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こんにちは、竹みかです。
昨年末のこと……実家の父から、皮が黄色くなってしまった完熟カボスが大量に送られてきました。
緑色のカボスしか知らない私は、なんだこりゃ???と思ったのですが。
カボスの産地では、【黄カボス】や【完熟カボス】といわれ出回っているそうですね。
酸味がマイルドで、糖度が高く、果汁もたっぷり取れるとか。
果汁をしぼって、ありきたりの揚げ物や焼き魚にかけたり、湯豆腐やしゃぶしゃぶなどのつけダレや刺身醤油に加えたりするだけではもったいないなと思ったので、あれこれ加工してみることにしました。
そこで今回は、
・「ゆずりんご」ならぬ「カボスりんご」
・王道のジュース(冷たいのと温かいのと2つ)
に加工した経緯を中心に綴っていきたいと思います。
今後も、塩麹や味噌合わせたり、パンやジャムをつくったりと、第二、第三弾とお届けする予定です。
産地以外では、あまりなじみのない【黄カボス】ですが、その魅力をお伝えできれば幸いです。
うちの実家のように、家庭菜園で食べきれずに、いつの間にか黄色になってしまったカボスの消費でお困りの方も、是非参考になさってみてくださいね。
【カボスりんご】の材料とつくり方
父から届いた【黄カボス】は、こんな感じでした。
実は、すでに数個使ってしまった後に写真を撮っているので、もっとたくさん送られてきていました……(笑)
大量の黄カボスを目の前にして、どう消費しようかな?と考え、カボスだけではなく、レモンやゆずのレシピも検索していたところ、「ゆずりんご」というものがあることを知ったのです。
爽やかで美味しそうだな思い、ゆずでできるなら、カボスでもオッケーでしょ!と試してみたところ。
酸味が抑えられ、糖度が高く、果汁の多い黄カボスだからこそ、なかなかよい出来になりました!
そこで次に、【カボスりんご】の材料とつくり方をご紹介したいと思います。
<【カボスりんご】の材料>
黄カボス 1個
りんご 1個
砂糖 30g
材料はこれだけ!
シンプルですよね。
しかも、次に詳細をご紹介しますが、煮込むといった、加熱する行程もないので、とっても簡単につくれます。
<【カボスりんご】のつくり方>
①カボスの表皮を使うので、粗塩(分量外)で皮をこすり洗いし、キッチンペーパーなどでしっかり水分を拭き取ります。
※無農薬や家庭菜園のものは流水で洗えば十分ですね。
②①のカボスを横半分に切り、果汁をしぼります。
表皮と中袋(内袋)に分け、表皮は3ミリほどの細切りに、中袋は細かいみじん切りにします。
③りんごもまた、皮をむき、3ミリほどのいちょう切りにし、保存袋に入れます。
※私は、りんごの皮の触感が苦手なので、むいていますが、もちろん、皮つきでもオッケーです。
④③の袋に、②のカボスの果汁、表皮、中袋、そして、砂糖を投入し、
空気を入れるようにして封をします。
⑤④の袋を振り混ぜし、常温で20分置いたら、空気を抜いて封をし直します。
保存袋の上からモミモミし、更に、常温で3時間置いておきます。
※気温の高い季節につくる場合は、常温ではなく、冷蔵庫で熟成させてくださいね。
出来上がりは、こんな感じです🎵
だいぶ、りんごがしんなりしてきて、黄カボスと中和してきてきますよね。
では、試食してみます!
【カボスりんご】の味、そして、保存方法や賞味期限
<【カボスりんご】の味>
つくりたての【カボスりんご】は、爽やかそのものでした!
りんごも黄カボスも、まだフレッシュさが残っています。
果汁とみじん切りにした中袋、そして、少量使った砂糖が、りんごと表皮の仲立ちになってくれているので、うまく混ざり合っており、うんっ美味しい🎵
加熱していないのに、表皮の苦味をほとんと感じられず、悪目立ちもしておらず、柑橘特有の香りが鼻を突き抜けていきます。
りんごにも、カボスの味と香りがほんのり移っていていい感じです。
甘すぎず、酸っぱすぎることもないので、そのままでとっても食べやすかったですね。
<【カボスりんご】の保存方法>
常温で3時間置いた後は、冷蔵保存にしました。
※加熱をしてなく、砂糖の量も少ないので、必ず冷蔵保存にしてくださいね。
冷蔵庫の中でも、ゆっくり熟成されていくようで、翌日には、更にしんなりして、とろみも出てきます。
そのとろみにより、りんごと黄カボスがより調和され、ますます美味しくなっていました。
表皮も柔らかくなり、食べやすくなっていましたよ。
それでも、黄カボスの爽やかさは健在!
