こんにちは。
先日、澄み切った秋晴れのもと息子の小学校で運動会が開催されました。
緊急事態宣言が解除され、県内のコロナ感染者が激減しているとはいえ、コロナ禍であることが変わりがないので、例年とは違い制約が多く、静かな運動会となりました。
昨年は運動会自体中止で、各学年ごとに校庭で体育授業の参観という形だったので、それに比べれば制約があったとはいえ、開催できてだけよかったな思っています。
*イメージです。
平日開催&保護者1名のみ
<地域に雰囲気は>
この地域はスポーツが異常に盛り上がるところなので、例年運動会は超満員、両親、祖父母、その他兄弟、地域の人たち等など押しかけます。声援も声が割れんばかりの張り上げ方で、大盛り上がりです。
同じスポーツチームに所属している子どもたちの「保護者」も、応援用のお揃いのTシャツを作るようで、それを運動会にみんな着てきて、団結を示している人たちもいます。
絶対近寄れない…。
ちょっとしたマラソン大会ですら、「負けんな~走れ~!!!」と大声援が送られます。
娘のときは、この雰囲気に正直引いておりました…。
<今年の運動会は制約あり>
昨年は運動会自体が中止でしたが、今年は開催できましたが、制約の多いものでした。
①平日開催
午前中のみの開催で、更に低学年、中学年、高学年と時間が細かく区切られおり、保護者も入れ替え制です。
②観覧できる保護者は1名のみ
事前に用紙が生徒一人につき1枚(もしかしたら、各家庭に1枚だったかもしれません)だけ配布されており、それに児童と保護者氏名、検温結果、滞在時間を明記し受付の先生に渡してから校内に入ります。
③観覧時は常にマスクを着用し、応援の際も声を出さずに拍手で
事前に注意喚起がありました。
というわけで、例年くらべて観覧者が少ないので、混雑もなく(場所取り等の小競り合いもない)、静かな運動会になりました。
観覧者の9割方は母親でしたね。その他はごくわずかの父親、祖母の姿も見かけたくらいでしょうか。
ただ校庭の中が周辺の道沿いからも覗けるので(フェンスはあります)、校内に入れない父親や祖父母が覗き込んでいるという状態でした。
それと、私はママ友ゼロなので全く関係ありませんが、母が集まると…世間話が始まりますよね。
声出しての応援がダメだと言われているのに…黙りなさいよって感じですが。何で皆さんあんなに話すのが好きなのでしょうね。
とはいえ、そもそも入れる人数が少ないので、例年比べると雑音がなく、人ごみもなく、小競り合いもなく、ゆっくり観ることができ、私的は最高でした!
毎年これでいいわ。
目の病気療養中の息子は
<当初は運動会を休み予定だった>
と、静かで観覧しやすい運動会だったのですが、肝心の息子は目の病気の療養中で、9月の半分以上は欠席、それ以降~今日に至るまで体育の授業は見学していました。
当初、「運動会はお休みしよう!」という話(担任の先生と私との話)で進んでいました。
ただ本人に確認したところ、「見学だけでもしたい」ということだったので、急きょ先生方の計らいにより、踊りのときだけちょっと参加ということになったのです。
<踊りだけ太鼓で参加>
ちなみに中学年(3,4年生)の出場種目は、
徒競走80m
表現(踊り)
の2つです。
*例年は、それに棒倒し(綱引き、しっぽとり等)のような種目が1つプラスされ、3種目です。
今年の息子は、徒競走は応援のみで見学し、踊りは、
みんなが出る際のドンドンドンと太鼓を叩いて合図するのと、終わった後に席に戻ることを促すドンドンドンという太鼓の合図をするお役目をいただきました。
思ったよりも責任ある役で本人緊張していましたが…。
本番当日は緊張
<運動会行きたくない病発生>
思わぬ大役がまわってきてしまった息子は、緊張からか運動会行きたくない病がしばし発生しておりました。
君が「運動会、見学だけもいいから参加したい!」って言ったから、先生が考えて役割を与えて下さったのよ…と母は思っていましたがね。
<当日は>
当日は覚悟を決めたのか、何も言わずに学校に向かっていきましたけどね。
校庭で私の姿を見つけると、手を振り楽しそう♪同級生の徒競走をポンポンを振りながら、応援していました。
よかった、よかった。母は安心したよ。
<いざ本番>
時間になるとひとり先生に連れられて、太鼓の前に。
ドドン
という音で始まりました。
ちょっと音は小さかったけど、頑張ったかな?
