こんにちは。
いつも⭐やブックマーク、温かいコメントを下さる皆さま、ありがとうございます!
励みになります。
ようやく普段の生活が戻ってきました!!!
娘は先週の木曜日からフルで学校が始まっていますが、息子は金曜日に始業式があり、本日より給食も開始されました。ああ~ようやっと穏やかな日中です。
しかも今日は、先生の都合によりダイエットの運動もお休み。朝しっかりウォーキングだけしてきました。
最近、テレビやSNSなどでよく聞かれる言葉
「母だって我慢しなくていい。」
今は女性も男性も生き方が多様なので、皆が皆「ああ~その言葉よく聞くよね!」とはならないと思いますが、子を持つ母ならば一度は聞いたことがあるかと思います。
でもこの言葉って、よく考えるとかなりプレッシャーだと思いませんか?
単に辛いなら辛いと言っていいし、助けを求めてもよい。だけではない気がするのです。
*今回のブログは、あくまでも母にだけ焦点を当てて綴っています。男性は男性で、女性でも独身の方や子どものいらっしゃらない既婚女性それぞれにそれぞれの大変さがあると想像します。母だけがこの世で大変だと思っていませんので、その点はご了承下さいね。
かつての母は
今よりも圧倒的に専業主婦が多かった時代。
私が結婚した15年ちょっと前もまだまだそんな時代でした。最後の世代くらいかな。
イクメンなんて言葉もなかったし、ワンオペ当たり前すぎて、そんなの意識したことも異常とも思ったことがなかったですね。でも、乳幼児抱えてくったくたでしたが…。
自我を捨て、ひたすら妻として夫に尽くし、子の世話をし育てることに自分のほとんどの時間を割き、家族が快適に暮らせるようにひたすら家事に従事するということを意味していたように思えます。
仮にお仕事をしていたとしても、嫁ぎ先の家業で仕方なしだったり、金銭的に厳しく働かざるおえなかなったということがほとんどだったのではないでしょうか。
キャリアや自分の存在意義を示すために働くという選択肢はほとんどなかった時代ですね。
いずれにせよ、
自分はこうしたい!
こう生きたい!
なんて考えることを許される環境になかったように思えます。
だからこそ、夫の出世を自分の手柄のように語ったり、子の受験の成功や世間的にいいとされる会社への就職をこれまた自分の手柄のように語っていた主婦が多かったのかもしれませんね。
そして母に自我がないゆえに、自分=子のような錯覚に陥り、毒親道まっしぐらになってしまう人も多かったのかもしれません。
子にとっては大迷惑だけど…。
毒親を肯定するつもりもないし、自分はそうありたくないと思っていますが、自分と子を同化させないと生きていけなかった母たちの気持ちも分からなくもありません。
時代は変わり考え方も変わったけど…
未だに旧態依然の価値観がはびこり(特に親世代の価値観)、苦しんでいる若いママたちも多いですが、それに警鐘を鳴らすように冒頭の言葉
「母も我慢しなくていい。」
が言われ始めるようになりましたね。
でもね。これって、じゃあ子育てに家事にワンオペで辛いから辛いって言う、助けを求めていいという意味だけではありませんよね。
もちろん、私もずっとワンオペだったので、現在進行形で手一杯のママたちには
辛いときは辛いって言ってほしい!!!
夫でも親でもヘルパーさんでも一時保育でも使えるものは全て使ってほしい!!!
そう思っています。心から。
そうは楽させてもらえません。もう一つ隠れてい意味があるように思えてならないのです。
母も一人の人間として輝かなければならない?
かつて母が丸抱えしていた子育てや家事を、我慢せず周りの人とシェアするならば。
じゃあ私のんびりさせてもらうね~。
というわけにはいきません。母も一人の人間として、母や妻以外に何か役割を持たなければならなくなったのです。そう、
女性も輝く時代に!
美しい言葉だけど、ものすごくプレッシャーになる言葉がのしかかってきます。
一人の人間として輝くための世界を持たなければならないということですよね。ある意味これも辛い…。
自分の気持ちを我慢しない
かつても男性と同じように働きたかった母はいたはずです。私の人生、夫と子に尽くすだけで終わるのと悲嘆に暮れていた方もいらっしゃったと思います。
その方々からすれば、今はいい時代になったのでしょう。
一方で、今の時代でもかつての母の生き方の方が楽だったという方もいらっしゃるでしょう。
何か目標を持って輝け!仕事で頑張れ!とプレッシャーをかけられるくらいなら、専業主婦というお役目を与えられ、夫と子にだけ集中して気を使う方がいいと。
専業主婦とはいえ、ワンオペは精神衛生上よくありませんけどね。
要は自分の気持ちを我慢しないことが大切ですよね。
我慢の内容は、母一人ひとりによって違います。
かつての正しい母の生き方はこれ。
今の正しい母の生き方はこれね。
なんて型を作ってほしくないのです。ずっと専業主婦でも兼業主婦でも、途中から入れ替わってもどれも正しい。どの状態にいても母本人が大変だと思うならば、我慢せずに子育てと家事は周りとシェアしていい。
どの価値観の母でも、自分の気持ちを我慢せず自由な生き方が歩める世の中になってほしいと願ってやみません。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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