こんにちは。
ママ友ゼロ母です。
突然ですが、
子供の肌って、大人より薄くて乾燥しやすいので、どうケアしてあげれば良いのか気になりませんか?
このような問題って時代によって考え方が違い、対処法も違ってくるので、迷いどころですよね。私の母親世代(70代~)になんて聞くと、
日光の当たれば強くなる!
なんて、小児科の先生から言われてたそうで、赤ちゃん時代の私と兄に日光浴させていたとか。
今では考えられないですよね。むしろ、紫外線を避けるために赤ちゃんの頃から、日焼け止めクリームを塗ってあげる時代ですからね。
実際、私自身が子供を持つ身になると、私も夫も肌が強くなく敏感肌なため、子供たちの肌のケアはとても気になり始めましたのです。その心配ゆえに、結果的には娘と息子でそれぞれ違う対処法になり、結果にも差が出てしまいました。
今回は、そのお話をさせていただけたらと思います。
悩めるママの少しでも参考になったら嬉しいです。
近しい親族に肌の弱い人いませんか?
ママもしくはパパ、それぞれの親族(兄弟、親、祖父母あたりで)に肌の弱い人はいませんか?
もし一人でもいるなら、要注意ですよ!
私の感覚的なものであって、医学的な統計ではありませんが、肌の弱い子のママに聞いてみると、たいがい親しい人によく似た体質の人がいるものです。
我が家の場合は私も夫も肌が弱いので、当然のように子供たちそれぞれに遺伝してしまいました。
娘への対処法は?
上の娘が産まれたとき、正直迷いました…。
- 保湿剤を塗ることで乾燥を防ぐ。
または、
- 保湿剤自体が肌に強くて合わない可能性があるから、あえて何も塗らない。
目の前にいる我が子が肌が弱いであろうことは、容易に予想がついたのですが、考えに考えて後者を選びました。
私自身、化粧品が合わなくて、肌が荒れてかゆくなったり、シャンプーでも同様にかゆくなってしまうことがあり、あまり信用ができなかったことがあったからです。
まして、新生児の肌だしと思うと、怖いなあと…
当然、冬の乾燥(我が家は盆地特有の風により、冬場は乾燥地帯で有名な場所です。)でほっぺは真っ赤にただれました。さすがにそのときは、小児科で保湿剤をもらいましたが、塗るのは、病院でもらうもののみとしてたのです。
乳児性のほっぺの赤いただれは、薬のお陰か、季節が移り変わったためか、しばらくして治りました。
ただ、今度は汗をかく季節になると、足や手を曲げた内側がかゆくなり、かいてしまいました。乾燥の季節になると、これまたかいてしまうの連続でしたね。
その都度、ひどくなると小児科で塗り薬(ステロイド系の塗り薬と保湿剤)をもらい、毎日それらを塗ってかゆみを抑えてました。
小学生になると、アトピー性皮膚炎と診断されました。
ただ、かゆくなる部分は決まっていて、広範囲に広がるような重症ではなかったので、かゆくなると小児科でもらった薬を塗るという生活をしてたのです。
根本的な治療(かゆくなくても薬を塗り続けること)をお医者さんより提案されましたが結局、対処療法で済ませていました。
*これには賛否両論あります!
今はステロイド系の塗り薬を徹底的に塗って、小さいうちに治してしまうことが主流なようです。その後も本人主導で、保湿をしっかり行い続けることで、きれいな肌を保っている子もたくさんいるとか。
ただ、ステロイド系の薬は使わない!と決めて、お医者さんを巡りに巡って完治できたというお子さんもいました。どちらが絶対とは言えませんね。親御さんの考え方次第ですね。
娘は、小学校高学年になる頃には、この対処療法でも汗でかゆがることはなくなりました。年齢とともに肌も強くなっていった感じですね。冬の乾燥も手の甲に保湿剤を塗るのみで大丈夫になったのです。
ただし、市販の保湿剤は合う合わないがあり、合わないときは赤くただれてしまうため、新しいものを試す時はごく少量からにし(いわゆるパッチテストのような感じですね。)、慎重にしています。
ただもちろん、まだまだ油断はできません!思春期以降、ストレスがかかれば、いつアトピー性皮膚炎が再発するとも限りませんからね…。
息子への対処法は?
今は症状が落ち着いているものの、まだ完治しきれたとは言えない娘への対処法は正しかったのか?
と疑問が残っていました。
なので、二番目の息子のときは生後すぐに迷いなく、保湿剤を買いました。というのも、ある小児科医の記事が目に留まったのです。
0歳児のときから、保湿剤を塗っていた子は、アトピー性皮膚炎を発症するリスクが低い。
*元記事を探し出すことができませんでした。すみません。
8年ほど前のパルシステムの乳幼児用冊子「yum yum」に掲載されていた小児科医の先生のお話でした。
同内容と考えられる国立成育医療研究センターのリンクはこちらになります。
赤ちゃんの保湿の重要性、特にアレルギー発症リスクを低減させられるという内容で書かれていますよ。発症リスクが3割減だったそうです。
皮膚バリア機能の弱い赤ちゃんは、日焼けや皮膚の乾燥により、簡単にバリア機能が破壊されてしまうため、アレルギーの原因となる物質を体内に取り込みやすくなってしまうそうなのです。
だから、常に保湿をしてやり、肌を潤わせてやっておく必要があるわけですね。
というわけで、
当然、娘のときと同じ迷いがありましたが、今回は前者を選択しました。とりあえず、合わなかったら止めれば良いと、天然ヨモギ成分の保湿剤2種類(化粧水と乳液です。)を買ったのです。
*パルシステムで販売されている「コープ プイプイ」スキンケアローションとクリームのセットです。
幸いその保湿剤は、息子の体には合っていたようでした。
でも、やはり乳児性のほほの赤いただれは起こりましたし、汗や乾燥でかゆがることはあります。ひどくかき壊してしまったこともあり、小児科に連れていき、ステロイド系の塗り薬をもらったこともあります。
小2の現在に至るまで、アトピー性皮膚炎の診断は受けていません。
相対的に見れば、娘よりひどくなることは格段に少なく、かき壊して、病院に行ったのも上記の一度のみです。もちろん、元々の体質の違いもあるかもしれませんが…。
幼稚園の年長の時に、私の手違いで2週間ほど愛用の保湿剤を切らしてしまったことがありました。今までは常に在庫を持っており、欠かしたことがなかったのですが…しばらくすると、
かゆくて仕方がない。
と息子が言い出したのです。2週間ぶりに保湿剤が届き、塗るのを再開しました。しばらくは、かゆがっていたのですが、ほどなくして落ち着きました。
ああ、やっぱり効果があったんだ!
と納得。小学生になってからも、使い続けています。
何より、
お風呂上がりに、ママの手で塗ってもらうと気持ちいいんだよね。🎵
だそうで。スキンシップの意味合いもあるのですね。
まとめ
やはり、お子さんの肌が心配ならば、
0歳児のときから保湿剤を塗ることをお勧めします。
ただ、保湿剤にもたくさんの種類がありますよね。
まずは、パッチテスト(ごく少量を腕の内側に塗ってみて、様子を見る。)を行い、お子さんの体質に合うか確かめてから、使ってみて下さいね。
そして、湯上がりすぐが、保湿剤を塗るタイミングです!
お風呂から上がったら、体の水分を短時間でさっと拭き取り、保湿剤を適量塗ってあげて下さいね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
2021年4月15日更新