こんにちは。
先週、パウンドケーキ型を使って簡単に作れる【米粉パン】についてご紹介させていただきました。
米粉を使用したなら、面倒なこねる作業も、時間のかかるベンチタイムや二次発酵の時間も必要なく、簡単時短で作れることを、私も実感できたので、
欲張りな私は、もっと手軽でアレンジの利く方法はないかと探ってみたところ、あったのです!
参考にさせていただいた本はこちら。
マドレーヌ型を使った方法があることを知りました。
もっとお手軽だ!!!
しかもトッピング次第で味のバリエーションも広がります。
これだ!
と思い、試してみることにしました。今回は、そのレポートです。
材料と作り方
<材料>
前回の【米粉の食パン】と全く同じ材料です。
*マドレーヌ型8個分になります。()内は半量の場合の分量です。
米粉 200g(100g)
*パン専用の米粉を使用しています。
砂糖 10g(5g)
ドライイースト 4g(2g)
*私は個梱包になっているドライイーストを使用しているので、1パック3gを使用しました。
塩 3g(1.5g)
ぬるま湯(37℃くらい) 160~180㏄(80~90㏄)
植物油 10g(5g)
*お好みの油で。私は菜種油を使用しています。
お好みのトッピング 適量
*今回私は、
カマンベールチーズ 8切れ
ハチミツ 適量
黒コショウ 少々
きんぴらごぼう 適量
を用意しました。
前回のブログでご紹介した通り、米粉はパン専用のものをお使いになることをお勧めします。膨らみが全然違いますよ。
<作り方>
①ボウルに米粉と砂糖、ドライイースト、塩をそれぞれ全量入れ、
ホイッパーでよく混ぜ合わせます。
②37℃ほどのぬるま湯を1カップほど用意します。水にちょっとずつ熱湯を注いでいけば、ちょうど良い温度になりますよ。
③①の混ぜ合わせた粉類に②のぬるま湯160㏄ほど(1カップ分全量を一気に入れてはいけません!)と植物油全量を入れ、ゴムベラで混ぜ合わせます。
*生地をゴムベラですくってみて、リボン状にたらーと落ちてくるくらいがちょうど良い硬さです。もし、ここで硬めだな(水分が不足しているな)と思われたら、②のぬるま湯を10㏄ずつ足してみて下さいね。
④マドレーヌ型に③の生地を流し入れ、
もう1枚別の天板を上に被せます。
⑤オーブンの発酵機能(35℃)で15~30分程度発酵させます。
*お持ちのオーブンに発酵機能がついていない場合は、常温放置で大丈夫です。が、季節によって時間がかかると思います。
⑥生地が1.5倍ほどに膨らんだら、発酵が終了です。
⑦オーブンを160℃10分に予熱します。
⑧この時点で、きんぴらごぼうだけトッピングします。
*チーズはこの時点で乗せてしまうと、焦げてしまうので、あとでトッピングしますよ。
⑨トッピングを乗せ終わったたら、再び天板を被せ、予熱の終わったオーブンに入れます。まず160℃で10分、その後、200℃に温度を上げて10分焼成しますよ。
➉一旦オーブンから取り出し、上に被せていた天板を取ります。ここでチーズをトッピングし、
上の天板を外したままの状態で更に200℃で5~10分程度(最後の焼成時間は焼き色を見て判断して下さいね)焼成したら完成です。
*いきなり上に天板を被せずに焼いてしまうと、米粉の特性上、周りがおせんべいのように硬くなってしまうそうです。最初は天板を被せて蒸し焼きにし、その後、焼き色をつけるために天板を取って焼いて下さいね。
注:この時点で天板は非常に熱くなっています!!!二重に軍手をはめたり、ミトンを重ねて使うなど火傷対策をしっかり行った上で作業をして下さいね。
これで完成です。
米粉特有の白いお肌のパンに仕上がりました。かおりはとっても香ばしく、いいにおいです♪
さあ~実食してみます!
