こんにちは。
息子が2回目の入院、そして3回目の手術をしてから、早1か月半ほど経とうとしています。まだ保護メガネは外せませんし、運動の制限などはありますがが、毎日小学校に行き、友達と楽しく過ごしているようです。
穏やかな日常が戻ってきています。
明日、3週間ぶりの外来診察なので、何も異変が起きていないことを祈るばかりですね。
というわけで、だいぶ時が経ってしまいましたが、私が息子の入院・手術の付き添いをした際にどう過ごし、何を感じ考えていたのか、備忘録を兼ねて綴っていきたいと思います。
前回、前々回はこちらへ。
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今回は、入院生活の中で、付添者が陥りがちな「ネガティブな感情」のこと、それを払拭するために何をしていたのかお話しできればと思っています。
読んだ本もご紹介させて下さいね。
よほど温泉旅館に行きたいのか?銭湯(温泉?)の脱衣所、そして入口に続き第3弾!温泉旅館そのものを描いてみたそうです。結構、立派だね~。(笑)
病院にいると考える時間が増える?
正直、増えますね。
普段、主に家事をして、その合間に合間にブログを書いたり、ネット検索したり、料理雑誌を読んだりして過ごしているので、そんなにじーっと考え込む時間はないのですよね。
病院にいると、ただただ考えごとをしてしまいます。
特に1回目の入院時は不安だらけで、ひたすらネガティブなことばかり考えていました。嫌いな掃除でもしてる方がよっぽどましかなという状態でしたね。
あふれ出るネガティブな思いを、ひたすらノートに書き殴っていました。改めて読み返してみると、読めない部分もあります。(夜中に薄暗い部屋で書いていたので…)いうまでもなく、他人様には絶対にお見せできるものではありません。
この書き殴る行為によりネガティブな思いを吐き出し、辛うじて心の平穏を保つことができていたのかもしれませんね。
2回目の入院時もノートを持っていきましたが、ノートに書き殴ることはなく、毎日毎日ブログをひたすら書いて、心の不安を吐き出しておりました。その間も読んで下さった皆様、今更ながらですが…感謝申し上げます。
ありがとうございました。
励ましの言葉もたくさんいただきました。どれだけ力になったか、本当にありがとうございました。
術後のあたりのブログは病み過ぎて、もう恐ろしくて私自身も開けません。書いた本人が何を言ってる!!!って感じですが…この場をお借りしてお詫びいたします。
1回目の入院時に読んだ本は3冊
入院前は、そんなネガティブな感情に支配されまくることなど想定していなかったのですが、
普段から読みたいと思って買っておきながら読んでいなかった本、斜め読みしかしていなかった本などが数冊たまっていたので、1回目の入院時はとりあえず、これからご紹介する3冊をカバンの底に忍ばせておきました。
読めなかったら読めなかったらでいいやと思いで。
結局、不安で気持ちを払拭したくて、初日から読んでましたけどね。
<1冊目『薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法』>
リンク
産婦人科や内科、小児科など街の身近な医師にかかると、機器に頼った治療や服薬が中心になる感じがしませんか。
本来、体は食べ物でできているのだから、食事も大切な治療の一つであるはずなのに、その点が抜け落ちている先生って多いなって感じることがよくあります。栄養に関して興味がない、必要と感じていない先生が多い気がするのですよね。
入院中も、コンビニでは看護師さんや検査技師さん、事務の方はあまりお見掛けしないのに、お医者さんはわんさかお買い物をしている姿を見かけました。コンビニ弁当にカップラーメンに袋パンにおにぎりにと…。超多忙でそれどころじゃないのでしょうが、これでは先生の体が心配だよと思いつつ見ていました。
そんな中、この藤川徳美先生のお話しを噂でちらっと聞いたときに、
そうでしょ!そうでしょ!食事はものすごく大切だよね。
そこに着目している医師がいるなんて、是非とも本を読んでみたいと思ったのです。
まあ~正直なところ、本を読み進めていくとこんなにはっきりとした効果が出るのかなあ~?と疑問はわきましたが。
発達障害って生まれつきの脳の構造問題(脳の発達に偏りがある)だから、栄養だけで完全に修正できるとは思えませんが、
やはり多動だったり、衝動性だったり、イライラや切れやすい、逆に無気力を少しずつでも改善していくためには、「栄養の偏りをなくす」ことは重要だなと感じました。その点はすっと私の中に入っていきましたね。
藤川先生がお勧めされる鉄分の錠剤やタンパク質補給のためのプロテインを今すぐ飲もう、子供たちに飲ませようとは思いませんが、意識して動物性たんぱく質を食事に入れようとは思うようになりました。
この本に出会ってからは、毎食
肉足りなくないかな?
この魚小さいから、卵料理もつけよう!
副菜にもタンパク質を入れ込もう!
こんな感じで食卓を整えるように心掛けています。
もちろん、鉄分補給やタンパク質の吸収を助けるためにも野菜や果物のビタミンやミネラルは重要ですし、吸収率が悪くても、豆類などの植物性タンパク質も摂りたいですし、子供ならエネルギー源になる糖質(ご飯やパン、麺など)も必要だとは思いますけどね。
極論、
・炭水化物でお腹いっぱいにしない!(そう考えると、腹を満たすために動物性タンパク質の量も増えるし、その他ビタミン・ミネラル類など多種の栄養を摂ることにつながる)
・スナック菓子や甘いスイーツは極力控える!(結果的に糖質や添加物を抑えられる)
かなと考えましたが、どうでしょうか?
