※本ページには、プロモーションが含まれています。
こんにちは。竹みかです。
45歳のとき、生理が1回分飛んでしまう(1カ月半ほど生理がこなかった)という現象を体験し、これが閉経に向かうということなのだなと実感したのを覚えています。
その後、年を重ねるごとに生理間隔がぐちゃくちゃになっていき(短期間で連続できたり、1ヶ月半から2カ月程度空いたりと)、経血量も多かったり少なかったりとまちまちになっていったのです。
ついに、48歳を迎えた2023年度は、3カ月以上、生理がこないという事態にまでなってしまいました。
なじみの産婦人科の先生から、
「生理が3カ月来なかったら、受診してね!」
という言葉を思い出し、年一で受けている子宮頸がん検診を兼ねて、ホルモン検査を受けることにしたのです。
そこで今回は、
・ここ1年間の私の生理事情
・ホルモン検査の内容
・ホルモン検査の結果&そこから見えてきたこと
・現在の私の更年期症状
等などについて記録していきたいと思います。
私と同様のお悩みを抱えている女性の、何か少しでも参考になれば幸いです。
48歳を迎えたこの1年間の【生理事情】とは
47歳に突入したあたりから、2カ月ほど生理間隔が空くことがたびたびありました。
生理が飛ぶのも当たり前で、不思議でもなんでもない現象になっていたのです。
2023年に入ってからは、1月、3月、5月とおおよそ2カ月間隔で生理がやってきて、その後、しばらく音沙汰なく。
何と!?猛暑真っ盛りの8月に生理がやってきたのです。
しかも、1週間で一旦、生理が終わったものの、その1週間後にまた少し経血があり、しばらくダラダラと出たり止まったりを繰り返し、病院に行くべきかと焦り始めたころに完全に止まりました。
よりによって、この季節かい!と自分の体を呪いましたね。
が、更に続きがあり、翌月の9月も連続してやってきのです。
そして、今年度の長く辛い夏に限って、ひどい目に遭ったのに……その後はまったく気配がなくなりました。
3か月経っても生理がこず、生理前症候群(PMS)を感じることもなく、おりものも見事なほどまったく出なくなり、胸が張ることもなかったのです。
そのころは、ああ~本当にこのまま閉経するのかもと思っていました。
ちょうど12月末に、年一で受けている子宮頸がん検診の予約を入れていたので、検診と合わせて、ホルモン検査を受けるべきか先生に相談しようと考えたのです。
一応、ご参考までに。
前々回の記事でお伝えした通り、一般的な閉経までの道筋は、以下のような感じです。
*あくまでも一般的であって、個人差があり、このパターンに当てはまらない方もいらっしゃいます。
①30代後半~40代前半
生理周期が短くなり、出血量も少なくなる。
②40代後半
生理周期も出血量もまちまちになり、不安定になる。
↓
やがて、生理周期が2~3か月に1回になる。
③50歳くらい
閉経を迎える。(何もせずに自然に生理が1年以上ない状態をいう。)
45歳の時点では、②に入ったところかなという程度だったのに対して、2年経過して、47歳も残すところ3カ月となったころは、③の直前にいるのだなとひしひしと感じていました。
48歳を迎えて、③に入ったなと考え、ホルモン検査を受けようと思い立ったのです。
閉経を予感して受けた【ホルモン検査】の内容とは
<【ホルモン検査】の内容>
ホルモン検査は、私のようにアラフイフになり、終わりはいつなのか(閉経時期を)知るために受ける人もいます。
実際には、もっと若い世代でも受けた経験のある方がいらっしゃるのではと思います。
例えば、
・不正出血が止まらず、原因を突き止めるため。
・不妊の原因を突き止めるためだったり、卵子の数(どの程度残っているのか)を調べるためだったり。
と。
要は、検査内容としては血液検査です!
