こんにちは。
ロングヘアだと、朝、髪の絡まりを解いたり、寝ぐせを直したりと何かとスタイリングに時間がかかって困る~とお悩み方も多いかと思います。
そんなあなたへ!「髪を結んで寝る」ことのご紹介です。
*ただし、正しく結べればという条件付きになりますよ。
そこで今回は、髪を結んで寝ることについて詳しくお話ししたいと思います。合わせて、そのメリットとデメリットや、正しい結び方や注意点もご紹介していますよ~。
さあ、今晩から正しく髪を結んで、快適な眠りのまま朝のスタイリングの楽さ、ダメージなしのヘアを手に入れてみませんか?
髪を結んで寝るメリットとは?
まずはじめに、髪は摩擦に弱いということをご存知ですか?
髪が何かと擦り合わさったり、髪同士が絡まり合うなどして摩擦を起こしてしまうと、髪の表面を覆っているキューティクルが剥がれ落ち、ダメージの原因となるのです。
実は、就寝中も気を付けなければいけない時間帯になります。
というのも、寝ていると、当然、寝返りを打ちますよね。そのたびに、髪は枕の繊維と擦り合わさり、摩擦を起こしているのです。
よって、
髪を結ぶことにより、枕と擦り合わさる髪の量や面積を減らすことができ、ダメージを最小限に抑えることができる
というわけですね。
また同様に、
寝返りのたびに枕との髪が擦れることで、髪の絡まりを起こしたり、寝ぐせや変なうねりもつきやすくなっていたのを、髪を結ぶことでそれらを防ぐこともできる
のです。
それはまた、朝のスタイリングも楽にしてくれます。いつもしているヘアセットの位置に合わせて髪を結んで寝れば、より一層楽ができますね♪
更にロングヘアの方は、寝ているときに髪が顔を覆ったり、口に入ってしまったり、せっかくお顔にしっとりスキンケアをしたのに、髪が張り付いていた…なんてことがありますよね。
それらも、髪を結んで寝れば解決です!
髪を結ぶと早く伸びるなんて都市伝説的なことをお聞きになったことありませんか?
実際のところ、それは本当に都市伝説に過ぎないのですが、軽く結んでおくと、頭皮が刺激され、血行が促進されることも考えらなくもありません。
その点では、髪の土台となる頭皮が、血流豊かになって健やかになるのですから、髪の伸びも早くなる可能性もなくもないですよね。あくまでも可能性に過ぎませんが…。
髪を結んで寝るデメリットとは?
世の中の事象全てにおいて、残念ながら、メリットだけなんてものはまずありませんよね。当然、髪を結んで寝た場合のデメリットも存在します。
①脱毛の恐れがある。
強く結んだ場合に限りますが、頭皮にストレスがかかり、抜けやすくなる可能性があります。特に髪の根元に近い箇所で結ぶほど、頭皮は髪の重みで引っ張られ、ストレスが強くなる傾向があるのです。
ちなみにこの脱毛のことを「牽引性脱毛(けんいんせいだつもう)」と言いますよ。本来は、職業柄きっちりと髪をまとめあげないといけない方によく起こる症例ですね。
②変なくせがついてしまう。
また、脱毛まではいかなくとも、ゴムあとがついてしまったり、分け目がくせづけされてしまったり、変なくせがついてしまう場合があります。
これでは返ってマイナスですよね。朝のスタイリングを楽にするどころか、朝、変についてしまったくせを直すところから始めなくてはいけなくなるのですから…。余計な手間になってしまいます。
③ストレスになる。
そもそも、髪を結んで寝るということ自体がストレスになる方もいます。それにより、睡眠時間を短くしてしまったり、眠りを浅くしてしまうといった「眠りの質」を落とすことはまた、髪の成育にも悪影響を与えます。人は、夜に質の良い眠りを取ることで、成長ホルモンが分泌され、髪は健やかに成長しますからね。
そうなると、枕との摩擦によるダメージを被る以上に、髪にとっても、その方の心身のためにも良いことではありません。気になってしまうなと感じる方は止めた方が良いかもしれませんね。
どんな結び方をして寝たら良い?
髪を結んで寝るメリットとデメリットについてお分かりいただけたかと思います。もちろん正しい髪の結び方をすれば、しっかりとメリットを享受することができますよ!
