こんばんは。
今日はちょっと子育ての話題からは離れて。
こちらのブログでご紹介したあんず酢ではなく、「梅酒」の方ですが、
6月に漬けこみ、7月の経過までご報告していたかと思われますが、それから3か月のときを経て出来上がりました!!!
本来、9月の初旬には出来上がっていたのですが、緊急で息子が入院・手術になってしまい、退院後もそんな気分になかなかなれなかったので、今日に至っています。
日中は何だか蒸し暑い日がここ数日続いていますが、夜は涼しくなってきたので、このあたりでしんみり梅酒を開けてみることにしますね♪
今年の梅酒を漬けこむ前に、前回の梅酒で残ってしまった梅で『梅のドライフルーツ』も作ってみたので、そちらもご紹介しています。
梅酒の経過と仕上がり、そして味わいは?
<梅酒の経過と仕上がりは>
梅酒を漬けこみ始めて2か月経った様子(8月初旬)はこんな感じでした。
1か月前より、かなり梅にしわが寄ってきているのが分かりますね。美味しいエキスがどんどん出てきてます。
仕上がりが楽しみ♪
3週間ほど仕上がり目安の3か月から経過してしまいましたが、こんな感じで出来上がりました!
梅はしわっしわになり、ほとんどが底に沈んでいます。
良い感じですね♪
さあ~実飲です!
<今年の梅酒の味わいは?>
ロックでいただきますね。梅酒は原液で、ゆっくり氷を溶かしながら飲むのが一番ですよね。
グラスを近づけた瞬間から、とっても爽やかな梅の香りがしてきます。まだ若い梅酒特有のフレッシュな果実の香りです。
口に含んでみると…これまた梅の香りが口いっぱいに広がり、爽やか~。でも、まだまだお主若いな…ブランデーと馴染み切ってない感じですね。まあ~このフレッシュ感もまた良しですね。
今この瞬間しか味わえないものですからね。
がぶがぶいかず、大事に飲みつつ、時間をかけて熟成させ、味の変化を楽しんでいきたいと思います。
梅酒に漬かっていた梅の活用法をご紹介!
前回梅酒を漬けこんだ際は、2年ほど熟成させてしまい(要は飲み切るのに2年近くかかってしまったというだけの話なのですが…)、とはいえ、残った梅を捨ててしまうには忍びなかったので、この活用法を試してみました。
以前、ジャムも試したことのあるのですが、
・なかなか梅が柔らかくならず(ひたすらお湯で煮ました)、種も取りにくく、砂糖で煮込んでも使いやすいペースト状にするのに時間がかかってしまったことと、
・お酒の香りが強すぎて、下戸の夫も子供たちも食べてくれなかったこと
があり、今回は日持ちのするドライフルーツに挑戦してみることにしたのです。
<「梅のドライフルーツ」の材料と作り方>
《材料》
梅酒に漬かった梅 適量
《作り方》
①まずはストレーナーやざるを用いて、梅酒と梅の実に分けます。
②ざるの上に①の実を並べ、半日ほど陰干しします。
③②の実に包丁で縦に切り込みを入れます。
*なるべく、果物ナイフなど小型のものを使った方が危なくないですよ。
④③の切り込みから種を取り出して、開きます。
⑤干物専用の網
(なければ、そのままざるの上で)に④の実を並べ、2~3日風通しの良いところで陰干しします。
⑥ある程度水分が抜けてきたら全て裏返し、更に、1日陰干したら出来上りです。
<その味わいやアレンジは?>
少し堅めな仕上がりになりますが、じっくり噛んでいくと梅の味が口いっぱいに広がります。噛みしめるほど美味しいですよ。
ダイエットにはもってこいかもしれませんね。口寂しいときのお供に。
ただそんな硬いのは勘弁…という方は、無糖ヨーグルト(豆乳グルトもお勧め!)に入れて、ある程度ふやかしてから食べてみて下さいね。
梅酒でエキスを出し切ったと思いきや、まだまだ梅には旨味が残っていたんだと感じさせてくれますよ。無糖ヨーグルトのほどよい酸味とミルキーさと相まって、梅の果実感が引き立ちます!
また、出来上がったドライフルーツをぬるま湯で軽くふやかしてから、刻み、バウンドケーキに混ぜ入れてもいいですね。
他のドライフルーツを同様に、色々アレンジを楽しんでみて下さいね。もし、これぞというアレンジ料理やお菓子があったら、ぜひ教えて下さい!
<作る際の注意点は?>
・最初の工程である梅の実と梅酒を分けてから、その実をそのまま半日陰干しする作業ですが。
これが結構大切です!
ある程度水分が抜けてからの方が断然、種が取りやすくなるのです。以前に、梅酒から実を取り出してすぐに、種を取り出そうとして悪戦苦闘したことがありました。かなり、実が種にくっついて剥がすことができず、もったいないことをしてしまいました…。ですので、この作業を省かないで下さいね。
・また当然のことながら、梅酒に漬かっている時間が長ければ長いほど、種が実離れしにくくなります。
漬けて半年程度のものなら、半日陰干しした後、包丁で切り込みを入れなくても、ブチュと押し出せば、種が出てくるくらいです。
梅酒から梅の実をいつ取り出すかは、お好み次第ですが、もしもその後、ジャムやドライフルーツなどの活用を積極的に考えられているなら、早めに取り出すことをお勧めします。
・最後の陰干し期間ですが。
お好みで短くしたり、長くしたりして調節してみて下さいね。
短ければ、ソフトな仕上がりになります。食べやすくてよいのですが、その反面、カビが生えやすくなりますし、食べたときにアルコール分も強めに感じる仕上がりになってしまいます。お酒の弱い方や、お子さんにはお勧めできません。
長く干すと逆に、アルコール分はほぼ飛んでしまうので、その点では食べやすくなりますし、日持ちもするようになります。ただ、食感は硬くなってしまいますけどね。
メリット、デメリットをお考えになって、お好みの干し加減にしてみて下さいね。
・ちなみに、保存する際は乾燥剤を入れた保存袋で。
高温多湿の真夏の時期は、常温保存を避け、冷蔵庫で保存することをお勧めします。せっかく作ったドライフルーツがカビてしまったら悲しいですものね。
最後に梅の栄養や効能などご紹介!
最後にちょっとだけ、梅の栄養や効能のお話しも。
梅には、クエン酸を始め、様々な有機酸(リンゴ酸やコハク酸、酒石酸など)を含んでいます。
そのクエン酸は、
・糖質の代謝を促し、
・体内を活性化させ、
・疲れにくい体にしてくれたり、
・疲労回復にも役立つのです!
また、
・カルシウムや鉄の吸収を助けたり、
・新陳代謝を促して老廃物を排出してくれることで、
・むくみ解消や
・美肌効果
もあるとか。
う~ん、まさに女性の味方ですね。
梅酒などに加工してしまうとどうなの?と思われるかもしれませんが、加工後のエキスには、青梅の糖とクエン酸が結合した「メフラール」という成分ができて、血流を改善させ、動脈硬化など生活習慣病予防にも役立つそうです。
素晴らしい。
でもお酒なので、飲み過ぎはダメですね。しかに梅酒は糖分もかなり含まれているので…。
また、最近の食事は酸性に偏りがちですよね。
特に肉類の多い食事やジャンクフードに偏った食生活の方は、要注意です。ただそれら酸性の食事とアルカリ性の青梅を一緒に摂ることで、体内を中和し、調子を整えてくれる効果もあるとか。
上手に普段から、梅を食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
そんな硬いこと言わずに、今日のところは梅酒で乾杯~ですね。
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