こんにちは。竹みかです。
今年に入ってから、ダイエット関連の投稿を一切していませんが、試行錯誤しながも継続中です。
思うように進んでいませんけどね。
そんな停滞期真っただ中の私に、骨盤底筋体操をずっと習っている先生からちょっとしたアドバイスをいただきました。
ダイエットは、腸活から!
(腸が整うと便通がスムーズになり、老廃物が滞留しない体になる)
腸活におすすめな食材が【小麦ふすま(別名:小麦ブラン)】!
(他にも食物繊維を含んだ商品がありますが、食べやすさもありお勧め)
早速、そのままでも食せる焙煎した小麦ふすま(ブラン)を購入してみました。
今回は、
・小麦ふすまを食べてみた感想
・小麦ふすまを使って甘酒入り米粉ケーキを作ってみたレポート
・小麦ふすまの栄養と効能
・卵とバターなしで甘麹(濃縮甘酒)をケーキ作りに使用する理由
をご紹介したいと思います。
私と同様にダイエットに行き詰ってしまった(停滞してしまった)方が、もう一度、踏み出すきっかけになる食材かもしれません。
【小麦ふすま】を食べた感想
【小麦ふすま】を使った甘酒入り米粉ケーキ
<「【小麦ふすま】を使った甘酒ケーキ」の材料>
米粉 100g
*なるべくなら製菓用かパン用の米粉を使用してくださいね。
焙煎小麦ふすま 25g
ベーキングパウダー 小さじ1
甘麹(濃縮甘酒) 50g
無調整豆乳 50g
油 50g
*お好みのもので。私は菜種油を使用しました。
レモン汁 20g
ラカント 20g
塩 1つまみ
レモンの皮のすりおろし 1個分
(お好みで)粉糖 適量
<「【小麦ふすま】を使った甘酒ケーキ」作り方>
①15㎝のケーキ型にオーブンシートを敷いておきます。
②オーブンを170℃で35分予熱し始めます。
③粉類(米粉、小麦ふすま、ベーキングパウダー)を深めの容器にあけ、軽く混ぜ合わせておきます。
④ボウルに甘麹、豆乳、油、レモン汁、ラカント、塩を入れ、ホイッパーでよく混ぜ合わせ、写真のように乳化させます。
*白っぽくもったりしたらOKです。
⑤④のボウルに③の粉類を入れ、ゴムベラで粉っぽさがなくなるまで混ぜます。
更に、レモンの皮のすりおろしも入れて、軽く合わせます。
⑥⑤を①で用意した型に流し込み、底をとんとん叩いて余分な空気を抜き、表面をならします。
⑦②で予熱したオーブンに⑥を入れ、170℃で35分焼成します。
⑧⑦で焼き上がった生地の粗熱が取れたら、お好みで粉糖をかければ出来上がりです。
ものすごく素朴な見た目のケーキに仕上がりました。
お味はいかに?
<「【小麦ふすま】を使った甘酒ケーキ」の味の感想>
焼き上がった瞬間から、香ばしいかおりと、そして、レモンの爽やかな香りがプーンとしてきます。
持ってみただけで、米粉ケーキ特有のもっちりとした感じが分かりますね。
切ってみるとこんな感じです。
米粉の色白さは全くなく、完全に小麦ふすまの色になっていますね。
表面はカリッと、中はもっちもちです。
さあ~実食です!!!
