めたもんじゃない。
私には無理でしたね。
ですので、牛乳で割り、ラカントで甘みも少し加えてみました。
これは美味しくいただけましたよ。
小豆の渋みがありますが、それがまるでぜんざいのようで。
牛乳でまろやかにし、甘みを加えただけでこんなに変化するものなのですね。
驚きです。
ちなみに、翌日は豆乳で割ってみましたが、これも良い感じでしたよ。
小豆のゆで汁の味が強烈なので、牛乳で割っても豆乳で割っても大差はありません。
小豆のゆで汁は日持ちがしないので、必ず冷蔵庫で保存し、2~3日以内に飲み切ってくださいね。
<小豆のゆで汁の栄養は?>
小豆に含まれる栄養素は、水溶性のものが多いため、ゆで汁に溶け出してしまうのですよね。
だからこそ、ゆで汁を飲むとなるわけですね。
せっかくの栄養分は漏れなく摂りたいですからね。
基本的には、前のブログでご紹介した「小豆の栄養と効能」のところと同じです。
①食物繊維
小豆には、不溶性食物繊維が特に多く含まれているため、便秘解消に役立ちます。
もちろん、水溶性の食物繊維も含まれており、水溶性ゆえに多くがゆで汁に流れ出てしまいます。
ゆで汁を飲むことで、漏れなく小豆の水溶性食物繊維を摂れ、腸内で善玉菌を増やし、腸内環境を良くしてくれるのです。
②ポリフェノール
このポリフェノールもまた、水に溶け出しやすい性質を持っているため、ゆで汁にこそ、多く含まれているのです。
抗酸化作用があり、活性酵素を除去する力があるので、老化を予防になりますね。
③鉄分
赤血球中のヘモグロビンの主成分である鉄分を補給し、貧血予防にもなります。
④サポニン
サポニンこそ、小豆の渋み成分の基なので、茹でることで、水に流れ出させて取り除いてしまうのですが。
実は、このサポニンにはコレステロールや中性脂肪の増加を防ぎ、血糖値の上昇を抑制する効果があり、生活習慣病予防にも役立ちます。
また、利尿作用もあるので、むくみ防止にも一役買ってくれるのです。
⑤ビタミンB群
非常に大切な栄養素なのですが、これまた水に溶けやすい成分です。
糖質、脂質、たんぱく質といったエネルギー源となり、体の構成成分となる栄養素をいくら摂っても、ビタミンB群を一緒に摂取しないと体内で代謝が促進されません。
また、ビタミンB群が不足すると、疲れやすくなり、冷え性の原因にもなるのです。
しっかり小豆のゆで汁で摂っておきたい成分ですね。
⑥カリウム
これまた水溶性です。
摂り過ぎたナトリウム(塩分)を排出する役割があるため、むくみ防止になり、高血圧予防にもなりますよ。
こう見ていくと、改めて小豆の重要な成分は水溶性のものが多いということが分かりますよね。
だからこそ、ゆで汁を飲もう!なのですね。
最後に(発酵あんこを朝食にも取り入れてみました)
冒頭でもお話ししましたが、何でも手作りすると、想像以上に多くできてしまうのが常ですよね。(笑)
発酵あんこも当然のことながら大量にできてしまったので、あれこれ朝食メニューとも掛け合わせてみました。
まずは、ヨーグルトに乗せて。
正直、甘みが優しい発酵あんこは、ヨーグルトと合わせてるにはちょっと……という感じでしたね。
ヨーグルトの酸味の方が勝ってしまい、何を食べているのかよく分からない状態になってしまいまいした。
ハチミツや黒蜜、メープルシロップなどを加えていただくとベストですね。
次に、定番のあんトースト。
焼く前はこんな感じでした。
トーストした後は、バターがとろけて美味しそう。
通常のあんこだと、糖質が気になってしまいますが、発酵あんこなら欲望のままに乗せられる!!!とテンションが上がったのですが、これまたちょっと物足りない……。
甘味が優しい発酵あんこよりも、バターの塩味が勝ってしまう悲しさよ。
やはりこれもまた、美味しくいただくなら、ハチミツ等で甘みをプラスした方が良いですね。
2回に渡って、発酵あんこの作り方からはじまり、様々な食べ方をご紹介してきました。
いかがでしたか?
やはり、発酵あんこは麹の甘さ頼りなので、とっても繊細で優しいお味です。
そのままなら美味しくいただけます。
むしろ、通常のあんこよりしつこくなくて美味しい。
また、お餅や玄米となら、そのまま合わせても美味しくいただけます。
ただ、合わせる相手がもう少し味の強い、牛乳や豆乳、パン(米粉パンも含めて)、ヨーグルト(豆乳グルトも含めて)といった類なら、ちょっとだけ甘みをプラスした方が美味しくいただけるなという感想です。
小豆のゆで汁も甘みを加えた方が美味しくいただけます!
この2回を通して、小豆が栄養が豊富で、栄養価が高いことは分かりました。
そして、意外にもあんこ作りもそんなに難しくないことが分かったので、どんどん生活に取り入れいきたいと考えています。
むくみ防止や腸内環境を整えるといったダイエットにも良い効果がありますしね。
小豆見直したよ!
是非、あなたも発酵あんこ作りに挑戦してくださいね!
糖質を気にせず、栄養たっぷりで健康的なお菓子で一息つけますよ。
あんこさえあれば、お菓子作りもグッとお手軽になりますしね♪
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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