※本ページには、プロモーションが含まれています。
こんにちは。竹みかです。
昨日に続き、授乳のお話をさせていただければと思っています。
elevator-technician.hatenablog.com
初めての出産、子育てで情報が足りなく、手探り状態だった私は、通っていた産婦人科の方針にどはまりし、異常なほど母乳育児にこだわってしまいました。
本来は、もっと自分で調べたり、先輩ママたちの話を聞きいたりすることで視野を広げ、選択肢を増やしておくべきだったと後悔しています。
出産前の私は、まさか自分のおっぱいが出ないなんて想像すらしていなかったのです。
実際には、なかなか出ないおっぱいに焦り、体も心も悲鳴を上げ、生まれたばかりの娘にも過酷な生活を強いてしまった気がしてなりません。
そんな反省と後悔の気持ちも込めつつ、第二子の息子の母乳育児を中心に、後編を綴っていきたいと思います。
3人目を完ミで育てると決めたママのお話
ちょっとここで、私の話はおいておいて、 第二子を同時期に妊娠していたママのお話をしたいと思います。
そのママは、上の2人の子は2歳違いで、完母で育ててたそうです。
想像を絶する大変さだったとか。
彼女いわく、「もう~生きてるだけで精一杯だったわ~。」と。
そりゃそうですよね。
ところが、これで私の育児は終わりと思っていたときに第三子の妊娠が判明。
迷いはあったそうですが、産む決意をしたそうです。
それと同時に考えたことがあったそうで、このお腹にいる子はみんなに育ててもらおう!と。
上の子たちも大きくなってきているし、女の子姉妹なのでお手伝いも十分できる。夫、両親、義両親、上のお姉ちゃん二人、何ならそのお友達も含めて、いっぱい抱っこして、お世話してもらおうと。
ある一定年齢以上なら、教えさえすれば男女関係なく、おむつ替え、洋服のお着換えくらいはできますからね。
そして、母乳ではなく、ミルクなら、誰でもあげることができます。
だから、思い切って完ミにしよう!と決めたそうなのです。
なるほどねと、思わずうなってしまいました。
人によっては、それってママが楽したいからでしょと思われるかもしれませんが、発想の転換ですよね。
赤ちゃんをみんなで育てる!
私は、その話を聞いた瞬間、なんて素敵なの🎵と思いました。
このママの場合、上の子たちの育児で苦労したからこそ出た言葉かもしれませんが、確かにミルクなら、ママでなくても誰でもあげられますよね。
誰でも育児に参加ができます。
私の価値観がぐらっと揺らいだ瞬間でした。
すると、私も二人目の出産を控えて、迷いが出てきたのです。
あくまでも完母を目指すか?
最初から混合にするか?
完ミという選択肢もあるよね!
どうしよう???
一旦、頭を整理してみることにしました。やはり私は、第一子の育児手の際、泣いたたり、寝かしつけをとなったりすると、おっぱいに頼りまくっていたので、それがなくなると自分の育児が根底から崩れてしまうと思ったのです。
結局、ミルクではどう寝かしつけてよいかわからなかいという不安から、完ミは選択肢から外しました。
ただあとは、成り行きに任せようと思ったのです。
第二子の息子が産まれて変化した思い
息子は予定日よりも10日前に、すんなりと出てきてくれました。
ものすごい時間をかけ、労力を費やし、道を作ってくれていた娘に感謝ですね。
その感謝は、母乳にも通じるものがありました。
元々、スロースターターの私のおっぱいは、最初こそあまり出てくれませんでした。
10日ほどは混合になりましたが、あとは完母に移行できました。
それには、第2二子だったということだけではなく、その他に3つの理由があったのではと考えたのです。
①男の子なので、強い力で乳首をくわえ、最初からガンガン吸ってくれたので、乳腺の開通が早かった。
②病院の側の指導が変わった。
第一子のときは、「とにかく吸わせて!」と根性論一点張りでした。
第二子のときには、その根性論はすっかり影をひそめ、ちょっとでもおっぱい関係でトラブルがあると、乳腺マッサージに積極的に行くように勧められるようになっていたのです。
それにより、定期的に乳頭の状態を見てもらえ、適切な処置をしてもらえるようになりました。
更に、入院中に幾度となくマッサージをしてもらえたため、乳腺開通が本当に早かったのです。
まあ~、マッサージ後のおっぱいは熱く、熱を持つので、なかなか眠れなくなりますけどね。
母乳の出は驚くほど増えました。
③私の気負いがなくなった。
もしも母乳の出が悪いなら、第一子のときのように心身を壊す前に(冷静の考えれば、心が壊れる寸前だったのではなく、あれは壊れていました。)、混合なり完ミなりに移行すればよいと思えるようになっていました。