口いっぱいに小麦ふすまの香ばしいさが広がります。
その後、レモンの爽やかさが追っかけてきて、最後に米粉や甘酒といった甘みがほんのりと残ります。
甘みが全くなくて味がしない……ということは全くありません。
麹の独特のかおりもしないので、クセがなく食べやすいです。
優しい甘さが、一口目、二口目、三口目と広がり、しみじみ美味しいなあと感じる味わいです♪
そのままでも十分美味しくいただけます。
食べてみて、ミルキーさが加わると更に美味しいかなと思い、水切りヨーグルトを作ってみることにしました。
*ギリシャヨーグルトを常備しているご家庭なら、それをお使いくださいね。
6時間ほど水切りした無糖ヨーグルトにラカントを少量混ぜてものを添えてみました。
ヨーグルトの軽やかなミルキーさと、小麦ふすまの香ばしさと、もっちもちの米粉ケーキの生地が相まって、これはこれでとっても美味しかったです♪
なくても十分美味しかったですけどね。
味変には良いかなと思います。
あくまでも個人的感想ですが、このケーキを食べたあとは、確実に便通が良くなったと思いました。
そんなこと関係なく、美味しいケーキでしたけどね。
<「【小麦ふすま】を使った甘酒ケーキ」の保存方法>
生地をしっとりさせる効果がある甘酒を使用しているケーキとはいえ、やはり、米粉を主体としているため、小麦粉のケーキより乾燥が早いです。
焼き上がって粗熱が取れたら、すぐにラップをかけて、乾燥をなるべく防ぐようにしてくださいね。
当日に食べる場合は、そのままで常温でOKですが、翌日以降は、ラップをかけてもパサつきます。
*冷えて少しパサついてくると、小麦ふすまが口の中でざらつき、食味が悪くなります。
翌日以降は、ラップにくるんだまま電子レンジ500wで20~30秒ほど温めると、もっちりさがよみがえります。
更に、オーブントースターの弱でかるく温めると、表面のカリッとさがよみがえり、中はもっちもちになるので、出来立てと同様に美味しくいただけますよ。
*もちろん、小麦ふすまのざらつきも感じません!
また、当日、翌日くらいまでの食べきれない場合は、冷凍保存もできます。
食べきれる分ずつ切って、一つひとつラップにピッチリくるみ、保存袋に入れて冷凍庫へ。
食べる際は、翌日食べるときと同様に電子レンジ+オーブントースターをすれば、出来立ての美味しさがよみがえります。
【小麦ふすま】の栄養と効能
冒頭から、食物繊維が豊富とばかりお伝えしていますが、一体、小麦ふすまって何?と気になる方もいらっしゃるかもしれないので、栄養や効能と併せてご紹介したいと思います。
<【小麦ふすま】って何?>
小麦ふすまは、小麦粉の外側の皮(外皮)や胚芽といった表皮の部分を指します。
欧米諸国などでは、この小麦表皮の部分をブランといういうため、日本では、
小麦ふすま=小麦ブラン
といった感じで、同意語として扱われているようです。
ちなみに、私たちが普段生活でよく目にする、白い小麦粉は、小麦の粒からこのふすまを取り除いて、胚乳部分だけを精製したものです。
全粒粉は、外皮、胚芽、胚乳すべてひっくるめて粒ごと精製したものになります。
*何れの粉も、一度封を開封すると、虫がつきやすいので、必ず、冷蔵庫で保管してくださいね。
特に、小麦ふすまはその傾向が強いようですので、冷蔵庫で保管したとしても、早めに食べきった方が良さそうですね。
<【小麦ふすま】の栄養と効能>
何より、特筆すべきは食物繊維です。
100gあたりに43gも含まれています。
糖質は非常に少なく0.4g、たんぱく質は16g、脂質は4.3g、その他、ナトリウム、カリウム、鉄、ビタミンB1、B6、マグネシウム、カルシウム、ポリフェノールなどが含まれています。
確かに栄養豊富ですね。
ちまたで、小麦ふすまはダイエットに効果的!とかうたわれていることもあります。
この食材一つで万能というこはない(小麦ふすまに限らず、どんな食材でもそんな夢のようなものはない)ので、適度に採り入れるのが良いのではと思います。
小麦ふすまに含まれる不溶性食物繊維は、便秘予防や便通改善効果があるので、もちろん、ダイエットのアシストはしてくれるはずですけどね。
ダイエット歴1年4カ月で思うのは、ダイエットに一番大切なのは、老廃物のスムーズな排出だと思っています。
むくみ解消!
便通改善!
