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【ヴィジタンディーヌ】余った卵白を使って簡単で美味しい焼お菓子のご紹介です!

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こんにちは。


卵白だけ余ってしまって、困った…ということありませんか?

カルボナーラやドライカレー、親子丼、納豆のトッピングに、人によっては卵かけご飯も卵黄だけしか使わないなんてこともありますよね。


いらないから、捨ててしまうなんて…かわいそうな卵白を簡単で美味しい焼菓子に変身させてみませんか。

フランス・アルザス=ロレーヌ地方発祥の「ヴィジタンディーヌ」のご紹介です!
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材料と作り方

《材料》

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卵白 2個分
無塩バター 60g
粉砂糖 75g
薄力粉 25g
アーモンドプードル 25g


揃えるべき材料が少なく、とてもシンプルなので、バターのコクが決め手のひとつになります。できれば、香りとコクの強い発酵バターがお勧めですよ。

今回砂糖は、軽やかでサクッとした仕上がりを目指して、粉砂糖を使用しています。お好みで、ハチミツや上白糖、グラニュー糖、三温糖、甜菜糖などでも代用できますよ。


《作り方》

下準備として、

・卵白は室温に戻し、
・薄力粉とアーモンドプードルは合わせて、ふるっておきます。



①無塩バターを鍋に入れて、強火にかけます。
※沸騰してバチバチと音がしてきますが、まだまだ我慢です。しばらくして、水分が飛ぶと音が静かになってきて、一気に色がついてきます。好みの色合いになったら、火を止めますよ。

これで溶かしバターの完成です。
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②ボウルに卵白を入れ、ホイッパーで割りほぐします。
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③②に粉砂糖を2回に分けて入れます。その都度、粉砂糖が見えなくなるまで混ぜ合わせます。
※滑らかになるまで、でも、混ぜすぎない加減で。なんて言ってますが、後々、冷蔵庫で寝かせるので、そんなに気にしすぎなくても大丈夫ですよ。
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④③に①の溶かしバターを加えます。
※沈殿している焦げの部分は、お好みで適度に加えて下さいね。お子さん向けなら、あまり加えない方が良いですし、ある程度、苦みが欲しいなと思われる大人な方なら、しっかり加えてみて下さいね。
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⑤④に下準備でふるい合わせた薄力粉とアーモンドプードルを加えて、しっかり艶が出るまで混ぜ合わせます。
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⑥⑤を冷蔵庫で30分以上寝かせます。
※この行程により、極めの細かい生地になるので、省かないで下さいね。
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⑦オーブンを200℃で8分の予熱を始めます。


⑧⑥の生地を一度軽く混ぜ合わせてから型の7割程度入れます。天板に並べる際に、軽くトントンと底を叩いて下さいね。。
※それにより、中が空洞になってしまうのを防げます。
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⑨⑧を⑦で予熱したオーブンに入れて、焼成します。
※型の大きさにより焼成時間は変わります。小さい型なら8分~、大きいものなら15分程度になります。今回私が使った型は、10分でちょうど良い感じでした。
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以上で、出来上りです!


難しい行程はありませんよね。

仮に混ぜすぎてしまっても、冷蔵庫で寝かせる時間があるので、あまり心配する必要がありません。

また混ぜるところも、全てホイッパー1本ででき、便利です。ゴムベラに持ち替えたり、粉を切るように混ぜるなんて気を使う必要もありません。

ただ型に生地を入れる際に、縁や外に付いてしまった場合は、拭き取って下さいね。焦げる原因になります。



ヴィジタンディーヌとフィナンシェ、マドレーヌとの違いとは?

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まずは、ヴィジタンディーヌについて、

1610年に設立されたアルザス=ロレーヌ地方の「聖母訪問会」によって考案されたそうです。

この会の修道女が「ヴィジタンディーヌ」と呼ばれていたことから、その名が付けられたとのこと。


定義として、

焦がしバターを使用している。
卵白を泡立てている。

の2点だそうです。


ときが経ち、様々な方がそれぞれの信念のもと作られているので、①は共通ですが、②に関しては、ほぼ泡立てていない卵白を使用しているものから、私がご紹介した、ホイッパーで軽く泡立てているもの、湯煎をして白くもったりするまでしっかり泡立てているもの、更にメレンゲを使用しているものまであります。

時代とともに進化しているのですね。



では、同じような焼菓子であるフィナンシェとの違いについてですが、

材料は全く同じで、溶かしバターと卵白を使用しています。

溶かしバターを焦がさないとか、卵白の扱い方が違うなどいわれていますが、これといった明確な違いはないようです。

かつては、ヴィジタンディーヌはお花の形の型を使用し、フィナンシェは金塊の用なスクエア型を使用して作り分けられていた程度。

これもまた、現代ではヴィジタンディーヌもスクエア型で作られているものもあるので、違いはほぼないといっても良いのかもしれませんね。


どなたか、明確な違いが分かる方がいらっしゃったら教えて下さい。お願いします。



ちなみに、マドレーヌとは明確な違いがあります。これだけは、卵白ではなく「全卵」が使用されています。

明らかに違いますよね。シェル型も特徴的ですね。



個人的にはしっとりした食感と、卵の香りが強すぎない焼菓子が好みなので、マドレーヌよりも、ヴィジタンディーヌやフィナンシェ派です!

あなたは何派ですか?



最後に味わいは

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ご家庭で手作りしたなら、まずは焼き立てのヴィジタンディーヌを味わってみて下さいね。

外はかりっと、中はふわふわの食感が楽しめますよ♪

口に入れた瞬間、ふわっとバターの香りが広がり、後からアーモンドの香りと味が追いかけてきます。

最高です!!!


そして半日~1日ほど経つと、外のかりっと感は徐々に薄れてきますが、今度はもっちり感が楽しめます。ほんのりバターと、出来立てよりもぐっと強いアーモンドの香りと味が前面に出てきます。

これもまた、とっても美味しいです♪


保存性の高い焼菓子ですので、常温で5~6日程度は食べ続けることができます。食感や味の変化を楽しんでみて下さいね。


ただ今の季節は、常温だとかなり高温になってしまう可能性があるので、ご注意下さいね。

早めに食べきるか、気になる方は、冷蔵庫での保存をお勧めします。冷やした冷やしたで、食感がしっかりし、これもまた美味しいですよ。



お菓子作り初心者の方でも、お子さんでも簡単にトライできる「ヴィジタンディーヌ」!にも関わらず、味は想像以上に本格的です。

卵白が余った際は、是非、お試し下さいね。



本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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