ママ友ゼロ母日記

ママ友って本当に必要?いなくなったら気持ちが楽に

MENU

満月の夜に産まれた3人の子供たち!流産がわかったら必ず手術をするべきなの?

スポンサーリンク

こんにちは。竹みかです。

 

 

2日連続この話題でよいのか迷いましたが、どうしてももう一つお話しさせていただきたいことがあったので、綴っています。

*センシティブな話題が含まれていますので、一部、ご希望者だけが閲覧可能な有料記事にさせていただいています。

 

昨日の記事はこちらです。

mamatomo-zero.com

 

 

その女性にとって、望んでお腹に宿った赤ちゃんだった場合、突然の繫留流産(お腹の中で赤ちゃんの成長が完全に止まっている状態)という宣告はあまりにも酷なものですよね。

 

その事実を知らされた場で、掻爬(そうは)のための手術日の説明を受け、日程を決めましょうと先生から言われたところで、悲しく、戸惑い、自分とお腹の赤ちゃんにとって何が正しいのが分からなく混乱するかもしれません。

 

実際の私もそうでした。

 

だからこそ、正直な気持ちを先生にぶつけてみたところ、別の道が開けました。

こんな選択肢もあるんだよと提示したく、今回はブログを書いています。

ただこの道は、同じ境遇の女性すべてにとって最良の道とは限りませんし、望んでもできない場合もあります。

 

その点はご承知おきの上、読み進めていただければ幸いです。

f:id:elevator-technician:20210525104127j:plain

 

 

 

ただただ自然に任せたかった…

f:id:elevator-technician:20210524095118j:plain

 

<妊娠前~6週目まで>

夫婦で望んでいた妊娠でした。

 

娘が幼稚園に上がり、さあ~第2子を!と考えていたところに、ホルモンバランスの異常(高プロラクチン血症)であることが分かり、投薬治療を開始、7か月間治療を行ったものの完治には至らず、投薬を続けながら、タイミング法で妊活を開始することとなったのです。

 

ただ、それも何回失敗に終わったか分からないほど回数を重ね、ようやく、授かった子でした。

 

 

5週目でいつもの先生のところに伺い、

 

努力が実ったね!

 

と先生に言われ、無事赤ちゃんの袋も確認でき、本当に嬉しくて嬉しくて、涙がこぼれそうでした。

 

 

その調子で意気揚々と6週目の検診に向かい、今度は袋の中に赤ちゃんが見えるかなあ♪と期待して出かけたところ、言われたのは、

 

赤ちゃんの袋が小さいね。

 

と。

無事、袋の中に赤ちゃんがいることは確認できましたが、心拍は確認できませんでした。

 

ただ先生の話だと、この段階で小さくても元気に出産に至った例もあるからとも言われ、安堵しつつも、どこか不安が渦巻くまま帰宅しました。

 

その話を夫にしても、

 

気にするな!

 

と言われ、そうだよねとお腹の赤ちゃんを信じることにしたのでした。

 

 

<状況が変わった7週目>

少し不安の中受けた7週目の検診で、赤ちゃんもそれを包み込む袋も、あまり成長していないのが素人目にも分かりました。

もちろん、心拍も確認できません。

 

1回妊娠して、娘を出産しているので、全て経験済みなんですけどね。

そのときはつわりでいっぱいいっぱいで、毎回どのくらい成長しているかも確認しておらず、「心拍が確認できましたよ!」という先生の言葉すら上の空でした。

 

今考えるともったいなかったなあと思います。

感動の瞬間だったのにね。

 

それでも、私はかたくなに信じていました。このまま元気に出産できると。

 

 

でも、その思いとは裏腹に、先生の言葉は残酷なものでした。

 

 

この週数でこの大きさは小さすぎるし、残念ながら、先週と比べてほとんど成長していないし、通常なら確認できるはずの心拍も確認できない。

 

恐らく、お腹の中で成長が止まっている繫留流産の状態を言わざるおえない。

 

 

と。

 

そして、看護師さんから先生に1枚に紙が渡され、私の前に出されました。

それは、掻爬手術を受ける女性向けの、手術の流れと注意事項が書かれたものでした。正直、私は気が遠くなりそうになり、その文面に目を向けることすらできなかったのです。

 

先生がその紙に沿って、説明を始めたところで遮りました。

 

 

私は先生もご存知の通り、この妊娠を待ち望んでいました。

この子が出たいと思うときまで、手術をせずに待つということはできなのでしょうか?

私は全然急いでいません!

陣痛や出産経験もあるので、痛みには耐えられます!!!

 

 

当然、ダメなんだろう…ダメもとでした。

先生は、

 

 

いいですよ。

その選択をする人はいまどき珍しいですけどね。

赤ちゃんの袋も赤ちゃん自体も小さいので、2週間以内に出血が始まり、するっと自然に出てくるでしょう。

 

 

と。

ダメもとで言って良かったと、ほっとしたのを覚えています。

 

 

不安な日々

f:id:elevator-technician:20210525111727j:plain

 

診断を受けたその日、会社から帰宅した夫に話すと、

 

そんなはずはない!

病院を変えて、もう一度診てもらおう!!!

 

 

と声を荒立て、夫は怒りと悲しみでぐちゃぐちゃになっていました。

 

その姿を見て私は、ああ~妊娠は女性だけの問題ではないのだな、パートナーの男性にとっても他人事ではないのだと。

悲しいことではあるけれど、夫と共鳴し合えたことで少し安堵を感じ、心が少しだけ軽くなった気がしました。

 

 

冷静さを取り戻した夫は、パソコンで調べ始め、

 

  • 流産は珍しいことではなく、誰にでも起こりうること。
  • 30代半ばも過ぎると、確率は5人に一人程度になる。

 

という事実を知ると、こう言ったのです。

 

複数人子供が欲しいと思ったら、

全女性の2~3人に一人は流産を経験することになるんだね…

 

と。

 

 

ただここから、期間的にはほんの10日程度でしたが、精神的には長い長い時間でした。

 

 

この続きはcodocで購入