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※※2021年6月25日のブログ記事を一部更新して、再投稿しています。
こんにちは。竹みかです。
冬用のコートなどあまり汚れないかもと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、案外、コートの中で汗をかいているものです。
やはり、匂いや汚れが気になります。
そこで、大掃除で忙しい時期ではありますが、ここは一挙に今年の汚れは今年のうちに落としてしまおう!
というわけで、ずぼら主婦が家でダウンコートを洗ってみたレポートです。
はじめに
私も夫も流行の服に関心がないので、ずっと同じダウンコートを毎冬愛用しています。
夫はライトオンで、私はユニクロで購入したもので、10年以上使っているかも。
高価な品ではありませんが、やはり日本ブランドの製品は持ちがとってもいいですね。
ただすぼらな私は、毎年、どう洗うのが正解なの?と迷いつつも。
購入した値段を考えるとクリーニングに出すにはちょっとね……と考え、家で適当に洗いしまっていたのです。
今年こそは、きちんと丁寧に手洗いしてみるぞ!と思い立ち、あれこれ調べてみたところ、洗濯王子こと中村祐一さんのご紹介する方法が、
・家にある材料だけで洗うことができる。
・さほど手間がいらずに簡単にできそう。
・にもかかわらず、洗い上がりはよさそう。
と、まさに理想的じゃない!と思い、挑戦してみることにしました。
その結果はいかに?
参考にさせていただいたサイトはこちら!
*いかんせん、掃除や洗濯があまり好きではなく、基本ずぼら主婦が解釈し、行っていますので、抜けや勘違いが多少あるかもしれません。
忠実に行いたい方は、元のサイトをお読みいただけたら幸いです。
では、ずぼら主婦でも長年愛用してきたダウンコートをきれいに蘇られることができるのか?
ご期待くださいませ。
例年はどのように洗っていたのか
夫のダウンコートです。
黒なので汚れが目立ちませんが、この冬は、毎日これを着て出勤なりお出かけなりしていたので、相当汚れているはず。
こちらは、私のダウンコートです。
かつては、何着かその日の気分や出かける場所に合わせてコートを替えていましたが、ここ最近は、このダウンコートが一番軽くて暖かいので、もっぱらこればかり着ています。
相当、汚れていますね。
色が茶色なので分かりにくいですが……
例年は、ひと冬着続けたら、何となく手洗いしていました。
まさにずぼら主婦って感じです。
手順としては、
・洗面台にて中性洗剤を適量入れ、それをぬるま湯で薄めた溶液を作る。
・その溶液にダウンコートを入れて適当に押洗いする。
・ぬるま湯を替えつつ2回ほどすすぐ。
・最後は、ざっくり上から押して水分を出す。(何となく脱水した感じで)
・干す、ひたすら乾くまで陰干しする。
といった感じでした。
偶然にも、私のも夫のも手洗いできるダウンコートだったからよかったものの、今回調べていたら、本来はダメな製品もあるようですね。
ちゃんと下調べをしてから手洗いはしないといけませんよね。
洗濯王子推奨の洗い方に挑戦する前の下準備
<下準備①製品表示の確認>
ものすごく汚く、読みにくくてすみません。
夫のダウンコートの製品表示です。
ダウンコートをお家で手洗いする前は、製品表示を確認しないといけないそうです。
洗濯機マークであったり、手洗いマークのあるものだったりしたら、家で手洗いすることが可能です。
おしゃれな製品で、シルクやレザーが使われているようなものだと、手洗いは不可でクリーニングに出すしかないようですよ。
ご覧の通り、我が家のダウンコートは手洗いマークがついているので、家で手洗いOKなことがわかりますね。
<下準備②使う道具の用意>
使う道具は、なんとこれだけです。
固形石鹸 1個
スポンジ 1個
※研磨剤の含まれていないもの。
中性洗剤 小さじ1/2
ぬるま湯 1リットル
*写真では、ピンクの風呂桶に中性洗剤とぬるま湯が既に混ぜ合わされています。
さすがにどのご家庭でもあるものばかりですよね。
この少なさに、私はひかれました。
これなら、ずぼら私でも毎年続けられそうです。
洗濯王子推奨の洗い方に挑戦!