このマインドが、結果的にスムーズな授乳のつながった気がします。
早い段階からトラブルもほとんどなかった
ため、息子が私のおっぱいに吸いつく姿を冷静の見ることができ、純粋に我が子が
可愛い
愛おしい
と毎日何度となく思うことができたのです。
これって、この上ない幸せですよね。
母乳もミルクもどちらも正解
私は結果的に二人とも、生まれてしばらくは混合、その後は完母で育児をしました。
これが正解とも不正解とも言えません。
栄養面で言えば、前回の冒頭でお話した通り、母乳は優れています。
だからと言って、ミルクが優れていないわけではありません。
ミルクの栄養価は、日々進化しており、母乳との差はなくなりつつあります。
聞いた話によると、たくさんのママから母乳を提供しもらい、それを専門施設で研究に研究を重ね、改良を繰り返し製品化されているそうです。
何も心配する必要はありませんよね。
ママからの母乳を伝って与えられる免疫だって、半年から1年もすれば、どの子も切れてしまいます。
正直、「この子はミルク育ちだから体が弱いのよ!」なんて話聞いたことありませんいし、母乳だから強いってわけでもありません。
よく話題になる赤ちゃんのうんちも、母乳は吸収がよいからカスが残らず、回数が少なくなる=便秘になりやすいという説と、
ミルクの子の方がうんちが固くなる=便秘になりやすいという説と両方を見かけます。
完全に矛盾してますよね。
ちなみに、娘は超便秘症で何度も病院のお世話になりましたが、息子はお腹が弱く、おしっこと同時にうんちをしていまうような子でした。
たった2例だけでも、この議論は意味がないことがおわかりいただけますよね。
そう、世間でよくいわれている、体の強さ、免疫力の強さ、うんちの具合などは、母乳やミルクの差なんてほとんどなく、個体差に過ぎないのです。
その子その子の個性です!
育児の大変さだって、どちらもどちらですよね。
母乳はいつでもどこでもあげられますが、その分、ママの体は酷使されます。
場合によっては、かなり睡眠が削られますしね。
何となくぐずっていたり、寝かしつけだったりには、結構おっぱいは役に立ちますが、ママ以外の人に預けるのが難しくなります。
一方で、ミルクは哺乳瓶の消毒や外出時の持ち運びは大変です。
まめな衛生管理も必要になります。
ただ、まとめて寝れくれて楽だったり、ママの睡眠も確保しやすかったりします。
ぐずりや寝かしつけはそれなりにコツが必要ですけど、ママ以外の人に預けやすい!これは最大のメリットですよね。
保育園に0歳児から預けるなら、哺乳瓶でミルクはマストですよね。
母乳、ミルクそれぞれにメリット、デメリットがあるのです。
最後に(大切なのはママが笑顔になれること)
母乳か混合かミルクかの、唯一の決め手になるとしたら、ママの健康これにつきます。
産後は体を休めないと回復しません。
若いから、体力があるからと無理をすると、更年期で辛い目に合うともいわれています。
ただでさえ、産後は女性ホルモンが激減し、更年期のような症状が一時的に起こりやすくなります。
睡眠を取り、体を休め、心の元気を取りも出さないといけない時期なのです。
ここで無理をすると、私の第一子のときみたいに、何をしてもネガティブな感情しか起こらなくなってしまいます。
あの状態は危険すぎで、誰にもお勧めできません!
ちょっとしたタイミングの差でよからぬことを起こしていたかもしれませんからね。ほんのちょっと運がよく、私も娘も生き残ったのです。
もしどうしても、完母にこだわるなら、授乳以外の育児、家事は出来る限り他の人にお願いすべきです。
夫はもちろん、両親、義両親、親類、上の兄弟、保育士さん、家事の外注等など。
便利なサービスも今は充実していますしね。
これは贅沢ではなく、ママと赤ちゃんが健やかに過ごすためにマストな経費です!
もちろん、ミルクでも混合でも周りの人を使いまくって、ママはお休みしてくださいね。
ママの心が安定することで、おっぱいの出が変わることもあります。
そして、助産師外来でおっぱいを診てももらうのもお勧めですよ!
そこで専門家の意見を聞くだけも気持ちが変わりますからね。
マッサージ効果で、おっぱいの出が変わることもありますしね。
くれぐれも無理はしないで!!!
外野は好き勝手言ってくるかもしれません。
考えを押し付けてくる人もいるでしょう。
そんな言葉は適度に聞き流して、どうか貴女と赤ちゃんが笑顔でいられる道を選んでくださいね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
健やかで美しい髪を目指す貴女へ
「竹みか」サブブログ『健美髪日記』のご紹介
https://sub.mamatomo-zero.com/
ポチっとしていただけたら嬉しいです。