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就学前にどこまで勉強しておくべき?早期教育に疑問を感じている保護者の立場から

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こんにちは。

 

 

今日は息子の通う小学校で卒業式です。

 

コロナ禍で制約の多い1年でしたが、お天気も良く(朝息子を送り出しに外に出たら、春を感じるとても風が心地良かったです♪)、桜も咲き始め、素敵な門出1日になったことでしょう。

 

おめでとうございます~!

 

 

送り出しが終わると、入れ替えに4月から新1年生が入学してきますね。

 

 

最近はすっかり早期教育が浸透し、小学校入学前に

 

100まで数えられるだけではなく、足し算と引き算もできなきゃ!

できれば、九九もできた方が良いかな?

ひらがなとカタカナも読めるのはもちろん、きちんと書けないとダメよね!

できれば、漢字も書けた方が良いかな?

 

焦っている保護者の声がネット上でもあふれています。就学前に勉強を先取りしておくことが常識とさえ言いきっているママたちのブログも散見します。

息子が通っている公文でも、幼稚園児をちらほら見かけますしね。その熱量の高さたるや凄まじいものです。

 

でも私は…二人の子供を育てながら、詰め込みのような早期教育には疑問を感じてきました。それが本当の子供のためになるの?早くスタートを切ったからと言って、その子の人生が順風満帆になるの?何より、本当の意味で勉強に興味を感じ、探求心のある子に育つの?と。

 

今の時代でも、きっと同じ考えの保護者の方もいらっしゃると思います!

 

そこで今回は、早期教育を敢えて行わなかったの我が家が、幼児期に何をしてきたかお話しできたらと思っています。

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小学校入学を目前に焦る気持ち 

小学校に入学してしばらく経ってから、息子を公文に連れて行った時のことです。

数は書くことができる、100程度までなら数えることができる状態の息子を目にして、

 

 

お母さん!

入学前に足し算、引き算の勉強してこなかったのですか?

それって常識ですよ!

 

 

まさに信じられない?と言わんばかりでした。

 

その言葉にこそ、私は開いた口がふさがりませんでした。

 

なぜ、それが常識なの?誰が言っているの?息子が数字に興味を持ち、もっともっとと算数という学問を求めてきたならともかく、その状態にないのに、大人の勝手な常識(思い込み)で早期の先取り教育を詰め込みのようにしておかなかったことに、これほどまで非難されるなんて…。

 

信じられない気持ちでした。

 

 

ただ、私は世間からズレているのかもしれないと、ネット検索をしてみると、出てくる出てくる不安の声が…。

 

うちの子は計算に興味を持ってくれません。

そんな状態で小学校でやっていけますか?

 

ひらがなを読むことができますが、書くことができません。

こんな状態で大丈夫ですか?

 

周りは、塾に通わせたり、通信教育を受けたり、ドリルを買ったりして早期教育を始めており、焦っています。

 

等々。

 

そして、明らかに本人の興味ややる気とは別に、ママの勝手な闘争心で子供をあおりにあおっている姿、更にお勉強系幼稚園の先生がそれに拍車をかけうるように母子をあおっている姿に、読んでいるこちらが胸が苦しくなるようなものさえありました。

 

それがまた人気になって、たくさん読まれている現状に、恐怖する感じました…。

 

 

これじゃあ、初めて子が小学校に入学するともなると、焦るママがいてもおかしくないよねと。

 

 

 

私が早期教育に疑問を感じ取り入れなかった理由

幼稚園の園長先生との出会い 

正直なところ、物の分別もつかない0,1,2歳ごろからお勉強をさせられている姿が私には疑問しか感じられず、子供のためではなく、親の自己満でしたかないではと思い、超早期教育は取り入れませんでした。

 

その考えのまま、幼稚園探しとなった時に、運命の出会いがありました!