食べてみたら
まず初めに保存についてですが、
米粉の特性上、小麦で作ったパンにより水分蒸発が早く乾燥しやすいので、すぐに食べるもの以外はお皿に乗せ、その上から大きめの袋を被せ、口を閉じておきました。
この方がもちもち感が長く保てます。
ただそうはいっても劣化が始まってしまうので、すぐに食べるのが一番ですけどね。
更に、前回ご紹介した食パンと違い、今回は小型パンなので、より劣化が早くなります。
*これは小麦粉で作ったパンでも同じことが言えます。小型パンは小さいゆえに水分が一気にとび、すぐに乾燥してしまいます。保存には気を付けて、なるべくその日のうちに食べきって下さいね。
翌朝でもちょっと厳しいものがありました。10秒~ほどレンチンしてから、オーブントースターで軽く焼いて食べてみましたが、乾燥が気になってしまいます。
作ったその日に食べきれないなと思ったら、すぐにラップでくるみ、保存袋に入れて、冷凍保存することをお勧めします。
では、食べてみます♪
口に入れた瞬間、周りカリッと中もっちもちです。と同時に香ばしいかおりがしてきます。
和惣菜との相性は抜群ですね!
甘辛のきんぴらごぼうともっちもちの米粉パンを一緒に口に入れると最高に美味しいです♪
そうそう、米粉パンの話でありませんが、私が作るきんぴらのごぼうは、ささがきにしません…。理由は簡単、面倒だから。包丁の背で皮をこそげとることもせず、たわしで洗うのみ、あとは両端を切って、縦半分に切って、斜めに薄切りにしていくだけ。超~手抜きです。これくらい作業を楽にしておかないと、きんぴらを作る気さえおきなくなってしまいますからね。手抜き万歳です!だから、米粉パンの上に乗っているきんぴらごぼうも見た目も大振りです。(笑)
きんぴらがいけるなら、ひじきの煮物でもOKそうですよね。美味しそう~。
のりの佃煮とか先週の甘辛味噌とか。
何れにせよ、汁気を切ってから総菜を乗せて下さいね。出来上がりがべちゃべちゃになっていしまうので。それと、本来はマヨネーズを上からかけた方が、米粉パンが乾燥しにくくなり良いそうですよね。
ごめんなさい。私はマヨネーズ大が苦手なので、省いてしまいました…。
次にチーズを乗せたものですが。
焼き上がりに黒コショウをかけ、ハチミツをたらした完成です。
う~ん、とっても美味です!
優しいの米粉パンの甘みとクセのあるカマンベールチーズとの相性がまた抜群です!
今回私はカマンベールチーズを使用しましたが、本ではブルーチーズが使われています。お好みのチーズでお試し下さいね。
食べてみた感じ、多少クセのあるチーズの方がより米粉パンの甘みを引き出してくれる気がします。
ちなみに、子どもたちにはカマンベールチーズを乗せたパンの方が人気がありました。夫はきんぴらの方が美味しいって言ってましたが、これは年代の差なのか?
夫いわく、前回ご紹介した米粉の食パンは、
「このパン、フォカッチャっぽくない。」
だそう。もちもち感が、小麦粉の中力粉で作った感じと似ているのでしょうかね。
アレンジは自由
米粉のパンは、米が持つやさしい甘さと、もっちもち食感が最大の魅力です。小麦粉のパンよりあっさりめの味わいにはなります。
この特性ゆえに、様々な食材と合わせることができます。
先にお話しした通り、和惣菜との相性もとってもいいです。その上にマヨネーズやチーズを乗せれば、乾燥を防ぐことができます。
白飯に合わせるにはちょっと…と思われるもので、米粉パンならいけます。
ブルーチーズやカマンベールチーズなどのクセの強めのチーズでも、爽やかでミルキーなクリームチーズでも。ジャムやチョコレート、ピーナッツバター、カスタードクリーム、もちろん、あんこでも。フルーツ缶やコンポートされたフルーツでもいいですね。
(汁気はしっかり切って下さいね)
ナッツ類やコーンフレーク、オートミールなどをトッピングしても。
何でも受け入れくれる懐の深さがある米粉パンは、アレンジ自由です!
ぜひ、マドレーヌ型で手軽に米粉パンを作って、あなた好みのトッピングで楽しんでみてはいかがでしょうか。
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