こんにちは。
春になり、お子さんに何か習い事をさせてみたいなとお考えのママさんたちも多いのではないでしょうか?
とはいえ、初めての子だと、
何歳から習い事って始めた方が良いの?
具体的に習い事って何が良いの?
当然、初めのことで迷いが出てきますよね。
そこで今回は、姉弟の2人を育てて経験したことをお話しできたらと思います。
悩めるママさん、パパさんたちのちょっとでもヒントしていただけたら嬉しいです。
第1子・娘のときは?(乳幼児期)
初めの子は、女の子だったので、1才になるかならない頃から、習い事については気になってました。というのも、当時の私は世間で言われる通り、とにかく知り合いを、ママ友をたくさん作らなければ!と使命感に燃えていたからです。
学生時代からの友人で、同時期にママになった子にはたまにしか会えないし、近所のママたちは転勤属だらけで、いついなくなるか分からないし、それ以外にも知り合いを作らならければ!と。
今思えば、それって母親側の都合であって、本当に子供ためなのかは疑問ですが…。
そこで、我が家の通える範囲で検討してみたのは、
①音楽教室
②英語教室
③絵画・造形教室
④ベビースイミング
⑤幼児向け知能教室
でした。
私自身、あまりの幼い時期からバリバリのお勉強は興味がなく、早期教育には違和感を感じいる派なので。
②と⑤は除外しました。
②は体を動かしながら、遊び感覚で行うなら良いかなという気持ちもありましたが、まずは、英語より母国である日本語でしょ!という思いが強かったので、外しました。
あれこれ検討の結果、我が家は①音楽教室と④ベビースイミングに通うことを決めたのですが、理由は簡単!通いやすさですね。近くないと続かないと思ったので。
当時から近所に③のような芸術系のお教室があったら通わせたかったですけどね。
残念…。
もちろん、親子一緒に参加です!
音楽教室は、1才になってからすぐに入った、本当に初めての習い事でした🎵
集団に慣れてなかった娘も、親子で参加ということで、心理的負担がなく、すんなり溶け込んでくれましたよ。
泣くこともなく。最初は、周りを警戒してキョロキョロしてましたが、親子3~4組程度と少人数だったので、すぐに落ち着いてました。大手の音楽教室だったこともあり、講師の先生も慣れてらして、カリキュラムをしっかりしていたので、回を重ねるごとに楽しんでましたね。
主には体を動かしてながら歌っていました。
その中で、上のお子さんが幼稚園児の先輩ママさんと仲良くなり、平日の午前中に何度か公園で遊んだりしましたよ。その際に、幼稚園選びのコツや児童館の利用法、生活リズムの整え方なんかも教えてもらえました。
新米ママとして、ママ友が欲しい!生の育児情報が欲しい!という目的は達成できました!
ただ、子供によっては集団に慣れるのに時間がかかる場合もありますし、どうにも音楽、歌、踊りに気が乗らず楽しめない子がいたのも事実です。
娘のベビースイミングでは、まさにその気の乗らない子の典型でした…。
1歳7か月頃から始めたのですが…、何ヵ月経ってもプールへの恐怖心がぬぐえず、ずっと泣き通しで…。
もちろん、楽しんでる子はたくさんいましたよ!
プールを見るだけで、ピョンピョン跳ねて喜ぶ子もいましたし、最初は集団やプール自体に恐怖を感じて泣いていた子も、回を重ねるごとに慣れてきて、楽しめるようになっている子もたくさんいました。
でも、肝心の娘はどうにもならず、親子で疲れ切り、結局、半年ちょっとで諦めて辞めてしまいました。当然、全く知り合いもできませんでしたね。毎回、子供は泣いてて、それを必死でなだめているママなんて、話しかけてくれませんよね。
この幼児期に習い事をやる主なる目的が、
親子で知り合いを作ること!
だったのですから、子供が楽しめないなら、ある程度で見切りをつけてしまったのは正解だったと思っています。
第1子・娘のときは?(幼稚園児以降~)
結構重要なことですが、親子で参加する習い事の終わりは、幼稚園入園と重なります。
ただ、その子その子の育ちは非常に違いが大きい時期ですよね。年少で、一人で習い事に参加して、身に付けていくことができる子もいれば、年中、年長と待った方が良い子がいることは確かです。
娘は、年少で音楽教室を卒業し、年中よりピアノの個人レッスンを習い始めました。
彼女の場合は、この年齢で身に付いてってるなと実感できました。私も後ろでレッスン内容を全て聞き、家で親子で復習をしていましたが…先生に言われたことをある程度理解をしていましたからね。
もちろん、不十分な点もあります。まだまだ、子供に完全に任せきりにするには早いと感じていたので、私がフォローしていました。完全に一人立ちは、小学生中学年ごろになってからだったでしょうか。
ちなみに、プールはそののち小1まで恐怖症でしたが、小2になり改めてスイミングスクールに入り直しました。
もちろん、子供だけのレッスンです!
