こんにちは。
先日、検診の結果が返ってきました。見た目で分かるほどですから(笑)数字からもおデブ認定されてしまいましたが…血圧も血液も肝臓、大腸、乳腺も正常でほっとしています。あとは子宮頸がんの検診を馴染の産婦人科で受けてくるだけかなあ。
私の激減してきているとはいえ、少ない女性ホルモンさんが何とか頑張ってこの1年お仕事をしてくれたのだと感謝ですね。またあと1年頑張って活動しておくれと祈るばかりです。
そんな私はやはり同類のおデブさんに目が行きがちなのですが…ずばり肥満の人って薄毛率が高い気がするのですが、実際のところどうなのだろう?と疑問が沸いてきので、調べてみることにしました!
どうやらその予感は、当たっている部分もありますが、肥満=薄毛とは断言できないようなのです。実は肥満になってしまった過程にこそ、薄毛を促進させる原因が潜んでいるということが分かりました。
標準体型だから関係ない話でもなく、更に痩せ型だから安心とも断言できないようですよ!
そこで今回は、肥満になる過程と薄毛の関係を検証しつつ、そこから見えてくる薄毛を進行させない解消法をご紹介したいと思います。
是非、ご自分がその過程に当てはまるなと思ったら、今日からでも一緒に解消法を実践してみませんか?
一般的に肥満に薄毛が多いといわれる理由は?
<まずは(見た目ではなくて)医学的な肥満の定義を>
まずは大前提として、肥満の定義についてご説明したいと思います。というのも、日本人女性の多くが理想としている体型は、医学的には痩せ過ぎの部類に入ってしまうからです。
あくまでも見た目ではなく、医学的な標準体型はBMIが21~27%の間に入っている人になります。
ちなみにそのBMIは、
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
で算出できますよ。
<薄毛が多くなる肥満ってどの程度なの?そして、その理由とは>
さて本題ですが、いわゆる薄毛が多いといわれるような高度肥満の定義はBMI35%以上を指すそうです。なかなかの数字ですよね。日本人女性だと、かなり少数派かと思われます。
ではなぜ、高度肥満の人に薄毛が多いのでしょうか?
それは偏に、体の外側にも内臓にもべっとりと脂肪がついているからなのです。
すると以下のようなことが起こります。
①髪の土台となる頭皮に過剰な皮脂が分泌されるようになる。
それが毛穴を詰まらせたり、頭皮のベタつきや炎症を起こしてしまうのですね。そして次第に、髪の成育を妨げるようになり、抜け毛を増加させ薄毛を進行させてしまうわけですね。
②肥満にはコレステロール値が高い人が多く、その結果、血液がドロドロになったり、血管を詰まらせたり、細くしてしまったりする。
頭皮に張り巡らされた毛細血管も血行不良になり、圧迫されることで、髪の成育に必要な栄養素や酸素が毛根にまで行き渡らなくなります。抜け毛が増え、薄毛へと発展するのです。
③脂肪がついた体は、新陳代謝が悪くなり、古い角質がいつまでも頭皮に残ったままで、毛穴を詰まらせてしまいます。
その後は、先にお話しした通りですね。
ちなみに「私はよく汗をかくから大丈夫!」なんて言われる方がいらっしゃいますが、それは残念ながら勘違いなのだそうですよ。私も勘違いしていました…。
代謝が良いのではなく、逆に厚い皮下脂肪のせいで放熱がきちんと行われないために体が悲鳴を上げて、汗をかかせているだけなのだとか。恐ろしい…。
また薄毛の促進以上に忘れてならないのは、肥満は糖尿病や高血圧、動脈硬化、心臓発作といった生活習慣病を引き起こす原因にもなり得るということですね。
体のためにも、薄毛を解消するためにも、やはり肥満とはお別れすべきだということが分かりますよね。
ただその一方で、更年期を迎えた体はコントロールしにくくなっていることは事実です。私もその一人ですが、とはいえ皆が皆、肥満になるわけではありませんよね。もともとの体質もありますが、肥満になるにはその過程に必ず原因が潜んでいるはずなのです!