ダウンコートを広げて、濡らしたりシャワーをかけたりするので、私は、洗面所ではなく、風呂場で行いました。
ご家庭の洗面所の広さや、お持ちのダウンコートの大きさ等を考慮して、どこで作業をするかご判断してくださいね。
*これからご紹介する洗う手順の写真は、全て夫のダウンコートになります。
では、手順に移ります。
①水で濡らしたスポンジを使い、手垢や皮脂汚れのついている個所を濡らします。
首周り、袖口、ポケット、ファスナーのあたりが重点ポイントになるそうですよ。
②濡らし箇所に固形石鹸をなすりつけます。
わかりにくくてすみません。
首周りやポケット部分に固形石鹸を塗りつけています。
③水で濡らしたスポンジで、②の箇所をこすります。
汚れのひどいところは、特に強めにこすっておきますよ。
④中性洗剤の溶液を含ませたスポンジで、全体をこすります。
固形石鹸を塗りつけた個所も含めて、全体を円を描くようにこすっていきます。
*力を入れ過ぎずに、靴磨きの要領で。
*見える表面だけではなく、背中、袖(隅々まで)、特に内側も忘れずに!
⑤シャワーで洗剤を洗い流します。
水を含むと、想像以上に重くなりますが、ここは我慢して、ぬるま湯のシャワーで何度も洗い流します。
*泡が出なくなったらOKです。
⑥洗濯機の脱水にかけます。
今まで私は洗い終えたダウンコートを手で押して水を出していたのですが(洗濯機の脱水にかけてはいけないと、勝手に思い込んでいました)、かけて大丈夫なようですね。
ただし、以下の手順で行いますよ。
・洗濯機に入れる前に、ダウンコートをある程度形を整えて折りたたむ。
・そっと洗濯機に入れる。
・洗濯機の脱水に3分だけかける。
という流れになります。
折りたたんで入れることと、脱水時間は3分だけという注意点は守った方がよさそうですね。
⑦洗濯機の脱水が終わったら、ハンガーにかけ、形を整えてから、風通しのよい場所で陰干しします。
中のダウンがよれている場合があるので、この時点で形を整えることは重要ですね。
*ダウンコートに限らず、デリケートもののは直射日光に当てると劣化が早くなるので、陰干しをすることもまた重要ポイントですね。
⑧完全に乾いたら、乾燥機にかけます。
脇の下や内側、ポケットの内側など乾きにくいところまで確認し、完全に乾いたことが確認できたら、ご自宅の乾燥機にかけてください。
それにより、羽毛がよりふわっとして仕上がりがよりよくなるそうです。
ただ、我が家の洗濯機が古すぎて、乾燥機機能がほぼ役に立ちません。
そんな場合は、乾き上がりにパンパンと全体を叩くことで代用できるそうです。
では、仕上がりは、
こんな感じです。
色が黒なので、汚れが落ちたかどうか非常に分かりにくくて、すみません。
すっきり清潔な香りになりました!
きちんと皮脂汚れが落ちました!
それと、全体的にふっくらした仕上がりになりましたよ。
中のダウンが膨らみを取り戻したのですね。
満足な仕上がりです。
私のダウンコートも同じように手洗い脱水し、乾かし、最後に手でパンパンしました。
冒頭の写真のように、
色もきれいに茶色を取り戻し、もちろん、全体的に清潔な香りになり、ダウンもしっかり膨らみを取り戻せました。
大満足な仕上がりです♪
感想
愛用のダウンコートを洗濯王子の中村祐一さんがお勧めされる方法で、手洗いしてみました。
結果は大満足です!
手洗いするための道具をそろえるのは、まったく手間がかかりません。(特殊な道具も洗剤も薬品、薬剤もいりませんからね)
手間も思ったよりかからず、時間も洗濯機でも脱水時間を含めても、1着15分もあればできました。
結果として、例年行っていたなんちゃって手洗いとそんなに手間も時間も変わりませんでしたしね。
にもかかわらず、仕上がりはとてもいいです。
汗皮脂汚れが落ちたのはもちろんのこと、ふんわりとダウンが蘇ってくれたのが一番の収穫です!
製品表示の確認は必要ですが、それがOKなら(洗濯マークか手洗いマークがついていれば大丈夫です)、あなたのお時間に余裕があり、天気のよい日に愛用のダウンコートをお家で洗ってみませんか?
ダウンコートもあなたの心もすっきりしますよ♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ポチっとしていただけたら嬉しいです。