2年間続けた結果、恐怖症は消え、学校のプールの授業で困らない程度の泳ぎはできるようになりました。
やっぱり、始めるのに適切な時期があるのも確かですね。
だから、幼児期にダメだったからとあきらめないで下さいね。
1歳~幼稚園年少まで音楽教室、
1歳7か月~半年間、ベビースイミング、
4歳~12歳まで個人のピアノ教室(途中、小1から先生を替えています。)、
小5、6年の2年間、中受用の塾
になります。
本当はダンス系、特にクラシックバレエをさせたかったのですが、本人が「絶対嫌っ!」といって頑としてやらなかったので、母の夢は儚く崩れ去りました…。
第2子・息子のときは?
この経験を踏まえて、下の息子の習い事選びが始まりました。
親子で知り合いを作りたい!というのは、第2子では必要を感じなかったので、一人でレッスンを受けられる年になってから習い事を始めさせようと考えていました。周りも、二人目以降はそんな考えの人が大半でしたね。
幼稚園に入園してから、習い事を始めるタイミングと具体的に何が良いか?を見計らっていたのですが…、男の子でかつ早生まれの息子は、本当にのんびり成長で、年少はほぼほぼ赤ちゃん、年中になりようやく集団の中にいる自分に気付いたくらいの子で…。
ピアノが良いかな?それとも、体を動かす系かな?と決めかねてたのです。
お友達を見回せば、やはり人気はピアノ、体操、ダンス、スイミングといったところでしたが、どれも息子の個性には違う気がするなと思い、
息子の好きなことは何だろう?
と思い返してみたのです。当時、廃品製作が大好きだったので、造形教室に入れてみることに。(娘のときにはなかったお教室が、息子のときには比較的近所にできていました。)
これがどんぴしゃではまり、これでもかと笑顔が見れ、みるみるうちに積極的な子に変身しました。
言葉も遅く、年少、年中とみんなの弟のような存在だった子がです。あまり焦らず、周りに流されず、時期を見極めて、習い事を決めるのもまた一つの手ですね。
今現在、絵は緻密で個性的なものを描き、工作はかなりのアイデアマン(習い事のお蔭でかなり知識も経験も豊富です。)なので、この分野では、小学校でも一目置かれているようです。才能凸凹でかなり個性的な子ですが、これだけはというものができたので、心底良かったと思っています。
ちなみに、あまりに楽しそうに造形教室に通う弟の姿を見て、姉である娘は嫉妬しています。
私も純粋に楽しめる習い事をしたかった!!!
と。その言葉を聞くと、私的に申し訳なかったなあと後悔の念が残ります。
以上より息子の習い事遍歴は、というほどのものはありませんが、
年長から造形教室、
小1から公文(算数のみ)
小2の終わりから公文(英語を追加しました。)、
小3が落ち着いてきたらスイミングを始める予定です。
将来的に中受をするか未定ですし、塾にも入れるかどうかすらも未定ですね。彼のこれからの成長具合を見て、判断しようと思っています。
ちなみに、公文に入れた理由はこれです。
やっぱり、計算力と英語は地道な積み重ねが大切だと実感したので、王道の公文を選択しました。特に息子のように理解に時間がかかったり、得手不得手がある子には、時間をかけて着実の身に着けさせるのが一番かなと思い通わせています。その成果は?またいつかお話しさせていただければと思っています。
まとめ
我が子はもちろん、他の親子を見て実感したのは、
0~2才くらいまでに始めるのは、どの習い事にせよ、その習っていることをしっかり身に付けて欲しいというより、
集団に慣れる、
親子で楽しめる
この2点がクリアーできていれば充分なのではと思ってます。
初めての習い事は何歳から何がいい?と迷っているママさん、パパさん。まずは、目的をはっきりさせましょう!
親子で知り合いを作りたいのか?
それとも、
子供の身になる習い事をさせたいのか?
前者なら、0~2才までに、親子で参加ができて、かつ子供が楽しめる習い事をさせるべきです!
後者なら、よく子供の成長具合と性格を見極めて下さいね!
先生の話など、指示をする人の言葉をどの程度理解できますか?
ある程度、自分で理解できる年齢にならないとやらせても意味がないと考えています。更に自分を律して積み、コツコツ重ねができる子なら、ピアノ等練習が必要なのもお勧めですが、それがまだ難しいなと思うなら、その時楽しめる習い事で充分なのではと思います。
それでも、好きでやってるなら意味はありますよ!
幼少期はぼんやりさんで、今才能凸凹個性的な息子も、絵画や造形という得意分野ができたことで自信につながっていますからね。習い事は、ある程度辛くて忍耐で積み重ねるものと考えていた私の価値観を、息子は良い意味で裏切ってくれました。
どうぞ恐れずに、どんどん目の前にいるお子さんに習い事というプレゼントをしてあげて下さいね。
本日は最後までお読みいただき、ありがとうございました。