そこについて、次でお話ししたいと思います。
肥満になる過程にこそ薄毛を促進させる理由が隠されている!
<女性ホルモン「エストロゲン」が減少していくと…>
女性が薄毛を気にし始めるのは、更年期あたりかと思います。
その年代の女性は、階段を転がり落ちていくかのように女性ホルモンの分泌が減少していく時期に重なりますよね。その中でも「エストロゲン」の減少は深刻です。
それは女性らしさを司るホルモンであり、健やかな髪を成育したり、血圧の上昇ややコレステロール値の増加を抑えてくれる働きがあります。
ですからエストロゲンの激減は、髪にとっても体全体にとっても非常に厄介なのです。
ここで諦めたらそれまでですよね。肥満に向かえば向かうほど、薄毛を促進させしまう可能性が高くなるのですから、ここは踏ん張って対策を取るべきです!自分にいい聞かせています。
<肥満を誘発する要素って何?>
そこで更年期だからと諦めるのではなく、肥満を誘発する要素を一つ一つ洗い出してみました。するとできてた要素は、
①高カロリー高脂肪に偏った食事
②運動不足
③過度なストレス
④睡眠不足やその質の低下
他にも要素はありますが、主なるものはこの4つになりました。
どうでしょうか?複数当てはまる項目があった方も多いのではないでしょうか。
これらの要因が、肥満を誘発してしまう過程については、次の章でお話ししますが、恐るべきは、薄毛を促進させる要因ともまた重複しているのです。
ですから、私は見た目上、肥満ではないから薄毛とは縁遠いわ~と思われている方も安心はできませんよ!
結果として肥満になっているか、なっていないかの違いだけで、標準体型や痩せ型の方でも、上記の要因に複数当てはまるなら、薄毛を促進させてしまう可能性が十分あるのです。
そこで次に、気になる薄毛を促進させないためにも、肥満を誘発する要因を解消する方法をご紹介したいと思います。
現在、肥満の方はもちろん、標準や痩せ型の方もご一緒に!
肥満と薄毛をともに解消する方法とは?
前章でお話しせていただいた肥満を誘発してしまう過程ひとつ一つを検証しつつ、解消法についてお話ししたいと思います。
①高カロリー高脂肪に偏った食事
【過程】
言うまでもなく、肥満の原因になりますね。特に外食する機会が多い方は要注意です!
体内でエネルギーとして消費し切れなかった余剰カロリーや脂肪は、体を肥満体型にするだけではなく、頭皮にも過剰に皮脂が分泌させるようになります。
その余分な皮脂が毛穴を変形させたり、埋めてしまうことで、髪の成育が滞るようになってしまうのですね。当然、薄毛を促進させてしまいますよね。
【解消法】
まずは、タンパク質、炭水化物、ビタミン・ミネラル類をバランスよく食べるように心掛けましょう!
毎回バランスを整えるのは大変…という方も諦めずに、外食した次の食事は、摂り過ぎた脂質や糖質を抑えて、野菜や果物、海草類を積極的に食べるようにしてみてはいかがでしょうか。
その日の3食でトータルバランスを調節すれば良いのです。この調節期間を数日や1週間単位にすれば、より楽に達成できると思いますよ。
*くれぐれも脂質も糖質を著しく制限し、ほぼ野菜や海草、豆類だけしか摂らない!というような過激なことはしないで下さいね。
髪はアミノ酸で出来ているので、肉や魚、卵、乳製品といった良質のタンパク質を、多品目からしっかりと摂る必要があります。
また過激な食事制限で、体が栄養失調状態に陥ると、生命維持に関係のない髪は真っ先に切られ(生命維持に必要な臓器が優先になるので)、栄養や酸素が回ってこなくなってしまいます。これでは本末転倒ですからね。
緩やかで長く継続的に続けるようにしましょう!
