改めて新年あけましておめでとうございます。
専業主婦も正月はかなりバタバタ忙しくしておりまして、皆さまのブログにご訪問がなかなかできておらず、申し訳ありません。三が日過ぎましたら、ゆっくり訪問させていただけたらと思っています。
今年はご実家に帰省された方もいらっしゃるのでしょうか。
私は結婚以来16年、常にお正月は家族と家で過ごしています。初年度は夫と二人で、次の年は娘が加わって3人で、それから数年経って息子も加わり4人で。
かれこれ30年以上前。
私が子どもの頃は、両親の郷に帰省し、双方に顔を出し、どちらもたくさん何家族もの親族が集まり賑やかなお正月を過ごしていました。いとこと遊んだり、お年玉をもらったりと楽しい思い出がある一方で、今思い出すと男尊女卑の極みみたいな行事でもあったなあと感じたりもします。
当時はそんなもんだろうと何も不思議に感じていませんでしたけどね。
母方の祖母などは、最初の乾杯以外はずっと台所に立ちっぱなしでしたね。
それも元旦だけではなく、年末の準備期間から3が日あたりまでずっと。そして、それを入れ替わり立ち替わりサポートする叔母たち、更に小学生になると女の子の孫たち(それが私)も引っ張り出されて。
ずっとお酒を飲んで顔を赤らめて(そのうち大いびきをかいて寝始める始末)、おせちをつまんで、煙草をふかしているだけでの祖父や叔父たちをよそ眼に、女たちはずっと働き通し。男の子のいとこたちもずっと遊んでいるのに、用事を頼まれるのは女の子の孫だけでした。
今更どうこう言って仕方ない、時代だったのでしょうけどね。
ただ今思うと、せっかくなら祖母から料理の手ほどきを受けておけば良かったと後悔しています。祖母は料理上手だったので(どれもこれも本当に美味しかったし、手早かった)、全部メモしておきたかった。それさえあれば再現できるのにな。残念…。
幸いにも夫の実家からは、「お正月は別々に過ごしましょう」と結婚当初から言われているので、そのような面倒に巻き込まれたことはありません。
コロナ禍前は、旅行に行ったりと自由に過ごしていたようですね。
夫の実家がこんな感じなので、私も実家に帰省できないでいます。
かなり遠方なので、短い冬休み期間では時間がもったいなくて帰れないということもありますけどね。
本心はもちろん帰りたい。
子どもたちに一度は、賑やかなお正月を体験させてやりたいなという気持ちもあったのですが、もう時すでに遅し、子どもたちも大きくなりすぎて、用事も多く忙しくなってしまったので、もうこの形で落ち着いてしまっています。
家族だけなので、誰に見せるわけでも、誰に格好つけるわけでもないので、毎年私が好きなように整えてしまっている感じですね。
今年はこれだけです。
年末の年越しそばは、
麺つゆに鶏を入れるだけ。
夫も息子も喜んでくれるので、ここ数年定番になっています。娘はそばが大の苦手なので、一人でラーメンを作って食べておりましたが。
一応、麺食べるのね。(笑)
そのまま年越しそばの具が翌朝のお雑煮に回ります。(年末にそれを見越して多めに具を用意しています。)
おせちは買っています。
正月の雰囲気だけ味わえればOKというスタンスですね。
だて巻き、紅白なます、かぶの甘酢漬け、田作り、栗きんとん、黒豆など作っていたときもありましたが、どれもあまり皆の箸の進みが良くなく、止めてしまいました。
結局、私が無理して食べるだけですからね。
特に子どもたちには大不評で…。もう既製品だけでいいやと。
今は、お雑煮と筑前煮(がめ煮、いり鶏)しか作っていません。煮物もお重に入っている(一つひとつ形が分かるように煮た)上品なものではなく、家庭的なものです。
私は鶏が好きなのですが、夫は豚の三枚肉が入っているのが好きなので、両方入れています。最初から味出しに鶏を、豚は最後に投入して。(最初から入れると旨味が抜けてカスカスになってしまうので)
既製品のおせちが少なくなってきたら、別途買ってきたかまぼこやだて巻き、昆布巻きを足していく感じですね。
これで正月料理は終了です。
実にあっさり。全くSNS映えせず。(大笑)
皆さま、引き続き良いお正月をお過ごし下さいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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