無糖ヨーグルトにかけてみましたが、ちょっと酸味に負けてしまうかな。
やっぱり、そのまま食べるのが一番美味しいですね。
もしも、無糖ヨーグルトに合わせるなら、ハチミツを加えるのがお勧めです。
または、加糖ヨーグルトやアイスクリームなら、カボスりんごそのままを添えても、美味しくいただけると思います。
<【カボスりんご】の賞味期限>
ちなみに、カボスりんごの賞味期限ですが。
先にお伝えした通り、加熱調理をしてなく、砂糖の使用量も少ない上に、冷蔵庫でもゆっくり熟成が進み、とろみも増して変色もしていってしまいます。
できれば、翌々日には食べきった方がいいですね。
少なくとも3日以内で!
材料は、りんご1個と黄カボス1個ですからね。
しかも、激甘なわけでもないですし。
あっという間に食べられてしまうと思います。
食べてみた感じ、翌日のしんなりと合わさった具合が一番美味だと思いました。
これは、リピート確定ですね🎵
定番の【カボスジュース】もご紹介
新鮮な柑橘類が手に入ったなら、ジュースにして飲んでみたいですよね。
この完熟した黄カボスは、広く世に出回っている未成熟の緑カボスより、糖度も高く、果汁もこれでもかというほど出ますからね。
なおのこと。
というわけで、冷たい【カボスジュース】と、寒い季節にぴったりの温かい【カボスジュース】をつくってみました。
では、どうぞ!
<冷たい【カボスジュース】>
《材料》
黄カボス 1個分の果汁
ハチミツ 大さじ1
水(無糖の炭酸水) 150cc
(お好みで)黄カボスのスライス 1枚
※黄カボスの表皮をすりおろしたものを、ごく少量加えると、よりカボス感を楽しめます。
ただし、多く入れすぎすと、苦味が強くなってしまうので、ご注意を!
《つくり方》
いうまでもなく、すべての材料を混ぜ合わせるだけですね。
冷たい水にハチミツを溶かすので、スプーンなどで、よく混ぜ合わせてくださいね。
気づいたら、底にハチミツがたまっていたなんてこともあるので……
何より、黄カボスのフレッシュな香りがいいですね。
ハチミツの量もちょうどよく(黄カボスだからね)、酸っぱすぎず、かといって、カボス本来の酸味を殺すこともなく、爽やかさが存分に楽しめましたよ🎵
やっぱり、王道万歳!ですね。
<温かい【カボスジュース】>
《材料》
黄かぼす 1個分の果汁
ハチミツ 大さじ2
お湯 120cc
《つくり方》
上記の3つの材料を混ぜ合わせるだけだす。
当たり前ですね。(笑)
この寒~い季節、体の芯から温まるドリンクになりました。
温められたことで、より一層、黄カボスの香りも立ち、少し多めのハチミツにより酸味も抑えられ、ほんのり甘くて美味しかったですね。
最後に(カボスの栄養や効能についても)
一般的に、全国で流通している未成熟な緑カボスではなく、産地や家庭菜園だからこそ見られる【完熟カボス(黄カボス)】。
その黄カボスを使っての「カボスりんご」やジュースをご紹介してきました。
いかがでしたか。
ここでちょっと、カボスの栄養と効能について簡単にお話ししたいと思います。
カボスの栄養と効能としては、
①ビタミンC
レモンの半分ほどの量が含まれています。
美白・美肌効果や風邪予防、老化防止の効能があり、また、特に女性には欠かせない鉄の吸収を高める作用もあります。
②表皮に含まれているフラボノイド
ポリフェノールの一種です。
コレステロール値を下げたり、高血圧予防をしてくれたりする作用があります。
③同じく表皮に含まれているナリンジン
強い抗酸化作用があり、花粉症など抗アレルギー作用があります。
また、食欲を抑制してくれる効果ありますよ。
ダイエットがあるということですね。
④クエン酸
疲労回復効果があります。
⑤カリウム
ナトリウム(摂り過ぎた塩分)の排出を促し、高血圧やむくみ防止の効果があります。
⑥香りの成分であるピネンやリモネン・テルペン
消化を促進させたり、血行をよくしたり、心身をリラックスさせたりする効果あります。
等などの栄養が含まれているのです。
以上のように、カボスは案外、優れた食べ物だったことがわかりますね。
カボスの旬は、8月~12月といわれており、比較的長期間見かけられますが。
完熟して表皮が黄色くなったカボスが出回るのは、 11月~12月とほんのわずかです。
もしも、店頭で見かけたなら、また、家庭菜園をされているなら、ぜひ是非、緑カボスとはまた違った、酸味が抑えられ、糖度が高く、果汁がたっぷりな【黄カボス】をご堪能くださいね!
今回ご紹介した「カボスりんご」やジュースなどお勧めですよ。
次は第二弾として、カボス塩麹やカボス味噌について、最後に第三弾として、黄カボスを使ったパンやジャムづくりをお送りする予定です。
よかったら、またお立ち寄りください!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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