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【ギフテッド】を羨む娘

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こんにちは。

 

 

そろそろ中高校生は、1学期の中間テストが終わり、解放感に浸っているところでしょうか。この4月から高校生になった娘もその一人です。

 

高校生になると中間テストといっても科目数が恐ろしく多くなり、大変ですね。私が高校生のときにこんなに科目数(テスト数)があったかどうか定かではありませんが。

*昔の言い方ですみません。今は科目名が変わっているものもあると思います。

 

現国

古文・漢文

歴史

地理

数学(2つ)

*私には詳細が分かりませんが、2つテストがあるそうです。

生物

物理

英語のリーディング&ライティング

英語のスピーキング&リスニング

 

と、計10科目あったようです。

 

確かに、中学までは5教科で済んでいたものが、倍に増えるのですから、そりゃ大変ですけどね…それにしても、試験前は文句たらたらでした。

聞いているこっちが嫌になっちゃう。

 

そんな文句の中で、頻繁に出ていたのがこの言葉。

 

 

ギフテッド

 

 

どうやらそれらしき子が数人いるらしく、彼らの言動に衝撃を受け。

 

娘:「あんな子たちに勝てるわけないじゃん!!!(怒)」

 

と文句をエスカレートさせていました。

中学から持ち上がりなのに今更なによって感じですが…。

 

 

確かに、娘あなたは凡人よ!天才じゃない。親の私から見ても、ギフテッドではないことは分かるわ。でも、寝る間も惜しんでコツコツ努力を積み上げている秀才さんたちもその陰で大勢いることも忘れてはならないよと思う母ですが…。

 

聞く耳持ちませんね。

 

要は努力が足りないのよ!と言いたいところですが、母である私もそうだったので、強く言えません。自分がしてないのに、そんな正論をぶつけたところで、娘が聞き入れるわけがないですからね。

私は失敗したから、あなたは頑張ってねは通用しませんね。(笑)

 

彼女自身が気付くまで待つしかありませんね。

やれやれ。

 

 

そんな娘が連呼している(現実逃避のためにね)ギフテッドという言葉ですが、改めて考えてみるとどんな意味なのか不明部分もあるので、調べてみることにしました。

 

 

 

ギフテッドって何?

ja.wikipedia.org

 

添付させていただいたウィキペディアのリンクに詳しく書かれていました。結局、これという確定的な定義はないようですね。

 

一応、IQ130以上の子という定義もあるようですが、一般的な学力が高い子だけではなく、芸術系の特別な才能がある子なんかもギフテッドに入れることもあるようですしね。

 

発達障害と混同されることもあるようですが、ギフテッドの子が必ずしても発達障害なわけではなく、高すぎるIQゆえに周りと話が噛み合わず、コミュニケーション能力の問題ありと捉えられ、発達障害と勘違いされる場合もあるようです。

*もちろん、発達障害を持ち合わせている子もいます。

 

大概、小中学校の先生は、(ギフテッドの確率は低く)恐らく秀才さんが多いであろうと推測されるので、なかなかこのギフテッドの子たちを理解するのが難しいし、

 

更に、様々な学力の子たちを同時に教育しないといけないので、落ちこぼれならぬ、

 

 

浮きこぼれ

 

 

なんてことが発生してしてしまうようですね。最近観たテレビの特集では、小学校の校長先生から、

 

「うちではお宅のお子さんは教育できません。」

 

と言われてしまったと、お母さまがおっしゃっていました。確かにものすごい能力と意欲の高いお子さんだったので、そりゃ公教育では対応できないよねと思ってしまいましたが…。

 

小学校低学年のお子さんが、独学で高校数学や物理、英語などを勉強していることに驚きで。親御さんは、子どもに言われるままに本を買い与えて、ネット環境と整えてやっているだけのように見受けらました。

すごすぎるよ!

