こんにちは。
さて今回は、ちょっと昔話を絡めてになります。
私は小4から中1の途中までの約3年半、クラシックバレエを習っていました。特別裕福な家庭だったわけでもなかったので、ピアノとバレエ、水泳の3つを同時進行に習わせるのは親も大変だったのではと思います。習い事、特に芸術系のものは惜しみなくお金を出してくれました。
水泳だけでは、背泳ぎ、クロール、平泳ぎの3つが泳げるなるという目的を達っせられた時点(約2年間)で辞めています。
この親の思いは、今となっては感謝しかありません。
どちらの習い事も、水泳、学習塾のようにすぐに目に見える効果は出ませんでしたが、大人になってじわじわとその効果が出てきている気がしてなりません。
もしも、お子さんにどんな習い事をさせるべきかお迷いの親御さん、そして、「そんなの習わせても意味ないよ!」と配偶者や親、親戚などから言われて困っている親御さんの背中をそっと押せたら嬉しいです。
きっかけは幼馴染からのお誘い
幼いころから、漠然とバレエに対する憧れがあったものの、かなり人見知りで内向的な私は自ら習いたいとは言えずにいました。
それが小4のなろうかというある日、いつも小学校に一緒に通っている近所のお友達からお誘いがあったのです。
「○○ちゃん、バレエに興味ない?私やるんだけど、一緒に始めない?」
と。そのお誘いが嬉しくて、母に速攻話したの言うまでもありません。
母も、その誘ってくれた幼馴染と(しかも、もうひとり一緒に登校していた別のお友達も)一緒だったこともあり、あっさり承諾してくれ、みんなで体験レッスンを受け、正式にバレエ教室に入ることとなりました。
ちなみに、なぜその幼馴染が誘ってきたかというと…彼女の母親(すでにそのとき30代半ばだった)がバレエを始めたかったからだったそうなのです。一人で始めるのは恥ずかしいので(今のように大人のバレエなんてなかった時代)、娘を誘い、その娘が更に友達である私たちを誘ったという構図ですね。
ただただ厳しかった
そんな憧れだけで、ふわ~とした気持ちで入った私はすぐに打ちのめされました。
すでにそのときに初老に差しかかる年齢の先生でしたが、厳しいのなんのって。
時代は昭和でしたら、少々のことはお咎めなしでしたからね。姿勢が悪いと、お尻を叩かれ、背中やお腹を押され、頭をグイっと引っ張られていました。(笑)
中途半端な状態で先に進むことは許されないので(ケガの心配がありますからね)、何度も何度もやり直しをさせられ、基礎をたたきこまれました。
そうは言っても、所詮習い事の範疇ですので、1回のレッスンについき90分で、週2回だけでしたけどね。ですから辛いとか、嫌だとかそんなネガティブな感情はなかったと記憶しています。
ただ幸か不幸か、始めた年齢が小4で、ちょうど成長期に当たる年頃だったので、もっと低年齢から始めた子たちよりも習得が早く、比較的進みも早かったように思えます。
いうまでもなくケガの危険があるので、先生がOKを出さない限り、絶対にトウシューズを履くことは許されないのですが、幼稚園や小学校低学年で始めた子が5年以上かかるのに対して、3年ほどで許しが出ました。(私も友達二人も)
その反面、低年齢から始めた子の方が可能性は高いですよね。バレエのコンクールに出るとか、将来バレリーナになるとか。(ほんのほんの一握りの子の話ですけど、実際にお教室にもいたようです)
そういう意味では、もう最初から賞味期限切れ気味だった私は、中1の途中で勉強やら部活やら塾やらで忙しくなり、あっさりとバレエを辞めてしまいました。
きっとこの当時の私が
「あなたはバレエを3年半ほどやって何か意味がありましたか?」
と聞かれても、首をかしげていたと思います。
そう、子どもから見ても、大人から見ても、そのとき目に見えるような大きな効果や変化はなかったのです。
じわじわ効果は見えてくる
それから中高大とすっかりバレエから離れ、その存在すら思い出すこともありませんでした。
久々に思い出したのは、大学を卒業し、フラメンコを趣味で始めたときですかね。
最初から意外に踊れるかも
と。
全く知らない踊りでも、先生の言われることが何となく体現できるのです。そうそれは、バレエの基礎があったからなのですよね。
情熱が足りず、これまた3年ほどで辞めてしまいましたが…。
その後、ダイエットのためにスポーツジムでエアロビ体験をしたら、
「最初なのに、よくついていけましたね!」
と褒められ。
運動は全般的に苦手です。短距離も周囲に笑われるほど遅いし、持久力がないので長距離もダメ、ボール運動に至ってはセンスのかけらもなく壊滅的にアウトでした。
それからずっと時が経ち、30代後半(娘を出産して数年後)にヨガ教室に行ったら、これまた
「最初からよくできますね!」
と再び言われ。
エアロビもヨガも商売なので、オーバーに言っている可能性もありますけどね。
その後、40代になり(第2子である息子を出産して数年後)、ずっと憧れていたフラダンスのお教室に行っても、
「何かダンスされていました?最初とは思えないほどできてますね」
と言われ。
周りの10、20歳年上の諸先輩方の輪に入れず、数か月で辞めてしまいましたが、しなやかな動きも音楽も大好きです。
そして現在。
二度の出産で体重を乱高下させ、中途半端な食事制限のダイエットからリバウンドを繰り返しとうとう見るに堪えないような激太りしてしまった私が、ダイエットを決意し、オンラインでピラティスとHIIT(筋トレ)を始めたのですが。
そこで出会った先生にも、こんなおデブな私に
「何かダンスされてました?体幹がしっかりしていますね。」
と。
おおおお~。小4のときからたった3年半だけでしたが、クラシックバレエを叩きこんでくれた先生に心から感謝ですね。年齢が経ちすぎて何の可能性もなく、ただの習い事の範疇だったのに真剣に教えて下さいました。
バレエの基礎が、大人になってもずっとずっと私を助けてくれているのです!!!