思ったより、ガッツリ血を採られますね。
私は健康保険が使えましたが、3000円ほど費用もかかっています。
決して安くはありませんね。
<【ホルモン検査】の項目>
一般的な血液検査項目とダブッているものもあります。
白血球数や赤血球数、血小板数にはじまり、総蛋白、肝機能系、すい臓系(アミラーゼ)、尿酸、脂質代謝(コレステロール値など)、糖尿(血糖など)、その他、ナトリウムやカリウム値まで。
普段の健康診断の検査項目より、多いかもと思えるほどです。
そして、上記にプラスして、肝心なホルモン値も計られます。
プロラクチン
LH
FSH
エストラジオール
プロゲステロン
テストステロン
の6項目でした。
閉経を予感して受けた【ホルモン検査】の結果は
前章でお伝えした、一般的な血液検査項目については、問題ありませんでした。
そして、肝心のホルモン値ですが。
※ここからの話は、なじみの産婦人科の先生が、医療に詳しくない、素人の私向けに、優しくかみ砕いて説明してくださった内容です。
①プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)
正常範囲:6.1~30.5 ng/mL
に対して、
23.8 ng/mL
でした。
先生曰く、「ちょっと高めだね」ということでした。
本来は、妊娠中や授乳中の女性に対して、母乳を出すように命令するホルモンで。
同時に、母体(と赤ちゃん)を守るために、今は妊娠してはいけませんよ!と脳から指令が出され、このプロラクチン値が高くなるそうなのす。
当然ながら、私はその時期ではないので、低い数値が出るべきですよね。
なのに、この値が高いということは……もう妊娠準備のできる体ではない。
閉経にどんどん向かっているという証拠になのだそうです。
ただし、妊娠可能な世代の女性でも、服用している薬や脳の病気、ストレスなどの影響により、プロラクチンが高い値を示すことがあります。
いわゆる「高プロラクチン血症」ですね。
私も、ストレスにより30代半ばで発症し、不正出血が2週間近く止まらなかったことがありました。
人により、無月経になることもあります。
当時は、投薬治療が1年ほど行われました。
今回は、不正出血がないこともありますが、年齢的に仕方がないことなので、投薬治療は行わず、様子見をしましょうということになっています。
②LH とFSH
LHの正常値:
卵胞期 1.8~10.2 mIU/mL
排卵期 2.2~88.3
黄体期 1.1~14.2
に対して、
22.4 mIU/mL
で、ちょっと低めの値を示しており、
FSHの正常値:
卵胞期 3.0~14.7 mIU/mL
排卵期 3.2~16.6
黄体期 1.1~8.5
に対して、
43.77 mIU/mL
で、こちらは少々高めの値を示していました。
①のプロラクチンが乳汁に指令するホルモンに対して、②のLH とFSHは、直接、卵巣に働きかけるもので。
卵巣の働きを表す数値だそうです。
先の通り、LHとFSのどちらも異常値に近いので、これまた閉経にどんどん向かっているという証拠になります。
もうここまでくると、そのときを静かに迎えるだけかと思ったのですが……
補足
LHは、黄体形成ホルモンといわれ、卵巣に働きかけて排卵を起こさせる上で、非常に重要な役割をになっています。
その他、卵胞の発育や高温期の維持に働きかけてくれ、子宮内膜の調整や、妊娠の維持にも欠かせません。
FSHは、卵胞刺激ホルモンといわれ、卵胞を発育させるのに必要です。
この数値が高い場合は、卵巣機能が少し低下しており、数値が低い場合は、下垂体、または間脳の機能が低下していることが考えられます。
③エストラジオール
正常値:
卵胞期 19.0~226.0 pg/mL
排卵期 49.0~487.0
黄体期 78.0~252.0
に対して、
90.1 pg/mL
という値を示していました。
この数値は、卵ちゃんたちの残り具合を示す数値だそうで、閉経となると39.0 pg/mL以下となるらしいのです。
私の数値は、先生曰く、「まだまだ高い値を示しているね!」ということで。
比較的正常値に近い、ちょい高め数値だそうで。
どうやら、まだ私の卵巣は働く気があるということを表しているそうなのです。
補足
エストラジオールは、いわゆる女性ホルモンのことで、発育する卵胞から分泌されるため、卵胞が育つと値が高くなります。
ここからは、先生から特別コメントはありませんでしたが、ご参考までに。
プロゲステロン(黄体ホルモンといわれ、排卵後の黄体から分泌され、基礎体温を高温に保ったり、受精卵が着床しやすいように子宮内膜の環境を整えてくれます。)は、
正常値:
卵胞期 0.4 ng/mL以下
排卵期 3.7以下
黄体期 8.5~21.9
に対して、
0.1 ng/mL以下
でした。
テストステロン(男性ホルモンの一種で、女性でも5~10%量が分泌されています。)は、
正常値:10.8~56.9ng/d L
に対して、
58.3ng/d L
と、少し高めの値でした。
以上結論として、今はまだ閉経を迎える段階にはなく、今まで通り、2、3カ月おきの飛び飛びで生理がくるとのことでした。
実際に、年が明けてすぐに生理が来ましたしね。
3カ月半振りに。
今のところ、ホルモンを補充する(ホルモン療法の)必要はなく、様子見にしましょうという診断でした。
更に、診察終わりに先生から言われたのが、
「ホルモン検査の結果から、今、更年期に足を突っ込んだという段階だから、もしも症状が辛くなったら来院してね!」
ということでした。
ちょっと待って???