 

 

添付したウィキペディアからの一部抜粋です。

主な特徴

一般の人間より速く、深く、広く学び、わずかの反復で全体概念や技能を修得する。 高い論証能力、独創性、好奇心、想像力、洞察力、芸術性、倫理観、正義感、博愛精神、豊富な語彙、深い共感的理解、優れた記憶力を持つ。ただ必ずしも学業において優秀とは限らない。芸術性を伴うギフテッドは、絵画、音楽工作、作文、ファッション、小説製作、映像製作の分野のいずれかにおいて顕著な才能を発揮する。 既存の方法に加え、過去からの改善により効率的な過程を経て世間の理解が得られる範囲内において優れた成果を挙げる「優秀な人」とは異なり、ギフテッドはそれらの過程が自らあみ出した独自のものであったり、結論そのものも独創性に富んでいる。 ただこの独創性ゆえに、一般世間で理解や支持を得られないことも多く、上記の能力を適切に図られずに過小評価を受けたり、さらには天才的な答えであるにも関わらず現代常識から見て非論理的だとされ、当たり前の答えも理解できない者であると見られてしまうこともある。

また過度激動といわれる精神的・行動的な激しさを示すこともギフテッドがもつ特徴である。ギフテッドは環境からの刺激に対する感受性や興奮性が高く、通常自然に受け入れる物事に対して過剰に反応するため、日常にある疑問や矛盾に気づきやすく、強い関心やモチベーションを持つと考えられている。この傾向があるからこそ、一般の人間より能力が早期に発達し、人格発達もより早く促されると考えられているが、ギフテッドの過度激動による反応は、周囲と質的に差異を生みやすく、本人の中での葛藤や集団生活上の問題につながることがある。

 

優秀な子供との違い

ギフテッドは、遺伝により生まれ持った特質な資質と環境との相互作用によるものであるが、幼少期から教育熱心な親と特別な教育方法と本人の一生懸命な学習努力で優れた成績を収める秀才とは一線を画するといわれている。

ギフテッドは授業中、深さ、意味、速さ、創造性を絶え間なく必要とするため、一般的な授業を退屈に感じている

また、近年では落ちこぼれの対義語として「浮きこぼれ」という言葉が生まれ、渋谷区などではギフテッドの学校が有識者によって運営されている。

 

 

 

ギフテッドかもしれない子たちの言動

凡人から見ると実に羨ましいギフテッドの子たちも、先にお話しした通り、公教育では浮きこぼれなんて言われ、邪魔扱いされてしまうことがあります。秀才を好む日本教育では、ときに彼らは正しく評価がされないのですね。

 

となると、

 

地元の公立小学校から、そのまま学区内の中学に上がると正しく内申をつけてもられるか微妙ですし、それは地方住まいの場合、ストレートに高校受験に響いてきます。

 

親はそれを見越して、中学受験(中学受検)させる率が高くなるのか?その手の学校にはギフテッドと思われる子が比較的集まりやすいのかもしれません。

*もちろん、大都市圏だとギフテッドの子たちだけを集めたフリースクールがあるそうですが、それを地方に求めても無理ですからね。

 

あながち娘が、同級生で、成績がとてもなく良い子たちをギフテッドだと言いきってしまうことも否定できないのはそのためです。

 

 

<映像記憶を持つ子>

常に学年トップの子。

 

全教科が満遍なくできます。更に運動もできるし、コミュニケーション能力にも長けているので、友達もたくさんいます。

 

その子いわく、

 

教科書など一瞬で隅々まで覚えられそうです。

 

そう写真を撮るみたいに、俗にいう映像記憶というものですね。その話を娘伝いに聞いて、本当にいるんだ!と思わず私まで興奮してしまいました。(笑)

 

THE・凡人の私は、教科書にチェックペンを引き、シートを当て、何度もノートに書いて覚えていました。

これが現実よね。

 

 

<訳の分からない補助線を引く子>

数学天才の子。

 

国語や社会には全く関心がなくやや苦手なようですが、数学は抜群にできます。しかも、絵がプロ級にうまいらしい。運動は壊滅的だそうですけどね。穏やかな性格の子なので、敵はいません。

 

娘いわく、その子に図形の問題を解いてもらうと、周囲の人間が想像もつかないようなところに補助線を引き、あっという間に解いてしまうそうです。

 

なぜそれで解ける???なぜそこに補助線を引こうと思う?思いつくの???