甘いものを完全に経つのは辛いですが、なるべく控えるならでそうです。
そうそう、この本に出会う前から、国が推奨する栄養バランスの表って、
炭水化物に偏り過ぎていない?
こんなにみんな白飯をがっつり食べているの?
こんなに肉・魚って少量でいいの?
と思っていましたが、そこもずばり切り込んでおり、私的にはスッキリしました。
能力や情緒面の成長への影響は分かりませんが…父から母へ
子どもには肉を食わせろ!肉だ!!!
牛乳を飲ませろ!
と常々言われていたそうです。そのためか実家の食事は、どちらかというと肉多めで白米は少なめだった気がします。牛乳に関しては、兄と私それぞれ一日1リットルずつ飲んでいました。
父母の身長から考えると、私も兄もかなり背が高くなりましたね。遺伝子の壁を越えました。(笑)
そうすると、藤川先生のお話通り、肉や牛乳など動物性タンパク質により頑丈な体がつくられることは確かかもしれ」ませんね。この点は両親に感謝です。
しばらく我が家も、タンパク質を意識した食事に切り替え、様子をみていきたいと思っています。もちろん、野菜もしっかり摂りますよ~。
<2冊目『新しい文章力の教室』>
リンク
自分自身で、大学は語学系を選択したのですが…。
コミュニケーション能力が低く、日本語ですら人前で話すのが大の苦手で、何なら4人以上人がいるだけで話せなくなる私が、この専攻合うわけありませんよね。
大失敗でした。
結局ゼミは、積極的な会話(コミュニケーション)でもなく、王道の文学でもなく、ものすごく少人数で暗い言語学にひっそりと所属していました。
大学のシステムにより、主専攻以外に教員や図書館司書、学芸員の資格を取ったりと、副専攻を選べるのですが。
私はそれで日本語教員を選択し(当時は民間資格も国家資格もなかったので、ただただ勉強するだけ)、一部国文科の授業にも紛れていました。
こっちの方が性に合っていたかも。
漢字の成り立ち、文の構成、言語学の分野も含めて学んでいました。
この本は、読み手に伝わる文章の書き方や構成を考えるということを主眼に、文章を分析したり、文章を書くためのルールなどが書かれています。
この手のことが大好物なので、興味深く読むことができました!
40代半ばまで生きていると、自分の勝手なルールに基づいて文章を書いてしまっていたり、変なクセがついてしまっていたりするので、見直すよい機会になったと思います。
例えば、
・文が長くなると、主語が途中で変わってしまっていた…なんてこともあると思います。
・形容詞や副詞を文中のどこに持ってくるかで、読み手の捉え方が変わってきてしまうこともありますよね。
・一文が長すぎて、結局、何が良いたいのか分からなくなってしまうこともあります。
・必要ないところまで漢字にしてしまっていたりして、読みにくくしてしまうこともありますよね。
また、文法的には間違っていなくても、書き方によって幼い文章に見えたり、単調に感じられることもあるかと思います。
それにより、読み手の頭に内容が入ってこなくなる場合もありますよね。
だからこそ、この本を何度も読み返して、自分が書く文章が独りよがりになっていないか、分かりにくいものになっていないか、定期的に見直したていきたいですね。
非常に分かりやすく書かれている本です。
私も分かりやすい文章、しかも、文法的に間違っていない文章をさらっと短時間で書ける人になりたいですね。私は時間がかかるし、推敲に時間がかってばかりいます…。
まだまだダメですね。
<3冊目『本気で稼げるアフィリエイトブログ』>
リンク
以前にもご紹介したと思いますが、はてなブログでブログを書いてみようと思ったきっかけの本です。
これを買って読み始めたときは、何が何だか分からないことだらけだったのですが、100記事以上書いて、素人ながらアフィリエイトも試してみてから読み返すと、なるほどなあ~と思うことが満載でした。
ようやく、ここに書かれている文章の意味が分かったよ。ルカさんが言いたかったことが分かったよ。と思えたので、まあ~見切り発車でもとにかく踏み出してみることは大事ですね。
こんな感じで1週間で3冊ほど本を読みました。
本を読むことで、ネガティブなことが頭の中をぐるぐる駆け巡る思考を一時的に止めてくれますし、ついでに新しい知識も入ってきます。
改め本の力を思い知った気がします。
それならもっと普段から読まなきゃね。
最後に
病気の子供がいて、その子が入院・手術となり、不安にならない親はいないと思います。ネガティブな感情で頭全てが埋め尽くされても仕方がないことかもしれません。
そして、そんなネガティブなことでも考えに考え考えまくったら、ふと明るい光が見えてくることもあります。
ノートに不安な気持ちを書く殴っても
ブログで愚痴を吐いたても
いいじゃない。
本を読んで現実逃避したって
いい。
全ては「自分の糧になったのであろう」そう思っています。
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