ドンドンドンドン…
その後の連打は、力のなさと練習不足が感じられましたが…まあいいでしょう。
踊りに入り、最後も
ドドン
ドンドンドンドン…
で終了でした。はいっお疲れ様でした。
皆さん、校舎を背に子どもたちの踊りを夢中で観覧していましたが、私だけは反対側(校舎を向かいにずっと離れて)観ていました。この方が息子が遠くてもよく見えますからね。
静かで、誰にも邪魔されずOK!
何とか写真も撮れました。
母の役目は終了だな。
体育の見学はどうしていた?
9月後半から運動会の練習が本格的になるまでは、保健室か職員室で体育の時間すごさせてもらっていました。
保健室に病人(発熱や咳の症状のある子)が来た場合は職員室へ移動です。
最初のころは、欠席したときの遅れを取り戻すために漢字練習をしたり、書写やプリントを進めていたりしていたようです。次第にやるものもなくなり、図書室で借りた本を読んでいたようですね。
なぜか、自由帳に絵を描くのはNGだったとか。
それでも飽きて暇になってしまうと、ぼーっと職員室の先生方の動きを観察していたそうです。(笑)
息子はこうやって人の動きや部屋の様子をじっと観察するのが好きなので、意外に暇つぶしになったようですね。病院の長時間の待合のときも、よくそんなふうに過ごしています。
そろそろ、運動会も終わったし、体育の授業に徐々に参加していければいいなと思っているのですが…本人が嫌がっており、どうしようかなと迷っています。
本人が目の心配をする気持ちも分かるのですよね。もう二度と入院・手術は勘弁ですからね。
判断が難しいところです。
ただこれ以上引き延ばすと、どんどん運動不足なってしまいそうで。筋力も体力も落ちている気がしますしね。
正解が分かりません。
娘の学校は
ちなみに娘(中3)の学校は、隔年で体育際と文化祭を交互に行うのですが、昨年の文化祭が中止になってしまったので、今年は6月に文化祭と体育際の融合で行われました。
保護者の参観は一切なしで、一部ホームページに様子がアップされていたようです。
夫と娘がぎゃあぎゃあ言いながら観ていました。(笑)
バンド演奏をしたり、漫才をしたりしている傍ら、バスケやバレーボール、ドッジドールをしていたり、ソフトボールやリレーもあったりとカオスな状態だったそうですよ。(笑)
お年頃の子たち、お目当ての男の子の活躍する姿を見て、ときめいたことでしょう。
話を聞いたときはどうなることやらとって思っていましたが、本人たちはそれなりに
楽しんでいたようですね。
来年こそは文化祭を開催してもらい、私たち保護者も参加したいな。
最後に
全学年が会する運動会という行事は、何とも言えず考え深いものですね。
よく教育者の方が「行事で子どもは成長する」というのは、その成果が私には分かりませんが。
親は子の弱るメンタルとただただ慰めるだけで結構しんどい…。
親目線だと、
幼稚園では一番しっかりしていて大きく感じた年長さんも、小学校に上がり、6年生と比べるとなんて小さく可愛い存在か。
低学年ゾーンは一段ドーンと下がったようにこじんまりとした集団です。中学年ゾーンになるとちょっと成長し、高学年ゾーンはほぼ大人と同じ大きさ子も混じっており、ぐっと大きく成長したのが分かります。
6年で子どもはこんなに成長するのだなあと実感でき、感慨深いですね。
例年だと高学年による応援合戦もあるので、その立派さがより際立つのですが、その点は残念…。
更に中学生に上がると、小学校ではあんなに大きくて立派に感じた子たちが、随分幼くてかわいらしく、小さく感じるのですけどね。高校生と混じる中高一貫校だとなおさら感じます。
今回は、息子はほとんど競技には参加できませんでしたが、応援ということでも運動会に参加できて、結果的にはよかったかなと思っています。
楽しそうにしている姿を見ると、大人の私たちが勝手に止めなくて正解だったのかもしれませんね。
来年こそは、全ての学年が例年通りの競技ができる運動会になることを祈って。
観客は今年のように静かな方が、子どもたちの姿がじっくり見れていいですけどね。(笑)
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