こんにちは。
40代を過ぎて、ご自分の髪を見て、
あれっ毛量少なくなってない?
おでこが広くなってきたような?
生え際が後退していない?
分け目が明らかに薄くなってきていない?
頭頂部がさみしくなっていない?
なんて気になることありませんか。
現在私は45歳になります。
43、44歳あたりから上記のようなことが気になって気になって仕方なくなってきました。そんな観点で、周りも女性たちを見回してみたら、男性だけではなくて、女性もかなり高い確率で薄毛になってるじゃない!と気づいたのです。
いや~恐ろしい。
できれば、私は避けたい!そう思って、何が原因なのか調べるところから始めました。
その原因を追究していたら、色々と理由があることは分かってきたのですが、何より髪の洗い方と乾かし方に問題があることが見えてきました。
今回は髪の洗い方と乾かし方について詳しくお話ししてみたいと思います。
それを実践している私の現状についても、合わせてお話しします。
是非、一緒に毛量維持、できればアップを目指してみませんか。
加齢による薄毛や抜け毛の原因って何?
CMなんかで見ていると、薄毛や抜け毛は、毛穴の皮脂汚れが原因という話をよく聞きますよね。
もちろん、それは合っています。
ただし、その皮脂を落とそうと考えるあまりに、洗浄力の強いシャンプーを使用したり、必要以上にシャンプーの量を増やしたり、1日朝晩2回など洗髪の回数を増やしたり、していませんか?
実はこれらの行為は、髪の毛にとってNG行動で、頭皮を必要以上に乾燥させてしまうのです。
乾いた頭皮は、バリア機能を低下させ、フケやかゆみを引き起こし、髪の発育機能をも低下させしまいます。また、頭皮を守ろうと、返って皮脂を余計に出してしまうのです。
これでは返って、髪のダメージを促進させてしまいますよね。せっかくのお金と労力が台無しです。
そこで、正しい髪の洗い方が大切になるのです。では、ご紹介します!
正しい髪の洗い方とは?
まずは、いつもを行っている洗髪方法を思い浮かべてみて下さい。
もしかしたら、汚れを落とそうと、ゴシゴシ力を入れて頭皮を洗っていませんか?
または、髪を洗うという言葉通り、頭皮ではなく、髪の毛を擦るように洗っているだけになっていませんか?
残念ながら、どちらも誤った洗髪の方法なのです…
では、正しい髪の洗い方とは、
①入浴前によくブラッシングをします。
(既に1日生活して出た、抜け毛や、髪に付いた汚れ、ホコリを取るためです。)
②シャワーを浴びながら、爪を立てずに指の腹を使って、揉み込むように予洗いを3~5分行ないます。
(長く感じるかもしれませんが、この時間行うことで、シャンプーを使わなくても、汚れの6~7割は落ちると考えて下さいね。)
③シャンプーの泡立ちを良くするために、手を石鹸で洗い、お湯で温めます。
④お使いのシャンプーが推奨する量を手に取り、手の平で良く泡立てます。
(くれぐれもシャンプーを出し過ぎないように注意して下さいね。)
⑤泡立てたシャンプーを、髪の根元にまんべんなく付け、髪の毛ではなく、頭皮を動かすようにマッサージしながら、優しく洗います。
(ここでも、爪を立ててゴシゴシするのではなく、指の腹を使って揉む感覚です。)
⑥シャワーヘッドを頭皮に沿わすようにしながら、入念に洗い流します。
(この作業は、とても重要です!洗い残しは、頭皮に雑菌を繁殖させてしまいます…ここでも、爪を立てず、指の腹を使って下さい。)
以上になります。
どうでしょうか?
今までの洗い方とは、全く違っていて、最初は物足りなく感じるかもしれません。
でも、ゴシゴシ爪を立てて力いっぱい洗う行為は、頭皮を傷付けてしまい、フケかゆみの原因になるだけではありません。当然、髪の発育機能を失わさせ、薄毛や抜け毛をも促進させてしまうのです。
また、かつてCMで見ていたような、髪自体を擦り合わせるような行為も、シャンプーの際は必要ありません。ブラッシングと頭皮の予洗い、シャンプーを使っての本洗い方だけで、充分汚れは落ちます。擦ることで、返って髪を絡ませて、傷めてしまうだけなのです。
これらを踏まえて、ぜひ今晩から、正しい髪の洗い方を実践してみて下さいね。
次に、その洗髪とともに、忘れてはならないのが、髪の乾かし方です。
正しい髪の乾かし方とは?
