こんにちは。
私事ですが、45歳になり、初めて「生理がとぶ」という現象を体験しました。
もちろん、二人の子供の授乳期は、生理がきたりこなかったりと不安定でしたが、それ以外の期間で生理が止まったり、とんだりした経験はなかったのです。
20代半ばにかなりハードなダイエットを試みても、20代後半に仕事で過労とストレスで不整脈と全身じんましんに見舞われても、生理だけはとぶことはありませんでした。
それならば、これってもしかしたら…閉経?
日本女性の閉経年齢の平均は50~51歳あたりだそうですから、十分可能性はあるよねと思いつつも、しばし静観することとしました。とはいえ、内心焦っていましたけどね。
まだ早いよ~。
病院行って薬で生理を再開してもらおうかな?
でも、副作用も気になるしな。
でもでも、閉経すると血圧ががっ~と上がるようになったり(高血圧になる)、骨密度ががんと下がったり、糖尿病や動脈硬化、心疾患など生活習慣病のリスクが高まったり、体重のコントロールができなくなって激太りしたり(もうすでになってる?)するって聞くし、不安しかない。
どうしよう?
結局は1回生理がとび、前回の生理から45日後にやってまいりました。
これをきっかけに、自分の体に今何が起っていて、これから閉経までどうなっていくのか調べてみて、道筋を知ることができましたので、備忘録も兼ねて綴ってみようと思います。
同年代の女性の皆さん、一緒に乗り切りましょう!
閉経ってどんな状態をいうの?
もちろんのこと、「はい、今月から生理止めます!」って体がお知らせしてくれるわけではないので(笑)、生理がこなくなってから、かなり時間が経って、自分の閉経を知ることとなります。
医学的には、自然な状態で生理が1年間こなかったら「閉経」という扱いになるそうです。
冒頭でお話しした通り、日本女性の平均的な閉経年齢は50~51歳あたりですが、40代前半で閉経を迎える方もいれば、50代後半まで生理が続く方もいます。私が会社員時代の上司は、還暦まで生理があった方もいました。人それぞれなのですね。
ちなみに、実母はほぼ平均あたりだったようです。
私個人的には、遺伝は関係ないかなと思っています。
というのも、母は初潮がかなり遅いタイプ(高校生までこなかった)だったようですが、私は11歳(小5)と当時ではかなり早い方でしたしね。妊娠のしやすさやそれぞれ出産の時期、何より生きてきた環境(時代)も違います。参考にはならなそうです。
ここ最近の私の生理状況は
記録の残っている限りなので、年初からになります。
2020年12月27日に生理がくる
↓
2021年1月18日に生理がくる(23日周期)
↓
同年2月12日に生理がくる(26日周期)
↓
同年3月9日に生理がくる(26日周期)
↓
同年4月1日に生理がくる(24日周期)
↓
4月の最終週(4/25~)あたりに次の生理がくるだろうと予想をしていましたが、待てど暮らせど来ませんでした。これは生理が止まったか?それとも、とんだだけなのか?どちらかだなと覚悟を決めました。
*この週のあたりは、私が心配し過ぎ、要は精神的なものだけだったのかもしれませんが、頭痛や下腹、腰に痛みがあり、全体的に体調が悪く、これはPMS(生理前症候群)かなと思われる症状がありました。でも、出血は全く1滴もありませんでした。
↓
同年5月15日に生理がくる(45日周期)
ほっとしたのもつかの間。いつも以上に激しい生理痛との戦いでした…。
・寝ても起きていても頭痛で頭全体がガンガンする、
・貧血時のようなめまいで、光がまぶしく感じる、
・下腹と腰に激痛、
・常に眠気が襲ってきました。
このまま閉経してくれても良かったのにとさえ思ったくらいです。ただ、出血は思ったより少なかったですね。
・2日目が多かったくらいで、
・3日目以降は一気に減少し、
・その後、1週間以上ダラダラと少量の出血が続いています。
いや~な感じです。
4月1日に生理がきて、次の5月15日に生理がくるまでに、もう1点気付いたことがありました。
それが確認できたことで、これは閉経ではなく、ただ1回生理がとんだだけだなと思えたのですが。
それは、5月2~3日あたり頸管粘液を確認できたのです。透明でネバ~と伸びるおりものです。まあ~体が絶好調の若い女性と違い、ごく少量ですけどね。
基礎体温とタイミングで妊活したことがある方は、ご存じだと思いますが、これが出ると排卵する!!!って分かりますよね。最近は、ほとんどその存在に気付けていなかったので、久々に私の体も排卵してくれたのかも?しれません。たぶん卵なしの空っぽのお部屋だけでしょうけど。
話を戻して、その頸管粘液が出ていたので、ああ~私生理くるなと予感しました。普通に考えると、排卵後の高温層が2週間前後(個人差あり)続くはずなので、生理がくるのが早すぎではありますが(この年齢なので仕方ありません)、予想は的中して生理がやってきました。
「生理がとぶ」この現象の意味とは?