 

意味が分からんと。まさに衝撃を受けていました。

一応…娘も国語や社会よりは数学・物理が得意めの子なのですが…別次元です。

 

その子にとって数学は遊び(ゲームで遊ぶのと同じような感覚)だそうです。娘と同じ塾に在籍していますが…その子だけ別メニューだとか。

 

 

<試験前にストレッチをする子>

親の私が個人的にこの子の大ファンです。

 

その子が書く文章は全て面白い。着眼点が普通ではなく、そうきたか!と毎回驚かされます。青年の主張でも、英語のスピーチコンテストでも、普段の授業でちょっとした発表でも。

 

分かりやすいのに、ぐっと引き込まれる。天才だ!と思わされます。

 

読書量も半端ないそうです。

 

でもでもですよ、理系もばっちりできます。数学でも物理でもなんでもこい!しかも、ほぼノー勉。どの教科の課題も、今からやりますか?という直前から始めて、さっと提出してしまう子です。しかも運動神経もいい。

 

試験前は、皆が教科書やノートを真剣に見ている隣で、さあ~ゲーム開始!と言わんばかりにストレッチを始めるそうです。

凡人には理解できぬ…。

 

 

彼らの話を聞いていると、自分との違いにがっかりしてしまう娘の気持ちも分かります。自分がいくら努力しても無駄に思えてきてしまう気持ちも分かる気がしますけどね。

 

でも…。

 

 

 

ほとんどの子は努力型の秀才なのだから

ここまでは特殊な能力を生まれながらに持ち合わせた子たちのお話。

 

こんな子たちが1つの学校に数十人のいるわけではありません。優秀者として中学時代からトップクラスの成績を取り続けている子たちのほとんどは、いうまでもなくコツコツ努力型です。

 

朝登校したからのほんのわずかな時間も、休み時間も、昼休みも勉強をしています。学校から帰ってきてからも家でしっかり勉強をしていることでしょう。部活動をしている子は、その隙間時間を有効に使っていることでしょうしね。

 

もちろん思春期の子どもたちなので、人前でガリガリ勉強する姿は見せたくないという子もいますが、そんな子たちも家に帰ったら猛勉強していたします。

 

そんな子たちのほどんどは、勉強が楽しい♪ゲームだ!なんて気持ちでやっているのではなく、辛くても頑張るという気持ちで続けているのだと思います。夢に向かって、コツコツ努力を続けているのです。

 

秀才です。

 

先ほど、日本教育は秀才が好きというお話をしましたが、この努力は評価されて当然ですよね。私が中高校時代に見てきた、成績の良い子たちのほとんどはこの秀才さんたちばかりです。

 

 

ギフテッドの子たちからすると、秀才は評価されて天才は評価されない矛盾はあるでしょうけど…。

 

本来はどちらも評価されるべきですよね。

 

 

ギフテッドはずるい!と言って、何も努力をいなければそれまでで。いくら羨ましいと思っても、自分の能力が上がるわけではありませんからね。

 

自分は凡人だと悟ったならば、コツコツ努力するのみです。

 

 

まあ~日本の未来を考えるなら、秀才ばかり優遇せず、ギフテッドの子たちの能力を高く評価することも大切かもしれませんけどね。

 

そうしないと…どんどん高い能力が海外に流れちゃうよとは思いますが。

 

 

 

何はともあれ、娘よ!ギフテッドの子たちを羨んでいる暇があるのなら、コツコツ努力するのだ。

 

ですね。(笑)

 

 

 

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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