ドライヤーで髪を乾かすと、その熱でオーバードライになり、傷んでしまうから、自然乾燥が1番と思っていませんか?
実は、それは半分当たりで、半分間違っています。
確かに、高温のドライヤーを当て続けると、髪が極度に乾燥して、傷む原因となります。ですから、後程詳しくご紹介しますが、ドライヤーの温度と風量の調節が重要なのです!
一方で、自然乾燥も問題があります。お風呂から上がって、そのまま放置しておくと、季節によりますが、完全に頭皮が乾くまでに時間がかかりますよね。
その間、湿ったままの頭皮は、傷が付きやすく、雑菌が繁殖しやすい状態になります。すると、フケやかゆみの原因となり、嫌な臭いも残ってしまうのです。まさに、梅雨の季節の生乾きの洗濯物と同じ状態です!美容師さんは、目の前のお客さんが、普段ドライヤーで乾かしいるか、自然乾燥をしているか、すぐに分かるそうです。それほどの臭いなのです。自分で確認してできないゆえに、怖いですよね。
もちろん、繁殖した雑菌により、頭皮のバリア機能が落ち、髪の発育環境が悪くなるのは言うまでもありません。
更に、追い打ちをかけるように、濡れた髪で頭皮が冷やされ、血流が悪くなります。そのため、必要な栄養や酸素が頭皮に行き渡らなくなり、抜け毛も増えるのです。
以上から、自然乾燥は、髪にとって良い点がありません。そこで、正しい髪の乾かし方が必要になりますよ。では、ご紹介しますね。
①お風呂上がりは、すぐにタオルを頭に巻き、1~2分マッサージしながら、水分を取ります。
(ここでも、ゴシゴシはNGです!濡れた髪は、摩擦により傷付いてしまいます。)
②タオルを外したら、このタイミングで速乾スプレーや、熱から髪を守る薬剤、洗わないトリートメントなどを付けます。
③髪を持ち上げて、根元にドライヤーの風を当てるようにして、乾かします。
注意1:ドライヤーは、髪の根元から20センチ離します。(熱によるダメージを防ぐためです。)
注意2:1ヶ所にドライヤーの風を当て続けないように、常に場所を替えます。(ダメージ防止と効率的に乾かすためです。)
注意3:後頭部から前に向かって乾かしていきます。(効率的に乾かすためです。)
注意4:ドライヤーは、低温(70℃程度)の大風量で使用します。熱ではなく、風で乾かすイメージで。
④根元が完全に乾き、髪の毛も8割方乾いてきたら、冷風に切り替えます。
(髪のオーバードライを防ぎ、艶を出すためです。)
⑤ドライヤーを止め、ブラシで軽く髪をとかしながら、整えます。
以上です。
根元さえ、ドライヤーできちんと乾かしていれば、自然に髪にまで乾燥が伝わり、乾いていきます。ですから、ドライヤーで髪の毛を完全に乾かすことを目指さなくても大丈夫ですよ。特にロングヘアーの方は、毎晩のこととなると、大変ですからね。
ちなみに、乾かし方を間違えれば、せっかくの髪に良いシャンプーも育毛剤も、効果が半減してしてしまいます!もったいないですよね。
寝る前に、ご自分の髪の毛のために一手間かけてあげて下さいね。
まとめ
加齢による髪の変化は、仕方ないことではありません!
正しい洗い方と乾かし方を実践すれば、髪の傷みもなくなり、抜け毛を減らし、気になる薄毛も目立たなくすることができるのです。
鍵は、常に頭皮の健康を一番に考え、何を優先させるかです。
忙がしいから、疲れているから…
お気持ちは分かります。
髪にボリュームがあり、美しい艶ががあれば、ぐっと若く見られること間違いなしでしょう。気持ちが上がることで、自信がつき、憂鬱な気分も吹き飛ばせますよ!
さあ、今日から実践してみて下さいね。
現在の私
ちなみに、私も上記の髪の洗い方と乾かし方を実践して1年以上になります。
習慣にしてしまえば、全然苦になりません。更に、ずっと悩んでいた頭皮のかゆみも和らいできました!やはり、皮脂が多すぎたのではなく、頭皮の乾燥が原因だったようですね。
他にもあれこれ試してしますが、それの話はまた今度。
とりあえず、保てていますよ。