6月中旬から8月までが旬のすもも。
まさに今が最盛期!
スーパーなどで様々な種類のものが、少量食べきりサイズから、どんと山盛りお得用まで売られていますね。
旬に入ってから、すももジャム、すもも酢(今熟成中)とつくり、さて、次は何をつくろうと迷っていたところ、飲みかけの日本酒が冷蔵庫に眠っているではありませんか。
以前、ワイン(赤白両方でチャレンジ)ですももをコンポートしてみたところ、思いのほか美味しかったので、これだ!と思い、日本酒でコンポートをしてみることにしました。
そこで今回は、実際につくってみて
- 日本酒ですもものコンポートの材料とつくり方
- 日本酒ですもものコンポートの味の感想
- 日本酒ですもものコンポートをつくるにあたって注意点や保存方法、賞味期限
などをご紹介できればと思っています。
是非、あなたも旬のすももでちょっぴり大人のデザートをつくてってみませんか。
- 【日本酒でコンポートしたすもも】の材料とつくり方
- 【日本酒でコンポートしたすもも】を実食!味の感想・ちょっとだけアレンジ
- 【日本酒ですももをコンポート】をつくるときの注意点や保存方法・賞味期限
- すももの栄養と効能
- 最後に
【日本酒でコンポートしたすもも】の材料とつくり方
日本酒全量でつくるかどうか迷ったのですが、さすがにアルコール度数が強すぎるなあと思い、水と日本酒半々にしています。
*日本酒の平均的なアルコール度数は15~16度程度だそうです。
参考までに、ワインは数%~12度程度です。
では、日本酒でコンポートしたすももの材料とつくり方をご紹介します!
<【日本酒でコンポートしたすもも】の材料>
すもも 7個
*やや大きめのすももを使用しています。
日本酒(お好みの銘柄で) 半カップ(100㏄)
水 半カップ(100㏄)
砂糖 大さじ2
*色止めでレモンの汁 小さじ1程度(今回私は入れていませんが、お好みでどうぞ!)
<【日本酒でコンポートしたすもも】の作り方>
①熟したすももをよく流水で洗ったら、竹串などを用いてなり口を取り、水分をきちんとふき取ります。
*流水で30秒以上洗うことで、もしも農薬がついていたとしてもほぼ落ちます。
これにより皮ごと煮ることができますね。
②①のすももを包丁で半割にします。
*この時点で種が取れれば取っておきますが、熟していると非常に取りにくいです。
無理に取ろうとすると、果汁も種の周りの実も無駄にしてしまうので、私は取りませんでした。
③ホウロウ鍋に②のすももを入れ、砂糖を振りかけます。
*ジャムとときと同様で、砂糖を振りかけることですももから水分を引き出します。
④③の状態でしばらく(10分~)置いておくと、砂糖が溶けて、すももから水分が少し出てきます。
この状態になったら、日本酒と水を加えて、強火にかけます。
⑤④が沸騰したら、火を弱火にし、落し蓋(アルミホイルやクッキングシート、厚手のキッチンペーパー等)をし、更に鍋の蓋をします。
*その際、鍋の蓋は少しずらしておくと、吹きこぼれませんね。
⑤5分弱火にで煮込んだら火を消し、お好みでレモン汁を加えます。
その後、粗熱が取れるまで置いておきます。
すももが冷めてくると、皮がするっと取れるようになるので、皮を取りつつ密閉容器に移し、最後は蓋をして冷蔵庫に入れてくださいね。
これで完成です!
ギンギンに冷えたら実食です♪
【日本酒でコンポートしたすもも】を実食!味の感想・ちょっとだけアレンジ
以前、白ワインでコンポートをつくったのですが、それとほぼ同じ見た目になりました。
日本酒はほぼ透明なので、すももの皮の赤色がばっちり移り、きれいなピンク色の仕上がりですね。
写真は、つくった当日のものなので、まだ、すももの黄色が残っており、ピンクと黄色のコントラストがきれい💗
では、食べてみます!
たった5分煮ただけなのに、日本酒の香りはほぼ残っていません。
すももの甘酸っぱい香りが先に立ちますね。
食べてみても、想像以上に日本酒が残っていない……
あれれ???
爽やかなすももの甘酸っぱさが際立っています。
酸味がちょっと強め。
でも、すももはトロっと口の中で溶けるような柔らかさです。
お汁も飲んでみました。
爽やか~♪
実を食べたときほどの酸味は感じません。
優しい甘さで、ほんの少し酸味があり、ゴクゴクいけます。
美味しい~。
最後にほんの少し日本酒のアルコールを感じるかなという程度です。
お子ちゃまや妊婦さん、車を運転する予定の方にはお勧めしませんが、少々お酒に弱いという程度の方なら全然いけちゃうくらいのアルコール感ですね。
アイスとも合わせてみました!
ミルキーなバニラアイスと、甘酸っぱいすもものコンポートが相まって、いい感じです。
大人のデザートですね♪
丸1日経つと、こんな感じになります。
すももがだいぶ、汁のピンクに染まっていますね。
見た目はちょっと悪くなってしまいますが、味は良くなりますよ。
すももの酸味が取れ、まろやかな味わいになり、とろける実の食感が病みつきになります♪
個人的には、2日目以降がお勧めです。
ちなみに、日本酒のアルコール感は、2日目以降は全く感じられなくなりました。
注:コンポートは煮込み時間が短いので、アルコールを加えた場合は、アルコール分が完全には飛んだとは言い切れません。
お子ちゃまや妊婦さん、車の運転を控えている方などは食べないようにしてくださいね。
アルコールが弱い方もお気をつけを!