これ絶対。
食物繊維が豊富な食材を摂るに越したことはありませんよね。
また、血糖値の上昇も緩やかにしてくれるので、生活習慣病の予防にも役立ちます。
その他に、ビタミン・ミネラル分が豊富に含まれているので、体の調子を整え、美肌効果や爪や髪の艶を取り戻すなどの効果も期待できます。
<パン作りに適している粉は?>
白い小麦粉の原料は、胚乳だとお話ししました。
その胚乳には、たんぱく質と糖質が多く含まれています。
だから、甘くて美味しい♪のですよね。
更に、そのたんぱく質の中に、グルテニンとグリアジンという2種類が含まれており、水分と合わせてこねられることでグルテンに変化します。
パン作りに適しているのです。
ふすまにも、たんぱく質が少量ながら含まれてはいますが、グルテンに変化してくれるたんぱく質成分は含まれていません。
グルテンフリーな食材です!
というわけで、パン作りには適していません。
*小麦アレルギーの原因は人によって違うので、グルテンフリーの小麦ふすまといえども、必ず食べる前に、かかりつけ医に相談してくださいね。
全粒粉は、すべてが含まれているので、たんぱく質も糖質もたっぷりだけど、食物繊維といったふすまの栄養素も摂れます。
見た目がふすまと似ているので勘違いが起こりやすいですが、グルテンを生成できるたんぱく質成分を含んでいます。
パン作りも適していますよ。
自分の好みや、摂りたい栄養素、使う用途を考えて、粉を使い分けたいですね。
卵とバターなしで甘麹を使ってケーキ作りをする理由
最近、甘麹(濃縮甘酒)を使用してケーキや焼き菓子を作っているレシピを良く見かけるようになりました。
もちろん、甘麹を使うことで、白砂糖の使用を抑えられ、かつ、麹の栄養と効能を摂り入れられるというのが一番の理由でしょうけど、なるほどと思ったことがあったので、ご紹介したいと思います。
ケーキなどを作る際は、水分と油分を一体化させる乳化という作業が必要になります。
乳化せずに、水分と油分が分離したままだと、食べたときに油っぽいのに生地はパサつくという残念な状態になっています。
そのために、卵やバター(生クリーム)といった素材を使って、水分と油分をつなげる役割をしてもらっているのです。
実は、その卵やバターといった、乳化の際につなぎの役割を担ってくれるのがこの
甘麹(濃縮甘酒)
なのです。
更に、甘麹のとろみが生地の膨らみを支えてくれるとか。
だから、生地が時間経っても固くならず、ふんわりとキープされるのです。
確かに、毎年この時期に作っている、ホットケーキミックスを使ったイチゴのカップケーキですが、砂糖の代わりに甘麹を入れてみたら、驚くほどしっとりした仕上がりになり、翌日もパサつかずに美味しくいただけました。
甘麹すごいぞ!と思ったのです。
今回も、米粉のケーキなので、翌日には表面が固くなっていましたが、思ったよりはもちもち感が保てているなという印象でした。
電子レンジ+オーブントースターで加熱すれば、作り立てと遜色なく食べられましたからね。
やっぱり、甘麹すごい!
もちろん、卵やバターを使用したケーキの美味しさは格別ですし、生地の膨らみもとても良いので、常に排除しなければと考えているわけではありません。
甘麹を入れたときの、素朴で優しい甘さや、しっとり食感、ほどよい膨らみも知ることができたので、これは一つ選択肢が増えたなと思っています。
最後に
小麦ふすま(ブラン)についてご紹介してきました。
いかがでしたか?
普段の食生活で不足しがちな、食物繊維を補うのに一役買ってくれそうですね。
焙煎したものなら、そのまま食べられます。
甘さやしょっぱさや苦味といった強烈な味はなく、香ばしい味やかおりをつけられるので、パンや焼き菓子、ケーキなどに展開しやすいです。
食物繊維だけではなく、ビタミンやミネラルも補給できますしね。
更に、白砂糖の代わりに甘麹を使用すれば、飽きのこない(胃にもたれない)優しい甘さで、しっとり、ほどよい膨らみのケーキが作れます。
ダイエット中でも、罪悪感なくケーキが食べられちゃいますね。
*米粉も甘麹も糖質が多く含まれているので、食べ過ぎは禁物ですけどね。
是非、あなたも【小麦ふすま】を使って甘酒入り米粉ケーキを試してみませんか。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ポチっとしていただけたら嬉しいです。