若い女性(個人差がありますが、16~34歳くらいまで)は、定期的に排卵し、2種類のホルモン(エストロゲンとプロエストロゲン)が分泌され、妊娠しなければ、一定周期のもと生理が起こります。
それが35歳以上になると、徐々に卵巣機能が衰えていき、ホルモンの分泌が不安定になっていきます。更に、40代半ばの更年期に突入すると、生理周期が短くなったり、長くあいたり、出血量も多くなったと思えば、少なくなったりと、より一層不安定になっていきます。
当然、閉経までの道筋は個人差がありますが、一般的なものとしては、
①30代後半~40代前半
生理周期が短くなり、出血量も少なくなる。
②40代後半
生理周期も出血量もまちまちになり、不安定になる。
↓
やがて、生理周期が2~3か月に1回になる。
③50歳くらい
閉経を迎える。(何もせずに自然に生理が1年以上ない状態をいう。)
の流れになるそうです。
だいたいあてはまりますね。現在の私は②の段階に入ったのでしょう。ということは、まだ数年間は不安定ながら生理があるということなのかな?喜ばしいような、でも、PMSや生理中の不快症状を考えると、うっとうしいような気がしますが…。まだまだお付き合いしないといけませんね。
ちなみに①についても思い当たります。
私は30歳で結婚し、すぐに妊娠、31歳で第1子を出産しました。この段階では、不妊とは無縁でした。ただ、今考えれば育てやすい子だったのでしょうが、私の性格上、キャパが狭く、赤ちゃんを一人抱えただけで精一杯で、ほぼ産後うつ状態になってしまい、
子供は一人で十分!
と言い切り、2人目は考えていませんでした。
娘が幼稚園に上がると、なぜか2人目が欲しくなり、夫婦で話し合い、「さあ頑張りましょう!」と思ってたところ、高プロラクチン血症であることが判明、投薬治療をしながら妊活へと突入しました。
当時の私は30代半ば、当然、簡単に妊娠できると思っていたのですが、ホルンバランスが崩れ、生理周期も23~27日という短いものになっていました。この時点ですでに私は、①の段階に入っていたのですね。
その後、時間はかかったものの、タイミング法で粘りに粘り第2子を妊娠、出産。
それによりリセットされたようで、授乳後は生理周期が若いころと同じように28日前後になりましたが、42、3歳になるころからまた徐々に短くなっていき、45歳で②に突入し、生理がとびました。
出血量は、私の場合は筋腫と共存している(年に1回、馴染の産婦人科の先生のところで経過観察をしてもらっています。)ので、40代以降は少なくなるより、むしろどっと増えています。それも、40代後半で閉経に向かうと、筋腫も元気がなくなってくるので、出血量も減ってくると予想しています。
*上記でご紹介したのは、一般的な閉経までの道筋ですので、個人差があります。生理周期も出血量にも変化がなくても、ある日突然閉経してしまう方もいるそうです。私の体験談も含めて、参考程度にして下さいね。
今後の閉経に向けてやるべきことは?
45歳、何もしなければ、どんどん卵巣機能は衰え、いつ閉経を迎えてもおかしくありませんよね。ならば、少しでも長く元気に卵巣に機能させるにはどうすべきか、まとめてみました。
いつくかポイントがあります!
①生活習慣を見直そう。
40代半ばから50代にかけての女性は、全世代で一番の言っていいほど忙しいかもしれません。お仕事だったり、家庭に子育てにと。ただやはり、体を健やかに保つためには、規則正しい生活が必要です!