 

娘と息子ともに卒園した幼稚園の園長先生です。

 

キャラは強烈でしたが、子供たちを愛し、これからを生きる子供たちにとって、何が幼児期に必要か本気で考えている先生の姿に感動しました。常に最新の幼児教育の勉強をし続けられている姿もありました。

 

その先生も早期教育には反対でした。

 

でも、何もさせずほったらかしなわけではありません。

 

子供に様々な経験をさせ、好奇心を育てることに最大限の力を注ぎ、興味を示したことを伸ばすことを大切にする教育方針でした。

 

毎日、その季節や天候に合わせて、遊びのプランを考えらていました。畑仕事や廃品での工作、楽器に触れさせたり、外での観劇や社会科見学等も取り入れてられていました。運動会や学芸会だけではなく、季節を感じさせる行事も目白押しでした。その中には数や文字へのアプローチも含まれていましたよ。

 

ただそれは早期の詰込み教育ではなく、好奇心を育てることが先決です。

 

この園長先生の影響は非常に大きかったですね。

 

小学校の就学前説明にて

入学予定の小学校で先生方から、入学準備についての話を聞く機会って必ずありますよね。そこで一番強調されていたことは、

 

 

小学校を嫌いにならないために!

 

 でした。

 

このことに、送り出す幼稚園ももちろんですが、何より受け入れる小学校が力を注いるのがよく分かりました。歩き回る、先生の話を聞けない等、小1問題がクローズアップされた時期がありましたよね。これを少しでも解消するための改革ですね。

 

 

幼稚園や保育園は「遊び」の中から、社会性を身に付けていくことを中心に保育内容が考えられています。ルールを守るとか、相手の気持ちを考えるとか。人として何より大切ですよね。

 

 

小学校は、それをきっちり踏まえて、いきなり

 

 

お勉強よ!

 

 

なるのではなく、まずは遊びを取り入れつつ、新しい環境に慣れさせることを大切にしています。それから、徐々に机に向かってお勉強といっても、線や丸を書くことから始めるのです。

 

 

なんだ、小学校って怖いところじゃないんだ!

 

 

そう、子供たちに理解させるのが目的なのだそうです。

 

 

だから、何度も言われたのは、

 

 

入学前に焦らないで!

 

 

文字や数字が読めさえすれば良い。絶対に書けないといけないわけでないということなのです。

 

それより、子供本人が興味を示す前に、無理に勉強をさせることで、勉強自体が恐怖に感じたり、嫌なものにならないようにする。引いては小学校に行きたくない!という気持ちを持たせないようにする。ここが大切だと。

 

この小学校から説明の私の大きな影響を与えました。

 

 

とはいえ、文字や数字の存在を知らなかったら、興味を示すこともできませんよね。

 

だから、幼稚園や保育園では、それらの紹介や働きかけはしています。でも、無理強いはしない!もちろん、例外的にお勉強の先取りを売りにしている園もあると思いますが、小学校と連携し、一般的には無理強いしない派の園が主流のようですね。

 

 

だから、その子その子で受け取り方は自由で、興味を示す時期も違います。

我が子が興味を示し始めた時期を逃さない!これに限りますね。

 

 

そこで、塾や通信教育、ドリルに頼らずに、子供の興味を伸ばす方法を具体的ご紹介していきたと思います!

 

 

 

文字の読み書きは?

これは、「絵本の読み聞かせ」これに尽きます!

 

どの先生に聞いても、見事なほど同じ回答です。幼稚園や保育園でも毎日行われていると思いますが、ぜひぜひお家でも読んであげて下さい。

 

文字ばかりを目で追ってしまう大人と違って、大人が読んでくれる音を耳で聞きながら、絵をたっぷり子供たちは楽しんでいます。と、自然に文字にも目が行くようになり、年少から年中あたりですでにひらがなの読みはできているはずです!

 

カルタをさせると、お子さんの理解度がよく分かりますよ~。

 

息子にも娘にも幼稚園の間は、必ず寝る前に読み聞かせをしていました。入眠儀式にもなりますからね。

 

 

また賛否両論あると思いますが、私的にはテレビもかなり役に立っている気がします。

 

息子に限っては、音を聞いて、画面の映像やテロップをみて、いつの間にか読める文字が増えてました。子供にとっては、ひらがなもカタカナも漢字もローマ字も関係なく全て文字なので、よく使われるものなら漢字でも読めます。そして、

 

 

これなんて読むの?

