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2か月ぶりに息子の眼科検診(術後の経過観察)のため大学病院に行ってきました

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こんにちは。

 

 

昨日、2か月ぶりに息子の眼科検診(術後の経過観察)のため大学病院に行ってきました。

 

 

ようやくようやっと、この病気との戦いに終わりが見えてきたようなので、ご報告です。

 

本当に、入院時や退院のときには皆さまより温かい言葉の数々をいただき、感謝しきれません。どれだけ励まされたか。

 

ありがとうございました。

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病気発覚からの経緯を簡単に

遠視と乱視の治療(矯正ですね)のために通っていた近所の眼科の先生から、息子の左眼に白内障の疑いがあるといわれたのは確か3月のこと。

 

それから何度か検診がありましたが状況が良くなることはなく、悪化する一方だったので、6月に紹介で大学病院へ。その日のうちに白内障であると確定診断が下り、手術することと手術日まで決まりました。

 

翌7月には術前検査として、採血や心電図、尿検査、麻酔科での全身麻酔の説明(動いてしまうと大変危険な手術なので、子どもは全身麻酔になります)などがあり、

 

更に翌月の8月初旬に4泊5日予定で、白内障手術のために入院。

 

8歳という年齢で白内障を発症させること事態かなりレアケースではありますが、このコロナ禍でも確定診断から2か月というハイスピードで手術に臨め、幸運だったので、一般的な白内障手術と同様に短時間で終わると思いきや、

 

先生方の想定以上に白内障の症状が進行しており、レアケースと言われていた水晶体を包む袋が術中に破けてしまうという事態に見舞われ、1時間半以上の手術に…

 

それでもこれでもう安心と思っていたら…

 

濁った水晶体が目の奥に残されていることが判明し、翌日、再手術へ。

 

この手術は白内障の手術のように目の表面ではなく、目の奥の手術になるので、様々な合併症のリスクがあると言われていましたが、

 

短時間で終了しました。

*手術が追加されたため、入院期間が延び、6泊7日で退院しています。

 

術後1週間、またその1週間後、更に2週間後に経過観察のため通院し、合併症が出なくてよかったとほっと胸をなでおろしかけたところ、

 

術後1か月経ったときに、合併症の一つである網膜剥離を起こしていることが分かり、翌週には再入院となりました。9月初旬のことです。

 

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*ご参考までに、目の詳細な図になります。

 

これまた目の奥の奥(そりゃそうですよね。網膜ですからね)の手術になるため、時間が2時間以上かかり、合併症の心配、再発の心配等など、不安のオンパレードでした。

 

そして、無事手術は終わったものの…

 

せっかく白内障の手術で入れたレンズはズレてしまうし、

回復しかけた視力もがくんと落ちてしまい、

これ以上網膜がはがれないように目の周辺をバンドのようなもので固定しているので、目は恐ろしいほど真っ赤に充血しており、

 

本人も、正直、励まさないといけない私まで落ち込みました。

この時点でも、本当にたくさんの方に励ましをいただきました。ありがとうございました。今思い出しても泣きそうです…。感謝しかありません。

 

一度、合併症を起こしているので、またいつそのような事態が起こるか心配で心配で、常に爆弾を抱えているような状態でした。

 

1週間の入院期間を経て、とりあえず退院、帰宅することはできました。

 

その後も、3日後、1週間後、2週間後、また2週間後、更に1か月後、また翌月と経過観察という名の検診が続き、更に2か月後がまさに昨日のことでした。

 

 

術後に目に異常な痛みや、視界が暗くなることがあったら、すぐに病院に連絡して下さいと言われ、緊急連絡先を教えていただきましたが、

 

それを使うことなく今日に至っています。

 

 

 

 

今回の検診(経過観察)の結果

久々の大学病院の喧騒に、そうそうこれだ…とちょっとうんざりした気持ちになり、同時に入院付き添い中の何とも表現しがたい、どす黒い感情が思い出されました。

何度行っても慣れませんね。

 

 

いつも通り長~い待ち時間の末、視力検査、目の撮影、診察と進み、

 

今回も合併症の起こしておらず、順調なことが分かりました。

ホッと胸をなでおろす瞬間ですね。

 

更に!

0.7までしか視力が上がらない状態がずっと続いていたのですが、ようやく1.2まで戻っていたのです。

 

白内障手術の後のベストな状態に戻りました

 

網膜もはがれておらず、健康な状態が保てています。目の充血も、もうほとんど気にならない程度まで落ち着いてきました。

術後、小学校に復帰すると、みんな真っ赤に充血している息子の目を見ては、「大丈夫?大丈夫?」と何度も聞いてきたそうです。心配してくれるのはありがたいけど…ちょっとうんざりしていました。相手も小学生だから仕方ありませんよね。

 

 

 

今後は

もともと遠視と強い乱視があるので、眼鏡なしの生活に戻るのは難しいようですが、このまま視力が安定すれば、ようやく保護メガネ(花粉症で使うような眼鏡)を卒業し、眼鏡を作り替えることができそうです。

 

新たな一歩ですね

 

遠視や乱視の治療を再開することになるのか、そのあたりは不明ですが(そろそろ9歳になるので、治療で矯正できる年齢を過ぎようとしています)、大学病院も卒業できるかなと思っています。

 

 

次回3か月後の経過観察を残すのみとになりそうです。

 

 

白内障の疑いあり、全身麻酔での手術と聞いたときは、どうか嘘であって欲しいと思っていました。この年齢で全身麻酔で手術を受けさせるなんて…かわいそうすぎると。

 

紹介を受けた大学病院で白内障であると確定診断を受けたときも、どうにか手術しないで済む方法はないかと考えた自分がいました。母として申し訳ない気持ちがあり、そんな体で産んでしまって申し訳ないという気持ちがあったのかもしれませんね。

 

実際に、息子の左目はもともと遠視と乱視がひどいので、今更、全身麻酔での手術というリスクを冒してまで白内障の手術に挑まなくても良いのではというおっしゃる先生もいらっしゃいました。このまま弱視として放置しましょうという意見ですね。

 

ただ、その科をまとめていらっしゃる教授(大変お世話になりました)は、非常にポジティブな考えの方なので、

 

「放置ではなく、挑戦しましょう!」

 

というお言葉をいただき、手術を決断したという経緯があります。

 

その後も度重なる、再手術に合併症に、最初の白内障の手術をしなければ良かったのか?確定診断から2か月というハイペースで手術に臨めたと思っていましたが、こんなに進行するなら、もっともっと早い時期にとゴリ押しすべきだったのか?様々な迷いが何度も出てきては消えてを繰り返していました。

 

今ようやく、あの白内障の手術をやって良かったと思えるようになりました。

 

 

想像以上に大変な思いを息子にさせてしまいましたし、本人も「なぜ僕だけ…」と何度言われたことか。

 

でも、この経験はきっと彼の糧になるはず。彼の将来に少なからず影響を与え、いつか役に立つときがくるかもしれない。辛く悲しい経験をした彼は、少なくとも同じように辛い思いをしている人に寄り添えるはず。

 

 

そう信じています。

 

 

 

本日は最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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