②運動不足
【過程】
運動が不足すると、体内の血流が悪化し、ストレスも溜まりがちです。
すると、代謝が悪くなって消費エネルギーが減ってしまうことで、肥満になるだけではなく、毛細血管を通して髪の土台となる頭皮に栄養や酸素が巡らなくなり、その結果、髪の成育も悪くなってしまいます。
【解消法】
過酷な無酸素運動は、逆に髪の成育を悪化させるといわれています。食生活の改善と同じく、毎日、継続的に緩やかな有酸素運動を行うようにしてみて下さいね。
軽いジョギングやウォーキング、サイクリング、スイミング、ヨガ、ストレッチ
等がお勧めですよ。
短時間であっても長期間続けてこそ、肥満にも薄毛解消にも効果が出てくるのだそう。
ちなみに、体を動かして汗をかくと、脱毛ホルモン「DHT(脱毛を促進させてしまうホルモンの一種)」も一緒に体外に流れ出てくれるといわれています。
普段の生活から階段を極力使うようにしたり、通勤で歩く距離を増やしたりと、積極的に動くように心掛けたいですね。
③過度なストレス
【過程】
体はストレスを感じると強張り、血流が悪化したり、自律神経が乱れて体のコントロールがきかなくなったり、ホルモンバランスが崩れたりします。
更に糖質で心を落ち着かせようと、過食もプラスされてしまえば、肥満へとまっしぐらですよね。当然、髪にとっても、(①②でお話しした通り)成育環境を悪化させてしまいます。
現代社会でストレスを溜めないようにというのは難しいですが、肥満や薄毛を促進させないためにも、なるべく溜まったストレスは解消するようにしたいですね。
【解消法】
忙しい毎日ですが、ご自分のために趣味の時間を取ったり、のんびりとしたお風呂タイムや、体を動かす時間を作ってやって下さいね。
④睡眠不足やその質の低下
【過程】
本来必要な睡眠が取れていなのですから、体は常に疲労感が残っており、体内の機能は低下し、血流や代謝が悪くなったり、自律神経やホルモンバランスが乱れます。
更に疲労感と睡眠不足を補おうと、過食傾向になりがちです。
すると肥満へまっしぐらですよね。
髪にとってもまた、成長ホルモンが出される22時~2時に質の高い睡眠を取れていないと、健やかに成育できなくなってしまいます。
【解消法】
・まずは消化に必要な時間を考えて、夕飯の時間は早めに設定し(人は食べものを消化するに大量の血液を必要とするので)、
・血流を良くするためにも、毎日、湯船にしっかり浸かるように心掛け、
・寝る30分前にはパソコンやスマホを消す(ブルーライトは入眠の邪魔をするので)
ことで、早寝かつ質の良い眠りへと体を誘導することができますよ。
対面でもオンラインでも選択可能で、様々な講座を受けることができますよ!料理もヨガやピラティスのような運動系も趣味の充実も英会話やIT関連など勉強系等なども講座は充実。お好きな時間にお好きな場所で。
まとめ
「ずばり!肥満は薄毛を促進させるのか」考えてきました。いかがでしたか?
確かに、肥満を誘発してしまう過程
①高カロリー高脂肪に偏った食事
②運動不足
③過度なストレス
④睡眠不足やその質の低下
を見ていくと、肥満の人に薄毛が多いのも納得できます。
心当たりのある方は(私もですが)是非、ご自分の体のため、髪のためにもご紹介した解消法を試してみて下さいね。
そして、(お話しさせていただいた通り)今現在、標準体型ややせ型の方でも、上記の項目に複数当てはまれば、近い将来、薄毛を促進させてしまう可能性が十分あります。
体型だけ惑わされずに、心当たりのある方は今すぐ行動に移して下さい!
体にはとって良い行動は、髪にとっても良い行動に繋がります。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ポチっとしていただけたら嬉しいです。