今、ダイエット向けの運動も(きっとどの運動もそうなのかな?)、理論的になってますよね。ただただ頑張って根性で回数をこなせばよいのではなく、科学的にどこに効かせたいのか考えて、体勢を整えて、やらないといけない。
正しい体勢が取れなけばダイエットの意味がないし、下手すれば余計なところに肉がついたり、尿漏れを悪化させてしまう恐れもあります。
バレエのお蔭で、体が思うように動くので(もちろん習得するためにはある程度回数を重ねる必要がありますが)あまり遠回りしないで済んでいるのです。実際に1カ月半で、体重も着実に減っているし、見た目も変化してきています。
13歳の私には、クラシックバレエの効果が分からなかったし、両親も分からなったと思いますが、今なら断言できます。
役に立ってるよ!
と。将来あなたの身を助けてくれるときがくるから、あのときやっておいて良かったねとね。親にも感謝しなさいと。
実感しているからこそ、娘には勧めたのですが、絶対嫌だ!とバレエを拒否られましたけどね。(笑)
ピアノも役に立ってますよ!
ピアノに関しては、親が私に本気でやられせたかったようです。
4歳から始め、15歳まで続けました。が…当の本人がどうしても好きになれず、高校受験を理由に辞められたときには万歳三唱でしたね。
嫌いだったので、もう二度と弾くことはあるまいと思っていたのですが、娘が4歳でピアノを始めたときに(あんなに嫌いだったのに娘にさせている私ですが…)一緒に復習がてら再開させました。
するとあんなに嫌いだったピアノが楽しくなってきて、次第に本気で弾くようになっていましたね。娘と一緒に発表会で連弾を何回かしたのもいい思い出です。
20年ぶりでも、子どものころに習ったことは指が覚えていますね。水泳や自転車の運転がブランクがあってもすっとできるのと一緒ですよね。子どものころに身に着けたことは、大人になってもできる。
こう考えると、ピアノもまたコンクールに出ることも、いうまでもなく音大に行ったり、ピアニストになることもありませんでしたが(当時は効果が感じられなかったけど)、これまた大人になって効果を実感できましたね。
やってて良かったじゃん!
と。
余談ですが…
私をバレエに誘ってくれた幼馴染のお母さま。
幼いころからバレエを習っていたそうですが、受験やら結婚やらで辞めてしまいずっと心残りだったそうです。子育てもひと段落し、娘たちと一緒にバレエを再開し、一番のめり込んでいらっしゃいました。とても活き活きされていたのが印象的。
なんとその後、バレエの先生になられたのです!
いや~びっくりですよね。
最後に
子どもにころに身につけたことは、ずっとその人の財産として体に刻み込まれ、記憶の片隅に残り続け、どんなにブランクがあっても取り戻せます。
習っているときに、すぐに目に見える効果がなくても、どこかでその人の役に立つのだなと、この年齢になって実感しています。
もちろん大人になってからでも始めることはできますけど(今はピアノもバレエも初心者大人向け講座が当たり前のようにありますからね)、やはり子どもより習得に時間もかかり、なかなか思うように進まないが現状ですよね。
子どもころに習得したものを、(ブランクがあって)思い出すのとは違います。
だからこそお子さんが興味を示しているものならもちろん、親御さんから見て我が子にピッタリ合うはずと直感的に思ったものなら、ぜひチャレンジさせてやって下さいね!
お金が無駄になることなんてない。きっとその子の財産になるはずです。
息子の習い事事情についてはこちらへ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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