こんにちは。
週末ですね。
ちょっと今週は疲れたので、最後はまったりと「クリームチーズ」のお話しをさせて下さい。
今朝ぼんやりと、トーストにクリームチーズとジャムをのせて食べていたら、その美味しさに目が覚めました!
やっぱり、このクリームチーズの鼻に抜けるミルクの香りと、濃厚なコクと、後に残るミルキーな余韻…最高だわ~!!!
と。クリームチーズと合わさると、ジャムのフルーティーさも一層引き立ちますよね。
相性は抜群です。
そんな愛してやまないクリームチーズなはずなのに…今まで深堀してこなかったので、これを機に調べてみることにしました。
ぜひ一緒に、クリームチーズの世界へ!
実際に私が、料理やお菓子にどのようにクリームチーズを使っているかもご紹介させていただいています。
そもそもクリームチーズって何?
<私とクリームチーズとの出会い>
クリームチーズとはなんぞや?とお話しする前に、私とクリームチーズの歴史を少しだけ。
現在でも日本でクリームチーズのトップシェアを誇る、フランス「Kiri(キリ)」社のクリームチーズが日本に初上陸したのが、1983年だったそうです。
*当初は、伊藤ハムがフランス・Kiri社より輸入していました。
当時私は小学校低学年ですね。
すぐに我が家がクリームチーズに飛びついたかどうか分かりませんし、私自身クリームチーズと出会ったのがいつであったか定かではありませんが…、記憶をたどる限り、衝撃を受けたのは、恐らく社会人なりたて20代前半くらいのときだったと思います。
クリームチーズとスモークサーモンを挟んだベーグルを初めて食べたときですね。
今や定番商品ですが、当時はその意外性に驚き、味の虜になりました。
いや~クリームチーズってほんと美味しい。
(プロセスチーズやピザ用チーズとは違う、新鮮で濃厚なミルクの味)
塩気のあるサーモンと合うなんて意外。
(レアチーズケーキ以外でも使えるんだという驚き)
それから私の中で、「クリームチーズ」がしっかり根付ていった気がします。
<では改めてクリームチーズとは>
クリームチーズ(英語:cream cheese)は、生クリームまたはクリームと牛乳の混合物を乳酸発酵させてホエイを除いて製造した非熟成の軟質チーズ。比較的水分が多いため、常温や冷凍での保存より、10℃以下での保存が適している。穏やかな酸味とバターのような滑らかな組織が特徴で、パンやベーグルに塗って食べたり、チーズケーキの主な材料として利用される。また、マッシュポテトに混ぜ入れたり、サラダのトッピングや、スモークサーモンの付け合せとして用いられることもある。
栄養分の内分けは水分55%以下、脂肪33%以上、たんぱく質10%、食塩0.8〜1.2%。
現在「フィラデルフィア・クリームチーズ」ブランドの製品を製造販売しているアメリカ合衆国の食品メーカーのクラフトフーヅによると、「クリームチーズの起原は1872年のアメリカにあり、ニューヨークの乳製品加工業者ウィリアム・ローレンス(William Lawrence)が、“これまでにないほど豊かな風味を持つチーズ”を生クリームと全乳から作ったのが始まり」であると言われる。クリームチーズの誕生は、フランスのヌーシャルテルチーズに着想を得たといわれる。 1880年には、ニューヨークのチーズ卸業者A・L・レイノルズ(A. L. Reynolds)が、「フィラデルフィア」と名付けたアルミ箔に包んだクリームチーズの販売を始めた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
リンクの通り、クリームチーズは非熟成チーズ(フレッシュタイプ)なので、
・新鮮なミルクの香りが生きていて、
・水分も多く、
・食感も柔らかく、
・口当たりも優しい
のですね。また、
・ほどよい酸味が残っている
のも特徴です。
ちなみに、その他フレッシュタイプのチーズには、
マスカルポーネ
モッツアレラ
リコッタ
などがありますよ。
<クリームチーズの保存方法や賞味期限は>
前章でお伝えした通り、クリームチーズはフレッシュタイプなので、熟成されておらず、水分が多いのが特徴です。保存方法としては、常温も冷凍もNGで、冷蔵保存(10℃以下が理想)のみになります。
熟成、非熟成関係なく、チーズ全般、常温で保存する方はいらっしゃらないと思いますが、非熟成の場合は冷凍もNGになります。というのも、冷凍し、解凍する過程で水分が出てしまうためです。せっかく蓄えられた水分が抜けてしまうと、独特の柔らかい食感が失われ、味も落してしまいますよね。
更に、家庭の冷蔵庫はドアの開閉回数が多いので、なるべく温度変化の少ないチルド室や冷蔵庫の奥で保存するのがベストですね。
フレッシュタイプのチーズは、鮮度が美味しさと比例するので、一度開封したら、賞味期限に関係なく早く食べきりましょう!
こんなふうにクリームチーズを食べています
<シンプルに食べたい!>
そのまま食べて、美味しいようにできているクリームチーズですから、ただ、素朴な塩味のスティックやクラッカーのつけるだけでも十分美味しいですよね。
ジャムをかければ、即席にレアチーズケーキの出来上がりです!