<結び方の工夫>
そこで、より具体的な髪の結び方についてお話ししたいと思います。
①左右どちらかに横結びをする。
これにより、一番の目的である枕との摩擦を減らすことができますね。その上で、更に寝ているときに、結び目が頭と枕に挟まれて気になることもないので、ストレスを感じることもありません。また、分け目でくせづけされることもないので安心です。
注:きっちり横結びをしてしまうと、ゴムあとがついてり、朝の髪が全体的にボリュームダウンしてしまうので、緩く結ぶことをお勧めします。
②緩い三つ編みにする。
これもまた、摩擦を減らし、かつ結び目が邪魔にならず、ストレスにもなりません。更に三つ編みをすることで、朝起きたときに、髪に軽いウェーブがかかったような状態になります。それを活かせば素敵ですし、スタイリングの時間も短縮できますね。
注:1本結びではなく、2つ分けにする場合は、分け目はしっかりつけずに緩めにし、編み方もまた緩くしましょう!きっちりとした三つ編みにしてしまうと、分け目のくせづけがされてしまい、ぱっかんと真ん中が割れた変なウェーブになってしまいます。その点はご注意を。
③頭の高い位置でおだんごにする。
これもまた、摩擦を減らし、特にダメージを受けやすい毛先を守ることができますね。また、高い位置におだんごを作っていれば、枕に当たらないので、ストレスにもなりません。
更に頭上でおだんごにして、留めるだけなら、結び目や分け目のくせづけもされることもありませんし、髪のボリュームダウンの心配もありませんよ。
注:髪の根元から近い位置でおだんごを作ることになるので、きつく巻いてしまうと髪にストレスを与え、抜け毛の原因になりかねません。また、頭頂部の髪がペチャンコになり、ボリュームダウンしてしまったり、変なくせが髪につき、朝のスタイリングが楽になるどころか、返って面倒になってしまうことがあります。あくまでも、ゆる巻きです。
以上3パターンをご紹介しました。これならできそうという結び方ありましたか?
<結ぶ際の注意点>
では最後に、結ぶ際の注意点を改めてお復習したいと思います。
①髪は完全に乾かしてから結ぶようにする。
これってとても重要です!結ぶ結ばない以前に、就寝前には、必ず髪と頭皮を完全に乾かしておきます。
というのも、生乾きの状態だと、頭皮は湿気を帯び、雑菌の温床になります。それは、嫌な臭いを発生させ、かゆみやフケ、炎症の原因になるのです。更に放置していると、髪の成育にも影響を与え、髪が細くなったり、くせ毛やうねりの原因になったり、抜け毛が増え、薄毛を招きかねません。これだけ聞いても恐ろしいですよね。
きちんと乾かして寝るようにしましょう~!
もちろん、頭皮だけではなく、髪自体も乾かしておかないと、湿気で臭くなり、変なくせもつきやすくなりますよ。濡れたまま髪を結んでしまうと、より一層乾きにくくなるので、髪も頭皮も完全に乾かしから結ぶようにして下さいね。
②強く結ばない。
何度も触れていますが、強く結ぶと髪にストレスがかかり、抜け毛の原因になります。また、ゴムあとがつきやすくなったり、結び目がダメージを受うけやすくなってしまいます。
③ゴムではなくシュシュで結ぶ。
どんなに緩く結んでも、取れてしまっては意味がないので、ある程度の加減で結ばないといけませんよね。ですから、結び目であとがつくのを防ぐためにも、また、結び目で髪が擦れ合い、キューティクルが剥がれ、ダメージを起こすのを防ぐためにもので、シュシュで結ぶことをお勧めします。
④髪を結ぶ位置を考える。
髪の根元に近い箇所で結ぶのは、ストレスにもなりやすいので、できる限り避けます。
また、シュシュで結んでもやはり、髪のダメージが気になる方は、髪を結ぶ位置を定期的に変えてみても良いですね。
以上、注意点をまとめてみました。
最後に、やはり結んで寝るのはちょっとストレスを感じなと思われる方は、翌朝の忙しさに合わせて、結んで寝る日と結ばないで寝る日を作ってみても良いですね。
湿度が異常に高くなるこれからの季節に高反発除湿マットレス「Tolmatt(トルマット)」がお勧めですよ。
まとめ
髪を結んで寝ることについてお話ししてきました。メリット・デメリットや、結び方の工夫や注意点もご紹介しましたが、いかがでしたか?
正しく結んで就寝すれば、髪が摩擦でダメージを受けるのを最小限に抑え、朝のスタイリングも楽になります。最後に列挙した注意点を守った結び方をすれば、メリット満載です!
①髪は完全に乾かしてから、結ぶようにする。
②強く結ばない。
③ゴムではなくシュシュで結ぶ。
④髪を結ぶ位置を考える。
もちろん、睡眠に支障を来すほどストレスになる方もいるでしょうから、皆さんにお勧めできるわけではありませんが…。
是非、ご興味のある方は取り入れていただき、枕との摩擦を減らして、健やかで美しい髪を手に入れましょう!朝のスタイリングも楽になりますよ。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。