 

 

と質問攻めです。面倒…と思うこともあるかもしれませんが、脳の柔軟な子供はどんどん吸収していくので、ここは親の頑張りどころですね。

 

 

ちなみに娘は、年中から女の子特有のお手紙交換が流行り出しました。

 

おしゃま女子は、これでかなり文字が書けるようになりますよね。自分の意思を伝えたい!この一心で一気に上達します。

 

とはいえ、鉛筆の持ち方や文字の大きさ、書き順はめちゃくちゃです。

 

ただ、小学校でこのあたりはしっかり教えてくれるので、私は全然問題にしていませんでした。実際に小1の1年間は、鉛筆の持ち方で迷ってましたが、それもほんの一時のことです。

 

 

ちなみに息子は、あんなに読み方には興味を持つものの、書くことには興味を示してくれませんでした。

 

これは待つのみ…と静観。

 

幼稚園の先生の働きかけ、周りのお友達の影響を受け、年長の終わりにようやく先生のお手本や絵本等の文字を見て、書き始めました。

 

こちらは、書き始めがのんびりで、体がある程度成長してからだったせいか?元々形から入る性質なのか、鉛筆の持ち方は最初からできてました。親の私は、本人に求められるままに、見本をせっせと書いてあげていただけです。

 

 

この程度で大丈夫なのです!

 

 

 

数字や計算は?

数字の数え方は、幼稚園や保育園でもことあるごとにやらせていると思います。

 

並んだら、一人ずつ順に番号を言わせるとか。玉入れをしたら、みんなで数を数えるとか。おやつで、「一人何個ね」と指示して、本人に取らせたりとか。自然に身に付いてます。

 

実際に小学校から求められているのはこの程度です。

 

だから、全然問題ありません。年長の保育参観や行事を見に行けば、ちゃんと数が数えられていることは確認できますよね。

 

 

更に計算をと焦っているママもいると思います。

 

ここで注意です!

 

大人になっても数学好きだったり、得意としている人に聞くと必ず言われるのが、

 

 

数学は覚える教科ではない!

 

 

ということです。

 

公式を必死で覚えた記憶がある人も多いのではないでしょうか。私もその一人です。漏れなく数学苦手です。公式の意味さえ分かればそれで良いのです。

 

暗記ではなく、理解!

 

 

たから、1+1=2なんて数字の羅列をひたすら暗記させるなんてもってのほかです。

 

 

そこで、バリバリ理系夫と娘が幼稚園の時にやってた遊びのご紹介です!名付けて「おばけさんゲーム」。

 

 

二人で布団の中にもぐり、おばけさんがバスに何人乗ってます!バス停で何人乗ってきました!次で何人降ります!さて、最後までバスに乗っているのは何人?なんて感じの遊びです。暗い中、キャッキャッ言いながら楽しんでましたよ。

 

こんな感じで、足し算や引き算の理解ができているのです。

 

 

ちなみに、その勢いで掛け算にも入れますよ。もちろん、二三が6なんて覚えさせませんよ。

 

 

いちごが2個入っているカゴが、3つあるよ!全部でいちごはいくつ?

 

 

もちろん、九九ぐらいは暗記しておかないと生きていく上で不便ですが、そんなの小2になったら、当然暗記させられます。掛け算そのものを理解していれば、暗記はその時で充分です。

 

 

これも、本人が興味を示したらの話。息子は全く興味を示さず、数式の暗記をしそうになったので、すぐにやめさせました。小2が終わりを迎える現在、何の苦もなく九九を言えるようになりました。その子その子の適切な時期がくればできるのですね。

 

 

 

まとめ

勉強面で、小学校の入学準備に焦り、早期の先取り教育をすべきが迷っている保護者のみなさん。大切なのは、

 

 

子供に働きかけはするけれど、無理強いはしない!

子供からサインが出されたら、逃さないで、その好奇心にとことん付き合う!

 

 

 

本当にこれだけです。仮に、小学校入学まで興味が沸かなかったとしても、焦らないで下さいね。必ず、興味が示す時がきます。

 

気長に待つのみです。

 

ただし、ただ単に待つのではなく、絵本の読み聞かせや、一緒に数を数えるなど、働きかけはもちろん忘れないで下さいね。

 

 

結局、息子は公文に入会し、今現在も通っています。最初は先生と意見の食い違いがありましたが、子供のためという思いは一致していることが分かり、先生の熱意も感じあることができたので。のんびり屋の息子ですが、繰り返しプリントを行うことで、小学校の勉強を強化することに役に立っています。

 

 

お子さんの人生はまだ始まったばかり。 

成長を気長に待ちましょう~。

 

中学になるころには、その育て方の違いが歴然としてきますよ。

 

過去記事も良かったらご覧下さい。

elevator-technician.hatenablog.com

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 最後までお読みいただき、ありがとうございました。