こんにちは。
ここ3回ほど、書きっぱなしのブログに☆やブックマーク、コメントを下さり、本当にありがとうございました。心折れそうなときに力となりました。感謝申し上げます。
ありがとうございました!!!
8日に退院して5日目、息子の目の経過はまだまだ継続観察が必要ですが、その他体自体はすっかり元気を取り戻しています。食欲も戻り、大好きな絵を描いたり、工作をしたりと細かい作業も全然OKですし、図鑑や趣味で集めているパンプレット(家とか電気製品の)を読み漁っています。お~い宿題やってくれよ!と母の心配をよそに…。
私自身も2日ほどはぐったりしておりましたが、ようやく日常が戻り、元気が出てきたので、さあ~書くぞ!と意欲だけは燃えていますが…。久々過ぎてブログの書き方を忘れてしまっております。ちょっと慣らしつつ、手術のこと、入院のこと、そして、その間思ったことなど少しずつ書いていければ良いなと思っています。
入院を目前にして息子は
入院の1週間前くらいでしょうか。私と夫と息子の3人で車に乗っていたときのこと。息子の白内障の話になり、原因は何なんだろう???という話になっていたところ、
遺伝なのか?
*夫は40代前半で白内障になり手術をしています。
それとも、アレルギーからくるものなのか?
*夫婦ともに軽度のアトピー性皮膚炎です。息子は肌が弱いものの、アトピー性皮膚炎と確定診断を受けたことがありません。
はたまた、他に理由があるのか?
結局のところ、はっきりする理由がないよねと話をしていたら、息子が
原因なんてどうでもいいよ!僕の目が治ればそれでいいじゃない。
なんと大人な発言。一気に私たちはトーンダウンし、黙りました。
いつまでも幼くて可愛いと思っていたけど、いつの間にか成長していたのねと思わせられた一件だったのですが…。実際は、そこまで覚悟はできていなかったようで。
入院のために病室に入った途端
入院前日もしっかり睡眠が取れており、当日朝も熱を出すことも、風邪を引くこともなく、万全の態勢で病院に向かったのです。
<PCR検査>
最初の関門はPCR検査でした。
このご時世もあり、集合は早朝させられ、すぐにPCR検査となります。汚い話で申し訳ありませんが、大人だと体が大きく、その分唾液も一気に大量に出せるので問題がないのですが、子供にとっては結構大変な量です。しかも、検査のため検査30分前から食事はおろか、水分も一滴も飲むことを許されていなかったのです。
出ない…出ない…出ない…
結局、15分近くも時間をかけ、ようやく規定量の唾液を集めることができ、終了しました。もちろん、結果が陰性です。
その後も、目の検査と診察に長く待たされ、病室に行くことが許されたのは、お昼前でした。ここで大事件が起こります。
<案内された病室にて>
看護師さんに病室に案内され、しばらくしてから昼食が出されたのですが…それを見た瞬間になぜか嘔吐。(汚い話ですみません)思わず私の口から出た言葉が、
何で???
そう、思い当たる節がなかったのです。朝まで元気だったのに…。着いて早々粗相かい!と思わず、いら立ちの言葉が出てしまった未熟な私に対して、駆け付けて下さった看護師さんは、
全然大丈夫だよ!!!
そりゃ、初めての入院、緊張するよね。(背中を優しく擦りつつ)
大丈夫だから、ちょっと横になろうね。
血圧や血中の酸素濃度を測って下さり、異常がないことが確認されると、その後、ささっと短時間で吐しゃ物を片付けて下さいました。全てプロのお仕事ですね。
いかに自分が未熟か思い知らさせれました。
周りに迷惑かけたそればかり気にして、全然息子に気持ちに気付けていなかったのですから。大人だって、初めての入院、しかも手術を控えていたら「緊張」して当然ですよね。それに気付けてなかった…ダメ母です。
その後も、息子のテンションは最悪に落ち込み、お昼も夜もほとんど食べることができずに、手術日当日を迎えてしまいました。それほど、緊張していたのです。
手術日当日になり
更に嘔吐後の食欲不振だけではなく、知恵熱のような感じで、ずっと病室に案内されてから、微熱が続いていました。
ただ血圧と血中の酸素濃度に問題がなかったので、手術は決行となりました。
<点滴のルート確保>
そんな精神的にも肉体的にもグダグダの状態に更なる追い打ちがかかります。
そう、点滴のルート確保です。
正直、大人でも痛いですよね。血管が太い男性はもっと楽に短時間でできるのでしょうが、血管の細い女性や、特にもっともっと細い子供は大変です…。緊張して、体がこわばっているとより一層血管の確保が難しくなるそうで。子供に緊張するな!リラックスしなさい!なんてこの状態では無理ですよね。
昔ようのように針を刺し続けているわけではありませんが、あの極細の管を血管に入れる過程は…うううっ想像するだけで痛い…見ているこちらも辛かったです。
採血では頑張れた息子も、半泣きで、「痛いっ」を連呼しており、プロの先生にかかっても時間を費やしてしまいました。今になって思い返してみると、もしかしたら、全行程でここが一番「痛い」ポイントだったかもしれませんね。
<待てど暮らせどやってこない手術の番>
前日の話だと、手術は2番目と言われていましたが、当日になると3番目と言われ、お昼過ぎになるでしょうということでしたが…。
4人部屋の廊下側にいたので、看護師さんが近づいてくる足音が聞こえるたびに、息子の番かなと身構えていましたが、なかなか順番は回ってきませんでした。
今日のところは、ここまでで。退院後も目薬を定期的にささなくてはいけなかったり、家族全員がいるので、思うように時間が取れませんね。(涙)
入院中は、息子(患者)の気持ちに寄りそう大切さを看護師さんの姿から学びました。世間体ではなく、目の前の息子を。でも、それも度が過ぎるとただの迷惑親子になってしまうので、難しいところですね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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