クリームチーズのミルキーなコクと、ジャムのフルーティーな美味しさが互いを引き立て合い最高です。
紅茶に合わせても、ワインのおつまみでも良いですね。
今日の朝食で久々にこの組み合わせの美味しさに感動したので、一人ランチでも食べちゃいました。(笑)
乳製品好きの私は、バターとジャムの組み合わせより、クリームチーズとジャムの組み合わせがより好みです。真逆の乳製品嫌いの夫は、パンにジャムだけ塗ります。人に味覚って面白いですよね~。
<料理に添えてみると>
志麻さんレシピをちょっと拝借しています。こちらの本より、
「パプリカとピーマンのトマト煮」というメニューを参考にさせていただいています。
一度レシピ通りに作ったら、我が家の子供たちはそれらの野菜が苦手で食べてくれなかったので、今はシンプルに玉ねぎ、人参、アスパラ(いんげんでも)を使っています。作り方は簡単なので、ざっとご紹介しますね!
①鶏もも肉(大2枚ほど)は一口大に切り、塩コショウをもみ込んでおきます。
②野菜(適量)はそれぞれ薄切りにし、ニンニク1かけは潰してておきます。
③フライパンに油(大さじ1)と①のニンニクを入れて火にかけ、香りが立ってきたら、①の鶏肉を入れ、両面に焼き色がついたら、煮込み用の鍋に移します。
④③のフライパンで①の野菜も軽く炒め、同じく煮込み用に鍋に移します。
⑤白ワイン(1カップ)を④のフライパンに注ぎ、鶏肉や野菜の旨味をこそげとり、煮込み用鍋に注ぎ入れます。
⑥鶏肉、野菜、白ワインが入った煮込み用鍋に、トマト水煮缶(ダストタイプを1缶)とコンソメ1個を入れ、火にかけます。水分が出てきたら、弱火にし蓋をして、30分ほど蒸し煮にします。
これで出来上がりです。
ちょっと煮込み時間がかかりますが、ずっと見ておく必要はないので、煮込んでいる間に他の料理が作れちゃいます。お子さんにいると、ワインのアルコール分が心配かもしれませんが、煮込んでいる間に飛んでしまうので、家族全員で美味しくいただけますよ。ワインのコクだけが残り、鶏肉、野菜の旨味がトマトベースのスープの溶け込み、ニンニクがアクセントになり、滋味深い味わいです。
この本に出会うまでは、違うレシピでトマトシチューを作っていたのですが、この志麻さんレシピに出会ってから、もっぱらこれです。最初に鶏肉に焼き目をつけて、それが旨味へと変わるので、無駄にコンソメを多用する必要もありません。
このままでもちろん美味しいのですが、味変にはクリームチーズがもってこいです!
クリームチーズのミルキーな味がトマトベースのスープ、そして、じっくり柔らかく煮込まれた鶏肉と相性抜群ですね。ぜひ、お試し下さい!
<もちろんド直球!製菓材料として>
チーズケーキはこの上なく大好きなスイーツで、買って食べることもあるし、自分でも様々なレシピで作ってきました。これは、ベイクドチーズケーキというより、甘さを極限まで抑え、クリームチーズの美味しさを最大限に引き出したチーズテリーヌですね。今までで一番の驚きレシピです!
こちらを参考にしていますよ。
坂田阿希子さんのレシピは、単に砂糖の量を減らしているのではなく、それを補うために工夫が施されているので、満足度も非常に高いです。お勧めですよ!
このチーズケーキも
クリームチーズ400g
サワークリーム100g
に対して
グラニュー糖はたったの40g(通常レシピの半分以下)
です。
あとは、
バター30g
卵黄2個分
全卵1個分
コーンスターチ大さじ1
を混ぜ合わせるだけ、シンプルな材料ですよね。
作り方もいたって普通で特別なことはしていませんが、砂糖をギリギリの量までも減らしているので、その分、しっかり、本当にしっかりとクリームチーズの旨味を感じることができ、食べ進めるほどその余韻が強く残ります。不思議なもので、次第に奥の方に甘みも感じることができるのです。
クリームチーズ好きにはたまらない最高のレシピですね。なお、甘さを抑えているので、紅茶だけではなく、白ワインとも合わせることができますよ♪
このブログを始めた最初の投稿に、このチーズテリーヌの写真を使っています。
ぜひ、お気に入りのクリームチーズを大胆に使って、作っていただきいです!!!
最後に
今日は、クリームチーズについて語ってみました。いかがでしたか?
そのままシンプルに美味しさを味わう良し、料理に添えたり、製菓材料にすることもできる優れものです!
クリームチーズは、料理や製菓に使っても、その存在感は消えませんが、主張しすぎることなく、他の食材と仲良く、それぞれの良さを引き出してくれます。
是非あなたも、クリームチーズをもっともっと日常の食生活に取り入れてみませんか。そして、これぞというレシピがあったら、教えていただけたら嬉しいです!
お待ちしています♪
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ポチっとしていただけたら嬉しいです。