私は、すでに更年期に真っ盛り、ど真ん中にいると思ってたのに……
正直なところ、この程度の症状で済んでてよかったわとすら思っていたのに。
これからが本番だったのねとガッカリしてしまいました。
そんな私ですが、次に、今感じている更年期と思われる症状についてお話ししたいと思います。
48歳5カ月の現在感じている【更年期症状】
<一般的な【更年期症状】>
ご参考までに。
一般的な更年期症状は以下のようなものがあるそうです。
更年期の症状
①精神神経系の症状
頭痛、めまい、不眠、不安感、イライラ感、うつ
②血管運動神経系の症状
ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)、動悸・息切れ、寝汗・発汗、むくみ
③皮膚・分泌系の症状
のどの渇き、ドライアイ
④消化器系の症状
吐き気、下痢・便秘、胃もたれ・胸やけ
⑤運動器官系の症状
肩こり・腰痛・背中の痛み、関節痛、しびれ、手指の痛み・しびれ・変形
⑥泌尿器・生殖器系の症状
月経異常、尿失禁、性交痛
<48歳5カ月の私が感じている【更年期症状】>
前回、47歳9カ月のときに書いたブログ内容とほぼ変わらず、どの症状も軽くあてはまるかなという感じですね。
まったくない症状も同じで、
手指の痛み・しびれ・変形
だけです。
あと、関節痛もないかな。
幸いにも、オンラインで継続受講しているピラティス・筋トレ効果で、尿失禁や尿漏れの症状は完全に治まっています。
頭痛や肩こり、腰痛の発症回数も減りましたしね。
この1年で、特別ひどくなった症状はありません。
ただ、寝つきは悪くないものの、眠りの質が悪いのか、昼間に眠くて仕方がない時間帯があります。
また、大して忙しい日でもなかったのに……夕方になり、もう動けないと思うほど、疲れてしまうこともあります。
猛烈に動いた日に限って、興奮状態なのか動けるのですけどね。
翌日以降がまったく使いものになりませんが……
これも年齢かもしれませんね。
疲れがすぐにはこない……みたいな。
筋肉痛が翌日、ヘタしたら翌々日にくるみたいなね。(笑)
不思議と、身体的にも精神的にもポンコツな自分に諦めがついたのか?
何ともいえない不安感や、定期的にやってきていた落ち込みは、あまりなくなった気がします。
最後に
48歳を迎えて閉経の予感がし、ホルモン検査をした結果や、更年期症状についてお話ししてきました。
いかがでしたか?
私は、もう閉経になる、48歳のうちに生理が終わると、昨年度から何度も言っていました。
このブログでも綴っていましたね。
実際のところは、ホルモン検査をしてみないとわからないものですね。
生理が飛び飛びになってきたから、すぐに閉経になるわけではなく、飛び飛びながらも続くこともある。
それを数値が示してくれました。
漠然とした不安から、きちんと数値化されたものを見せられたことで、安心できた気がします。
自分の体の状態を知っておくためにも、来年以降も、ホルモン検査を受けたいと思っています。
(あくまでも私の場合ですが)子宮頸がん検査も陰性で、特別に治療を要するに子宮筋腫もなく、卵巣に異常もありませんでした。
副作用を恐れることなく、更年期症状が辛く、耐えがたいものになったなら、薬を飲み、ホルモン量をコントロールすることも可能だそうです。
また、検査の結果により、私はまだ更年期のスタートを切ったばかりで(これは本当にガッカリでしたが……)、これからが本番だということがわかりました。
その前に、対処法を知っておけたことは心強かったですね。
これからも、かかりつけ医に相談しながら、定期検診を受け、同時にホルモン検査もして現状を把握しつつ。
無理をせずに、更年期を乗り切りたいと思っています。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
45歳のときに、生理がとぶという現象を体験したことを綴ったブログです。
健やかで美しい髪を目指す貴女へ
「竹みか」サブブログ『健美髪日記』のご紹介
https://sub.mamatomo-zero.com/
ポチっとしていただけたら嬉しいです。