白ワイン、赤ワインそれぞれで、すももをコンポートしたときは、サングリアだ!!!と心躍りましたが、日本酒の場合は、水で煮たときと大きな違いはなく、さっぱり爽やかな味わいになりました。
きっと、日本酒のコクが加わったはずと信じたいけど。
でももちろん、美味しいには美味しいですよ。
【日本酒ですももをコンポート】をつくるときの注意点や保存方法・賞味期限
<コンポートをつくる場合すももの追熟はほどほどに>
今回もまた、すももを追熟させ過ぎてしまったなと後悔です。
ジャムなら問題ありませんが、コンポートの場合は、完熟の手前で作業をした方が、きれいに実を半割でき、種も事前に取っておくことができます。
仕上がりもきれいです。
<コンポートに使用する砂糖の量>
基本は、以下の通りです。
ジャムは、果実の量に対して砂糖が、その40%以上(日持ちを考えると60%~同量)
になります。
に対して、コンポートは、果実の量に対して砂糖が、その10~20%程度です。
すもものように、比較的酸味の強いフルーツを使用してコンポートにする場合は、30%~半量を目指していいかもしれませんね。
もちろん、お好みですけどね。
<コンポートの煮込み時間>
果実の種類だったり、切り方だったりで、かなり時間に差が出ます。
すもものようにデリケートで柔らかいフルーツは、5分程度で十分です。
とろけるように柔らかくなります。
リンゴや梨といった固めのフルーツは、倍の10分ほど煮た方が柔らかく、味がしっかりしみ込んでお勧めですよ。
<お酒を使用する場合に注意すべきこと>
以前のブログ内容と被りますが、念のため注意点をご紹介します。
アルコール度数の20%以下(低い)ワインや日本酒を使用して、コンポートをつくることはセーフです。
加熱してしまうため。
一方で、本場スペインと同様のやり方(アルコール度数が20%以下のお酒にフルーツを長時間漬け込む)で、日本にてサングリアを作ってしまうと、酒税法違反になってしまうそうです。
ご注意ください!
なぜかというと、アルコール度数20%以下のお酒にフルーツを漬け込むと、再発酵が起こり、別のお酒を造り出してしまう恐れがあるかららしく、そのため禁止されているそうなのです。
ただし、飲む直前にフルーツを混ぜるのはセーフですよ。
梅酒の場合は、アルコール度数20%以上の焼酎やブランデー等を使用しているので問題ありません。
<【日本酒でコンポートしたすもも】の保存方法と賞味期限>
コンポートは、ジャムとは違って、保存食という要素が薄い(使用する砂糖の量が少ない)ので、清潔な密閉容器に入れて、必ず冷蔵庫で保存してくださいね。
その際も、温度変化の少ないチルド室や冷蔵庫の奥の方がお勧めですよ。
それでも、やはり4~5日程度で食べきることが理想ですね。
砂糖の量を増やしたり、煮沸消毒した瓶に詰めたりすることで、少し保存性が高まりますが、それでも1週間程度です。
一気に大量に作らず、食べきれる量だけをつくった方がよさそうですね。
また、汁ごと冷凍保存も可能です。
その場合は、3週間~1か月程度持ちますよ。
すももの栄養と効能
主に、すももの皮部分には栄養がたっぷりです!
例えば、
①ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富です。
眼精疲労の予防や改善、また、血糖値の急激な上昇を抑えたり、抗酸化作用があるため動脈硬化といった生活習慣病の予防にも優れた効果がありますよ。
②食物繊維も豊富です。
不溶性の食物繊維ですので、腸まで届き、整腸作用に優れた効果を発揮してくれます。便秘解消やダイエット効果も期待できそうですね。
③その他ビタミン・ミネラル類も豊富ですよ。
塩分の排出を助けてくれるカリウムや、血液を構成するヘモグロビンの素となる鉄分、これまた抗酸化作用のあるビタミンE、妊婦さんには是非とってもらいたい葉酸などが含まれています。
どれも摂りこみたい効能ばかりですよね!
ですから、コンポートにする場合も、皮を無理してむかずに一緒に調理してみてくださいね。
*そもそも、皮をむこうとすると、かなり実をロスしてしまいますしね。
もったいないです。
つくり方の箇所でも触れましたが、すももの表皮の農薬について心配される方もいらっしゃるかもしれません。
流水で30秒流せば洗い落とせる程度のものです。
ご安心くださいね!
最後に
今回は、【日本酒で旬のすももを使ったコンポート】をご紹介してきました。
いかがでしたか?
ワインでコンポートをつくったときほどはの驚きはありませんでしたが、さっぱり爽やかすももを美味しくいただけました。
汁は絶品でしたよ。
ゴクゴク飲みたい。
アイスに合わせてもいけます!
ご紹介した通り、つくり方はとっても簡単です。
短時間でできちゃいます。
是非あなたも、旬のすももに少しだけ手をかけて、大人にデザートに仕立て上げ、優雅なひとときを過ごしてみませんか。
飲みかけの日本酒でつくれますよ~。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よかったら、過去のすもも関連のブログもご覧くださいね!
健やかで美しい髪を目指す貴女へ
「竹みか」サブブログ『健美髪日記』のご紹介
https://sub.mamatomo-zero.com/
ポチっとしていただけたら嬉しいです。