まずは、睡眠時間とその質の確保を中心に据え、それに合わせて、食事や入浴の時間を整え、生活ペース全体を立て直したいですね。
②基礎体温を測ろう。
ホルモンバランスが良好かどうか確認できます。体に変化が起きたなら、いち早く気付くことができますよ。
③無理なダイエットは止めよう。
肥満だけではなく、痩せすぎもNGです!偏った食事や栄養の不足は、卵巣機能をより早く衰えさせてしまいます。
④適度な運動を心掛けよう。
まずは、体を動かすことでストレスの発散になりますよね。
更に閉経が近づくと、女性ホルモンのエストロゲンが減少し、筋力が衰えやすくなります。適度に有酸素運動を取り入れて、筋力の低下を防ぎたいですね。
忙しくても、このコロナ禍でもオンラインのヨガなら簡単に取り入れられますし、工夫う次第で、家でも運動をすることはできます。時間的にそれが無理でも、努めて階段を使うようにするとか、一駅前で降りて歩くようにするなど、日常生活の中で体を動かす機会を作るようにできると良いですね。
⑤バランスの取れた食生活にしよう。
高脂肪高カロリーの食事や、栄養の偏りがちな外食は控えましょう!
ただ、あまり難しく考えると続かなくなってしまうので、彩りよい食事を心掛けるだけでも、かなり栄養のバランスは取れるようになりますよ。
⑥生活に楽しみを見つける。
楽しいことをしたり、考えることで脳は活性化します。脳が活性化されれば、脳内の視床下部や脳下垂体から女性ホルモンの分泌が促されますよ。
⑦過度の飲酒や喫煙はしない。
⑧下腹部を冷やさない。
下腹部を冷やさないようにし、常に温めるよう心がけることで、子宮や卵巣の血流が良くなり、生き生きと働いてくれるようになります。
⑨いつでも相談できる産婦人科のかかりつけ医を持とう。
これも大切ですね。何か女性特有の臓器に不安に感じることがあるとき、気軽に相談できる医療機関あるだけで心強いですよね。
*子宮がん、卵巣がん、乳がん検診などの定期検診をお忘れなく!
どれも特別なことではありませんが、ついつい忘れがちですよね。ここで、きちんと見直したいですね。
私自身も、また基礎体温を測り始めようかなと思っています。また、オンラインヨガはやっていますが、もう少し時間を長くったり、もっと体を動かす機会を設けたいですね。それと下腹部!ついつい夏になると忘れがちですが、冷やさないように心掛けないといけないですよね。
まとめ
ある程度想定していたとはいえ、いざ自分が「生理がいつものようにこない!」という現象に直面してみると、想像以上に焦り、戸惑うことが分かりました。やはり、閉経までの道筋を事前に知っておくことは大切ですね。心の準備ができますものね。
①30代後半~40代前半
生理周期が短くなり、出血量も少なくなる。
②40代後半
生理周期も出血量もまちまちになり、不安定になる。
↓
やがて、生理周期が2~3か月に1回になる。
③50歳くらい
閉経を迎える。(何もせずに自然に生理が1年以上ない状態をいう。)
ただ閉経になると、女性ホルモンのお蔭で保たれ機能が崩れ始め、体が激変してしまいます。 なるべくなら1日でも長く、元気に卵巣に機能してもらいたいものです!
そのためにも、
①生活習慣を見直そう。
②基礎体温を測ろう。
③無理なダイエットは止めよう。
*痩せすぎも肥満もNG
④適度な運動を心掛けよう。
⑤バランスの取れた食生活にしよう。
⑥生活に楽しみを見つける。
⑦過度の飲酒や喫煙はしない。
⑧下腹部(子宮や卵巣)を冷やさない。
⑨いつでも相談できる産婦人科のかかりつけ医を持とう。
*定期検診をお忘れなく。
を心掛け、このタイミングで生活全般を見直してたいですね。
きっとその習慣は、閉経後の生活にも良い効果をもたらすはずです。
そう今は、人生100年時代に突入しようとしています!閉経後に50年という長きに渡る生活が待っているのです。
閉経前から準備して、長い人生、心も体も健やかに過ごしたいものですね。
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2年後(47歳になった私)の生理事情を綴ったブログはこちらへ。
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